33 / 75
良い子の兄様に選択肢はありません。
■良い子の兄様に選択肢はありません。_02
しおりを挟む
ひっ、と喉奥で上擦った悲鳴を弾かせてナオが上着を掴む手に力を込める。
「んっ、っうぁ、っ……ごめんなさいっ、っロキ……ひあ!」
愛撫でもない横暴な摩擦に皮膚を粟立たせて耐えるナオの苦しげな呼吸音を無視してカリを指先で引っ掻き擦った。
敏感な性器を好き勝手に遊ばれ、衝撃にナオが視界を瞬かせる。唇を噛み締めて快楽に耐えるだけの姿は可哀想で可愛くて、ロキはわざと下手くそな刺激の与え方を行う。
「っ、っ! あっ――ッ、んっ!」
「そんなふうに兄様を育てた覚えねーんだけど」
「――っああ!」
独り言じみた声量で呟くとロキは足に力を増やした。
床とモノと足裏に隙間ができないようべたつく水気を利用して密着させ、急所を緩く押し潰す。
「――――……!」
緩くと言えども身体の大切な部位に圧を受け、舌を丸めてナオは言葉にならない喘ぎを落とした。
「ひ、っあ、うっあぁ……っ!」
ロキはナオの突っ張る腿の筋繊維の痙攣と苦しげな腹部の呼吸に合わせて圧迫と解放を繰り返す。
乱暴だが確実に劣情を炙る動作で性感へと執拗に負担を叩き込めば、くぷくぷと先走りの量が増えた。激しい水音とともに卑猥な気泡が生まれるほど擦り合わせてやれば、ナオがびく! と大きく背を跳ね上げさせた。
その反応を確認し、ロキは足の位置を少し変える。
「んッ! っ――!」
「コッチ見ろ兄様。きつめに踏んでやるからイケ」
「ッひ! ッぁああ――――!」
宣言通りにロキは感覚が麻痺するほど無理矢理に性的興奮を昂めたナオのモノをぐぢりと踏み押す。
途端に被虐的な行為の下で嬲られていた性器が脈打って、狭苦しい足裏の隙間に熱量を吐き出した。
「は! うあ――っ、はあ、っあ……っ」
緩弛するも全身を絶頂の余韻で小刻みに痙攣させ、ナオは荒く酸素を求める。
焦点の乱れた黒い双眼で辛うじてロキを見上げるも息継ぎに夢中になるナオにロキは口角が緩みそうになったが、意識して口元を引き締め厳しく目を細める。
「は……ぁあ……っ」
ナオは火照った早い深呼吸を続ける。まだ快楽が這う細腰は甘く震えていた。
まさに自分好みの反応で、ここまで兄を躾けた自分に自画自賛し「超可愛い」とお気に入りの兄を褒めたくなるが堪える。
ロキはただ黙って苦しげなナオの反応を眺めた。
「んっ、ふぁ……はっあ、はあ……」
達しはしたが腹奥には玩具を突っ込まれたままでは興奮が完全に冷めるわけでもなく、ナオの汗ばむ白い股関節が切なげに跳ねる。
そんな筋張る股座にロキが精液に汚れた足を滑り込ませれば、余熱に惚けていたナオが息を飲んだ。
「……ぁ――っ、ッ」
涙の溜まる黒眼を見開いて、次に与えられるだろう快楽の暴力を想定した体躯を反射的に縮こませる。
生理的な過剰反応に悦を感じるとロキはその足をすいっとナオの顔の高さまで掲げた。
「ん」
「っ、はっ……え……?」
「ハア? 分かんねーの?」
「……あ、あっ……分、かる。できるよ……」
「とろとろ返事してねーで行動で示せよ兄様」
「ンッ、っ、ごめんなさい……」
ロキが白濁で汚れた爪先を動かせばナオは麻痺する鈍い舌先をロキの足に這わせた。
「むぁっ、ん、っはあっん……」
褐色肌を染める自分の体液を舌で舐め取り、唇を擦り付けて啜ると唾液とともに嚥下する。ふっふっ……と、息苦しそうに鼻で呼吸をしながらも口はロキの足から離さず、時折リップ音も弾かせて掃除をしていく。
「ん、っふぅ……あ、っ……これで、いい?」
「口開けな」
「? あーぅ――ッ! んぐ!」
ロキは大きく口を開いたナオの口腔に右足の先を突っ込んだ。
「よッと」
「っ!」
歯がぶつかるのも構わずに左脚で床を蹴って、ロキはベッドから立ち上がる。その勢いを利用して、ナオの口に足指を突っ込んだままロキは兄をフローリングへと乱暴に押し倒した。
ずづっ……と太い玩具が濡れそぼったソコからずり抜け、後頭部を打ち付けたナオの歯がロキの足の甲を削った。
「!」ロキが鈍い痛みを感じるより先に倒されたナオの瞳が酷く大きく歪む。
「んぐぅ、っ! うッ――!」
弟に傷を付けてはならないと躾けられているナオは慌ててロキの足を自分の口から引き抜こうと褐色の足首を掴む。が、ロキは反対に足先を白い喉奥へと押し込んだ。
「ぐっ、っう……!」
ナオの顎関節が軋むのも自分の足から血が滲むのも気にしない。
それどころか逃げようとするナオの歯に自ら素肌を削らせ、ぎちぎちと捻じ入れる。
「ゔ! っんん゛ッ――……っ」
引くつくナオの喉奥に血が零れるほど表面の皮膚が剥がれてからロキは足を引き抜いた。
「はッ――げぽッ! げっあ、はっ――ァ……っろ、ッき!」
「あーあ、兄様ッたらヒッデー。そんなに俺じゃ満足できねー?」
「う、っ――? な、っ……にが?」
「俺が兄様のこと満足させらんねーから怒ッた? いつもなら俺のこと怪我させねーじゃん。痛くて俺チョー泣きそー」
誰が聞いても理不尽だと分かる身勝手で一方的な主張。
だがナオはロキの言葉を聞き、思考を詰まらせた。全身を硬直させて、黒い焦点が酷く揺れ動く。
はくっ……と声の乗らない音を落とした後、ナオは必死に頭を横に振った。
「俺ッて殆ど一回で終わらせてたもんな。兄様には物足りねーか。気付かなくてごめんねにーさま。こんな弟じゃいらねーよなァ?」
「! っ――!」
教え込まれたことしかできないナオは捏造された理不尽極まりない失態を弁解する術を知らず、ロキの虚言を真っ直ぐに脳髄に染み込ませるだけ。
思考が混濁し、精神的負荷に苛まれてまともな返事すらできなくなったナオは唇だけをぱくぱくと動かした。冷たい床の上で指先が白くなるほど上着を握って全身を硬直させる。
「――……う、っう……」
こうなるともはや自力ではどうもできないナオはただただ異音混ざりの掠れた呼吸音をひゅーひゅーと鳴らす。
肉体年齢に見合わない精神的な幼さと、それ以上の歪さを宿すナオの反応にロキの背筋を心地良い震えが這い上がった。
そろりと生唾を飲み込んでから、ロキは自分に都合の良い言葉を吐き出した。
「なあ兄様。優しい兄様なら弟に挽回の機会くれる? 俺、兄様のために超頑張るから。ねーえ、おねがい」
「……っ」
ロキは縮こまるナオに覆い被さって涙で濡れる目元や頬を舐め上げる。
リップ音を立て優しく擦り寄り、ゆっくりとお願いすればナオが大きく首を縦に振った。
「にーさま。弟のこと許してくれる?」
「ゆ、許すから……ロキは、僕の弟だよね?」
「俺が弟じゃないと兄様はいや? 俺じゃないといやならちゃんとやだッて言ッて」
「ロキが弟じゃないとやだ。ロキは弟だよね? 僕の弟でしょう?」
「兄様が良い子である限り俺は兄様の弟でいてやる。だから弟の機嫌損ねたらダーメ。弟のこと悲しませたらダーメ。分かる?」
「分かるよ」
「さすがは俺の兄様。良い子な」
明らかに子供をあやす声音で弟は兄と触れ合う。
「弟に怪我させた兄様はなんて言うの?」
「ごめんなさい。痛いよね……ごめんねロキ」
ナオは腕を伸ばしてロキの頭を撫でる。
ロキは自分の長い髪を指先で丁寧に梳いてくるナオの首筋に吸い付いて、唇でくすぐりながら痕を残す。
赤くなった首の薄皮に甘噛みをして食めば、ナオは背筋を敏感に震わせ、色素の薄い髪を梳く指先がぎこちなくなった。
「許してあげる。だから俺のことも許してくれる?」
「うん。許し――んっ、っ」
