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第十章 Pedal to the Metal
祭禍―①―
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”私は世界を終末へと導く強大な時間である。
今や諸世界を破壊することに着手した。
たとえ君がいなくても、
敵軍に配置されている戦士たちは全員存在しなくなるであろう”
バガヴァット・ギーター 11章32節(同詳解 藤田 晃版より)
4月15日 午後8時6分 是音台高等科学研究所 地下施設 “祭壇”
ロックの目の前で激昂する三条 千賀子の身体が、青白い光に包まれた。
三条の石碑型“命導巧”:“パラノイド”が、青白い炎に覆われた純金の頭と銀の双肩の魔人の腹に埋め込まれる。
三条の背後に佇む巨大“ウィッカー・マン”――“スターマン”の扁桃の首が動いた。
黒い扁桃の双眸で“祭壇”のアーチ型の天蓋から、地表を見回す。
“スターマン”の眼が、紅い外套と翼剣を持つロックヲ捉えた。
「あれが……“アイレーン”?」
凛としているが辛うじて絞り出したことが伺える、サキの声色。
「同時に“天之御中主神”だ……」
ロックも内から来る震えと共に、吐き捨てた。
青白い後光に覆われた、“政声隊”側と“政市会”側のそれぞれの“へルター・スケルター”の別名。
それらに魅入られた者達から得た光で、“祭壇”を食い尽くさん勢いで巨人が輝く。
ロックの中で思い浮かんだ言葉が一つあった。
業火。
人の命を種火に、死の世界を幽玄にして雅に灯す。
深淵にして禍々しい輝きを放っていた。
「でも……こんなの、ありがたみもへったくれも無いね!!」
「スミちゃん……」
弟のサミュエルが、強く握りしめた散弾銃型“命導巧”:“パラダイス”に付いた大鎌を起立させる。
シャロンの眼に映るのは、“へルター・スケルター”復活の為に利用された、少女――秋津 澄香だった。
円形の“祭壇”の中心にいる三条を挟むように、男子の堀川 一と共に不可視の力で向かい合わせに括りつけられている。
“フィンヴェナフ”という刻まれた文字の下で、生贄として青白い炎に包まれる様に今すぐ駆け出したい衝動を、シャロンは抑えきれない。
「確実に言えるのは……こいつ、“平和の神”じゃねぇよ……」
「ああ、これでは……死神だ……」
橙の前髪とお揃いのパーカーを着た一平が、引きつった。
龍之助も眼鏡の中の鋭い眼の中に徐々に輪郭を現した“へルター・スケルター”を収め、立ち尽くす。
矛槍型“命導巧”:“セオリー・オブ・ア・デッドマン”を握る力が、目の前の存在で抜けそうになるのを、龍之助が耐えているようだった。
「それは……ある種、正解だ」
苔色の外套の青年――ブルースが翠眼で、“スターマン”を睥睨する。
「ブルース、どういうことだ?」
龍之助が首を傾げると、
「ギリシャ神話の“平和の女神”の“アイレーン”自体、死んだ魂を鳩にして迎え入れるという話がある。また、“天之御中主神”、は別名を“妙見”と言って北極星を司り、これも人の運命――つまり、生死を左右する」
ブルースの言葉に、龍之助が眼を見開く。
一平が息を吞む音も聞こえた。
「ついでに言うなら……ローマ神話の最高神でローマ帝国建国の祖の王である“ロムルス”が死んだ後の神の“クィリヌス”も平和の神で、別の側面は戦争の神の“マルス”
とも言われている」
「つまり、“政市会”も“政声隊”も……“平和”を願って、“戦争”を招いたってこと!?」
サミュエルがブルースの講釈を、笑えない皮肉で締めた。
「そして、更に笑えないことに、現時点での問題は……その“死神”に分別は無いようだぜ!!」
ロックは翼剣型“命導巧”:“ブラック・クイーン”を逆手に構えた。
巨大“ウィッカー・マン”:“スターマン”に宿る“死神”の青白い炎の勢いは、留まることを知らない。
巨人は首だけでなく、両手も動かし始める。
それに呼応するように、青白い業火の餌食が増えていった。
“祭壇”へ続く道にひしめく、ロック達を捕えんとした“政市会”と“政声隊”の構成員たちの列は、是音台高等科学研究所に繋がる階段まで続く。
ただし、彼らの何れもが獄卒の松明に魂を奪われていた。
