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女子寮(後編)
しおりを挟む女子寮に来てから一週間、漸く金曜日だ。あれから毎日の様に先輩達の相手をさせられていた、でもいつも後半は覚えてないんだけど……えっちした後の先輩達はやたら依ってきたり魚籠着いてたりする……
寮に住んでる1年生と祖父江姉妹以外は全員したかなあ……
刹那ともしていない、刹那と言えば初日の後から何か変というか一歩下がって見てるんだよね……学校や寮内ではついてくるし普通に話すんだけど……何があったんだろ?
とにかく今日はやっと本命の秋葉さんと話が出来るよ……
コンコン……
「秋葉さん?いる?」
寮の秋葉さんの部屋をノックすると暫くしてから秋葉さんが出てきた。因みに今日は私一人で会いに来た。色々事情を聞かなきゃいけないだろうし……
「はる……久曽神部長……」
「ごめんね、ちょっと聞きたい事があってさ。中に入れて貰っていいかな?」
「あ、はい。どうぞ……」
中に入ると流石フランスのハーフだけあって部屋のなかはフランスっぽい。中にいる秋葉さんは宛らフランス人形の様だった。
フランスに行ったことないけどさ……
「秋葉さんはこっちに来てから友達出来た?」
「あ、いえ……まだんだな(そんな)に誰とも話できてないだ……です。」
「じゃあさ、僕と友達にならない?嫌じゃなかったら、だけど?」
「んだな!嫌じゃない……だぁ~、寧ろ嬉しいだぁ……。」
「良かった、じゃあ宜しくね?」
「はい、こちらこそよろしくおねがいしっぺない(します)。」
「でさ……聞くけど寮内で何があったの?」
いきなりストレートに聞いちゃった、まあ回りくどいよりはいいかな……
「それは……その……」
「ごめん、言いにくいよね?ただ雪嶋先生がずっと出てこられてないから先生達も心配しててさ。」
「雪嶋先生が?んだなぁ……」
「だから聞かせてくれないかな?出来るだけ秘密は守るから……」
「……実は……私は……雪嶋先生にあることを知られてしまったんだぁ……」
「あること?」
「私は……男だって事を……」
おとこ!?今流行りの男の娘ってやつ?流行ってるのか知らんけど!
「お、男の子だったんだ……秋葉さん……」
「はい……一人でお風呂に入ってるところを見られて……雪嶋先生真面目な人だから……黙っててくれたんですけど……たぶんほんじぇ(それで)悩んでるんだと思います。」
「そう……秋葉さんはどうしたいの?公表されたい?」
「私は……ここに要られなくなるのはイヤだけど雪嶋先生に迷惑がかかるのなら……しょうがないだぁ……」
「………じゃあ僕も秘密を話すね?」
「え?」
立ち上がり服を脱いで秋葉さんに見せる、その方が不公平じゃないからだ。
「ぶ、部長……って……女の子?」
「うん……秋葉さんも見せてよ、男の娘を……」
「あ、うん……」
秋葉さんも全裸になった、顔は女の子なのにおちんちんがついてるなんて変な感じ……しかもおっきい……まあ私も当然男の子顔だけど、元男の子だし……
「凄いね……秋葉さんの……」
「あ、あんまり見ないでよ。かっこわりから(恥ずかしいから)……」
「あ、ごめん。でもなんで男の子なのに女の子に?」
「うん……私はちゃっこい(小さい)頃から女の子に間違えられて……ほんじぇいっそのこと女の子にしちゃえって両親が……」
「ナニソレ?よく通ったねえ、そんな話……」
「うん、まあそう思うけどその方が私はよかったなって……」
「秋葉さんは男の子が好きなの?女の子が好きなの?」
「私は…どっちもいいけど今は女の人……雪嶋先生が好きなんだけど……自信がないの……」
「自信がない?どうして?」
「私こんなのだし……先生と生徒なんて……無理だよ。」
「聞いてみなきゃ分かんないよ?秋葉さんの事は学校に言ってみるから雪嶋先生と話してみたら?」
「………でも……やっぱり……」
「じゃあどうやったら自信が着くの?僕も手伝うからさ?」
「あのね……前に部長と三咲先生が部室だった時の応接間でえっちなことした時あったでしょ?あれを見てて部長みたいに自信があればいいなあって思ってたの……だから……その……」
秋葉さんはもじもじとしながらもこっちをちらちら見ている、おちんちんもまだ大きくしてる……
「ああ……うん、わかったけど僕でいいの?初めてなんでしょ?」
「部長でいいの……部長も秘密を教えてくれたんだから……」
秋葉さんの決意に満ちた表情を見るとイヤとは言えないなあ……
「うん、わかった。同じ年なんだから陽斗って呼んで?僕もイリナって呼ぶからさ?」
「あ、だったらはるくんでいい?私はいっちゃんでいいよ?」
「あ~、はいはい。いっちゃんね……」
結構言うよね~、いっちゃん。
「優しくしてね……?」
なんだか立場が逆なんですけど……でも可愛い……女って部分では完全に負けてるな、私……
「やぁん……見ないで、恥ずかしいよ……」
うう……なんか虐めたい衝動に駆られるぅ……でもいつもいつも意識飛んじゃうのもなぁ……お姉さんが弟…妹に教える感じですればいいのかな?
「いっちゃん……お姉さんに任せて…ね?」
「ふぇ?はい……お姉ちゃん……」
いっちゃんの固くなったおちんちんに触れるとぴくんってなってる、痛くないように指先だけで先っぽの白くなってる所を擦ってあげる。
「あっ……」
「ふふ、ここぴくぴく動いてるよ?どうしたの?」
「き……気持ちいいから……」
「いっちゃん女の子でしょ?これは何て名前?」
「えと………くりとりす?」
「そう……いっちゃんのクリトリスこんなになっちゃってるね?」
「うん、お姉ちゃんを見てると……こうなっちゃったの……」
「そうなんだあ?でも本当は男の子だよね?その時はこれは何て名前?」
「………おちん…ちん……」
「うん、おちんちんだよね?すごくおっきいおちんちんだよ?」
「やだぁ……」
恥ずかしくなり手で顔を隠すいっちゃん、手で男の子が自分でする様に擦ってあげる。
「あのね、いっちゃん……男の子でも女の子でも自分は自分、いっちゃんって言う一人の人間なの。だからいっちゃんが自分はこうしたい!って思うようにしたほうがいいよ。それが自信に繋がるから、ね?」
「………うん、お姉ちゃん。」
「さ、手で出しちゃう?おちんちん破裂しそうになってるよ?」
「あっ…あ…うんっ……」
「出しちゃえっ…」
「あ!あ!ああっ!!」
びゅるびゅるびゅる!
勢いよくいっちゃんの精子が飛び出した……
「一杯出たね、気持ち良かった?」
「うん……でも私、お姉ちゃんの中に……その……」
「入れたいの?いいよ……お姉ちゃんとひとつになろ?」
「ありがと、お姉ちゃん…」
いっちゃんのを宛がいグリグリと押し付ける、さっき出したばっかりなのにもう固くなってる……
「いっちゃんのおちんちん、入れるね?」
「怖いよ、お姉ちゃん……」
「大丈夫……お姉ちゃんに委せて……」
ゆっくり入っていくいっちゃんのおちんちん、中でピクピクと動いてる……
「ほら、入ったよ?おちんちん……お姉ちゃんの中はどう?」
「温かくて……ぬるぬるして…気持ちいい……」
「うん、いっちゃんのおちんちんもおっきくてかたくて気持ちいいよ……」
「はぁ…はぁ…私…えっちになってる……お姉ちゃんのなかでまた出しちゃいそうだよ…」
「いいわよ、お姉ちゃんの中でイッちゃっても…」
「イッちゃう?出すんじゃないの?」
「女の子だとイッちゃうっていうのよ?言ってみて?」
「私…イッちゃう……お姉ちゃんの中でイッちゃうよおっ…」
「いいよ…イッちゃって……お姉ちゃんも……イッちゃうから……あっ……」
「んあっ!!」
「くっ!」
同時にイッちゃった……
いっちゃんは雪嶋先生に会いに行って想いの内を伝えた、結果は聞いてないけど幸せそうだ。
それにしてもまた意識が飛んでた……陽斗君じゃなかったみたいだったけど……
私の中には一体何人いるんだろう………
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