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第2章・婚約破棄は新たなる珍事を招く。
Girl’s Festival・桃の節句【画像付き】
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※※※※※※※
本編更新で無くてすみません。本日はお雛祭り。エリザベートとエドワードのドタバタ劇をお届けします。
※※※※※※※
【Not! doll's festival】
今日は女の子の成長をお祝いする日だそう。マリエンヌに色々と教わった異世界の行事は、孤児院の慰問の行事に評判なの。今回もマリエンヌ手作りのお菓子を持って行くわ。ピンク色の可愛らしいお菓子達。皆喜んでくれそう。
そしてもう腹を括ったけど、今回もコメコメ大商会プロデュースの衣装着用よ。子供達も大喜びだしもうこれは我慢するわよ。しかしこの衣装重いわ。行く前に疲れちゃう。せめてこの楽器みたいの置いてったらダメかしら?
待たせたなエリザベート!
寝とるわ。
・・・・・。
何故に侍女がバリアの様に、行くてを遮るのだ!
しかしこの髪型に何故ドリルヘアーが!アップには付け無くとも良いでは無いか!もう少し良くみせろ!否、それより猫だ!美猫軍団が2匹足らぬのだ!まさかその背中に居るのは…。
朝から居付いて困ってた?着替えの間中も?コイツめ。まあメスだから許そう。今日は新しい人形が増えるのだ。ケースの警備に戻れ。ネズミを入れるな!ほら早く戻れ!皆が心配してるぞ。しかし後1匹は何処に…?
まさかそれか?猫皮は良い音を出すと言うが…。
エリザベート起きろー!
いやー。んぎゃー!
この変態がー!薄目が気持ち悪い!キスは普通は目を閉じるものじゃ無いの?しかもそのタコみたいな口がいやぁー。あっち行けー!
わっ私は起こそうとしただけだ!猫の所在を聞こうと…。
んな訳有るか!顔が近すぎるー。ん?猫ならエドワードの背中に居るじゃ無い。
居た…。ほらお前もケースの警備に戻れ。絶対にネズミをいれるなよ。
お嬢様蒸しタオルを…。コショコショ…。
エドワード?私のドリルヘアーは戦闘服なの。貴方を信用できぬまでは止めないわよ。
新しい人形って何?ロジャースを問い詰めなきゃ駄目ね。
それから私は、猫の皮なんて剥いだりしないわよ!欲しければ出来上りを買えば良いじゃない。猫より蛇の方が良い音が鳴るそうよ。
全く遅れてきて犯人扱い。エドワード何て大嫌いよ!
がーん。ズドーン。
あー鬱陶しいわ。早く子供達と遊ぼう。雛あられ忘れないでね!今日は女の子の成長をお祝いする日なの。
良い大人がお人形遊びをする日じゃ無いのよ!ほら行くわよ!
※※※※※※※
【立姿】
エドワードのお内裏様風。マリエンヌも、ひな飾りの人形をしっかりと覚えて居なかった。その為コメコメ大商会は、かなり奮闘した様だ。孤児院慰問の際の衣装は、コメコメ大商会プロデュース。しかしスポンサーはエドワードで有る。使用後の衣装は全て買い取り。大切なコレクションの衣装になっている。
エリザベートは正直まだ、エドワードを信用していない。その為ドリルヘアーを、完全に止められない。しかしこの髪型にドリルをあわせてしまう、公爵家の侍女達のセンスの良さが凄すぎる。エリザベートは侍女達を心から信用している。エドワードがエリザベートを陥落させるには、先ずは外堀を何とかしなければならなそうだ。
最初は本当に起こすだけのつもりだったが、ついつい唇が寄ってしまい…。バレないかな?大丈夫かな?と、薄目を開けて見つめたら見つかってしまった。エドワードは気付かなかったが、侍女達がお嬢様の危機を察して動いていた。エドワードの後ろに隠れていた猫をけしかけ、エリザベートに気配を伝えていた。気配察知は、エリザベートの方が優れていた様だ。
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本編更新で無くてすみません。本日はお雛祭り。エリザベートとエドワードのドタバタ劇をお届けします。
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【Not! doll's festival】
今日は女の子の成長をお祝いする日だそう。マリエンヌに色々と教わった異世界の行事は、孤児院の慰問の行事に評判なの。今回もマリエンヌ手作りのお菓子を持って行くわ。ピンク色の可愛らしいお菓子達。皆喜んでくれそう。
そしてもう腹を括ったけど、今回もコメコメ大商会プロデュースの衣装着用よ。子供達も大喜びだしもうこれは我慢するわよ。しかしこの衣装重いわ。行く前に疲れちゃう。せめてこの楽器みたいの置いてったらダメかしら?
