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最強天使、勇気ある三半規管を称える
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ガコンッ!ガコンッ!と音を立てながら、ジェットコースターは急坂を上がる。
いい眺めだ。ふんわりとした薄い夏の雲が、山の頂を軽やかに包んでいる。密集した緑の葉たちは、秋の訪れと共に赤や黄金色に染まるのだろうか。那須の紅葉は、シャッターを押す手が止まってしまうほどの美しさを秘めているだろう。
「すっげえ! わあーーいっ!!」
「キャハハッ! 遊くん、まだ落ちてないよ!」
遊と久美ちゃんの弾ける声が、コースターの振動に乗って届く。そんな二人とは打って変わり、俺の隣の力也くんは静まり返っているぞ。
ちらりと横を見る。やたらと姿勢よく真っ直ぐ前を向き、さらさらの黒髪はなびいているが——。
むっ!石化しているのでは!?
「力也くん?」
「……」
「りき(やくん?)」
最強天使の問いかけを飲み込み、コースターは勢いよく急降下した。
——ゴゴゴゴゴオォオオォオオオオーーーーッッ!!
「ひゃっほおおおおおーーーッ!!」
「キャッハハハハ!!」
遊の叫び声がこだまし、久美ちゃんの笑い声も渦を巻いて響いていく。遠心力により体は引っ張られ、風を切り裂くコースターはぐるりと宙返りだ。ほう。翼を広げて大空を翔けるのとは、また違った趣がある。
上界にも、山々の風景とセットで似た遊園地を作るのはどうだろうか。話題沸騰となり、早めに入園ゲートが閉じられるほど人気が出るかもしれないぞ。
——と、あれこれ考えていたが。
猛烈な風を浴び、前髪が躍る力也くんにもう一度話しかける。
「力也くん! とんでもないスピードだな!?」
「……」
大声で話しかけたが反応はない。
「力也くん!」
「……」
「りき(やくん?)」
応答せよ。
コースターは猛スピードで走り回ったのち、突如ブレーキがかかって静止。急降下、急カーブ、さらには大回転とは。これは、絶叫マシーン好きも唸る構成だろう。
「最高だったあ! 久美ちゃん、あとでまた乗ろうよ!」
「うん、私も楽しかった!」
遊はこのまま列に並び直しそうな勢いだ。体をそらせてジェットコースターを体現し、久美ちゃんを笑わせている。
一方で——。
「…………」
力也くんは完全に膝が笑い、足元がおぼつかない。黒い瞳は虚ろで、長いまつ毛は影を落としている。
「力也くん、俺の腕に掴まりたまえ」
「あ、ありがとうございます……」
遊が振り返り、こちらの様子に気づいたみなが一斉に駆け寄った。
「力也せんぱあーい! 俺、おんぶしましょうか?」
「ありがとう……でも、それは恥ずかしいかな……?」
笑みはあるが、心ここにあらず。相当苦手なのに挑戦したのだろう。なんという勇気だ、力也くん!
「力也くん、俺と少し休憩しよう」
「サミュエルさん……僕、一人で大丈夫ですよ……?」
おや。だいじを使わぬ若者もいるのか。それはさておき、一人にするなどありえぬ。
「どこか涼しいところで休むとしよう」
俺は力也くんを連れて、蒼くんお勧めのレストランに入店。つるりとした横長の白いテーブルを、向かい合う真っ赤な革のソファが挟んでいる。黒白のチェック模様の床が広がり、アメリカンダイナーのような雰囲気だ。
ギターをぶらさげ、ぴったりとしたズボンを穿き、「ロックンロール!」と叫びたくなってしまう。那須にいながらアメリカを楽しめるとは、なんとお手軽なんだ、栃木よ!ややこじつけな絶賛を自覚している。
「何か冷たくて甘いものを飲もう。座って待っていてくれ」
テーブルにうなだれる力也くんを見守りつつ、俺は炭酸飲料を二つ注文。フレンチフライもあるのか、つまむのにいいかもしれん。……だが、「いもフライのほうが手が込んでいる」などと言ってしまった手前、肩身が狭い件。
俺は飲み物を受け取ると、店の端で周囲を確認した。ひとつのカップにだけ手のひらをかざし、魔法を施す。カップ全体がオーロラ色に煌めき、ゆらゆらと波打つ光に包まれていく——。
回復魔法。これで、気分もスッキリするはずだ。
「力也くん。さあ、飲むといい」
テーブルに突っ伏す力也くんの前へ腰を下ろす。おもむろに半身を起こした力也くんは、申し訳なさそうに表情を歪ませた。
「サミュエルさん、ありがとうございます。すみません、僕に付き合わせてしまって……」
「ははは。気にするでない」
絶賛体調不良の力也くんは、ぷにっとした唇でストローを咥えた。ちゅーっと吸い込むと、青白かった顔色がみるみる明るさを取り戻す。
驚いたように力也くんはまばたきを繰り返し、上目遣いに俺を見つめた。
「……あれ? 僕、なんだかすっかり元気になった気がします」
「そうか。よかったな」
俺も続いて喉を潤す。シュワシュワと弾ける炭酸飲料は、やはり夏の暑さを吹き飛ばすな。
「サミュエルさん。まるで、魔法を使ったみたいですね?」
——ブバッッ!!
手のひらで口を覆ったが、軽く吹いてしまったかもしれぬ。
「大丈夫ですか……?」
「そ、そういえば、フレンチフライもあったぞ! 力也くん、どうだ!?」
力也くんははにかみ、肩をすぼめた。
「ありがとうございます。でも、僕は揚げ物が苦手なので。このジュースで充分です」
危うく、調子に乗って買い込むところだった。余計気持ち悪くさせてどうすんだ。
「サミュエルさあーーん! 力也せんぱあーーい!」
遊の声は実によく通る。高いわけではないが、体全体がスピーカーのような働きをしているのだろうか。上界で讃美歌を歌わせたら、トップに君臨するだろう。
「俺たちさ、さっきのジェットコースターもう一回乗ったんだ!」
「遊よ、すっかりお気に入りだな?」
興奮する遊を隣に、蒼くんは首を伸ばして奥の席を覗いている。ここは、六人で座るには少々狭いようだ。
「俺としのぶはあっちのテーブルに行きますね。力也くん、もうだいじ?」
「はい。僕、子供みたいですね……」
照れ笑いを浮かべた力也くんは、どこか気まずそうである。
「力也くん。人はみな、得意不得意があって当然だ。恥じることはない。ところで、何か腹に入れなくてだいじか?」
諭す最強天使は、すっかり「だいじ」を我が物としている。
「そうですね。僕も何か食べようと思います」
「力也せんぱあーい! 俺とサミュエルさんで買ってきます!」
遊は突然ジャンプして、俺の背中にしがみついた。この勢いはレディでは耐えられまい。久美ちゃんをふっとばすのではと心配でならぬ。
「バイト先のアイスクリーム屋でも思ったが、遊の力は普通ではないぞ?」
「サミュエルさんさ、あとで恐竜を観に行こうよ!」
今朝の微笑み同様、俺の発言は軽やかにスルーされた。そして、ワンダーランド栃木には恐竜がまだ生き残っているのか。ははは。……さすがにそれはないだろう。
「でっかい眼鏡みたいなの装着してさ、VRで楽しめるんだ!」
「そうか。だが、久美ちゃんは興味があるのか?」
距離を縮めねばならぬデートで、レディを恐怖に陥れるなど——。
「うん! 久美ちゃん、恐竜好きなんだ!」
絶叫マシーンと恐竜が好きな少女。遊と気が合っている。
しかし、力也くんはまた酔うのではないだろうか?三半規管が弱い者は、映像が揺れると拒否反応を示すと聞くぞ。
「これ食ったらさ、俺もう一回さっきのジェットコースターに乗ろうかな!」
「さすがに時間を空けたほうがいい。胃の内容物が躍り出るぞ」
遊をなだめつつ満腹になったところで、我々は恐竜のVR体験へ!
——続く——
いい眺めだ。ふんわりとした薄い夏の雲が、山の頂を軽やかに包んでいる。密集した緑の葉たちは、秋の訪れと共に赤や黄金色に染まるのだろうか。那須の紅葉は、シャッターを押す手が止まってしまうほどの美しさを秘めているだろう。
「すっげえ! わあーーいっ!!」
「キャハハッ! 遊くん、まだ落ちてないよ!」
遊と久美ちゃんの弾ける声が、コースターの振動に乗って届く。そんな二人とは打って変わり、俺の隣の力也くんは静まり返っているぞ。
ちらりと横を見る。やたらと姿勢よく真っ直ぐ前を向き、さらさらの黒髪はなびいているが——。
むっ!石化しているのでは!?
「力也くん?」
「……」
「りき(やくん?)」
最強天使の問いかけを飲み込み、コースターは勢いよく急降下した。
——ゴゴゴゴゴオォオオォオオオオーーーーッッ!!
「ひゃっほおおおおおーーーッ!!」
「キャッハハハハ!!」
遊の叫び声がこだまし、久美ちゃんの笑い声も渦を巻いて響いていく。遠心力により体は引っ張られ、風を切り裂くコースターはぐるりと宙返りだ。ほう。翼を広げて大空を翔けるのとは、また違った趣がある。
上界にも、山々の風景とセットで似た遊園地を作るのはどうだろうか。話題沸騰となり、早めに入園ゲートが閉じられるほど人気が出るかもしれないぞ。
——と、あれこれ考えていたが。
猛烈な風を浴び、前髪が躍る力也くんにもう一度話しかける。
「力也くん! とんでもないスピードだな!?」
「……」
大声で話しかけたが反応はない。
「力也くん!」
「……」
「りき(やくん?)」
応答せよ。
コースターは猛スピードで走り回ったのち、突如ブレーキがかかって静止。急降下、急カーブ、さらには大回転とは。これは、絶叫マシーン好きも唸る構成だろう。
「最高だったあ! 久美ちゃん、あとでまた乗ろうよ!」
「うん、私も楽しかった!」
遊はこのまま列に並び直しそうな勢いだ。体をそらせてジェットコースターを体現し、久美ちゃんを笑わせている。
一方で——。
「…………」
力也くんは完全に膝が笑い、足元がおぼつかない。黒い瞳は虚ろで、長いまつ毛は影を落としている。
「力也くん、俺の腕に掴まりたまえ」
「あ、ありがとうございます……」
遊が振り返り、こちらの様子に気づいたみなが一斉に駆け寄った。
「力也せんぱあーい! 俺、おんぶしましょうか?」
「ありがとう……でも、それは恥ずかしいかな……?」
笑みはあるが、心ここにあらず。相当苦手なのに挑戦したのだろう。なんという勇気だ、力也くん!
「力也くん、俺と少し休憩しよう」
「サミュエルさん……僕、一人で大丈夫ですよ……?」
おや。だいじを使わぬ若者もいるのか。それはさておき、一人にするなどありえぬ。
「どこか涼しいところで休むとしよう」
俺は力也くんを連れて、蒼くんお勧めのレストランに入店。つるりとした横長の白いテーブルを、向かい合う真っ赤な革のソファが挟んでいる。黒白のチェック模様の床が広がり、アメリカンダイナーのような雰囲気だ。
ギターをぶらさげ、ぴったりとしたズボンを穿き、「ロックンロール!」と叫びたくなってしまう。那須にいながらアメリカを楽しめるとは、なんとお手軽なんだ、栃木よ!ややこじつけな絶賛を自覚している。
「何か冷たくて甘いものを飲もう。座って待っていてくれ」
テーブルにうなだれる力也くんを見守りつつ、俺は炭酸飲料を二つ注文。フレンチフライもあるのか、つまむのにいいかもしれん。……だが、「いもフライのほうが手が込んでいる」などと言ってしまった手前、肩身が狭い件。
俺は飲み物を受け取ると、店の端で周囲を確認した。ひとつのカップにだけ手のひらをかざし、魔法を施す。カップ全体がオーロラ色に煌めき、ゆらゆらと波打つ光に包まれていく——。
回復魔法。これで、気分もスッキリするはずだ。
「力也くん。さあ、飲むといい」
テーブルに突っ伏す力也くんの前へ腰を下ろす。おもむろに半身を起こした力也くんは、申し訳なさそうに表情を歪ませた。
「サミュエルさん、ありがとうございます。すみません、僕に付き合わせてしまって……」
「ははは。気にするでない」
絶賛体調不良の力也くんは、ぷにっとした唇でストローを咥えた。ちゅーっと吸い込むと、青白かった顔色がみるみる明るさを取り戻す。
驚いたように力也くんはまばたきを繰り返し、上目遣いに俺を見つめた。
「……あれ? 僕、なんだかすっかり元気になった気がします」
「そうか。よかったな」
俺も続いて喉を潤す。シュワシュワと弾ける炭酸飲料は、やはり夏の暑さを吹き飛ばすな。
「サミュエルさん。まるで、魔法を使ったみたいですね?」
——ブバッッ!!
手のひらで口を覆ったが、軽く吹いてしまったかもしれぬ。
「大丈夫ですか……?」
「そ、そういえば、フレンチフライもあったぞ! 力也くん、どうだ!?」
力也くんははにかみ、肩をすぼめた。
「ありがとうございます。でも、僕は揚げ物が苦手なので。このジュースで充分です」
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「サミュエルさあーーん! 力也せんぱあーーい!」
遊の声は実によく通る。高いわけではないが、体全体がスピーカーのような働きをしているのだろうか。上界で讃美歌を歌わせたら、トップに君臨するだろう。
「俺たちさ、さっきのジェットコースターもう一回乗ったんだ!」
「遊よ、すっかりお気に入りだな?」
興奮する遊を隣に、蒼くんは首を伸ばして奥の席を覗いている。ここは、六人で座るには少々狭いようだ。
「俺としのぶはあっちのテーブルに行きますね。力也くん、もうだいじ?」
「はい。僕、子供みたいですね……」
照れ笑いを浮かべた力也くんは、どこか気まずそうである。
「力也くん。人はみな、得意不得意があって当然だ。恥じることはない。ところで、何か腹に入れなくてだいじか?」
諭す最強天使は、すっかり「だいじ」を我が物としている。
「そうですね。僕も何か食べようと思います」
「力也せんぱあーい! 俺とサミュエルさんで買ってきます!」
遊は突然ジャンプして、俺の背中にしがみついた。この勢いはレディでは耐えられまい。久美ちゃんをふっとばすのではと心配でならぬ。
「バイト先のアイスクリーム屋でも思ったが、遊の力は普通ではないぞ?」
「サミュエルさんさ、あとで恐竜を観に行こうよ!」
今朝の微笑み同様、俺の発言は軽やかにスルーされた。そして、ワンダーランド栃木には恐竜がまだ生き残っているのか。ははは。……さすがにそれはないだろう。
「でっかい眼鏡みたいなの装着してさ、VRで楽しめるんだ!」
「そうか。だが、久美ちゃんは興味があるのか?」
距離を縮めねばならぬデートで、レディを恐怖に陥れるなど——。
「うん! 久美ちゃん、恐竜好きなんだ!」
絶叫マシーンと恐竜が好きな少女。遊と気が合っている。
しかし、力也くんはまた酔うのではないだろうか?三半規管が弱い者は、映像が揺れると拒否反応を示すと聞くぞ。
「これ食ったらさ、俺もう一回さっきのジェットコースターに乗ろうかな!」
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