えっ?!俺が思ってたのと違う..

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2話 初戦闘

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 俺は名前だけじゃスキルがどのようなものか解らない為スキルの詳細を見ようとしていた。

「えっと、スキルをタッチすればいいのか?」

 とりあえず身体能力上昇をタッチしてみると

【身体能力上昇(常時発動)】

 自身の身体能力が上昇する。
常に発動状態にあり何もしなくても成長していく。
己自身を鍛えることでその真価を発揮する。
(今はスキル成長率1%なので上昇率は5%)

「おお!見れたな!まあ、このスキルは徐々に成長させるしかないか」

 詳細が見れたことに喜び、次のスキルをタッチする。

【魔法】

 魔法を使えるようになる。
どのような魔法を使えるかはあなた次第!
(ちなみに魔法を使うにはイメージが大切ですよ!)

「おお...俺は魔法使いになったのか...まだ18なのに...」

 自分でそう言って何故か悲しくなったが
世間一般の男性に与えられる称号ではないので気にしないようにする。
だって世間一般で魔法使いと呼ばれる男性達は魔法は使えないしね!...たぶん...

気を取り直して次のスキルを見ていく。

【空中歩行】

 空中を歩けるようになる。
判定は自分が歩きたいと思ったところなので下に降りれなくなることはない。
今は走ったり止まったりすることができないのですぐに成長させることをオススメする。とても成長しやすい。
(成長率が100%になると上位のスキルになるよ!ちなみに成長率2%)

「本当に空中『歩行』だけなのか。このスキルは早く成長させるべきだな。たぶん上位のスキルとやらが空中移動とかだろ」

 続いて漫画で見たことのあるような一番気になっていたスキルを見ていく。

【気の操作】

 自身の体内を巡る気を操作することができる。
本来は武を極めしものができる行為。
気を操作して身体の強化や相手の気に干渉したり周りの気を感知することなどができる。
(流○無○子!!とかできるかもね!成長率0%)

「よっしゃあ!!これは嬉しい!」

 漫画で読んでできるようにならないかと憧れたことをできるようになるとわ!
これは特に重点的に成長させよう。

 そして最後はよく聞くチートのやつだ。
このスキルは優秀なのが確定だろう。

【鑑定】

 物やモンスターの情報が瞬時に解る。
ただし物やモンスターの情報はアプリを見れば解る。一々アプリを見ないで良いのと見分けがつきにくい物やモンスターを見るときに便利。
そう!便利!ただそれだけ!
(相手のステータスでも見れるとおもった?成長率0%)

「...」

 他の4つが良かっただけに此処にきてのくそスキルは...

「普通は鑑定は相手のステータスMARUWAかりになるチートだろぉぉおお!!!!!!!?」

 思わず叫んでしまった。







 鑑定の予想以上のくそさにしばらく絶叫して落ち着いてから考える。

「まさか5つあった中で鑑定が一番くそとは思わなかった...
まあ、とりあえず俺の力は解ったな。だがHPとMPがあったのに攻撃力などステータスがないのが少し気になるな...」

 身体能力上昇のスキルがあるから攻撃力などのステータスもあっていいはずなのだが...

「でも攻撃力などのステータスがないとすると強さが見た目で解ってしまうな。」

 攻撃力、筋力などと言ったものがないと言うことは筋肉マッチョさんは強く、ひょろひょろもやしさんは弱いと一発で解る。

「まあ、地球の人間と戦うことはないとは思うが筋肉マッチョさんには気を付けようか」






 ひとしきり考えたあとに早くスキルを試したいと思い、先程散々追い回された化け物を探すことにする。

「とりあえず空中歩行しながら探すか」

 そう言いながら屋根の端に行き、恐る恐る足を空中に踏み出してみると

「おっ!足が何かに着いたな!」

 だがすぐに

「うおっ!危なっ!消えたよ!」

 本当に歩かないとだめみたいだ。

「よし!屋根の上で少し練習するか!」

 そして、しばらく屋根の上で少しジャンプしたところを歩いてから

「よし!今度こそいくぞ!!!」

覚悟を決め屋根の端から足を踏み出すと

『ピコンっ』

 ん?

『【空中歩行】の成長率が100%になりましたので【空中移動】に進化しました。』

 何処からか音がしたかと思うと目の前にモニターが表れた。

【空中移動】

  空中で自由に移動することができる。
停滞することも走ることもできる為、進化前の空中歩行に比べるととても有用なスキル。
『どう?すごく成長が早かったでしょ?
成長率0%』

 おおー...なんだ...俺の練習した競歩のような素早い歩きを披露する必要がなくなったな...
まあいいか!

「本当に成長しやすかったな...ていうかスキルって進化するのか」

 スキルは進化すると言うことで鑑定も進化するかもしれないことをを知れたので少し嬉しくなって上機嫌で空中を移動していく。

 あっ

空中移動に進化するとすごく使いやすくて一瞬で慣れたよ!

 しばらく空中を移動していると住宅街にあの忌々しい化け物がいた。しかも一匹でいたので丁度良かった。

「この化け物犬(略して化犬(ばけん))が!散々追い回してくれたな!ぶっ潰してやるぜ!」

 そう言いながら化犬の前(といてっも20メートルくらい離れている)に降り立つと。

「グルルルっ」

 敵意剥き出しで此方を睨んでくる。

「...改めて正面から見ると怖いな」 

 その見た目の怖さに軽く恐怖する。
大型犬の体格に大きな1つ目、鋭く大きな牙に直撃すると簡単に引き裂かれてしまいそうな爪。極めつけには全身の体毛がなく全体的に赤黒い皮膚。

 もうね...正直キモい!

 しばらく睨み合ってから魔法を使うために脳内にイメージを思い浮かべる。

「イメージしやすいのは弓を引いて矢を放つ感じかな」

 どのような魔法にするかを決めると弓を持ち、構えるように左手を前に出し、矢をつがえるようにしたあと、弓を引き絞るように右手を引く。

 すると化犬が一直線に走ってきた。

 化犬との距離は約15メートル。

 まだ、引き付ける。

 10...5...あと3メートルと言うところで化犬が飛び掛かるために足を屈めた。

 そこで俺は必要ないとは思いながらもよく聞く魔法の名前を叫ぶ。

「フレイムアロー!!!!」

 叫んだ瞬間に炎でできた弓と矢がイメージ通りに手に出現し、それを放つ。

 グォオンっ!

 と放った瞬間に音を出した矢は一瞬で化犬の頭を貫いた。

そして道路も貫いている!

「おお!?化犬の頭を貫いたと思ったら道路も貫いたな!」

 そう言いながら頭を貫かれて倒れている化犬に近づこうとすると

 ズッゴオォォオオン!

 道路から炎柱が噴き出てきた。

「えぇ~...」

 突然の光景に呆然としていると気づいたら炎柱は収まっておりそこにはいたはずの化犬は居なくなっていた。

「これは...跡かともなく燃え尽きたのか?」

 俺の初戦闘は予想以上に魔法の威力が強いと言うことを認識することとなった。










 ここまで見ていただきありがとうございますm(__)m

 初戦闘で魔法を使ったので次は気の操作を使いたいですね!

 次回女の子が登場します!
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