聞く前から分かっているナオの答えをロキは吐息ごと飲み込んで舌を重ねる。
「んっ、っうぁ、っ……ごめんなさいっ、っロキ……ひあ!」
愛撫でもない横暴な摩擦に皮膚を粟立たせて耐えるナオの苦しげな呼吸音を無視してカリを指先で引っ掻き擦った。
敏感な性器を好き勝手に遊ばれ、衝撃にナオが視界を瞬かせる。唇を噛み締めて快楽に耐えるだけの姿は可哀想で可愛くて、ロキはわざと下手くそな刺激の与え方を行う。
「っ、っ! あっ――ッ、んっ!」
「そんなふうに兄様を育てた覚えねーんだけど」
「――っああ!」
独り言じみた声量で呟くとロキは足に力を増やした。
床とモノと足裏に隙間ができないようべたつく水気を利用して密着させ、急所を緩く押し潰す。
「――――……!」
緩くと言えども身体の大切な部位に圧を受け、舌を丸めてナオは言葉にならない喘ぎを落とした。
「ひ、っあ、うっあぁ……っ!」
ロキはナオの突っ張る腿の筋繊維の痙攣と苦しげな腹部の呼吸に合わせて圧迫と解放を繰り返す。
乱暴だが確実に劣情を炙る動作で性感へと執拗に負担を叩き込めば、くぷくぷと先走りの量が増えた。激しい水音とともに卑猥な気泡が生まれるほど擦り合わせてやれば、ナオがびく! と大きく背を跳ね上げさせた。
その反応を確認し、ロキは足の位置を少し変える。
「んッ! っ――!」
「コッチ見ろ兄様。きつめに踏んでやるからイケ」
「ッひ! ッぁああ――――!」
宣言通りにロキは感覚が麻痺するほど無理矢理に性的興奮を昂めたナオのモノをぐぢりと踏み押す。
途端に被虐的な行為の下で嬲られていた性器が脈打って、狭苦しい足裏の隙間に熱量を吐き出した。
「は! うあ――っ、はあ、っあ……っ」
緩弛するも全身を絶頂の余韻で小刻みに痙攣させ、ナオは荒く酸素を求める。
焦点の乱れた黒い双眼で辛うじてロキを見上げるも息継ぎに夢中になるナオにロキは口角が緩みそうになったが、意識して口元を引き締め厳しく目を細める。
「は……ぁあ……っ」
ナオは火照った早い深呼吸を続ける。まだ快楽が這う細腰は甘く震えていた。
まさに自分好みの反応で、ここまで兄を躾けた自分に自画自賛し「超可愛い」とお気に入りの兄を褒めたくなるが堪える。
ロキはただ黙って苦しげなナオの反応を眺めた。
「んっ、ふぁ……はっあ、はあ……」
達しはしたが腹奥には玩具を突っ込まれたままでは興奮が完全に冷めるわけでもなく、ナオの汗ばむ白い股関節が切なげに跳ねる。
そんな筋張る股座にロキが精液に汚れた足を滑り込ませれば、余熱に惚けていたナオが息を飲んだ。
「……ぁ――っ、ッ」
涙の溜まる黒眼を見開いて、次に与えられるだろう快楽の暴力を想定した体躯を反射的に縮こませる。
生理的な過剰反応に悦を感じるとロキはその足をすいっとナオの顔の高さまで掲げた。
「ん」
「っ、はっ……え……?」
「ハア? 分かんねーの?」
「……あ、あっ……分、かる。できるよ……」
「とろとろ返事してねーで行動で示せよ兄様」
「ンッ、っ、ごめんなさい……」
ロキが白濁で汚れた爪先を動かせばナオは麻痺する鈍い舌先をロキの足に這わせた。
「むぁっ、ん、っはあっん……」
褐色肌を染める自分の体液を舌で舐め取り、唇を擦り付けて啜ると唾液とともに嚥下する。ふっふっ……と、息苦しそうに鼻で呼吸をしながらも口はロキの足から離さず、時折リップ音も弾かせて掃除をしていく。
「ん、っふぅ……あ、っ……これで、いい?」
「口開けな」
「? あーぅ――ッ! んぐ!」
ロキは大きく口を開いたナオの口腔に右足の先を突っ込んだ。
「よッと」
「っ!」
歯がぶつかるのも構わずに左脚で床を蹴って、ロキはベッドから立ち上がる。その勢いを利用して、ナオの口に足指を突っ込んだままロキは兄をフローリングへと乱暴に押し倒した。
