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第九章 Feed The Machine
真実—②—
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「あれ、そういえば……秋津さんは?」
サキがバックミラーを見て言った。
サキに言われて、ロックは後部座席に首を向ける。
堀川の戸惑う視線が迎えた。
沈黙を保つ彼の視線の先には、
「……寝てるね」
サキもロックに遅れて、後ろの席を見る。
サキの眼に映る、長髪を二つに分けて結んだ少女。
彼女は、右半身の背中を、ドアと座席に預けて寝ていた。
「無理もない……今日の出来事だけじゃなく、昨日と一昨日前のも重なったからな」
ロックは、上万作学園の校門前で初対面した秋津を思い出す。
彼女の語る大層な言葉に加えて、堂々とした雰囲気。
だが、それが大人たちに吹き込まれ、周囲の重圧感によって作られた物と感じた。
その上、自らの力を神聖化する姿勢。
ロックにとっては彼女も、敵以外の何者でもなかった。
しかし、立場を顧みず、彼女を守る堀川。
加えて、駅前広場での秋津の叫び。
それが、彼女自身の意思と確信出来た。
――しかも、『連れていけ!!』……か……。
眠る秋津の腕の中に佇む、白を基調とし、黒が混じったT字型の機械が、ロックの眼に留まる。
「電子励起銃……流石に、今撃って慣れるのは無理だけど……」
サキが不安交じりに、堀川にも目を向けた。
彼の抱える得物も、白を基調として黒が混じっている。
こっちは、肩幅程の長方形の形だった。
「対“ウィッカー・マン”用の武器なら、“命導巧”を使う奴らにも太刀打ちは出来るだろ……」
ロックは鼻を鳴らした。
彼の反応に、堀川が懐の得物に眼をまじまじと向ける。
駅前広場で乗り込んだ“タニグク”の勢いで乱入は出来、主導権が握れた。
しかし、是音台高等科学研究所には、“へルター・スケルター”を求める“政市会”と“政声隊”の幹部が集結していた。
加えて、“ホステル”と三条も手薬煉を引いて待っている。
つまり、敵にとってはホームだ。
その分、攻撃は激しさを増すだろう。
二人の武器は、そんな修羅場を潜り抜ける為に、サキが“ワールド・シェパード社”の社員から借り受けたものだった。
「対“ウィッカー・マン”……」
「一応、お前の使っていた“スウィート・サクリファイス”も対“ウィッカー・マン”だからな……」
ロックの言葉に堀川が驚いた。
「そして、それ人に向けて撃つなよ……マジでいたから」
呆れるロックの視線の先の“電子励起銃”に、堀川が声を上げると、
「……対“ウィッカー・マン”用の攻撃を人間相手に放つロックが言える、それ?」
サキが眼を細くして、ロックに言う。
つまり、疑念と抗議なのだが、
「……誰が撃ったとは言ってない」
「状況から見ると、私にしか聞こえないよ?」
サキの笑顔から繰り出すロックへの追撃に、堀川が狼狽えた。
「……お前ら、本当にカナダで何してたの?」
「そして、カナダ自体……そんなのが出回る場所で……」
一平とライトが口々に呆れながら言った。
二人の戸惑いと感嘆の声に、
「……あれ、私……?」
秋津が声を上げた。
「ごめん、起こしちゃった……」
堀川が謝罪すると、
「……いや、ごめん……こっちこそ」
寝ぼけ眼で、応える秋津。
「……まだ、治りきってないのかも……」
彼女が続ける。
「上万作症候群……軽いけど、罹っていたから……」
「確か……酷いので、一日中寝たきりの昏睡状態だったか……?」
秋津の眼を擦っていると、運転席のライトが加わる。
「僕もだよ……」
堀川がややあって言った。
「そうなの!?」
「うん、眠気が凄くナルコレプシーに似ていたけど……今は、眠くなったりするけど落ち着いてきた」
秋津と堀川のやり取りに、ロックは困惑の視線をサキに向けた。
「上万作症候群……“白光事件”の後で、昏睡状態になった人が多かったのだけど……」
「重症で昏睡状態、中程度でナルコレプシーに似たもの、軽程度で倦怠感と眠気に襲われる」
サキが応えて、ライトが引き継いだ。
「一応、伊那口で多かったからな……」
ロックの視線に気づき、口を開くライト。
その口調には、やるせなさが混ざっていた。
話題の行き場が無くなり、ロックの眼の前の堀川と秋津が小さく謝罪する。
まだ、眠気を覚えていた秋津が欠伸の出る口に右手を被せた。
指に触れた瞬間、秋津のつぶらな瞳が更に丸くなった。
「……えーっと?」
後部座席の堀川が、彼女の変貌に戸惑う。
「……よだれ、出ていた?」
その問いを堀川は想定してなかった様だ。
無論、ロック達も。
だが、秋津にとっては死活問題なのか、血の気が彼女の顔から一斉に引いていた。
「……いや、出てないけど……」
堀川が戸惑いながら答える。
「でも……ちょっと」
秋津の懸念の矢は的中ではないが、有効範囲を射抜いた様だった。
「……秋津、よだれ……汚くないよ?」
堀川が、ブレザーから消臭と汚れを取れるシートを差し出すが、
「そういう問題じゃないの!!」
秋津の顔が赤くなり、声の調子が上がっていた。
「いや、待ってよ!! それを言うなら僕の鼻水だって」
「それとこれとは、話が違うの!!」
堀川の戸惑いに対し、赤面した秋津は断固として譲らない。
ただ、秋津自身の沽券に関わる。
ロックは言葉がなくても、脳が淡々と処理していくのを感じた
「……堀川君、秋津さん……」
そんな言い争いに、サキが戸惑いながら口を挟む。
二人が、サキへ一斉に目を向けた。
彼らの視線が捉える一平は、どこか顔を赤くしている。
ロックも目のやり場に困っていた。
サキの口元が、心もとない。
運転しつつも、ライトの背中が言葉を紡いでいた。
『お前ら、付き合え!』
どこかで、そう言っているのは気のせいだろう。
ロックは、そう思いたかった。
しかし、ロック達の態度を見た堀川と秋津。
二人の顔が、トマトどころか、ビーツかパプリカの色に染まっていた。
『おーい、お前たち……大丈夫かー?』
気の抜けたというより、呆れて脱力したブルースの声が、車内のスピーカーから流れる。
「……あれ、秋津?」
一平の声に、秋津が椅子から腰を僅かに浮かせた。
しかし、彼女の口は恥ずかしさに遮られ、言葉が上手く出ない。
「その後ろのやつ……」
一平が秋津に助け舟を出す。
秋津が彼に促されて、後部座席の後ろ――荷台――に目を向けた。
「……旗?」
堀川が取り出したのは、イラストの描かれた一枚の旗だった。
「それ、私のデザインしたのだ……」
秋津が驚きの声を上げて、堀川から旗を受け取る。
旗に描かれていたのは、中心に立つ一本の槍。
その周りを三人の人が囲っていた。
「“S.P.E.A.R.”の旗……そうか……」
ロック達の得た、是音台高等科学研究所へ向かう二台のワゴン車。
「まあ、“政声隊”の車を奪ったからな……」
ロックは言って、背後に走るバイスの車に目を向ける。
ブルースが奪ったのは、“政市会”のそれだった。
今頃、“政市会”関連の物品を見つけていることだろう。
「秋津、絵が上手いじゃん!!」
堀川が眼を輝かせて言った。
彼の賞賛と何処か、場違いとも言える熱意に、秋津の顔が紅潮する。
「うん……頭に浮かんで描いたんだけど……」
照れながら秋津は旗を両手に持ち、声が小さくなっていく。
堀川に聞かれるのは、彼女としては満更でもない様だった。
しかし、一平の視線は二人に関わらず鋭かった。
「水差す様で悪いけど……その三人……いや、二人……アイとレンに似てないか?」
一平の言葉で、ロックの背筋が凍る感覚を覚えた。
「そういえば!?」
サキが秋津の旗に、視線の全てを向けた。
ロックも目を凝らして見る。
「確かに……」
旗を囲う三人。
ロックの指摘する二人はそれぞれ、赤と白の衣装を纏う少女だった。
「だったら……青緑は……誰だ?」
ロックの問いに、ライト車の面々で応える者は誰もいなかった。
ただ、異様な偶然の一致にサキ達も唖然としていた。
小さくワゴン車が揺れる。
車窓から映る風景が夜景の市内と木々に変わった。
そして、ライトの口から、
「……名残惜しいが、着いたぞ?」
サキがバックミラーを見て言った。
サキに言われて、ロックは後部座席に首を向ける。
堀川の戸惑う視線が迎えた。
沈黙を保つ彼の視線の先には、
「……寝てるね」
サキもロックに遅れて、後ろの席を見る。
サキの眼に映る、長髪を二つに分けて結んだ少女。
彼女は、右半身の背中を、ドアと座席に預けて寝ていた。
「無理もない……今日の出来事だけじゃなく、昨日と一昨日前のも重なったからな」
ロックは、上万作学園の校門前で初対面した秋津を思い出す。
彼女の語る大層な言葉に加えて、堂々とした雰囲気。
だが、それが大人たちに吹き込まれ、周囲の重圧感によって作られた物と感じた。
その上、自らの力を神聖化する姿勢。
ロックにとっては彼女も、敵以外の何者でもなかった。
しかし、立場を顧みず、彼女を守る堀川。
加えて、駅前広場での秋津の叫び。
それが、彼女自身の意思と確信出来た。
――しかも、『連れていけ!!』……か……。
眠る秋津の腕の中に佇む、白を基調とし、黒が混じったT字型の機械が、ロックの眼に留まる。
「電子励起銃……流石に、今撃って慣れるのは無理だけど……」
サキが不安交じりに、堀川にも目を向けた。
彼の抱える得物も、白を基調として黒が混じっている。
こっちは、肩幅程の長方形の形だった。
「対“ウィッカー・マン”用の武器なら、“命導巧”を使う奴らにも太刀打ちは出来るだろ……」
ロックは鼻を鳴らした。
彼の反応に、堀川が懐の得物に眼をまじまじと向ける。
駅前広場で乗り込んだ“タニグク”の勢いで乱入は出来、主導権が握れた。
しかし、是音台高等科学研究所には、“へルター・スケルター”を求める“政市会”と“政声隊”の幹部が集結していた。
加えて、“ホステル”と三条も手薬煉を引いて待っている。
つまり、敵にとってはホームだ。
その分、攻撃は激しさを増すだろう。
二人の武器は、そんな修羅場を潜り抜ける為に、サキが“ワールド・シェパード社”の社員から借り受けたものだった。
「対“ウィッカー・マン”……」
「一応、お前の使っていた“スウィート・サクリファイス”も対“ウィッカー・マン”だからな……」
ロックの言葉に堀川が驚いた。
「そして、それ人に向けて撃つなよ……マジでいたから」
呆れるロックの視線の先の“電子励起銃”に、堀川が声を上げると、
「……対“ウィッカー・マン”用の攻撃を人間相手に放つロックが言える、それ?」
サキが眼を細くして、ロックに言う。
つまり、疑念と抗議なのだが、
「……誰が撃ったとは言ってない」
「状況から見ると、私にしか聞こえないよ?」
サキの笑顔から繰り出すロックへの追撃に、堀川が狼狽えた。
「……お前ら、本当にカナダで何してたの?」
「そして、カナダ自体……そんなのが出回る場所で……」
一平とライトが口々に呆れながら言った。
二人の戸惑いと感嘆の声に、
「……あれ、私……?」
秋津が声を上げた。
「ごめん、起こしちゃった……」
堀川が謝罪すると、
「……いや、ごめん……こっちこそ」
寝ぼけ眼で、応える秋津。
「……まだ、治りきってないのかも……」
彼女が続ける。
「上万作症候群……軽いけど、罹っていたから……」
「確か……酷いので、一日中寝たきりの昏睡状態だったか……?」
秋津の眼を擦っていると、運転席のライトが加わる。
「僕もだよ……」
堀川がややあって言った。
「そうなの!?」
「うん、眠気が凄くナルコレプシーに似ていたけど……今は、眠くなったりするけど落ち着いてきた」
秋津と堀川のやり取りに、ロックは困惑の視線をサキに向けた。
「上万作症候群……“白光事件”の後で、昏睡状態になった人が多かったのだけど……」
「重症で昏睡状態、中程度でナルコレプシーに似たもの、軽程度で倦怠感と眠気に襲われる」
サキが応えて、ライトが引き継いだ。
「一応、伊那口で多かったからな……」
ロックの視線に気づき、口を開くライト。
その口調には、やるせなさが混ざっていた。
話題の行き場が無くなり、ロックの眼の前の堀川と秋津が小さく謝罪する。
まだ、眠気を覚えていた秋津が欠伸の出る口に右手を被せた。
指に触れた瞬間、秋津のつぶらな瞳が更に丸くなった。
「……えーっと?」
後部座席の堀川が、彼女の変貌に戸惑う。
「……よだれ、出ていた?」
その問いを堀川は想定してなかった様だ。
無論、ロック達も。
だが、秋津にとっては死活問題なのか、血の気が彼女の顔から一斉に引いていた。
「……いや、出てないけど……」
堀川が戸惑いながら答える。
「でも……ちょっと」
秋津の懸念の矢は的中ではないが、有効範囲を射抜いた様だった。
「……秋津、よだれ……汚くないよ?」
堀川が、ブレザーから消臭と汚れを取れるシートを差し出すが、
「そういう問題じゃないの!!」
秋津の顔が赤くなり、声の調子が上がっていた。
「いや、待ってよ!! それを言うなら僕の鼻水だって」
「それとこれとは、話が違うの!!」
堀川の戸惑いに対し、赤面した秋津は断固として譲らない。
ただ、秋津自身の沽券に関わる。
ロックは言葉がなくても、脳が淡々と処理していくのを感じた
「……堀川君、秋津さん……」
そんな言い争いに、サキが戸惑いながら口を挟む。
二人が、サキへ一斉に目を向けた。
彼らの視線が捉える一平は、どこか顔を赤くしている。
ロックも目のやり場に困っていた。
サキの口元が、心もとない。
運転しつつも、ライトの背中が言葉を紡いでいた。
『お前ら、付き合え!』
どこかで、そう言っているのは気のせいだろう。
ロックは、そう思いたかった。
しかし、ロック達の態度を見た堀川と秋津。
二人の顔が、トマトどころか、ビーツかパプリカの色に染まっていた。
『おーい、お前たち……大丈夫かー?』
気の抜けたというより、呆れて脱力したブルースの声が、車内のスピーカーから流れる。
「……あれ、秋津?」
一平の声に、秋津が椅子から腰を僅かに浮かせた。
しかし、彼女の口は恥ずかしさに遮られ、言葉が上手く出ない。
「その後ろのやつ……」
一平が秋津に助け舟を出す。
秋津が彼に促されて、後部座席の後ろ――荷台――に目を向けた。
「……旗?」
堀川が取り出したのは、イラストの描かれた一枚の旗だった。
「それ、私のデザインしたのだ……」
秋津が驚きの声を上げて、堀川から旗を受け取る。
旗に描かれていたのは、中心に立つ一本の槍。
その周りを三人の人が囲っていた。
「“S.P.E.A.R.”の旗……そうか……」
ロック達の得た、是音台高等科学研究所へ向かう二台のワゴン車。
「まあ、“政声隊”の車を奪ったからな……」
ロックは言って、背後に走るバイスの車に目を向ける。
ブルースが奪ったのは、“政市会”のそれだった。
今頃、“政市会”関連の物品を見つけていることだろう。
「秋津、絵が上手いじゃん!!」
堀川が眼を輝かせて言った。
彼の賞賛と何処か、場違いとも言える熱意に、秋津の顔が紅潮する。
「うん……頭に浮かんで描いたんだけど……」
照れながら秋津は旗を両手に持ち、声が小さくなっていく。
堀川に聞かれるのは、彼女としては満更でもない様だった。
しかし、一平の視線は二人に関わらず鋭かった。
「水差す様で悪いけど……その三人……いや、二人……アイとレンに似てないか?」
一平の言葉で、ロックの背筋が凍る感覚を覚えた。
「そういえば!?」
サキが秋津の旗に、視線の全てを向けた。
ロックも目を凝らして見る。
「確かに……」
旗を囲う三人。
ロックの指摘する二人はそれぞれ、赤と白の衣装を纏う少女だった。
「だったら……青緑は……誰だ?」
ロックの問いに、ライト車の面々で応える者は誰もいなかった。
ただ、異様な偶然の一致にサキ達も唖然としていた。
小さくワゴン車が揺れる。
車窓から映る風景が夜景の市内と木々に変わった。
そして、ライトの口から、
「……名残惜しいが、着いたぞ?」
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