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5章 ダンジョンと初めての友達
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「助け合う……」
「今みたいに相談に乗ったり、ケガしたの見かけたらギルドまで歩くの手伝って欲しい。 こっちもやるから」
「――つまり、お互い様ってことか?」
「そう、それ! 助けられることは助ける。 でもそっちも助けて」
少女は了承するように大きく頷いた。
そして、少し気まずそうに言葉を続ける。
「……なら、よ?」
「うん?」
「……次も癒の日か?」
「あー……」
たずねるように弟たちに視線を流す。 3人揃って大きく頷いたので、苦笑混じりに少女に向き直る。
「そう。 次は来巡の癒の日」
……本当に週と月はいじらない方が良かったって……ややこしい!
「時間もこのくらいか?」
「多分……? 遅くても2の鐘にはここにいる」
「――また会えたら……解体っての教えてくれるか?」
その質問にウィリムを見つめる。 たずねられたのは私だけと、答える権利があるのは絶対にウィリムでしょ。
「……オレのナイフには触らせない。 獲物もあんまり……」
気まずそうに答えるウィリム。
……ナイフは危険物だし高いから触らせたくないのはわかる。 獲物は……手を出されるの危ない的な……?
ま、ウィリムがそう言うならそれが条件でしょ。
「基本見て覚えて欲しいみたい。 ナイフを貸すつもりも触らせるつもりもない。 さばいてる最中に手を出されるのもイヤみたい。 ……刃物使うからね、手とか出すと危ないと思う。」
私の答えに、ウィリムが頷きながら付け加える。
「やってみたいなら自分たちのを用意して欲しい」
「……見るだけなら何もいらないんだな?」
少女は交渉相手がウィリムだと気がついたのか、直接ウィリムに話しかける。
「……ああ。 ちゃんと説明はする――コツとか」
「助かる」
少女がフッと笑い、後ろの子供達もどことなくホッとした様子を見せた時、なら良いかなぁ? と、私はそっと声をかけた。
「……じゃあ、そろそろ名前教えてもらってもいい? 私はダリア」
「ぁ……――マチルダだ」
お互いに照れ笑いを浮かべながら自己紹介をして、弟たちの紹介も済ませる。
マチルダの下にはポール、ルーカス、ノアとルカという弟と、ハンナという妹が1人いた。 ノアとルカはそこまで似ていないけど双子らしい。
……同時に拾った、とかいう言い方だったから本当に双子じゃない説濃厚もあるけど――家族が双子だって言ってて、本人たちがその認識なら、それでいいんだろう。
「――じゃあ、次の癒の日に」
「……おう」
自己紹介を済ませ、なんかちょっといい感じに別れた私たちだったが――屋台探しの最中にばったり顔を合わせてしまい、苦笑いなんだから照れ笑いなんだからを浮かべながら、マチルダたちのおすすめの屋台を教えてもらってまた別れたのだった――
「今みたいに相談に乗ったり、ケガしたの見かけたらギルドまで歩くの手伝って欲しい。 こっちもやるから」
「――つまり、お互い様ってことか?」
「そう、それ! 助けられることは助ける。 でもそっちも助けて」
少女は了承するように大きく頷いた。
そして、少し気まずそうに言葉を続ける。
「……なら、よ?」
「うん?」
「……次も癒の日か?」
「あー……」
たずねるように弟たちに視線を流す。 3人揃って大きく頷いたので、苦笑混じりに少女に向き直る。
「そう。 次は来巡の癒の日」
……本当に週と月はいじらない方が良かったって……ややこしい!
「時間もこのくらいか?」
「多分……? 遅くても2の鐘にはここにいる」
「――また会えたら……解体っての教えてくれるか?」
その質問にウィリムを見つめる。 たずねられたのは私だけと、答える権利があるのは絶対にウィリムでしょ。
「……オレのナイフには触らせない。 獲物もあんまり……」
気まずそうに答えるウィリム。
……ナイフは危険物だし高いから触らせたくないのはわかる。 獲物は……手を出されるの危ない的な……?
ま、ウィリムがそう言うならそれが条件でしょ。
「基本見て覚えて欲しいみたい。 ナイフを貸すつもりも触らせるつもりもない。 さばいてる最中に手を出されるのもイヤみたい。 ……刃物使うからね、手とか出すと危ないと思う。」
私の答えに、ウィリムが頷きながら付け加える。
「やってみたいなら自分たちのを用意して欲しい」
「……見るだけなら何もいらないんだな?」
少女は交渉相手がウィリムだと気がついたのか、直接ウィリムに話しかける。
「……ああ。 ちゃんと説明はする――コツとか」
「助かる」
少女がフッと笑い、後ろの子供達もどことなくホッとした様子を見せた時、なら良いかなぁ? と、私はそっと声をかけた。
「……じゃあ、そろそろ名前教えてもらってもいい? 私はダリア」
「ぁ……――マチルダだ」
お互いに照れ笑いを浮かべながら自己紹介をして、弟たちの紹介も済ませる。
マチルダの下にはポール、ルーカス、ノアとルカという弟と、ハンナという妹が1人いた。 ノアとルカはそこまで似ていないけど双子らしい。
……同時に拾った、とかいう言い方だったから本当に双子じゃない説濃厚もあるけど――家族が双子だって言ってて、本人たちがその認識なら、それでいいんだろう。
「――じゃあ、次の癒の日に」
「……おう」
自己紹介を済ませ、なんかちょっといい感じに別れた私たちだったが――屋台探しの最中にばったり顔を合わせてしまい、苦笑いなんだから照れ笑いなんだからを浮かべながら、マチルダたちのおすすめの屋台を教えてもらってまた別れたのだった――
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