19 / 39
最強天使、学びのとき
しおりを挟む
「お待たせいたしました! いらっしゃいませー!」
甲高いベルの音と共に、アイスクリーム屋がオープン。
外で待っていた親子連れや少年少女、カップルたちが、どやどやと店内へ流れ込んできた。
磨き上げられた木目調の床。空気にはほんのり甘い香りが漂っている。
ガラスのショーケースには、ミルクの純白、鮮やかな赤のイチゴ、明るい黄色のレモン、そして——あれだ!遊、見よ!淡い緑色のピスタチオジェラートッ!
……取り乱した。
色とりどりに並ぶ様は、宝石箱のように美しい。これは人気店になりそうだぞ。
二階からは子どもたちのはしゃぎ声。テラス席ではカップルが大きなパラソルの下、互いにジェラートを食べさせ合っている。開店直後とは思えぬ大盛況だ。
そして俺も、例のピンク色のエプロンを着用している。
胸に抱かれた「ニコニコ乳牛+イチゴ+レモン」のゆるキャラ。最強天使サミュエル、完全に威厳を喪失したのではないか。バレットよ、頼むから見ないでくれ……!
「二階席も空いてますので、どうぞ」
「エプロン可愛いー! お兄さん似合ってるー!」
「照れてるお兄さんも可愛いー!」
「……ははは」
少女に「可愛い」と褒められる。下界は奥が深い。
遊はといえば、せっせとカップを補充したり、テーブルを拭いたりと忙しなく動き回っている。それでも笑顔は絶やさない。接客の鑑である。
「遊よ。ソフトクリームは巻かぬのか?」
「ちょっとやってみたんだけどさ、ヘビみたいにニョロニョロしちゃったや!」
普段の豪快さを思い浮かべると、容易に想像できる。
「でもさ、ジェラートを斜めに盛るのは褒められたんだ! ……えっ!?」
遊が突然、入り口のほうを見て硬直した。
「く、く、久美ちゃんが来てる……!」
視線の先には、白いワンピースにポニーテールの少女——友人と笑いながら順番を待つ、久美ちゃんの姿である。
店内はさらに賑わいを増していく。窓際では親子連れがレモン牛乳ソフトを片手に写真を撮り、テーブル席の少女たちはカップを掲げて「映え」を競っている。
窓越しの陽光を受けたピスタチオジェラートも、なお一層輝いて見えるな……遊よ!あれだぞ!まだ言うか、俺。
「その元気いっぱいな接客で、ジェラートの担当お願いできるかしら?」
スタッフの一人が遊に声をかけた。
「えっ!? で、でも……!」
「……あれ!? 遊くんがいる!」
「ほんとだ、美浜くーん!」
久美ちゃんと吹奏楽部の友人が一緒に手を振っている。
「ど、どうしよう! 緊張して上手くできないかも!」
俺は遊の肩に手を置いた。
「案ずるな。いつもの笑顔でいれば……」
「サミュエルさん! こっちでソフトクリーム巻けますか!?」
……え?
キッチンはすでにフル稼働。コーンもカップも飛ぶように消えていく。
「未経験ゆえ……」
「一度やってみてください!」
魔法を使いたい衝動を必死に抑える。ここでオーロラの輝きを放ってみろ、とんでもない騒ぎになるぞ!
だが思い出せ、俺は最強天使だ。指先の器用さには自信がある。
コーンを受け取り、手首のスナップでくるくると巻いてみせた。上出来である(満足)。
「サミュエルさん、上手ですね! ミルクソフトはお任せします!」
なぜか俺が一台のマシンを担当することに。だが、よい。ここなら遊と久美ちゃんの様子を見守れる。
淡々とソフトクリームを仕上げつつ、視線は常に遊へ向けた。
「遊くん、こんにちは! ミルクジェラートください!」
「は、はい!」
久美ちゃんの笑顔に、遊の手は震えている。それでも懸命に盛り付ける姿……なんとも眩しいではないか!
頑張れ、遊!そのひと盛りに青春を込めるのだ!
と、ふと気づけば。
「あの! サミュエルさん、巻きすぎです!」
振り返ると俺のソフトクリームは、天を突くほど高く積み上がっていた。まるで聖火ランナーのトーチである。
「わあーっ!」
「すごーい!」
——パチパチパチパチッ‼
客たちが拍手している。俺は上界に戻るまでに、栃木であと何回拍手を送られるのだろうか?
結局、その「奇跡のソフトクリーム」はスタッフの計らいで、俺と遊の休憩用となった。
二階のテーブル席に並んで腰を下ろし、巨大なミルクソフトを分け合う俺と遊。その向こうの窓際では、久美ちゃんが友人と語らいながらミルクジェラートを食べている。
栃木生乳の濃厚な甘みに、まろやかな舌触り……スプーンが止まらぬ!
日本よ、栃木よ、人間よ!いったいどこまで上界に挑もうというのだ!?
「午後のバイトも頑張ろうね!」
「うむ」
上機嫌な遊と話していると、久美ちゃんがこちらに近づいてきた。
「遊くんがカップに盛ってくれたジェラート、すっごく美味しかったよ!」
白いワンピース、揺れるポニーテール。遊は完全に釘付けで、口が半開きである。
「か、かわ……!」
「え?」
「い、いえ! 何でもないです! へへっ!」
遊は動揺のあまり俺の手からコーンを奪い、包み紙まで食べかける始末。俺はさりげなく紙だけを抜き取った。それこそ手品の一幕のようだ。
「遊くん」
「は、はい!」
「敬語で話さなくて、だいじ!」
にっこりと笑う久美ちゃん。
「で、でも……!」
「そのほうが私も嬉しいから。ねっ?」
遊は勢いよく立ち上がり、九十度にお辞儀。……椅子が俺の膝に直撃した。痛覚のある人間なら悶絶しただろう。
「う、うんっ! わかった!」
「あはは! またね、遊くん! サミュエルさんも!」
友人と一緒に軽やかに階段を下りていく久美ちゃん。その後ろ姿を、遊はつむじを見せたまま見送っていた。
「よかったな、遊」
「…………」
「遊?」
「サミュエルさあーーーーんっ!」
突然遊が飛びついてきて、俺は椅子ごと倒れそうになりながら踏ん張った。相変わらず勢いが凄まじい。
「俺さ、久美ちゃんと仲良くなれてるよ!」
「そうだな」
「サミュエルさんのおかげだよ!」
俺の膝の上で目を輝かせる遊。構図はややおかしいが、俺はゆっくり首を横に振った。
「遊よ。久美ちゃんと距離を縮められたのは、お前が行動したからだ」
「……俺が?」
「そうだ。デートに誘ったのも、綺麗にジェラートを盛り付けて久美ちゃんを喜ばせたのも、お前自身だ。俺はただ応援しただけだぞ」
遊は白い歯を見せて、ニッと笑った。
「うんっ!」
行動を起こすも起こさぬも、自分次第。
——人間は、自ら未来を切り拓く。
最強天使サミュエルもまた、このアイスクリーム屋で一つ学んだのだ。
——続く——
甲高いベルの音と共に、アイスクリーム屋がオープン。
外で待っていた親子連れや少年少女、カップルたちが、どやどやと店内へ流れ込んできた。
磨き上げられた木目調の床。空気にはほんのり甘い香りが漂っている。
ガラスのショーケースには、ミルクの純白、鮮やかな赤のイチゴ、明るい黄色のレモン、そして——あれだ!遊、見よ!淡い緑色のピスタチオジェラートッ!
……取り乱した。
色とりどりに並ぶ様は、宝石箱のように美しい。これは人気店になりそうだぞ。
二階からは子どもたちのはしゃぎ声。テラス席ではカップルが大きなパラソルの下、互いにジェラートを食べさせ合っている。開店直後とは思えぬ大盛況だ。
そして俺も、例のピンク色のエプロンを着用している。
胸に抱かれた「ニコニコ乳牛+イチゴ+レモン」のゆるキャラ。最強天使サミュエル、完全に威厳を喪失したのではないか。バレットよ、頼むから見ないでくれ……!
「二階席も空いてますので、どうぞ」
「エプロン可愛いー! お兄さん似合ってるー!」
「照れてるお兄さんも可愛いー!」
「……ははは」
少女に「可愛い」と褒められる。下界は奥が深い。
遊はといえば、せっせとカップを補充したり、テーブルを拭いたりと忙しなく動き回っている。それでも笑顔は絶やさない。接客の鑑である。
「遊よ。ソフトクリームは巻かぬのか?」
「ちょっとやってみたんだけどさ、ヘビみたいにニョロニョロしちゃったや!」
普段の豪快さを思い浮かべると、容易に想像できる。
「でもさ、ジェラートを斜めに盛るのは褒められたんだ! ……えっ!?」
遊が突然、入り口のほうを見て硬直した。
「く、く、久美ちゃんが来てる……!」
視線の先には、白いワンピースにポニーテールの少女——友人と笑いながら順番を待つ、久美ちゃんの姿である。
店内はさらに賑わいを増していく。窓際では親子連れがレモン牛乳ソフトを片手に写真を撮り、テーブル席の少女たちはカップを掲げて「映え」を競っている。
窓越しの陽光を受けたピスタチオジェラートも、なお一層輝いて見えるな……遊よ!あれだぞ!まだ言うか、俺。
「その元気いっぱいな接客で、ジェラートの担当お願いできるかしら?」
スタッフの一人が遊に声をかけた。
「えっ!? で、でも……!」
「……あれ!? 遊くんがいる!」
「ほんとだ、美浜くーん!」
久美ちゃんと吹奏楽部の友人が一緒に手を振っている。
「ど、どうしよう! 緊張して上手くできないかも!」
俺は遊の肩に手を置いた。
「案ずるな。いつもの笑顔でいれば……」
「サミュエルさん! こっちでソフトクリーム巻けますか!?」
……え?
キッチンはすでにフル稼働。コーンもカップも飛ぶように消えていく。
「未経験ゆえ……」
「一度やってみてください!」
魔法を使いたい衝動を必死に抑える。ここでオーロラの輝きを放ってみろ、とんでもない騒ぎになるぞ!
だが思い出せ、俺は最強天使だ。指先の器用さには自信がある。
コーンを受け取り、手首のスナップでくるくると巻いてみせた。上出来である(満足)。
「サミュエルさん、上手ですね! ミルクソフトはお任せします!」
なぜか俺が一台のマシンを担当することに。だが、よい。ここなら遊と久美ちゃんの様子を見守れる。
淡々とソフトクリームを仕上げつつ、視線は常に遊へ向けた。
「遊くん、こんにちは! ミルクジェラートください!」
「は、はい!」
久美ちゃんの笑顔に、遊の手は震えている。それでも懸命に盛り付ける姿……なんとも眩しいではないか!
頑張れ、遊!そのひと盛りに青春を込めるのだ!
と、ふと気づけば。
「あの! サミュエルさん、巻きすぎです!」
振り返ると俺のソフトクリームは、天を突くほど高く積み上がっていた。まるで聖火ランナーのトーチである。
「わあーっ!」
「すごーい!」
——パチパチパチパチッ‼
客たちが拍手している。俺は上界に戻るまでに、栃木であと何回拍手を送られるのだろうか?
結局、その「奇跡のソフトクリーム」はスタッフの計らいで、俺と遊の休憩用となった。
二階のテーブル席に並んで腰を下ろし、巨大なミルクソフトを分け合う俺と遊。その向こうの窓際では、久美ちゃんが友人と語らいながらミルクジェラートを食べている。
栃木生乳の濃厚な甘みに、まろやかな舌触り……スプーンが止まらぬ!
日本よ、栃木よ、人間よ!いったいどこまで上界に挑もうというのだ!?
「午後のバイトも頑張ろうね!」
「うむ」
上機嫌な遊と話していると、久美ちゃんがこちらに近づいてきた。
「遊くんがカップに盛ってくれたジェラート、すっごく美味しかったよ!」
白いワンピース、揺れるポニーテール。遊は完全に釘付けで、口が半開きである。
「か、かわ……!」
「え?」
「い、いえ! 何でもないです! へへっ!」
遊は動揺のあまり俺の手からコーンを奪い、包み紙まで食べかける始末。俺はさりげなく紙だけを抜き取った。それこそ手品の一幕のようだ。
「遊くん」
「は、はい!」
「敬語で話さなくて、だいじ!」
にっこりと笑う久美ちゃん。
「で、でも……!」
「そのほうが私も嬉しいから。ねっ?」
遊は勢いよく立ち上がり、九十度にお辞儀。……椅子が俺の膝に直撃した。痛覚のある人間なら悶絶しただろう。
「う、うんっ! わかった!」
「あはは! またね、遊くん! サミュエルさんも!」
友人と一緒に軽やかに階段を下りていく久美ちゃん。その後ろ姿を、遊はつむじを見せたまま見送っていた。
「よかったな、遊」
「…………」
「遊?」
「サミュエルさあーーーーんっ!」
突然遊が飛びついてきて、俺は椅子ごと倒れそうになりながら踏ん張った。相変わらず勢いが凄まじい。
「俺さ、久美ちゃんと仲良くなれてるよ!」
「そうだな」
「サミュエルさんのおかげだよ!」
俺の膝の上で目を輝かせる遊。構図はややおかしいが、俺はゆっくり首を横に振った。
「遊よ。久美ちゃんと距離を縮められたのは、お前が行動したからだ」
「……俺が?」
「そうだ。デートに誘ったのも、綺麗にジェラートを盛り付けて久美ちゃんを喜ばせたのも、お前自身だ。俺はただ応援しただけだぞ」
遊は白い歯を見せて、ニッと笑った。
「うんっ!」
行動を起こすも起こさぬも、自分次第。
——人間は、自ら未来を切り拓く。
最強天使サミュエルもまた、このアイスクリーム屋で一つ学んだのだ。
——続く——
62
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる