転移少女の侵略譚!〜弱小国家の皇帝になったのでほのぼの内政しようと思っていたら隣国達が(悪い意味で)放っておいてくれないので全部滅ぼす〜

くずは

文字の大きさ
15 / 78
古代ギリシャ時代編

小学校建設

しおりを挟む
私はまた冬が明けるまで特に何も出来ない生活が続いたので、この間にこれから何をするか考えることにしました。
これでも最初はいろんな作業を手伝おうとしたのですが、当然私には経験したことの無いものばかりで失敗してしまい、追い払われてしまいました。
誰もが最初は初心者だというのに酷い話です。

私はメニューから資源量の確認などをしていると半年後の人口予測の欄が1230人になっていることに気づきました。
そういえば人口は国民幸福度の高さと食糧の貯蔵量に比例して伸びるので、両方とも十分な今ならそりゃ増えますよね。それでも6ヶ月には子供が160人ですか。急いで学校とか保育所を作らなきゃまずいですね。

「村長さん。暇な冬の間に保育所を作りたいと思うんですがどう思いますか?」
「創造主様。子供の世話は自分でしたいと思う親は多いのです。あまり取り上げるような事は…」
なるほど。この時代だとフルタイムまで働くとかもありませんからね。そんな考えをするんですね。

「それでは学校を作りたいと思うのですがどう思いますか?幸い子供を働かせなくてもいいほどには貯蓄がありますから。」
「それならいいと思います。長さは…1日3時間くらいがいいかと思います」
「短くないですか?」
「最初のうちは子供も小さいのでそれで十分かと思います。農作業が必要なくても来年のためにやり方を教えないといけませんので」

「そういうものなんですね。それでは簡単な校舎を作りましょう。魔術と読み書きを習わせたいです」
「分かりました。それなら不満も出ないでしょう」
やっぱり常識とかはあまり分からないのでその辺をもう少し教えてくれる人がいるといいのですが…。時間をかけて学んでいきますか。

それから4ヶ月後に校舎が完成して、合計60人の子供が入学する事になりました。生徒数はこれからどんどん増える予定なので、教育レベル毎にクラスを分けて時間をずらして教える事にします。1番上がAクラスで朝7時から10時まで。次がBクラスで10時から1時まで。そこで教員は昼休憩を取り、最後のCクラスが2時から5時というスケジュールです。

Cクラスは初級魔法の中でも初歩の魔法や、小学校1年生レベルの勉強をします。Aクラスは中級魔法を習ったり、小学校4年生レベルの読み書きを習います。
まぁAクラスは最初は1人しかいないらしいので今は大事じゃないでしょう。

小学校4年生レベルは少し低く感じるかも知れないが、この世界ではそこまで行けば十分賢い部類に入ります。なんせ文字を書けない人が多すぎますからね。最初は読み書きを教えるのが村長で魔術が桜とミトで分担いう風に決まりました。

Aクラスの最初の授業が始まりました。Aクラスは人数が少ない、というより1人しかいないので教員の練習みたいな物ですね。
「まずは初級魔法を極めましょう。それがないと中級なんて夢のまた夢です。ウォーターでこの穴いっぱいまで水を貯めてください」
「ウォーター!」

子供も必死に頑張ってはいますけど、まだ魔力が足りない感じです。最初の子は穴の半分ほどで疲れて座り込んでしまいました。
「最初は誰でもこんなものです。子供のうちは魔力の成長も早いのでとにかくこれを繰り返しましょう」

それが終わると次は読み書きの授業が始まります。
私も窓から覗いてみましょう。
「こら!寝るんじゃない!」
村長さんが怒ってもまたすぐに寝てしまいます。まだ10歳ほどの子には早起きは厳しかったですかね。しかし1週間もすると子供達の実力も上がり始め、親は非常に喜んでくれました。こうして学校は村に受け入れられていくことになりました。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

ギルドの受付嬢はうごかない ~定時に帰りたいので、一歩も動かず事件を解きます~

ぱすた屋さん
ファンタジー
ギルドの受付嬢アイラは、冒険者たちから「鉄の女」と呼ばれ、畏怖されている。 絶世の美貌を持ちながら、常に無表情。そして何より、彼女は窓口から一歩も動かない。 彼女の前世は、某大手企業のコールセンター勤務。 営業成績トップを走り抜け、最後には「地獄のクレーム処理専門部署」で数多の暴言を鎮めてきた、対話術の怪物。 「次の方、どうぞ。……ご相談ですか?(クローズド・クエスチョン)」 転生した彼女に備わったのは、声の「真偽」が色で見える地味な能力。 だが、彼女の真の武器は能力ではなく、前世で培った「声のトーン操作」と「心理誘導」だった。 ある日、窓口に現れたのは「相棒が死んだ」と弔慰金をせしめようとする嘘つきな冒険者。 周囲が同情し、ギルドマスターさえ騙されかける中、アイラは座ったまま、静かにペンを走らせる。 「……五秒だけ、沈黙を差し上げます。その間に、嘘を塗り直すおつもりですか?」 戦略的沈黙、オウム返し、そして逃げ場を塞ぐイエス・セット。 現代のコールセンター術を叩きつけられた犯人は、自らその罪を吐き散らし、崩れ落ちる。 「あー、疲れた。一五分も残業しちゃった。……マスター、残業代三倍でお願いしますね」 これは、一歩も動きたくない受付嬢が、口先だけで悪を断罪し、定時退勤を目指す物語。

処理中です...