「徐々に、動き出している……つまり、ここにいる奴らから熱力を得始めているな」
ロックの背後で、“パトリキウス”が見据える。
「住民たちの意識の中にいる“へルター・スケルター”も、こちらに集い始めている……復活すれば、上万作症候群の当事者たちは寛解する」
冷徹だが、どこか満足な響きで観察する元“七聖人”の赤毛の男――“パトリキウス”。
ロックは彼を睥睨する。
その視線に気づいたのか、
「だが、その前に――」
炎を思わせる赤毛の残像が揺れる。
「おっと……これは一体――」
肉迫する“パトリキウス”の振りかざす大鉄槌を、銀鏡の玉の“命導巧”で防ぐポンチョの男――“コロンバ”。
「貴様らの悪ふざけに煮え湯を散々飲まされてきたからな……大暴れした分、しっかり払ってもらうぞ!!」
「おいおい……昔のよしみとか、そういうの……無いの?」
“パトリキウス”の燃え滾る赤毛を映す、“コロンバ”が“仮面舞踏会”の“笑み”で“七聖人”の繋がりを強調した。
しかし、“パトリキウス”が言葉なく二撃目を放つ。
「だんまりかよ!!」
“コロンバ”が後退すると、彼の顎を狙って跳ね上がった大鉄槌が空を切った。
「確認するが……“へルター・スケルター”は“命熱波”だったな……ブルース?」
“七聖人”同士の戦いの傍らで放たれた龍之助の言葉に、ブルースが曖昧に頷くと、
「わかった……みんな、下がれ!!」
龍之助が三条と“へルター・スケルター”の宿った“ウィッカー・マン”の元へ走り出した。
ロックは彼の横顔の右側――特に、右眼から放たれる蒼い輝きを見る。
「まさか……“愛されし者の右眼”か!?」
ブルースが叫んだ。
「今一番強い“命熱波”に反応するなら、アイツしかいない!!」
矛槍型“命導巧”を右手に持つ龍之助の眼に、少しの揺らぎもなかった。
「龍之助……三条の貰っている熱力ですら、火力発電所8年分なんだぞ!? 生身で済むはずが――」
ブルースの抗議に、背中を向ける龍之助。
矛槍型“命導巧”を右手に、蒼い輝きが龍之助から出てくると、ブルースが、
「よし……龍之助を護――!?」
ロックの前に、赤いマントの突風が吹く。
颶風は、苔色の外套の前に、止まった。
「“ケンティガン”!!」
「ブルース=バルト……貴様が立ちはだかるか!!」
禿頭の戦士の突き出した杖を、ブルースの交差させた二振りのショーテル型“命導巧”が止めた。
「サミュエル、シャロン、“ライト”、“バイス”!! お前らは、三条の方を止めてくれ!!」
ロックに言われた四名が駆ける。
空中に浮いていた三条と石碑を埋め込んだ魔人の二人が、機械の大地に下りた。
サミュエルの散弾銃型“命導巧”:“パラダイス”の鎌を覆う黄金の風が、三条の頭を狙う。
三条の前を覆う様に、魔人が躍り出た。
ブルースの眼前の“ケンティガン”の背中に向けて、順手にした翼剣:“ブラック・クイーン”を振う。
ロックの振るった翼剣は、空を切る。
彼と眼を合わせたブルースの翠眼に映るロックの背後に、瞋怒を刻んだ男が降り立った。
「ロック、避けて!!」
サキの声に言われる儘、右脚を蹴って左へ移動する。
蒼白い指向性熱力の鏃が三発、ロックのいた場所を駆け抜けた。
サキの“命導巧”:“フェイス”から放たれた攻撃が、赤マントと杖の男の前で、爆散する。
「……“プロジェクト”:“信念”。既存の“命導巧”をお前専用に作り変えるとはな」
“ケンティガン”の瞋怒の刻まれた顔の奥の眼が、輝く。
「……“ラハブ”と“反”リリスの“命熱波”を持つ娘に、“蔵書子の天使”の“風の担い手”……滾る、これは滾るぞ!!」
歓喜に満ちた“ケンティガン”の戦叫と共に、マントが舞い上がる。
マントから垣間見える銀色の甲冑が、ロック、サキとブルースを映した。
そして、その背後の一平も映すと、
「よし……俺も――!?」
親友が“へルター・スケルター”を眼に植え込まれた“命導巧”で止めようとする姿に一平も奮起する。
“命導巧”:“ライオンハート”を構えるが、“へルター・スケルター”の宿る“スターマン”の眼を見て呆然とした。
“スターマン”の左右に吊り上がった扁桃の双眼。
それらに映る青白い炎が蠢く。
動く炎の群れの正体は、“政市会”と“政声隊”の構成員。
眼から生気は無く、口を半開きしたまま、彼らがこちらに向かう。