待たせたなエリザベート!
寝とるわ。
・・・・・。
何故に侍女がバリアの様に、行くてを遮るのだ!
しかしこの髪型に何故ドリルヘアーが!アップには付け無くとも良いでは無いか!もう少し良くみせろ!否、それより猫だ!美猫軍団が2匹足らぬのだ!まさかその背中に居るのは…。
朝から居付いて困ってた?着替えの間中も?コイツめ。まあメスだから許そう。今日は新しい人形が増えるのだ。ケースの警備に戻れ。ネズミを入れるな!ほら早く戻れ!皆が心配してるぞ。しかし後1匹は何処に…?
まさかそれか?猫皮は良い音を出すと言うが…。
エリザベート起きろー!
いやー。んぎゃー!
この変態がー!薄目が気持ち悪い!キスは普通は目を閉じるものじゃ無いの?しかもそのタコみたいな口がいやぁー。あっち行けー!
わっ私は起こそうとしただけだ!猫の所在を聞こうと…。
んな訳有るか!顔が近すぎるー。ん?猫ならエドワードの背中に居るじゃ無い。
居た…。ほらお前もケースの警備に戻れ。絶対にネズミをいれるなよ。
お嬢様蒸しタオルを…。コショコショ…。
エドワード?私のドリルヘアーは戦闘服なの。貴方を信用できぬまでは止めないわよ。
新しい人形って何?ロジャースを問い詰めなきゃ駄目ね。
それから私は、猫の皮なんて剥いだりしないわよ!欲しければ出来上りを買えば良いじゃない。猫より蛇の方が良い音が鳴るそうよ。
全く遅れてきて犯人扱い。エドワード何て大嫌いよ!
がーん。ズドーン。
あー鬱陶しいわ。早く子供達と遊ぼう。雛あられ忘れないでね!今日は女の子の成長をお祝いする日なの。
良い大人がお人形遊びをする日じゃ無いのよ!ほら行くわよ!
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【立姿】
エドワードのお内裏様風。マリエンヌも、ひな飾りの人形をしっかりと覚えて居なかった。その為コメコメ大商会は、かなり奮闘した様だ。孤児院慰問の際の衣装は、コメコメ大商会プロデュース。しかしスポンサーはエドワードで有る。使用後の衣装は全て買い取り。大切なコレクションの衣装になっている。
エリザベートは正直まだ、エドワードを信用していない。その為ドリルヘアーを、完全に止められない。しかしこの髪型にドリルをあわせてしまう、公爵家の侍女達のセンスの良さが凄すぎる。エリザベートは侍女達を心から信用している。エドワードがエリザベートを陥落させるには、先ずは外堀を何とかしなければならなそうだ。
最初は本当に起こすだけのつもりだったが、ついつい唇が寄ってしまい…。バレないかな?大丈夫かな?と、薄目を開けて見つめたら見つかってしまった。エドワードは気付かなかったが、侍女達がお嬢様の危機を察して動いていた。エドワードの後ろに隠れていた猫をけしかけ、エリザベートに気配を伝えていた。気配察知は、エリザベートの方が優れていた様だ。
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