おんなご。【R18】

あさだみく

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男子寮(前編)

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 女子寮の視察が終わって今日からは一週間、男子寮だ。男の子ばっかりなのに大丈夫かなあ……

 秋が必死になって止めようとしてたけど行かない訳にもなあ……



 男子寮に着くと前に通った時も酷いなと思ったけど中に入ったら余計にそう思う。

 今時木造とか信じられないし!地震対策とかで引っ掛かるんじゃないの?


「あっ!久曽神君ですね?私は寮長の一柳涼雅(いちやなぎりょうが)です、宜しく!」


 仕切り屋店長みたいな人が出てきた、岐阜の人かな?三年生で身長が180くらいあってスマートな理数系な感じの人だ。


「また寮生には夕食の時にも紹介わなもしね(しますね)、取り合えずここを使ってください。」


 案内されたのは六畳くらいで机があって二段ベッドが有る部屋だった。


   二段ベッド?


「ちょ!ちょっと待ったあ!二人部屋ですか!?」

「はい、そうや?何か不都合やけど(でも)?」


 不都合有りすぎだよ!男の子と同室はマズイだろ!


「そ、そ、それはちょっと困るんですけど!」

「まあ一週間やろから(ですから)、それに同室の奴は久曽神君の知り合いやろから。じゃあ私はこれで!」


 知り合い?誰だ?どっちにしても困るなあ……着替えとか出来ないし……




 暫くするとドアが開いてここの主、同室の子が帰ってきた。


「部長、よろしゅおねがいしもんで(よろしくおねがいします)!」

「あれ……?君って……」


 探究部の柚留木君だった、彼も身長が高くて2メートル近くあるんじゃないかな?ガッチリしててなんでうちの部にいるんだろうと常々思う。


「あ~、そっかぁ…柚留木君だったんだ。一週間宜しくね?」

「俺は夜居んん(いない)んでゆっくい(ゆっくり)してくいやんせ(ください)。」

「いない?どこか行くの?」

「まあ……バイトござんで(です)。」

「そうなんだ?毎日行くの?」

「………はい、でん(でも)向こうで寝てうし(るし)土日は寮には帰ってうし大丈夫ですよ!」

「何のバイト?」

「あ~っと、工事現場のバイトござんで。知り合いの人がやってて特別に働かせてもろてうん(もらってるん)ござんで。」

「………ふうん。」



 食事の時間になり食堂に集まり紹介された。皆の動きがぎこちなく感じるけど……

 さて、今回のターゲットのながおかくんは……いた。

 隣に座ると怪訝そうな顔で睨んできた。


「………何が目的でここに来た?」

「察しがいいねえ、ながおかくん。何で揉めたの?」

「揉め事?何の話だ?俺は何にも揉めてないぞ?」

「え?そうやって聞いたけど……違うの?」

「……大体検討は付くが男子寮の秘密を知って拒否したからやろう?」

「男子寮の秘密?女子寮にもあったよ?そっちはわかったけどさ……」

「女子寮の秘密?何だよ?」

「寮長に聞いたんだけど昔女子寮も木造だった頃に開かずの間って呼ばれてた部屋があってね、男子寮と繋がっててそこから夜這いとかしてたんだって。それがバレるとマズイから根も葉もない噂を流したらしいよ。」

「よく有る話だな、あっぱくさ(あほくさい)。」

「男子寮の秘密って何?」


 ながおかくんはちょっと考え込んで立ち上がった。ご飯をもう食べ終わったらしい、流石男の子。食べるの早いなあ……


「それはウラの口からは言えん、誰か別の奴に聞け……」

「ちえっ、ケチ……」




 部屋に戻ると柚留木君はもうバイトに行ったみたいだった、家も木造だけどここは何だか怖いなあ……


 二段ベッドの上に寝ると窓とか壁がガタガタとなってくる……何か呻き声も聞こえるし……ヤバイ、オシッコしたくなってきた……


 廊下に出ると呻き声はますます大きくなってくる、男の声……唸ってる……怨念か?


「ぶちょう……ぶちょう……」


 え?何?今の声……?


「部長!!」


「きゃああああああああああああ!!!!!!!!」


「うわっ!?な、何かあ!?」


「なんだ!?」

「どうした!?」

「女の声がしたぞ!?」


「あ…あ…あっ……」


 漏らしちゃった………!


