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後日談
5月9日(木):馴れ初め話
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【京一】
連休が明け、さらに数日が経過した。
凛の父親は無事に退院した。大きな病などはなく、少し体を休めてから仕事に復帰するそうである。
そうしてもやはり、何かと無理をしてしまう体質をすぐに変えることは難しいかもしれないが、しかし、もし今後彼が無理をすることがあれば凛が黙っていないだろう。
唯一の家族である父に無理などさせまい――その意思は今回の件で凛の心に強く刻まれたはず。
一度根についたポリシーをなかなか曲げない、そういう頑固なところはきっと父娘とも似ている点なのだ。
ただし父と娘でそれらが衝突したとき、押し勝つのは凛だ。
彼女は、母親から女性としての強かさも継いでいる。父一人では分はなかろう。
この連休に入る前と終えた後とで、僕の生活にはささやかな変化が二点ある。
一つは、隣の家に住む幼馴染――あるいは隣の席に座る学級委員長が、僕の交際相手となったこと。
もう一つは、不思議な夢を見なくなったこと。
連休に入る前の夜。凛の夢世界で、魔法少女に代わって僕が怪物を倒したあの夢――あれ以降、夢の中で『案内人』が現れなくなったのだ。
もやの空間に行くこともないし、もちろん凛の夢世界へ行くこともなくなった。
一か月前から毎晩のように見ていた夢、そして会っていた小人。それがここへ来て急に途絶えてしまった。
あまりに日常と化していたものだから、それがとんとなくなると、いささか虚しくはある。
と言いつつ、やはり眠りが安らかであるに越したことはない。あの小人がいなくて寂しいなんて思わない。
『夢の案内人』キューピー、凛の夢『マジカル☆リンちゃん』――……過ぎ去ってしまえば、ある意味、『夢のような出来事だった』と思える。
/
「へいへい小智君、ちょっといいですか?」
放課後、廊下を歩いていると背後から妙なテンションで声をかけられた。もちろん遊免である。
「もしかして手芸部に行くところでしたか?」
「違うよ。図書室。今日は図書委員の当番なんだ」
「ほほお。それって狭いカウンターの中で有紗と二人きりですよね」
遊免が、にやにやとしながら言う。
「あんまり有紗と仲良くすると、高槻さんに嫉妬されちゃいますよ」
「え」
「いやあ、まさか小智君が高槻さんと付き合うことになるとはねえ。さすがの私も予想外ですよ」
「な、なんで知ってんだ……」
そのことは、晃たちにしか明かしていない。
連休が明けてすぐ、彼らにそのことを話したとき、それはもう大層騒がれたものだ。どういう経緯なのか根掘り葉掘り底なしに聞いて来ようとするのを往なすのは大変な労力だった。
とりわけ、イブだ。
一旦説明を終えた後も、イブだけ他のみんなから隠れて僕にこっそりと話を聞きに来たのである。
「幼馴染の女の子相手に、どういうところにドキドキするの?」とか、
「それまで意識してなかったんでしょ? 急に気になり出すってどんな感じなの?」とか、
「なになに、幼馴染だからこそ、一旦意識しだすと付き合うまでは早いものなの?」とか、
――まるで何かの参考にしたいと言わんばかりにやたら具体的な質問をしてきたのだ。その圧力はすごく、相手取るのは大変だった。
とにかく僕と凛の関係については彼らにしか話していないのだが、なぜ遊免がそれを知っているのか。
「ふふん、新聞部の情報力をなめないでいただきたいですね。……と言いたいですが、情報力というよりは観察力というか。ぶっちゃけ見てれば分かるんですよね。有紗のことを好きだったのも見てるだけで分かりましたもの。小智君って、分かりやすいですから」
「まじかよ……」
間違っても、凛と恋人らしいやり取りなどしていない。
想いが通じていたのが分かっても、だからといって彼女との距離感は以前と変わりないはず。
――と思っているのだが、彼女にしてみればその変化は目で見て分かると言うのか。なんだ、そのアンダーリムの眼鏡に何か仕掛けでも?
「べっつに照れることはないですよ、幼馴染同士で付き合うなんてなにも恥ずかしいことじゃないんですから。ていうかトーゼンでしょ。私と耕太郎も、同じようなものですし」
そういえば、以前山本がそう言っていた。
僕と凛のように家が近所というわけではないが、遊免とは幼い頃からの知り合いだという。
「というか、小智君には教えておいてあげますよ。私たちは、実は従兄妹なんですよね」
「えぇっ?」
山本と遊免が、従兄妹?
さらりと言われたが、僕は驚いて声をあげてしまう。
「いやいや別に、従兄妹同士で付き合ってもなにも悪いことないんですけど、なんなら結婚だってできるんですから。でもま、一応内緒なんで、誰にも言わないでくださいね。
小さい頃からの仲良しって意味で言えば、私と耕太郎も幼馴染です。小智君と高槻さんと同じなわけです。というわけで、お二人にはなんというか、親近感湧きます。ま、あれだけ有紗との仲を応援しといて虫が良すぎかもですけど。
――だからお詫びじゃないですけど、小智君には私たちの馴れ初めを話しておいてあげますよ」
「え? いや、いいよそんなの」
別に他人のカップルの馴れ初めなんか興味はない。僕は拒否したものの、彼女はお構いなしで語り始める……。
「実はね、もともと耕太郎は有紗のことが好きだったんですよ」
「えっ、……そ、そうだったのか……」
遊免は何食わぬ顔で言う。彼氏が以前好きだった相手が現在自分の友人であるというのは、特に気にするようなことでもないのだろうか。
……ああ、まあ、凛にとっても、そうなのだ。
「いえまあ、彼から直接聞いたわけじゃないんですけど、でもそうだと思うんです。耕太郎、ぜったい有紗のこと好きでしたね。
あれは中三のときです。文化祭のクラス発表で演劇をしたんですよ。『ロミオとジュリエット』。有紗がジュリエット役で、耕太郎がロミオ役だったんですよね。主役の二人だから、放課後に残って二人きりで練習とかするでしょ、そしたらもう、あの天使の笑顔に思春期男子が耐えられるわけないでしょ、そりゃ」
確かに。それはもう深く同意する。
「それでですね、私の方も、ぶっちゃけそのときは耕太郎のこと意識してなかったんですよね。でも、ある日を境にして急に気になり出したんです。
というのもね、ある朝突然、昔のとある思い出が頭に蘇って、離れなくなっちゃって。
すごい昔、まだまだ小さい頃、耕太郎が私に求婚とかしちゃってきたんですよ。まあ子供の遊びですよね。でも、私ってば、そのとき本気でときめいたんですよね、コレが。ぶっちゃけ初恋です、でへへ……。
なんか分かんないんですけど、ふと朝起きたら、そのことを鮮明に思い出して。そしたらもうどうしても耕太郎のことを意識しだしちゃって……。気になり出したら、もう、止まれないですから。私、ガンガンにアタックしましたよ、ええ」
ぶっちゃけ、デリカシーとかそういうものとはあまり縁がなさそうな遊免。
彼女が意中の相手にぐいぐい攻めるのに、遠慮など欠片もなかったことだろう。
「そしたらね、私の攻めが効いたのか、耕太郎も私のことが気になって来ちゃったらしくて。私がどんどん攻め入るのに耕太郎が受け入れ態勢なら、当然、それはもうすんなりくっつきますよね。それで見事、結ばれましたと。
私、これって運命だったと思うんですよね。
私があのときアタックしなかったら、耕太郎は本気で有紗への想いを実らせて、あの子と付き合うか、――まあ玉砕するか、どっちかだったわけですよ。
でも私が耕太郎にアタックしたのだって、なんか知らないけど急に初恋の記憶を思い出したことがキッカケなわけで。なんかそれって不思議でしょ? まるで神様か何かに誘導されたみたいだなって、思っちゃうんですよね」
遊免はそうして散弾銃のごとく勢いで『馴れ初め』を語った。
果たしてそれが馴れ初めと言えるのかよくわからない話だが、……それが嘘でないことは、僕にはよくわかった。
連休が明け、さらに数日が経過した。
凛の父親は無事に退院した。大きな病などはなく、少し体を休めてから仕事に復帰するそうである。
そうしてもやはり、何かと無理をしてしまう体質をすぐに変えることは難しいかもしれないが、しかし、もし今後彼が無理をすることがあれば凛が黙っていないだろう。
唯一の家族である父に無理などさせまい――その意思は今回の件で凛の心に強く刻まれたはず。
一度根についたポリシーをなかなか曲げない、そういう頑固なところはきっと父娘とも似ている点なのだ。
ただし父と娘でそれらが衝突したとき、押し勝つのは凛だ。
彼女は、母親から女性としての強かさも継いでいる。父一人では分はなかろう。
この連休に入る前と終えた後とで、僕の生活にはささやかな変化が二点ある。
一つは、隣の家に住む幼馴染――あるいは隣の席に座る学級委員長が、僕の交際相手となったこと。
もう一つは、不思議な夢を見なくなったこと。
連休に入る前の夜。凛の夢世界で、魔法少女に代わって僕が怪物を倒したあの夢――あれ以降、夢の中で『案内人』が現れなくなったのだ。
もやの空間に行くこともないし、もちろん凛の夢世界へ行くこともなくなった。
一か月前から毎晩のように見ていた夢、そして会っていた小人。それがここへ来て急に途絶えてしまった。
あまりに日常と化していたものだから、それがとんとなくなると、いささか虚しくはある。
と言いつつ、やはり眠りが安らかであるに越したことはない。あの小人がいなくて寂しいなんて思わない。
『夢の案内人』キューピー、凛の夢『マジカル☆リンちゃん』――……過ぎ去ってしまえば、ある意味、『夢のような出来事だった』と思える。
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「へいへい小智君、ちょっといいですか?」
放課後、廊下を歩いていると背後から妙なテンションで声をかけられた。もちろん遊免である。
「もしかして手芸部に行くところでしたか?」
「違うよ。図書室。今日は図書委員の当番なんだ」
「ほほお。それって狭いカウンターの中で有紗と二人きりですよね」
遊免が、にやにやとしながら言う。
「あんまり有紗と仲良くすると、高槻さんに嫉妬されちゃいますよ」
「え」
「いやあ、まさか小智君が高槻さんと付き合うことになるとはねえ。さすがの私も予想外ですよ」
「な、なんで知ってんだ……」
そのことは、晃たちにしか明かしていない。
連休が明けてすぐ、彼らにそのことを話したとき、それはもう大層騒がれたものだ。どういう経緯なのか根掘り葉掘り底なしに聞いて来ようとするのを往なすのは大変な労力だった。
とりわけ、イブだ。
一旦説明を終えた後も、イブだけ他のみんなから隠れて僕にこっそりと話を聞きに来たのである。
「幼馴染の女の子相手に、どういうところにドキドキするの?」とか、
「それまで意識してなかったんでしょ? 急に気になり出すってどんな感じなの?」とか、
「なになに、幼馴染だからこそ、一旦意識しだすと付き合うまでは早いものなの?」とか、
――まるで何かの参考にしたいと言わんばかりにやたら具体的な質問をしてきたのだ。その圧力はすごく、相手取るのは大変だった。
とにかく僕と凛の関係については彼らにしか話していないのだが、なぜ遊免がそれを知っているのか。
「ふふん、新聞部の情報力をなめないでいただきたいですね。……と言いたいですが、情報力というよりは観察力というか。ぶっちゃけ見てれば分かるんですよね。有紗のことを好きだったのも見てるだけで分かりましたもの。小智君って、分かりやすいですから」
「まじかよ……」
間違っても、凛と恋人らしいやり取りなどしていない。
想いが通じていたのが分かっても、だからといって彼女との距離感は以前と変わりないはず。
――と思っているのだが、彼女にしてみればその変化は目で見て分かると言うのか。なんだ、そのアンダーリムの眼鏡に何か仕掛けでも?
「べっつに照れることはないですよ、幼馴染同士で付き合うなんてなにも恥ずかしいことじゃないんですから。ていうかトーゼンでしょ。私と耕太郎も、同じようなものですし」
そういえば、以前山本がそう言っていた。
僕と凛のように家が近所というわけではないが、遊免とは幼い頃からの知り合いだという。
「というか、小智君には教えておいてあげますよ。私たちは、実は従兄妹なんですよね」
「えぇっ?」
山本と遊免が、従兄妹?
さらりと言われたが、僕は驚いて声をあげてしまう。
「いやいや別に、従兄妹同士で付き合ってもなにも悪いことないんですけど、なんなら結婚だってできるんですから。でもま、一応内緒なんで、誰にも言わないでくださいね。
小さい頃からの仲良しって意味で言えば、私と耕太郎も幼馴染です。小智君と高槻さんと同じなわけです。というわけで、お二人にはなんというか、親近感湧きます。ま、あれだけ有紗との仲を応援しといて虫が良すぎかもですけど。
――だからお詫びじゃないですけど、小智君には私たちの馴れ初めを話しておいてあげますよ」
「え? いや、いいよそんなの」
別に他人のカップルの馴れ初めなんか興味はない。僕は拒否したものの、彼女はお構いなしで語り始める……。
「実はね、もともと耕太郎は有紗のことが好きだったんですよ」
「えっ、……そ、そうだったのか……」
遊免は何食わぬ顔で言う。彼氏が以前好きだった相手が現在自分の友人であるというのは、特に気にするようなことでもないのだろうか。
……ああ、まあ、凛にとっても、そうなのだ。
「いえまあ、彼から直接聞いたわけじゃないんですけど、でもそうだと思うんです。耕太郎、ぜったい有紗のこと好きでしたね。
あれは中三のときです。文化祭のクラス発表で演劇をしたんですよ。『ロミオとジュリエット』。有紗がジュリエット役で、耕太郎がロミオ役だったんですよね。主役の二人だから、放課後に残って二人きりで練習とかするでしょ、そしたらもう、あの天使の笑顔に思春期男子が耐えられるわけないでしょ、そりゃ」
確かに。それはもう深く同意する。
「それでですね、私の方も、ぶっちゃけそのときは耕太郎のこと意識してなかったんですよね。でも、ある日を境にして急に気になり出したんです。
というのもね、ある朝突然、昔のとある思い出が頭に蘇って、離れなくなっちゃって。
すごい昔、まだまだ小さい頃、耕太郎が私に求婚とかしちゃってきたんですよ。まあ子供の遊びですよね。でも、私ってば、そのとき本気でときめいたんですよね、コレが。ぶっちゃけ初恋です、でへへ……。
なんか分かんないんですけど、ふと朝起きたら、そのことを鮮明に思い出して。そしたらもうどうしても耕太郎のことを意識しだしちゃって……。気になり出したら、もう、止まれないですから。私、ガンガンにアタックしましたよ、ええ」
ぶっちゃけ、デリカシーとかそういうものとはあまり縁がなさそうな遊免。
彼女が意中の相手にぐいぐい攻めるのに、遠慮など欠片もなかったことだろう。
「そしたらね、私の攻めが効いたのか、耕太郎も私のことが気になって来ちゃったらしくて。私がどんどん攻め入るのに耕太郎が受け入れ態勢なら、当然、それはもうすんなりくっつきますよね。それで見事、結ばれましたと。
私、これって運命だったと思うんですよね。
私があのときアタックしなかったら、耕太郎は本気で有紗への想いを実らせて、あの子と付き合うか、――まあ玉砕するか、どっちかだったわけですよ。
でも私が耕太郎にアタックしたのだって、なんか知らないけど急に初恋の記憶を思い出したことがキッカケなわけで。なんかそれって不思議でしょ? まるで神様か何かに誘導されたみたいだなって、思っちゃうんですよね」
遊免はそうして散弾銃のごとく勢いで『馴れ初め』を語った。
果たしてそれが馴れ初めと言えるのかよくわからない話だが、……それが嘘でないことは、僕にはよくわかった。
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