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理想の相手
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「久しぶり」
この3週間で三度目の飲み会だった。それぞれが家庭の不満を持ち寄る。今までは亜子と佳苗に押され気味だったあゆみが捲し立てるように旦那の文句を始めた。
「マジであいつのオナラ臭い。竹野内の顔であんなオナラされたら腹が立って仕方がないんだけど!」
続けて亜子も旦那の文句を言い始めた。
「えー。でもオナラなら換気すれば良いでしょ。うちのキムタクなんて加齢臭が凄いんだから!今までも臭かったけど、キムタクの顔であの匂いを出されたら堪らないんだけど。染み付いて取れないし」
「でもさぁ、匂いは我慢できるでしょ。うちの福山なんてご飯食べる時にポロポロこぼすんだから。本当に清潔感のかけらもない」
文句を言い始めたら止まらない3人は次第に互いの旦那の中身が入れ替わったら良いのにと言い始めた。
「それいい!顔も声も竹野内で、オナラはしないなら頑張れそう。私はご飯こぼすぐらいは我慢できる」
そうして互いに交換する相手を決めて家に帰ってきた。
(これで完全無欠の竹野内が手に入る)
楽しみすぎてあゆみは朝早く起きてしまった。
顔を洗おうと洗面台に向かうとその鏡には自分の顔が写っていない。
「えっ?何これ?私の顔が皆んなにブサイクって言われてる女芸人の顔になってる」
あゆみは慌てて旦那に相談に行った。
(どうしよう。折角旦那が理想になったのに、私が劣化してる)
「僕はあゆみの顔がどんなんでも大好きだよ」
「あんた、もしかして!」
完
この3週間で三度目の飲み会だった。それぞれが家庭の不満を持ち寄る。今までは亜子と佳苗に押され気味だったあゆみが捲し立てるように旦那の文句を始めた。
「マジであいつのオナラ臭い。竹野内の顔であんなオナラされたら腹が立って仕方がないんだけど!」
続けて亜子も旦那の文句を言い始めた。
「えー。でもオナラなら換気すれば良いでしょ。うちのキムタクなんて加齢臭が凄いんだから!今までも臭かったけど、キムタクの顔であの匂いを出されたら堪らないんだけど。染み付いて取れないし」
「でもさぁ、匂いは我慢できるでしょ。うちの福山なんてご飯食べる時にポロポロこぼすんだから。本当に清潔感のかけらもない」
文句を言い始めたら止まらない3人は次第に互いの旦那の中身が入れ替わったら良いのにと言い始めた。
「それいい!顔も声も竹野内で、オナラはしないなら頑張れそう。私はご飯こぼすぐらいは我慢できる」
そうして互いに交換する相手を決めて家に帰ってきた。
(これで完全無欠の竹野内が手に入る)
楽しみすぎてあゆみは朝早く起きてしまった。
顔を洗おうと洗面台に向かうとその鏡には自分の顔が写っていない。
「えっ?何これ?私の顔が皆んなにブサイクって言われてる女芸人の顔になってる」
あゆみは慌てて旦那に相談に行った。
(どうしよう。折角旦那が理想になったのに、私が劣化してる)
「僕はあゆみの顔がどんなんでも大好きだよ」
「あんた、もしかして!」
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