 寮生が今の声でみんな出てきた、漏らしたのもバレるけど女だってのもバレる!!


「わっ!ごめんなさい!僕が驚かせたけぇ(から)部長がビックリしただけなんじゃ(です)!」

「すんませなんだ(すみませんでした)、みんな部屋に戻ってくんね(下さい)。」


 私を隠すように立ちはだかったのはながおかくんと………え?誰だっけ?

 ああ!探究部の普通君だ!名前は……思い出せないけど……


 みんなが居なくなってから二人はこっちを見た、漏らしたの分かってるよね?床濡れてるし……どんな顔していいか判らず俯いていた。


「部長、とにかくお風呂にいきましょう。体を洗わんと(ないと)……」

「ほや(そうだな)、そうさ(しよう)……」


 え?お風呂?ダメダメ!



 無理矢理寮の大浴場に連れていかれる、濡れたパジャマのズボンと女物のパンツを引きずり脱がされる。恥ずかしいやら照れ臭いやら色々あったけどなんか疲れて抵抗する気力もなかった。


「おめぇ(お前)……女だったんけ?」

「部長が……女子?」

「………」


 かけ湯をしてから中に入った、二人とは少し距離をおいている。


「二人はどうして一緒に居たの?」

「ああ、同室さけな(だから)」

「そうなんだ……ごめんね、色々……」

「別に……せんないげ(仕方ないだろ)?呻き声がおとろしんげ(恐かったんだろ)?」

「うん……あれ、何?」

「ありゃぁですね、その~」


 普通君が言おうか戸惑っているとまたながおかくんが話してきた。普通君、頑張れ。


「男と男の……ちゃんぺだ。」

「ちゃんぺ?って……?」

「ああ!オメッチョ!」

「オメッチョ??」

「…………セックスの事だ。」

「は!?」

「だから……先輩達が男同士で……そういうことをしていたと……」

「……ああ。」

「…………」


 沈黙が流れる、気まずい……何か言わないと……


「二人はしとらんの?」


「 「するわけないだろ!!」 」


 おお、見事にハモった。


「結構男子寮もそういう人いたりするの?」

「2、3年はいるげ1年はまだえん(いない)やろうな。」

「もっ?女子寮も?ですか?」

「女子寮は先輩と後輩二人で1部屋になってて大体がそうなるんだって、無理強いはしないらしいけど……」

「マジか……」

「あっ……」


 普通君が赤くなってる…のぼせてしまったのかな?


「普通……高萩君?のぼせたの?」

「あ~、いや~、その~」

「あっ……ごめん……」

「いえっ!すみません!」

「何だ?勃起しちまったのか?」

「しーっ!しーっ!」


 見ちゃったけど……そういうながおかくんも勃起してる……まあそうなっちゃうかな、この状況じゃ……私も濡れてるし……


「ねえ、二人でさ……身体洗ってくれない?洗いっこしようか?」

「はあ!?」

「部長!?」

「………この事は秘密だよ?勿論僕が女だって事もね?」

「言わないけど……」

「い、い、言いません!」


 湯槽から出て椅子に座るとながおかくんが私の右に、普通君が左に立った。

目の前には起ってるおちんちん……

 なんだかドキドキしてきてまた頭が真っ白に……



「どうするんだよ……」

「その前にそれ、何とかせん(しない)といかんだろ?」

「うっ……せんないやろ、おめ見とったらウラもこうなったさけ……」

「ほら、貸せ!普通も!」

「ふ、普通!?部長、どうしたんか?」

「うっさい(煩い)!舐めてやるから大人しくしとれ(しなさい)!!」


 ペロッ…ペロッ…こしこし……


 普通のを扱き、ながおかのを舐める、どっちもカチカチだった。


「ん……うっ……」

「あっ……部長ぉっ……」


 ひくひくしてて直ぐに暴発しそうだった、更に2本とも攻める、腰が引けててやりにくいな……


「まっと(もっと)こっちに来いて!」

「きゅ、久曽神……ヤバイ……」

「部長ぉ……ンッ!!」


 びゅるびゅるびゅる!


 2本からほぼ同時にザーメンが出されて顔や身体が真っ白になった。





「あ~あ……汚れちまったじゃねーか?」

「す、すまん……」

「ごめんなさい…部長。」

「洗えよ、手で……」


 俺は横を向き、ながおかは前から、普通は後ろから備え付けのボディソープを付けて身体を洗ってくれる、二人ともぎこちない手つきで胸や背中、髪の毛を洗ってくれた。


「ちびったんげ(漏らしたんだろ)?ここもよく洗っちゃる(てやる)。」

「ひうっ!!」


 ながおかの指がまんこを掻き回す、いきなり指を入れられビクッと身体が跳ねる。


 ぐちゅぐちゅという音が風呂場に響く、ヤバイ……指だけでいってまう(イッちゃう)……



「ほれ、綺麗になったぞ。おめぇのちゃんぺ……それにしても、おめぇ……急にどうした?男っぽくなってないか?」

「あ?ああ……今は陽高はるたかって呼んでくれ、詳しくは説明出来んけど陽斗の性格の一部とでも思っといてくれりゃいいで。」

「性格の一部?ですか?」

「おめぇ、二重人格か?」

「……多重人格だけどな、あっ!この事も秘密だからな?人には言うなよな?言ったらぶち殴るからな?」

「………言わないけど……ひっどお(大変だ)なぁ……」

「秘密だらけじゃね(ですね)……」

「んじゃまんこするか?まだ物足らんのだろ?」

「そりゃほやけど(そうだが)……中身が男だと……」

「やりにくいの……」

「構わんて、ついとるのはちゃんとついとるんだから。」


 その気にさせるためにタイルに寝転び両足を上げそそるポーズを取る、俺もしたいしな……


「男のくせにほっこし(大層)な格好だな?」

「うるさい、どうすんだよ?結構恥ずかしいんだぞ!」

「ほんなに入れて欲しいんけ?」

「げにするん(本当にするの)?」

「早く入れろ!」


 ながおかはやっと重い腰を上げ自分のちんぼを持ちながらまんこに宛がい入れてきた。


「ん……うっ……」

「くっ……」


 固いちんぼが入ってきて中で動く、思わず気の抜けた、女の顔になってしまう……


「かすが(凄い)……どぼどぼ(びちゃびちゃ)やっちゃ(だな)?」

「んあ……しょうがない……だろっ…濡れてくるもんは……」

「………背中痛くないのか?」

「……そりゃ痛いけどな。」

「おめぇなぁ……言えよ。」


 ながおかは体勢を変え自分が下になり俺が上になった。そのまま動くと奥まで当たって気持ちいい……


「部長、お願いできますか……?」


 普通がちんぼを出してきた。舐めろってことか?


「んうっ……んぐ……」

「うっ……部長……上手いです。」

「だんべ(おちんちん)舐めたら急に締め付けてきた……おめぇやっぱえっちだろ?」

「ん……はあっ……もう……なんでも……いいからさぁ、尻にも入れろよ、普通…」

「えっ!?部長のお尻にですかぁ?」

「おめぇ、何でもありなんか……」

「ほれ……」


 身体をながおかに抱きつくようにして入ったまま尻を普通のほうに浮かすように向ける。


「それじゃあ行くじゃんよ(きますよ)?」


 菊門に当て、ゆっくり入れていく普通。尻に入るサイズは普通じゃない……


「うー?ううっ……きつっ……」

「大丈夫ですか?」

「ああ……でもその代わりゆっくり動けよ?」

「は、はいっ……」


 2本の棒が体内をいったり来たりしてる、擦りあい、気持ちいいところに当たって声がいっぱい出る……


「うっ……部長の……キツい……」

「はあっ…はあっ…また……出るげっ……」

「あ…あっ……ううっ……」

「僕…もう……ダメっ……」

「ああああっ!!」




 抜くとまんこと尻の穴から精子が大量に出てきた……




 外に出ると二人立ってた、生徒会の人達らしい。嘉久兄さんに言われて風呂を見張ってたそうだ、通りで大声出しても誰も入って来なかったはすだ。



「まあ……秘密は黙っておいてやるけどそのうちおいこつな(エライ)目に合うで気をつけろよ……」

「部長、ありがとうございました!」


 二人は部屋に戻っていったけど結局男子寮の秘密は教えてくれなかった……

 しかもまた新しい人格出てきてるし!男で陽高かぁ……はあ、寝よ………






「気づかれずに一週間やり過ごせればいいが……」





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