おんなご。【R18】

あさだみく

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勇治

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海は広いし大きいな。




日本海の海は今日も輝いていて綺麗だ。

遠くには島が見えていて船も何隻か外海を進んでいた。




私の名前は森下千景(もりしたちかげ)、この4月に中学3年生になった。

でも本当の名前じゃない……




2年前、この海で波打ち際に上げられていたのを近くを通っていた漁師の人に拾われた。

その時身元を示すものが何もなく警察も困ったらしく孤児院に入れる話になったけど

拾ってもらった漁師の人が自分が引き取ると言ってくれて現在に至る。

その人の名前が森下勇治(もりしたゆうじ)さん、

31歳の独身で勇治さんのお母さんと私と3人で暮らしてたけどそのお母さんは1年前に他界した。


優しいおばあちゃんだったなあ…


千景って名前はそのおばあちゃんに付けて貰った。

それから2人暮らしになった。

勇治さんも優しい人だけどお酒を飲むと人が変わったように暴力を振るった。

おばあちゃんと2人で止めようとしたけど結局警察沙汰にいつもなってた。

おばあちゃんが亡くなってからは暫くお酒は飲んでなかったけど最近魚があまり獲れないらしくまた飲み始めた…

1人では止められないかも…

学校からの帰り道にそんな事を考えていると家にたどり着いた、わりと大きな平屋が勇治さんの家だ。


「ただいま…」


玄関の引き戸をゆっくりと開け中の様子を伺う、やっぱり帰ってるようだ。

魚の匂いに混ざってお酒の匂いがしてくる。魚の匂いは嫌じゃないけどお酒の匂いは好きじゃない。


「千景か?帰ったのか?」


「あ…うん、ただいま…」


勇治さんはお酒を手に居間に座っていた、顔は真っ赤になっていて目は据わっている。


「こっちに来て酌しゃくことしろ」


呼ばれたので仕方なく隣に座る、やっぱりお酒臭い…お酌をよくさせられるけど私はお酒なんか飲みたくはない…


「今日は学校はどうらった?ちゃんと勉強しとるか?」


「うん、それなりにしとるよ。」


私は記憶がないからわからないけどここの方言は多分使ったことがないのだろう、違和感を感じる。

学校の友達とかの会話でもたまによくわからないことがある。でも友達に私のしゃべり方は名古屋弁に近いと言われた、名古屋に住んでいたのだろうか…?

調べたら『している』は名古屋でも『しとる』らしくてそれには違和感は感じなかった。


「俺はな、お前が心配なんがの。2年前にお前こと浜で見つけてから…なんていとしげなおんなごらろうと思ったて。」


おんなご……女の子の事だ、確かに女の子なんだけどそれには凄く違和感を感じる。何故だろう……


「……もうあんまり飲まない方がいいんじゃない?」


私が止めようとすると勇治さんは目を見開いて食って掛かってくる。


「ああ!?千景、俺に歯向かう気か?拾ってやった恩こと忘れたか!?」


「そ、そういう訳じゃないけど…飲み過ぎかなって…」


驚き、後退りするも襖ふすまに当たり逃げ場を失う。勇治さんが顔に息が当たる位に近づいてくる、やっぱりお酒臭い……


「お前、いいおんなごになったな。」


勇治さんはそう言うと私にキスをしてきた!


「!?」


勇治さんを突飛ばし咄嗟とっさに唇を手の甲で拭く、その行為が気に触ったのか肩を掴まれ再び自分の唇を押し付けてくる。


「ンッ……うぐっ…」


凄く力強く肩を掴まれたまま襖を壊し床に押し倒された形になり身体の上にのし掛かられる。


「い…嫌っ…勇治さん……」



私が言葉をやっとの思いで漏らすと勇治さんはハッとした顔をして私の肩から手を離す、私は自分を抱くように震える事しか出来なかった……


流れ落ちる涙が頬を伝う、勇治さんはそのまま動かなくなりやはりガタガタと震えていた。


「どう…して……こんなことするの……?」


何とか言葉を振り絞りおそるおそる聞いてみる。

勇治さんは何も答えてはくれない、近寄ってみてもただ俯いているだけだった。


ようやく止まった涙を拭き背中越しに見える哀しげな輪郭を見据えながら私は彼に寄り添った。


「……!?ち、千景…?」


驚く勇治さん、二人ともまだ少し震えていた、勇治さんの体温が温かい…

じっと見つめ合う私達、真っ赤なのか真っ青なのかわからなくなった勇治さん。

今度は私から唇を近づける、多分さっきのがファースト・キスだったから自分からするのはこれが初めて…


「!?」


「勇治さん…ごめんね、辛かったんだよね?おばあちゃんもいなくなって…私も何も覚えてない役立たずだし……でも私で役に立てる事だったら何でもする……」


「千景…」


勇治さんは私を抱き上げ自室の引きっぱなしの布団に下ろしてくれた。


『何でもする』


あまり女の子が男の人に言ってはいけない言葉なのは分かっているけど勇治さんになら……

勇治さんだったら別に何をされても構わないと思った。



また彼からキスをされる、まだお酒の匂いがするが今度は気にならなかった。それより男の匂い、体臭とは違う……勇治さんの匂いがした。

暫く唇を押し付けあいながら徐々に舌が私の口の中に押し入ってきた。

歯茎や唇と歯の間を舌で舐め取られながら私もそっと舌を絡ませる……

柔らかい、それでいて少し硬い物がまるで生き物のように蠢うごめく。

チュパチュパと音を立て軈やがて唇が吸われ出す。息が出来なくなり目を閉ざし勇治さんに抱きつく。

彼は唇を一旦離しそれを首筋や耳たぶにも這わす。

強く吸われて私は思わず彼の背中に爪痕を立てた。

痛くないのか、まだ吸い続け痕が残るくらいに赤くなっている。

勇治さんは起き上がり着ていた上着を脱ぐ、私のも脱がされ間に間にブラまで外された。

大人だな、脱がすのはやっぱり慣れているみたい……


「恥ずかしいからあんまり見ないで……」


「いや…いとしげな胸だ……もじける(恥ずかしがる)事はない…」


あまりない乳房を見詰められ手で顔を隠す、優しく触られる。

その感触に身体が思わず動いてしまう。

指の隙間から勇治さんを見ると私を気にしながら乳首に触れて舐め始める。

舌にコロコロと転がされて硬くなっていく乳首。

彼の頭を抑え止めようとしても止めてもらえない。


「なーした?」


抑える私に勇治さんが聞く。


「そ、その……気持ち良すぎちゃって……」


「気持ちいいならそのまま感じればいいんだて。」


更に舐め続ける勇治さん、神経が胸にだけ行ってるみたいに敏感になる……

頭を持ったまま私は感じ続けた。息が粗くなりようやく止めてくれると今度はスカートを捲り上げてパンツを下ろされる。


「ひっ!?」


ビックリしてつい声を上げてしまう。

勇治さんはじっと私の股間を見つめる、下の毛が生えたのは中2の秋くらいでまだついこの間だったのでまだ産毛程度にしか生えてなかった。

無言で見つめられると凄く恥ずかしい……

勇治さんの漁業で培われた大きくて太い指が私のを擦る、筋に交わせて動く指に何故か腰が浮いてしまう。


「ほら、お前のオマンコ…俺の指に吸い付いてくる……」


「お、オマンコ…って?」


「ここの事だ、ここら辺じゃまんじょことかべっちゃっていうけどな。」


聞いたことないけど言われると凄く恥ずかしくなってくる、触られ続けられると中からじわっとオシッコみたいなものが溢れ出る。


「濡れてきた…俺のものこと受け入れられる証拠ら。」


勇治さんは布団の上に中腰になりズボンとパンツを一緒にを膝下まで下ろす、そこには初めて見る男の人のオチンチンがあった……

第一印象は大きくて黒いキノコっていう感じで回りには毛が覆っていてグロく見えた。

一緒に住んでいて実は一回だけ勇治さんが脱衣場で全裸になっているところに知らずに私が入って見てしまった事があるけどその時はこんなに大きくなくてもっと小さかった……はず。

そこに目が釘付けになっていると少し照れた勇治さんがまた私にのし掛かる。


「ちっとばか痛てぇかも知れねれけどがまんしろよ。」


勇治さんのが私の中に入ってくる……激痛が身体中に走る、彼のオチンチンが熱い……溜まりかね背中をぎゅっと握りしめると爪が深く突き刺さる。


「痛っ……」


どっちが呟いたかわからない程に二人とも同時に発した。

勇治さんはゆっくりと腰を前後に動かす、下半身が痛くてズキズキする。

彼の重みを感じながら脚を絡め必死にしがみつく。


「ハアッ…ハアッ…ンッ…」


吐息が漏れる、恥ずかしさで一杯、一生懸命になっている勇治さんにキスをする、舌が音を立て絡み合う。


「ち…千景……ごめん、もう……でるっ……」


出る?何が……?


息が粗く大きくなってくる、オマンコ…が熱くなってきた。痛みの中に少しずつ気持ちよくなってきた……

勇治さんオチンチンが脹れてくる。



「!?」



勇治さんはオチンチンを抜き先っぽから白くて熱い…

でもオシッコじゃないものを出した…

それは私のお腹の上に落ちた。そのまま、また勇治さんがのし掛かってきてぐったりとした……


初めてのたいけんが終わりボ―っとしていた私。


「すまなかった……千景…」


謝る勇治さん、でも私は別の事を考えていた。


さっきの……

勇治さんが白い液体…を出すときに一瞬頭が真っ白になった。その時に何かが見えた、記憶を失う前の……



悲しい記憶……






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