団体の違いに関係なく、機械の大地を叩き、靴を引きずる音がロック達を包み込んだ。
ロックは、真っ青になった一平を見て、一言吐き捨てる。
「全く……これが、“平和たる軍靴”ってヤツかよ!?」
今や諸世界を破壊することに着手した。
たとえ君がいなくても、
敵軍に配置されている戦士たちは全員存在しなくなるであろう”
バガヴァット・ギーター 11章32節(同詳解 藤田 晃版より)
4月15日 午後8時6分 是音台高等科学研究所 地下施設 “祭壇”
ロックの目の前で激昂する三条 千賀子の身体が、青白い光に包まれた。
三条の石碑型“命導巧”:“パラノイド”が、青白い炎に覆われた純金の頭と銀の双肩の魔人の腹に埋め込まれる。
三条の背後に佇む巨大“ウィッカー・マン”――“スターマン”の扁桃の首が動いた。
黒い扁桃の双眸で“祭壇”のアーチ型の天蓋から、地表を見回す。
“スターマン”の眼が、紅い外套と翼剣を持つロックヲ捉えた。
「あれが……“アイレーン”?」
凛としているが辛うじて絞り出したことが伺える、サキの声色。
「同時に“天之御中主神”だ……」
ロックも内から来る震えと共に、吐き捨てた。
青白い後光に覆われた、“政声隊”側と“政市会”側のそれぞれの“へルター・スケルター”の別名。
それらに魅入られた者達から得た光で、“祭壇”を食い尽くさん勢いで巨人が輝く。
ロックの中で思い浮かんだ言葉が一つあった。
業火。
人の命を種火に、死の世界を幽玄にして雅に灯す。
深淵にして禍々しい輝きを放っていた。
「でも……こんなの、ありがたみもへったくれも無いね!!」
「スミちゃん……」
弟のサミュエルが、強く握りしめた散弾銃型“命導巧”:“パラダイス”に付いた大鎌を起立させる。
シャロンの眼に映るのは、“へルター・スケルター”復活の為に利用された、少女――秋津 澄香だった。
円形の“祭壇”の中心にいる三条を挟むように、男子の堀川 一と共に不可視の力で向かい合わせに括りつけられている。
“フィンヴェナフ”という刻まれた文字の下で、生贄として青白い炎に包まれる様に今すぐ駆け出したい衝動を、シャロンは抑えきれない。
「確実に言えるのは……こいつ、“平和の神”じゃねぇよ……」
「ああ、これでは……死神だ……」
橙の前髪とお揃いのパーカーを着た一平が、引きつった。
龍之助も眼鏡の中の鋭い眼の中に徐々に輪郭を現した“へルター・スケルター”を収め、立ち尽くす。
矛槍型“命導巧”:“セオリー・オブ・ア・デッドマン”を握る力が、目の前の存在で抜けそうになるのを、龍之助が耐えているようだった。
「それは……ある種、正解だ」
苔色の外套の青年――ブルースが翠眼で、“スターマン”を睥睨する。
「ブルース、どういうことだ?」
龍之助が首を傾げると、
「ギリシャ神話の“平和の女神”の“アイレーン”自体、死んだ魂を鳩にして迎え入れるという話がある。また、“天之御中主神”、は別名を“妙見”と言って北極星を司り、これも人の運命――つまり、生死を左右する」
ブルースの言葉に、龍之助が眼を見開く。
一平が息を吞む音も聞こえた。
「ついでに言うなら……ローマ神話の最高神でローマ帝国建国の祖の王である“ロムルス”が死んだ後の神の“クィリヌス”も平和の神で、別の側面は戦争の神の“マルス”
とも言われている」
「つまり、“政市会”も“政声隊”も……“平和”を願って、“戦争”を招いたってこと!?」
サミュエルがブルースの講釈を、笑えない皮肉で締めた。
「そして、更に笑えないことに、現時点での問題は……その“死神”に分別は無いようだぜ!!」
ロックは翼剣型“命導巧”:“ブラック・クイーン”を逆手に構えた。
巨大“ウィッカー・マン”:“スターマン”に宿る“死神”の青白い炎の勢いは、留まることを知らない。
巨人は首だけでなく、両手も動かし始める。
それに呼応するように、青白い業火の餌食が増えていった。
“祭壇”へ続く道にひしめく、ロック達を捕えんとした“政市会”と“政声隊”の構成員たちの列は、是音台高等科学研究所に繋がる階段まで続く。
ただし、彼らの何れもが獄卒の松明に魂を奪われていた。
「徐々に、動き出している……つまり、ここにいる奴らから熱力を得始めているな」
ロックの背後で、“パトリキウス”が見据える。
「住民たちの意識の中にいる“へルター・スケルター”も、こちらに集い始めている……復活すれば、上万作症候群の当事者たちは寛解する」
冷徹だが、どこか満足な響きで観察する元“七聖人”の赤毛の男――“パトリキウス”。
ロックは彼を睥睨する。
その視線に気づいたのか、
「だが、その前に――」
炎を思わせる赤毛の残像が揺れる。
「おっと……これは一体――」
肉迫する“パトリキウス”の振りかざす大鉄槌を、銀鏡の玉の“命導巧”で防ぐポンチョの男――“コロンバ”。
「貴様らの悪ふざけに煮え湯を散々飲まされてきたからな……大暴れした分、しっかり払ってもらうぞ!!」
「おいおい……昔のよしみとか、そういうの……無いの?」
“パトリキウス”の燃え滾る赤毛を映す、“コロンバ”が“仮面舞踏会”の“笑み”で“七聖人”の繋がりを強調した。
しかし、“パトリキウス”が言葉なく二撃目を放つ。
「だんまりかよ!!」
“コロンバ”が後退すると、彼の顎を狙って跳ね上がった大鉄槌が空を切った。
「確認するが……“へルター・スケルター”は“命熱波”だったな……ブルース?」
“七聖人”同士の戦いの傍らで放たれた龍之助の言葉に、ブルースが曖昧に頷くと、
「わかった……みんな、下がれ!!」
龍之助が三条と“へルター・スケルター”の宿った“ウィッカー・マン”の元へ走り出した。
ロックは彼の横顔の右側――特に、右眼から放たれる蒼い輝きを見る。
「まさか……“愛されし者の右眼”か!?」
ブルースが叫んだ。
「今一番強い“命熱波”に反応するなら、アイツしかいない!!」
矛槍型“命導巧”を右手に持つ龍之助の眼に、少しの揺らぎもなかった。
「龍之助……三条の貰っている熱力ですら、火力発電所8年分なんだぞ!? 生身で済むはずが――」
ブルースの抗議に、背中を向ける龍之助。
矛槍型“命導巧”を右手に、蒼い輝きが龍之助から出てくると、ブルースが、
「よし……龍之助を護――!?」
ロックの前に、赤いマントの突風が吹く。
颶風は、苔色の外套の前に、止まった。
「“ケンティガン”!!」
「ブルース=バルト……貴様が立ちはだかるか!!」
禿頭の戦士の突き出した杖を、ブルースの交差させた二振りのショーテル型“命導巧”が止めた。
「サミュエル、シャロン、“ライト”、“バイス”!! お前らは、三条の方を止めてくれ!!」
ロックに言われた四名が駆ける。
空中に浮いていた三条と石碑を埋め込んだ魔人の二人が、機械の大地に下りた。
サミュエルの散弾銃型“命導巧”:“パラダイス”の鎌を覆う黄金の風が、三条の頭を狙う。
三条の前を覆う様に、魔人が躍り出た。
ブルースの眼前の“ケンティガン”の背中に向けて、順手にした翼剣:“ブラック・クイーン”を振う。
ロックの振るった翼剣は、空を切る。
彼と眼を合わせたブルースの翠眼に映るロックの背後に、瞋怒を刻んだ男が降り立った。
「ロック、避けて!!」
サキの声に言われる儘、右脚を蹴って左へ移動する。
蒼白い指向性熱力の鏃が三発、ロックのいた場所を駆け抜けた。
サキの“命導巧”:“フェイス”から放たれた攻撃が、赤マントと杖の男の前で、爆散する。
「……“プロジェクト”:“信念”。既存の“命導巧”をお前専用に作り変えるとはな」
“ケンティガン”の瞋怒の刻まれた顔の奥の眼が、輝く。
「……“ラハブ”と“反”リリスの“命熱波”を持つ娘に、“蔵書子の天使”の“風の担い手”……滾る、これは滾るぞ!!」
歓喜に満ちた“ケンティガン”の戦叫と共に、マントが舞い上がる。
マントから垣間見える銀色の甲冑が、ロック、サキとブルースを映した。
そして、その背後の一平も映すと、
「よし……俺も――!?」
親友が“へルター・スケルター”を眼に植え込まれた“命導巧”で止めようとする姿に一平も奮起する。
“命導巧”:“ライオンハート”を構えるが、“へルター・スケルター”の宿る“スターマン”の眼を見て呆然とした。
“スターマン”の左右に吊り上がった扁桃の双眼。
それらに映る青白い炎が蠢く。
動く炎の群れの正体は、“政市会”と“政声隊”の構成員。
眼から生気は無く、口を半開きしたまま、彼らがこちらに向かう。
団体の違いに関係なく、機械の大地を叩き、靴を引きずる音がロック達を包み込んだ。
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