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古代ギリシャ時代編
外交という名の旅行
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やる事がありません。
私は悩んでいました。村が順調なのはいい事ですが、新しい事もなく特にやる事が有りません。特に冬の間は非常に寒く、ほとんどの村人は外に出ずに引きこもってしまって暇で仕方がありません。
まぁ私も外に出たくないので人の事は言えませんが……。
もう特にやる事もないですね…10年くらい眠るのもいいかもしれませんね。
「創造主様。またアジ連合が会談をしようと言ってきています」
「へー。また何かあったんですか?」
何もこんな時期にやらなくても。
「いえ、どうやら毎年やっている今年の連合方針の決定会議だそうです。後は今年の外交大使を決めるとの事です」
「なるほど。分かりました。村の運営は任せますね」
「はっ。行ってらっしゃいませ」
そういえば前に言ってましたね。各国の王が持ち回りで仲の良い国に挨拶して回るとか。今年は誰になるんでしょう。
「桜様!」
「あっミトさんどうしたんですか?」
「実は村長が護衛をつけるとか言ってて。それで立候補してきました!」
「この村の防衛の要なのによく許してくれましたね。それではよろしくお願いしますね」
「はい!」
「そういえば浮遊魔法は覚えましたか?私は今回あれで体を浮かべて飛んでいく予定です。あれがないと付いてくるのは難しいかと…」
「あれは中級魔法だからもちろん覚えてますよ!安心してください」
私達は丸一日ほどかけてアテーネ共和国にたどり着きました。アジ連合最大の都市だけあって、非常に人が多いですね。人口は5千人程度らしく、少し増えて1070人となった私の国でも比べ物になりません。2人に気づいた衛兵が案内をしてくれました。
しばらく歩いていると大きな議会が見えてきました。
「うわー。初めてみますよこんな大きい建物」
「私も初めて来た時は驚きました。彫刻まで彫られて綺麗ですよねー」
2人が大きな議会を見ていると後ろから声が聞こえてきます。
「自慢の物を褒めてくれてありがとう。命の恩人よ」
「ふぇ!?あっアテーネ共和国王のドナルドさん!」
後ろを見るとアテーネ共和国王のドナルドと魔族との戦いで司令官を務めたキキがいました。
この人達も仕事とかはないんでしょうか。
「王の命を守ってくれた事感謝します桜陛下」
「いえいえ。同盟国として当然です。キキさんのおかげで魔族との戦いに勝利出来ました。こちらこそありがとうございます」
「もったいなきお言葉です」
「少し早かったな。会議は明日なので少し街を見て行かないか?案内しよう」
「いいんですか?ありがとうございます」
私達は最初に市場に案内されました。そこには食べ物から服やアクセサリーまでたくさんの店が並んでいて、共和国の豊かさが分かります。私達は事前に持ってきたアジ連合国共通の通貨ユウロで少し買い物をする事にしました。
「このパン美味しいですね。チーズが付いてますよ。」
「ですね!この葡萄も美味しいですよ」
しばらく買い物をしていると市場の責任者と話をしていたドナルドが戻ってきます。
「楽しんでいるようで何よりだ。もう暗くなってきたな。宿を用意しておいた。案内しよう」
しばらく歩くと綺麗な石造りの家がありました。
「ここは外国の大使などが使う迎賓館だ。家具なども備え付けてあるから自由に使って欲しい」
「何から何までありがとうございます。非常に楽しかったです」
「気にしないでくれ。それでは明日議会で会おう」
そう言うとドナルドとキキはどこかに行ってしまいました。
ベッドもふかふかで、部屋の至る所に絵画が飾られています。まるでホテルみたいです。荷物を置き、私達は横になってほぼ2日ぶりの休憩を取ります。
流石はアテーネ共和国。確かゲームではギリシャの辺りですよね。1回ヨーロッパには行ってみたかったけどこんな形になるなんて思ってもみませんでした。
「それじゃあ夜ご飯に行きませんかミトさん」
「えっ!?まだ食べるんですか?」
「い、いいじゃないですか!それでは1人で行ってきます」
「あっ待ってください!私も行きます!」
今私はアテーネ共和国のとある食事処に来ています。
「見てください桜様!ワインがありますよ!」
「だめですよミトさん!私の国ではお酒は20まで認めてないですからね」
「いいじゃないですかー。一杯だけ」
「だめです。ほら葡萄ジュースで我慢してください」
全く……子供はお酒を飲んではいけません!
そうしていると私の頼んだパスタが来ました。海の近くのため、貝やイカをふんだんに使われています。
いやぁ、パスタがあるとは思いませんでした。結構この時代でも美味しいものが多くて嬉しいですね。少し内陸の私の国では海鮮料理が食べられないので新鮮です。
「ここのご飯美味しいですね!桜様のパスタも少し分けてください」
「いいですよ。そのかわりそのシチュー少しくださいね」
「いいですよ!あっ少しって言ったのに!」
社会は恐ろしい……良い事を学びましたねミトさん。
宿に帰ったら急に疲れて私達はベッドにそのまま倒れ込みます。こんなに眠いのは満腹になったからかもしれません。
「ミトさん。私達の国もこれくらい豊かにしたいですね」
「ですね…。私も頑張ります。おやすみなさい」
「おやすみなさいミトさん」
私は悩んでいました。村が順調なのはいい事ですが、新しい事もなく特にやる事が有りません。特に冬の間は非常に寒く、ほとんどの村人は外に出ずに引きこもってしまって暇で仕方がありません。
まぁ私も外に出たくないので人の事は言えませんが……。
もう特にやる事もないですね…10年くらい眠るのもいいかもしれませんね。
「創造主様。またアジ連合が会談をしようと言ってきています」
「へー。また何かあったんですか?」
何もこんな時期にやらなくても。
「いえ、どうやら毎年やっている今年の連合方針の決定会議だそうです。後は今年の外交大使を決めるとの事です」
「なるほど。分かりました。村の運営は任せますね」
「はっ。行ってらっしゃいませ」
そういえば前に言ってましたね。各国の王が持ち回りで仲の良い国に挨拶して回るとか。今年は誰になるんでしょう。
「桜様!」
「あっミトさんどうしたんですか?」
「実は村長が護衛をつけるとか言ってて。それで立候補してきました!」
「この村の防衛の要なのによく許してくれましたね。それではよろしくお願いしますね」
「はい!」
「そういえば浮遊魔法は覚えましたか?私は今回あれで体を浮かべて飛んでいく予定です。あれがないと付いてくるのは難しいかと…」
「あれは中級魔法だからもちろん覚えてますよ!安心してください」
私達は丸一日ほどかけてアテーネ共和国にたどり着きました。アジ連合最大の都市だけあって、非常に人が多いですね。人口は5千人程度らしく、少し増えて1070人となった私の国でも比べ物になりません。2人に気づいた衛兵が案内をしてくれました。
しばらく歩いていると大きな議会が見えてきました。
「うわー。初めてみますよこんな大きい建物」
「私も初めて来た時は驚きました。彫刻まで彫られて綺麗ですよねー」
2人が大きな議会を見ていると後ろから声が聞こえてきます。
「自慢の物を褒めてくれてありがとう。命の恩人よ」
「ふぇ!?あっアテーネ共和国王のドナルドさん!」
後ろを見るとアテーネ共和国王のドナルドと魔族との戦いで司令官を務めたキキがいました。
この人達も仕事とかはないんでしょうか。
「王の命を守ってくれた事感謝します桜陛下」
「いえいえ。同盟国として当然です。キキさんのおかげで魔族との戦いに勝利出来ました。こちらこそありがとうございます」
「もったいなきお言葉です」
「少し早かったな。会議は明日なので少し街を見て行かないか?案内しよう」
「いいんですか?ありがとうございます」
私達は最初に市場に案内されました。そこには食べ物から服やアクセサリーまでたくさんの店が並んでいて、共和国の豊かさが分かります。私達は事前に持ってきたアジ連合国共通の通貨ユウロで少し買い物をする事にしました。
「このパン美味しいですね。チーズが付いてますよ。」
「ですね!この葡萄も美味しいですよ」
しばらく買い物をしていると市場の責任者と話をしていたドナルドが戻ってきます。
「楽しんでいるようで何よりだ。もう暗くなってきたな。宿を用意しておいた。案内しよう」
しばらく歩くと綺麗な石造りの家がありました。
「ここは外国の大使などが使う迎賓館だ。家具なども備え付けてあるから自由に使って欲しい」
「何から何までありがとうございます。非常に楽しかったです」
「気にしないでくれ。それでは明日議会で会おう」
そう言うとドナルドとキキはどこかに行ってしまいました。
ベッドもふかふかで、部屋の至る所に絵画が飾られています。まるでホテルみたいです。荷物を置き、私達は横になってほぼ2日ぶりの休憩を取ります。
流石はアテーネ共和国。確かゲームではギリシャの辺りですよね。1回ヨーロッパには行ってみたかったけどこんな形になるなんて思ってもみませんでした。
「それじゃあ夜ご飯に行きませんかミトさん」
「えっ!?まだ食べるんですか?」
「い、いいじゃないですか!それでは1人で行ってきます」
「あっ待ってください!私も行きます!」
今私はアテーネ共和国のとある食事処に来ています。
「見てください桜様!ワインがありますよ!」
「だめですよミトさん!私の国ではお酒は20まで認めてないですからね」
「いいじゃないですかー。一杯だけ」
「だめです。ほら葡萄ジュースで我慢してください」
全く……子供はお酒を飲んではいけません!
そうしていると私の頼んだパスタが来ました。海の近くのため、貝やイカをふんだんに使われています。
いやぁ、パスタがあるとは思いませんでした。結構この時代でも美味しいものが多くて嬉しいですね。少し内陸の私の国では海鮮料理が食べられないので新鮮です。
「ここのご飯美味しいですね!桜様のパスタも少し分けてください」
「いいですよ。そのかわりそのシチュー少しくださいね」
「いいですよ!あっ少しって言ったのに!」
社会は恐ろしい……良い事を学びましたねミトさん。
宿に帰ったら急に疲れて私達はベッドにそのまま倒れ込みます。こんなに眠いのは満腹になったからかもしれません。
「ミトさん。私達の国もこれくらい豊かにしたいですね」
「ですね…。私も頑張ります。おやすみなさい」
「おやすみなさいミトさん」
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