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第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-16 オニオンロック・・・?
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まあ、フィーナ様ともう1人の女神マリエル様が話している間に、ミアちゃんが色々と横で俺に説明と誰かに確認を取っていた。
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どうも俺達の探していた魔獣のオニオンロックは、このフィーナ様の加護している大地と言うか大陸には、今の時期にはいないそうなのだ。まあ、いないと言うより地中に潜ってどこにいるか解らないそうなのだ。
それにこの頃、何故か急に数が減っているそうなのだ。
で、その事を神界で話してると、以前言っていた緊急の三神会議が行なわれたみたいで。
その内容にちょうどオニオンロックの話が上がったそうなのだが、これまたフィーナ様の加護するスレリア大陸で発生した訳ではないのだが・・・。
どうも、この話の流れは、とても嫌な方向に流れているような気がする。
それで、その会議の中でそのオニオンロックが異常繁殖して大変な事になる、と言う未来の予見が出たそうだしかも短期間のうちにだ。そのうえその先の未来予見で、その周囲がいずれ生きている者が住めない土地にまでなるらしい。
その時に、その場で女神マリエル様が、フィーナ様に泣きついて来たそうだ。
でも普通なら、そんな事はすぐに断るところなのだが、今回はど~うしてもネギタマが必要なので、一旦俺達に相談してから、今回の予見の対処をどうするか決めようとしていたらしい。それで一旦保留にして下界に降りて俺達を待っていたそうだ。
それで、その話をする前にあの状態になり、半分以上忘れていたみたい、それで先程思い出しそれを反してくれたようだ。
なるほど、だから心配してないって言ったのか、そりゃあ自分の管轄外だから心配はしないわな。
だが、それを話し俺達に了承を取る前に、この事に関する問題の場所がどうも怪しい状態になり、制止する神界の守護天使達を振り切って先走り、女神マリエル様がこの場所へやって来たようだ。
何故、ここまで知っているのかと言うと、今現在ミアちゃんが【通話】で神界にいるミアちゃんの知り合いに確認しながら俺に説明してくれている。
「で、なんで止めなかったんですか、エミお姉ちゃん!」
『・・・・・・』
「えっ、今回は・・・ちゃんと引き止めたんですか。うん、うん、えっ・・・それホントですか?はい、はい・・・解りました。確認してみますです」
まあ、このように相手の声は解らないが必要なところはミアちゃんが声に出して教えてくれていた。
「ユウマさん、あのですね。今回のこの騒動は、どうやらややこしい相手がバックにいるそうです。えっとですね、もしも、ここで・・・」
ん?どうしたのかなミアちゃんが、周りを気にしてそっと俺に近付き小声で喋り出した。
「えっとですね。このままオニオンロックを野放しにしていると、どうやら食べられなくなるそうです」
「はぁ、それはどういうこと?」
俺もつられて小声で聞き返した。
何故だろう、オニオンロックは魔獣の筈なのに、しかも魔素があれば勝手に増えると思っていたが、どうも違うようだ。
元々は魔獣でなく、ちゃんとした植物だったのが突然変異をして動き出す植物になり、仕舞いには魔獣になって繁殖するようなのだ。
種からなるのでなく、二つの固体が引っ付いて数十個に繁殖するんだって、このオニオンロック達は。
「はい、実は今回の一箇所に多く出ているのは、どうやらその繁殖時期が来たみたいで土地の状態がいい所に繁殖してしまい、そのほかにいた個体もそこに移動してしまったようです」
「えっ、何故?それぐらいで食べられなくなるの?」
「えっと、なんていいますか、その・・・実はそこで繁殖してしまいますと、そのオニオンロックはいなくなって、最後には腐って違う魔獣になってしまうそうです」
「はぁ、なら、直ぐに取りに行こう。そうしようよ。ね、ミアちゃん」
どうやらオニオンロックは、今は物凄い繁殖力でその土地の養分を吸い尽くして要るそうだ。
それでその養分を吸い尽くした土地では数年間は、そのオニオンロックの魔獣は現れなくなるそうだ。
ただ大量発生した時は、その後腐ってしまいそこから新たな種類のフィルドピルという名の、毒を撒き散らす植物系の魔獣になってしまい、食べられなくなり、一匹でもその固体が現れるとその周りのオニオンロックもその固体に進化してしまうらしい。
その結果どこの土地でも数年間は魔獣のオニオンロックが出なくなり、一時の間は食用可能のネギタマの収穫が出来なるうえに、フィルドピルと言う植物系の毒を撒き散らす魔獣が新たに出現しだし、他のオニオンロックが出現下場所でもその固体に進化して出現する事になるみたいだ。
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ハッキリ言ってそれは困る、何が困るかと言うと今後の食事事情に大いに問題が発生するのである。しかもユアがと言うよりみんなが楽しみにしているのに、カレーが出来なくなってしまう。
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まあ、フィーナ様ともう1人の女神マリエル様が話している間に、ミアちゃんが色々と横で俺に説明と誰かに確認を取っていた。
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どうも俺達の探していた魔獣のオニオンロックは、このフィーナ様の加護している大地と言うか大陸には、今の時期にはいないそうなのだ。まあ、いないと言うより地中に潜ってどこにいるか解らないそうなのだ。
それにこの頃、何故か急に数が減っているそうなのだ。
で、その事を神界で話してると、以前言っていた緊急の三神会議が行なわれたみたいで。
その内容にちょうどオニオンロックの話が上がったそうなのだが、これまたフィーナ様の加護するスレリア大陸で発生した訳ではないのだが・・・。
どうも、この話の流れは、とても嫌な方向に流れているような気がする。
それで、その会議の中でそのオニオンロックが異常繁殖して大変な事になる、と言う未来の予見が出たそうだしかも短期間のうちにだ。そのうえその先の未来予見で、その周囲がいずれ生きている者が住めない土地にまでなるらしい。
その時に、その場で女神マリエル様が、フィーナ様に泣きついて来たそうだ。
でも普通なら、そんな事はすぐに断るところなのだが、今回はど~うしてもネギタマが必要なので、一旦俺達に相談してから、今回の予見の対処をどうするか決めようとしていたらしい。それで一旦保留にして下界に降りて俺達を待っていたそうだ。
それで、その話をする前にあの状態になり、半分以上忘れていたみたい、それで先程思い出しそれを反してくれたようだ。
なるほど、だから心配してないって言ったのか、そりゃあ自分の管轄外だから心配はしないわな。
だが、それを話し俺達に了承を取る前に、この事に関する問題の場所がどうも怪しい状態になり、制止する神界の守護天使達を振り切って先走り、女神マリエル様がこの場所へやって来たようだ。
何故、ここまで知っているのかと言うと、今現在ミアちゃんが【通話】で神界にいるミアちゃんの知り合いに確認しながら俺に説明してくれている。
「で、なんで止めなかったんですか、エミお姉ちゃん!」
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「えっ、今回は・・・ちゃんと引き止めたんですか。うん、うん、えっ・・・それホントですか?はい、はい・・・解りました。確認してみますです」
まあ、このように相手の声は解らないが必要なところはミアちゃんが声に出して教えてくれていた。
「ユウマさん、あのですね。今回のこの騒動は、どうやらややこしい相手がバックにいるそうです。えっとですね、もしも、ここで・・・」
ん?どうしたのかなミアちゃんが、周りを気にしてそっと俺に近付き小声で喋り出した。
「えっとですね。このままオニオンロックを野放しにしていると、どうやら食べられなくなるそうです」
「はぁ、それはどういうこと?」
俺もつられて小声で聞き返した。
何故だろう、オニオンロックは魔獣の筈なのに、しかも魔素があれば勝手に増えると思っていたが、どうも違うようだ。
元々は魔獣でなく、ちゃんとした植物だったのが突然変異をして動き出す植物になり、仕舞いには魔獣になって繁殖するようなのだ。
種からなるのでなく、二つの固体が引っ付いて数十個に繁殖するんだって、このオニオンロック達は。
「はい、実は今回の一箇所に多く出ているのは、どうやらその繁殖時期が来たみたいで土地の状態がいい所に繁殖してしまい、そのほかにいた個体もそこに移動してしまったようです」
「えっ、何故?それぐらいで食べられなくなるの?」
「えっと、なんていいますか、その・・・実はそこで繁殖してしまいますと、そのオニオンロックはいなくなって、最後には腐って違う魔獣になってしまうそうです」
「はぁ、なら、直ぐに取りに行こう。そうしようよ。ね、ミアちゃん」
どうやらオニオンロックは、今は物凄い繁殖力でその土地の養分を吸い尽くして要るそうだ。
それでその養分を吸い尽くした土地では数年間は、そのオニオンロックの魔獣は現れなくなるそうだ。
ただ大量発生した時は、その後腐ってしまいそこから新たな種類のフィルドピルという名の、毒を撒き散らす植物系の魔獣になってしまい、食べられなくなり、一匹でもその固体が現れるとその周りのオニオンロックもその固体に進化してしまうらしい。
その結果どこの土地でも数年間は魔獣のオニオンロックが出なくなり、一時の間は食用可能のネギタマの収穫が出来なるうえに、フィルドピルと言う植物系の毒を撒き散らす魔獣が新たに出現しだし、他のオニオンロックが出現下場所でもその固体に進化して出現する事になるみたいだ。
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ハッキリ言ってそれは困る、何が困るかと言うと今後の食事事情に大いに問題が発生するのである。しかもユアがと言うよりみんなが楽しみにしているのに、カレーが出来なくなってしまう。
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