ずづっ……と太い玩具が濡れそぼったソコからずり抜け、後頭部を打ち付けたナオの歯がロキの足の甲を削った。
「!」ロキが鈍い痛みを感じるより先に倒されたナオの瞳が酷く大きく歪む。
「んぐぅ、っ! うッ――!」
弟に傷を付けてはならないと躾けられているナオは慌ててロキの足を自分の口から引き抜こうと褐色の足首を掴む。が、ロキは反対に足先を白い喉奥へと押し込んだ。
「ぐっ、っう……!」
ナオの顎関節が軋むのも自分の足から血が滲むのも気にしない。
それどころか逃げようとするナオの歯に自ら素肌を削らせ、ぎちぎちと捻じ入れる。
「ゔ! っんん゛ッ――……っ」
引くつくナオの喉奥に血が零れるほど表面の皮膚が剥がれてからロキは足を引き抜いた。
「はッ――げぽッ! げっあ、はっ――ァ……っろ、ッき!」
「あーあ、兄様ッたらヒッデー。そんなに俺じゃ満足できねー?」
「う、っ――? な、っ……にが?」
「俺が兄様のこと満足させらんねーから怒ッた? いつもなら俺のこと怪我させねーじゃん。痛くて俺チョー泣きそー」
誰が聞いても理不尽だと分かる身勝手で一方的な主張。
だがナオはロキの言葉を聞き、思考を詰まらせた。全身を硬直させて、黒い焦点が酷く揺れ動く。
はくっ……と声の乗らない音を落とした後、ナオは必死に頭を横に振った。
「俺ッて殆ど一回で終わらせてたもんな。兄様には物足りねーか。気付かなくてごめんねにーさま。こんな弟じゃいらねーよなァ?」
「! っ――!」
教え込まれたことしかできないナオは捏造された理不尽極まりない失態を弁解する術を知らず、ロキの虚言を真っ直ぐに脳髄に染み込ませるだけ。
思考が混濁し、精神的負荷に苛まれてまともな返事すらできなくなったナオは唇だけをぱくぱくと動かした。冷たい床の上で指先が白くなるほど上着を握って全身を硬直させる。
「――……う、っう……」
こうなるともはや自力ではどうもできないナオはただただ異音混ざりの掠れた呼吸音をひゅーひゅーと鳴らす。
肉体年齢に見合わない精神的な幼さと、それ以上の歪さを宿すナオの反応にロキの背筋を心地良い震えが這い上がった。
そろりと生唾を飲み込んでから、ロキは自分に都合の良い言葉を吐き出した。
「なあ兄様。優しい兄様なら弟に挽回の機会くれる? 俺、兄様のために超頑張るから。ねーえ、おねがい」
「……っ」
ロキは縮こまるナオに覆い被さって涙で濡れる目元や頬を舐め上げる。
リップ音を立て優しく擦り寄り、ゆっくりとお願いすればナオが大きく首を縦に振った。
「にーさま。弟のこと許してくれる?」
「ゆ、許すから……ロキは、僕の弟だよね?」
「俺が弟じゃないと兄様はいや? 俺じゃないといやならちゃんとやだッて言ッて」
「ロキが弟じゃないとやだ。ロキは弟だよね? 僕の弟でしょう?」
「兄様が良い子である限り俺は兄様の弟でいてやる。だから弟の機嫌損ねたらダーメ。弟のこと悲しませたらダーメ。分かる?」
「分かるよ」
「さすがは俺の兄様。良い子な」
明らかに子供をあやす声音で弟は兄と触れ合う。
「弟に怪我させた兄様はなんて言うの?」
「ごめんなさい。痛いよね……ごめんねロキ」
ナオは腕を伸ばしてロキの頭を撫でる。
ロキは自分の長い髪を指先で丁寧に梳いてくるナオの首筋に吸い付いて、唇でくすぐりながら痕を残す。
赤くなった首の薄皮に甘噛みをして食めば、ナオは背筋を敏感に震わせ、色素の薄い髪を梳く指先がぎこちなくなった。
「許してあげる。だから俺のことも許してくれる?」
「うん。許し――んっ、っ」
聞く前から分かっているナオの答えをロキは吐息ごと飲み込んで舌を重ねる。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる