54 / 72
最強天使、数字を下げる者
しおりを挟む
オオヤ歴史資料館を訪れたその夜。蚊取り線香の煙がゆらめく遊の部屋で、俺は布団に寝転び、うちわで顔をぱたぱたあおいでいた。
完全に日本人である。天使かどうかも、最強かどうかも疑わしい。
「蚊も落っこちたかなあ? 冷房つけるね!」
遊はベランダの窓を閉めると、そのままベッドにダイブした。……壊しにいってるのだろうか。いつか底が抜けるのでは?アイスクリーム屋のドアベルと、どちらが先に落下するか、いい勝負である。
「サミュエルさんさ、なにか魔法見せてくれる?」
枕を抱きしめた遊は寝転がったまま、俺をじっと見つめた。唐突なリクエストがなんとも彼らしいが、なんだかんだで、まだ俺の創作を見たことがないのだ。
「いいぞ」
俺は手のひらを宙にかざし、指先をなめらかに動かした。その軌跡に小さな光の粒がふわりと舞い、徐々にオーロラ色のヘアブラシを描き出していく。
「うわあっ! すっげえっ……!」
感激し、ベッドで立ち上がる遊に微笑みつつ、人差し指を左右に振り、ふわふわの天パをとかす。オーロラ色のブラシが髪に触れるたび、淡い虹色の煌めきが部屋中に弾け、遊を優しく包み込んでいく。
「次はさ、俺のことを浮かせて——!」
——ブロロロ……。
窓の外から、低いエンジン音とタイヤが地面を擦る音が響いた。おや。どうやら蒼くんが帰ったようだ。
「にーちゃんかも? また魔法見せてね!」
「うむ。こっそりな?」
俺はパチンッと指を鳴らして創作を終了。オーロラ色のブラシは静かに明滅し、宙を舞う無数の光と共に姿を消した。
遊はベッドから降りると、部屋のドアを開け放って階段のほうを覗き込んだ。一階に向かってぶんぶんと手を振っている。
「にーちゃあーん! おかえりーっ!」
拡声器を使ったような大声である。蒼くんの笑い声と階段を上がる足音が近づく。
「そんなに大声じゃなくても聞こえるってば」
デートをした日の彼の口元はゆるんでいる。良い一日だったようだ。
「蒼くん、おかえり」
「ただいま。しのぶが『旅行、楽しみで眠れないかも』って言ってました」
「ははは。あと数日だな?」
「はい」
部屋に入った蒼くんを見て、遊も勢いよくドアを閉めた。
「にーちゃん、幸せそうだったね? いいなあーっ!」
遊がベッドに二度目のダイブをした。トランポリンで寝たほうがいいのでは?屋根を突き破る可能性も否定できないが。
「遊。次はお前が幸せになる番だ」
「うんっ! 久美ちゃんの浴衣姿、可愛いだろうなあ。……あっ、妄想してないからね!? 違うってばあ!!」
足をジタバタさせ、ベッドの上で大騒ぎする遊に伝えよう。まもなく深夜です。
「もうご両親は休んでるぞ。我々も寝るとしよう」
「ぐう……ぐううう……」
電気を消そうとリモコンを天井に向けた俺だったが、遊はすでに眠りに落ちていた。自由にもほどがある。
おっと、バレットに連絡していなかったな。俺はポケットからスマホを取り出し、そっとベランダに出た。
月が穏やかに美浜家を照らしている。のどかな栃木の夜だ。
あと十日あまりで、この景色も見納めか——。
「……サミュエル様」
「バレット。今日はオオヤ歴史資料館を訪れたが、見ていただろうか?」
「ええ。力也様もご一緒でしたね」
俺は夏の星座を眺めた。力也という名前や、獅子の持つイメージとは、少々異なる印象を受ける青年——。
「図書館の再建の話があっただろう? 地下神殿をモデルにすれば、利用者が増えるのではと思うのだが」
「名案でございますね」
「……しかし、遊の撮った写真が、なんとも個性的でな」
「つまり、『全く参考にならない』ということでございますね」
相変わらず容赦ない件。
「ま、まあ、そういうことだ……」
帰宅後、プリンターで次々と写真を印刷してくれた遊だったが——。
「ババ抜きみたいにするからさ、好きなの何枚か引いてみて!」
七枚ほどの写真を裏返えし、俺に向けて差し出す。一枚引いてみると、そこには被写体の形はなく、走る光の躍動感だけが写っていた。二枚、三枚と引いたが、どれもよく似ている。すべてがジョーカーという、まさかの展開だった。
「サミュエル様。ミッションに無関係な人間について調べる行為は、基本的にペナルティの対象となります」
「……急にどうしたのだ?」
首をひねる俺に、バレットは話を続けた。
「サミュエル様は、壊れた腕時計の影響により迷子になられ、栃木での生活を余儀なくされている……この認識に、相違はございませんね?」
「ははは。余儀なくというよりも——」
「相違はございませんねッ!?」
「は、はい」
バレットは俺より年下だが、時折、その勢いにたじろぐことがある。
「……ですので、執事と致しましては、ペナルティの危険を冒してでも調べざるを得ない状況にございます」
「何についてだ?」
「遊様の周りにいらっしゃる、ご友人についてです。名前を申し上げましょう。力也様について、でございます」
——バレットよ、そういうことか。
ミッション非対象の人間のファイルを持ち出すことは不可能だ。恐らく、資料館で力也くんのデータを呼び寄せ、最低限の項目にだけ目を通したのだろう。
「……力也様は、過去のトラウマと葛藤に苦しんでいらっしゃいます。ですが、天使と出会ったことにより、状況は著しく好転している模様でございます」
「天使? 力也くんのミッションを担う者が、栃木にいるのか?」
「いえ。天使と申しましても、天使のような人間、でございます」
——この人は、俺の友達のサミュエルさんです!——
俺は部屋を振り返った。遊がベッドで大の字に眠る姿が目に入り、思わず笑ってしまう。
「遊のことか?」
「さようでございます」
遊よ、お前はやはり天使にふさわしいようだ。
「サミュエル様。私どもは、ほんの手助けをしているにすぎません。互いを思い、手を差し伸べ、愛情をもって支え合う光景は、きっと私どもの想像以上に、下界に溢れているのでしょうね」
誰かと分かりあえずに、絶望を覚えようとも。その瞬間が全てではないのだ。
どうか、それを忘れるでない——。
「ときにサミュエル様。もしも、遊様のミッションを見つけられた際は、私も上界からサポート致しますゆえ、何なりと……」
俺は夜空を仰いだ。遠くでキラリと光る流れ星。あれは本物か、それとも天使か、あるいは執事か——。
「バレットよ、お前は優しいな」
「……はい?」
「俺が力也くんを気にかけていると知り、調べてくれたんだろう?」
「ッ!! 急なナルシスト発言はお控えくださいませッ!!」
俺はスマホを耳から離した。焦るツンデレ執事の声は、思ったよりも大きい。
「ははは。バレットは素直じゃないな」
「まっ……たく……ナルシスト……サミュエル……」
——プツッ。
ノイズの影響で、最後に聞こえたのは「ナルシストサミュエル」という響き。おい。
俺は笑いながら部屋へ戻り、静かにカーテンを閉めた。恐らく、遊のミッションは見つからぬだろう。……だが、それでいいのだ。
素晴らしい友を得られた。俺はそれで、充分だ。
——続く——
完全に日本人である。天使かどうかも、最強かどうかも疑わしい。
「蚊も落っこちたかなあ? 冷房つけるね!」
遊はベランダの窓を閉めると、そのままベッドにダイブした。……壊しにいってるのだろうか。いつか底が抜けるのでは?アイスクリーム屋のドアベルと、どちらが先に落下するか、いい勝負である。
「サミュエルさんさ、なにか魔法見せてくれる?」
枕を抱きしめた遊は寝転がったまま、俺をじっと見つめた。唐突なリクエストがなんとも彼らしいが、なんだかんだで、まだ俺の創作を見たことがないのだ。
「いいぞ」
俺は手のひらを宙にかざし、指先をなめらかに動かした。その軌跡に小さな光の粒がふわりと舞い、徐々にオーロラ色のヘアブラシを描き出していく。
「うわあっ! すっげえっ……!」
感激し、ベッドで立ち上がる遊に微笑みつつ、人差し指を左右に振り、ふわふわの天パをとかす。オーロラ色のブラシが髪に触れるたび、淡い虹色の煌めきが部屋中に弾け、遊を優しく包み込んでいく。
「次はさ、俺のことを浮かせて——!」
——ブロロロ……。
窓の外から、低いエンジン音とタイヤが地面を擦る音が響いた。おや。どうやら蒼くんが帰ったようだ。
「にーちゃんかも? また魔法見せてね!」
「うむ。こっそりな?」
俺はパチンッと指を鳴らして創作を終了。オーロラ色のブラシは静かに明滅し、宙を舞う無数の光と共に姿を消した。
遊はベッドから降りると、部屋のドアを開け放って階段のほうを覗き込んだ。一階に向かってぶんぶんと手を振っている。
「にーちゃあーん! おかえりーっ!」
拡声器を使ったような大声である。蒼くんの笑い声と階段を上がる足音が近づく。
「そんなに大声じゃなくても聞こえるってば」
デートをした日の彼の口元はゆるんでいる。良い一日だったようだ。
「蒼くん、おかえり」
「ただいま。しのぶが『旅行、楽しみで眠れないかも』って言ってました」
「ははは。あと数日だな?」
「はい」
部屋に入った蒼くんを見て、遊も勢いよくドアを閉めた。
「にーちゃん、幸せそうだったね? いいなあーっ!」
遊がベッドに二度目のダイブをした。トランポリンで寝たほうがいいのでは?屋根を突き破る可能性も否定できないが。
「遊。次はお前が幸せになる番だ」
「うんっ! 久美ちゃんの浴衣姿、可愛いだろうなあ。……あっ、妄想してないからね!? 違うってばあ!!」
足をジタバタさせ、ベッドの上で大騒ぎする遊に伝えよう。まもなく深夜です。
「もうご両親は休んでるぞ。我々も寝るとしよう」
「ぐう……ぐううう……」
電気を消そうとリモコンを天井に向けた俺だったが、遊はすでに眠りに落ちていた。自由にもほどがある。
おっと、バレットに連絡していなかったな。俺はポケットからスマホを取り出し、そっとベランダに出た。
月が穏やかに美浜家を照らしている。のどかな栃木の夜だ。
あと十日あまりで、この景色も見納めか——。
「……サミュエル様」
「バレット。今日はオオヤ歴史資料館を訪れたが、見ていただろうか?」
「ええ。力也様もご一緒でしたね」
俺は夏の星座を眺めた。力也という名前や、獅子の持つイメージとは、少々異なる印象を受ける青年——。
「図書館の再建の話があっただろう? 地下神殿をモデルにすれば、利用者が増えるのではと思うのだが」
「名案でございますね」
「……しかし、遊の撮った写真が、なんとも個性的でな」
「つまり、『全く参考にならない』ということでございますね」
相変わらず容赦ない件。
「ま、まあ、そういうことだ……」
帰宅後、プリンターで次々と写真を印刷してくれた遊だったが——。
「ババ抜きみたいにするからさ、好きなの何枚か引いてみて!」
七枚ほどの写真を裏返えし、俺に向けて差し出す。一枚引いてみると、そこには被写体の形はなく、走る光の躍動感だけが写っていた。二枚、三枚と引いたが、どれもよく似ている。すべてがジョーカーという、まさかの展開だった。
「サミュエル様。ミッションに無関係な人間について調べる行為は、基本的にペナルティの対象となります」
「……急にどうしたのだ?」
首をひねる俺に、バレットは話を続けた。
「サミュエル様は、壊れた腕時計の影響により迷子になられ、栃木での生活を余儀なくされている……この認識に、相違はございませんね?」
「ははは。余儀なくというよりも——」
「相違はございませんねッ!?」
「は、はい」
バレットは俺より年下だが、時折、その勢いにたじろぐことがある。
「……ですので、執事と致しましては、ペナルティの危険を冒してでも調べざるを得ない状況にございます」
「何についてだ?」
「遊様の周りにいらっしゃる、ご友人についてです。名前を申し上げましょう。力也様について、でございます」
——バレットよ、そういうことか。
ミッション非対象の人間のファイルを持ち出すことは不可能だ。恐らく、資料館で力也くんのデータを呼び寄せ、最低限の項目にだけ目を通したのだろう。
「……力也様は、過去のトラウマと葛藤に苦しんでいらっしゃいます。ですが、天使と出会ったことにより、状況は著しく好転している模様でございます」
「天使? 力也くんのミッションを担う者が、栃木にいるのか?」
「いえ。天使と申しましても、天使のような人間、でございます」
——この人は、俺の友達のサミュエルさんです!——
俺は部屋を振り返った。遊がベッドで大の字に眠る姿が目に入り、思わず笑ってしまう。
「遊のことか?」
「さようでございます」
遊よ、お前はやはり天使にふさわしいようだ。
「サミュエル様。私どもは、ほんの手助けをしているにすぎません。互いを思い、手を差し伸べ、愛情をもって支え合う光景は、きっと私どもの想像以上に、下界に溢れているのでしょうね」
誰かと分かりあえずに、絶望を覚えようとも。その瞬間が全てではないのだ。
どうか、それを忘れるでない——。
「ときにサミュエル様。もしも、遊様のミッションを見つけられた際は、私も上界からサポート致しますゆえ、何なりと……」
俺は夜空を仰いだ。遠くでキラリと光る流れ星。あれは本物か、それとも天使か、あるいは執事か——。
「バレットよ、お前は優しいな」
「……はい?」
「俺が力也くんを気にかけていると知り、調べてくれたんだろう?」
「ッ!! 急なナルシスト発言はお控えくださいませッ!!」
俺はスマホを耳から離した。焦るツンデレ執事の声は、思ったよりも大きい。
「ははは。バレットは素直じゃないな」
「まっ……たく……ナルシスト……サミュエル……」
——プツッ。
ノイズの影響で、最後に聞こえたのは「ナルシストサミュエル」という響き。おい。
俺は笑いながら部屋へ戻り、静かにカーテンを閉めた。恐らく、遊のミッションは見つからぬだろう。……だが、それでいいのだ。
素晴らしい友を得られた。俺はそれで、充分だ。
——続く——
0
あなたにおすすめの小説
Vを知らないアラサー男、崖っぷちV事務所に拉致られる。
けろり。
キャラ文芸
須藤ナオシ(28)。
半年前にプログラマとして勤めていた会社が倒産し、現在は無職。定期的に届くお祈りメールにも無感情になった彼の唯一のプライドは、誰にも評価されないソシャゲの「不遇キャラ」の価値を異常な分析力で証明することだけ。
しかし、その哲学すらも有名配信者に搾取され、全てに絶望した彼の足はハローワークへと向かう。
そんな矢先の公園で彼は運命を変える出会いをする。
彼の狂気的な分析ノートに目を輝かせる変な女。その正体は、倒産寸前の弱小事務所に所属するVtuber「黒木カナタ」――の中の人だった!
「私と一緒に来てください! あなたのその『頭のオカシイ分析力』が必要なんです!」
「い、いえ、結構です! 俺、そういうのにはこれっぽっちも興味ないんで!」
「壺も絵も売りません! 変なセミナーでもありませんから! お願いします、話を聞くだけでもいいので!」
歌もトークもダンスも何でもこなすエリートVtuber(でも伸びない)と、彼女を支える分析好きな元プログラマ(でも無職)。
一見正反対な二人が時にすれ違い、時に支え合いながら崖っぷち事務所を最強へと導いていく。
これは、理不尽な拉致(?)から始まるVtuber業界逆転ラブコメディ!
※この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」でも同時連載しております
※旧題『不遇キャラを愛しすぎたアラサー元プログラマ、倒産寸前のVtuber事務所を『最強』にする』よりタイトルを変更しました
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ラン(♂)の父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリー(♀)だった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
しかもジュリーの母親、エリカも現われ、ランの家は騒然となった。
貞操逆転世界で出会い系アプリをしたら
普通
恋愛
男性は弱く、女性は強い。この世界ではそれが当たり前。性被害を受けるのは男。そんな世界に生を受けた葉山優は普通に生きてきたが、ある日前世の記憶取り戻す。そこで前世ではこんな風に男女比の偏りもなく、普通に男女が一緒に生活できたことを思い出し、もう一度女性と関わってみようと決意する。
そこで会うのにまだ抵抗がある、優は出会い系アプリを見つける。まずはここでメッセージのやり取りだけでも女性としてから会うことしようと試みるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる