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第9章 戦いの中で真実を?
9-67 少し前?の神界では・・?
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そして恐らくもう少ししたら、ここに2人の魔人族が現れる筈である。それでそいつらから情報を聞き出したら、魔神竜を復活させる前に、さっさと倒してしまおうと考えていたのだった。
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実はユウマが、魔人族の召喚を邪魔してトロルキングが召喚されていた頃に、神界では不思議な事と大変な事が、色々と起きていたのであった。
その一連の事が起こりだしたのは、ちょうどユウマ達を時の女神であるメルティナが過去へと送り届けた後から始まっていたのである。そう守護天使のレミにメルティナが、魔神の出現の確認を頼まれた後からそれらの事が起こりだしたのだ。
それはまず、ユウマが去り際に妹である時の女神メルティナにお願いをして返事も聞かず、女神であるフィーナの側にある卵の確認をお願いされたので、仕方なくフィーナの部屋にブツブツと文句を言いながら向かって行っていた。
「・・・ん、もう、お兄ちゃんは私の返事も聞かないで行っちゃたよ。妹だけど女神様を何だと思ってるのよ。えっと、フィーナちゃんの部屋に卵はっと、うん、あるわね。あれ、お兄ちゃんが持ってた時・・・あんなに大きかったかしら?それになに・・・物凄い力を感じるんだけど・・・なんでフィーナちゃん、卵を抱いた状態で幸せそうな表情してるの?まあ、いいけど」
時の女神であるメルティナが確認したように、フィーナの部屋にあった聖竜の卵は間違いなく、ここ神界に来てから間違いなく大きくなっていたのである。しかもフィーナはその聖竜の卵を大切そうに抱いて幸せそうな表情で寝ていたのだった。
事実、この時の聖竜の卵は、この神界にユウマ達が持ち込んだ時には、バスケットボール(直径25cm)ぐらいの大きさの卵だった。しかし、今フィーナが抱きかかえている卵はちょうど倍程の大きさであった。
それは神界にある神秘な力により、著しく成長が早くなっていたのである。ただしそれは直接卵自身が吸収しているのではなく、何故か幸せそうに抱き付いているフィーナの身体を介してその神秘で聖なる力を吸収していたのであった。
何故なのかというと、卵なのに意思を持ち動き回る聖竜の卵は、最初ユウマについて来たのだが、ユウマが何故か付いてきた卵をフィーナの側に置いた。するとその途端にフィーナが、その聖竜の卵を抱き付いて離さなかったのである。それでそれ以上行動が出来なくなっていたのである。
しかし、今迄はユウマ達側での力を与えて貰っていたが、ここに来て同じ感じがするフィーナの側でも問題ないと思い、これ以上ユウマに強引について行くと迷惑になると考え、フィーナの側を離れずその様な行動をとっていたのである。
そのような事になっていたとは、メルティナも気付かず卵が大きくなっているのは、気のせいと思いそのまま守護天使のレミの元に向かっていった。まあ、現状は実害はないので、この後も別に問題はなかった・・・ただ、成長が以上に早くなっただけであった。
それでその卵の事を確認した時の女神メルティナは、急いで守護天使であるレミの元に向かっていた。それは現在召喚されてしまった魔神の確認と、これから起きる事の確認である。
ホントなら時の女神であるメルティナが行なう事ではなく、このアーストリアを管理する3柱の女神がする事なのだが、その女神達は現状使い物にならない状態であった。特に女神フィーナ以外の2柱の女神は、精神が壊れた状態になっていたので、ユウマの強力な力と状態回復により、深い眠りを与えられていたのである。
それにより現在は、かなり回復はしているけど、まだ目覚めるまでの回復はしてなかったのであった。
それで仕方なく現在このアーストリアの神界に居る中で、上位に位置する時の女神であるメルティナが、代わりに状況と資料をみて魔神を確認して指示を出すしかなかったからである。 何故なら魔神等の神に近い存在の災害級には、守護天使にはどうする事も出来ないからであった。
それでその資料と召喚された魔神を見て、不思議に思っていたのである。
「ねえ、レミちゃん・・・これに記載してある魔神なんだけど・・・ねえ、これ、あきらかに今出現しているのと違うわよね?」
「はっ、はい、メルティナ様、私もそう思います。資料によりますと禍々しいオーラを放ち、強大な1本角を生やした見るからに恐ろしい形相をした鬼のような存在だと、記載に書いてあります。それにここに映っているのは、私の記憶と目がおかしくなければ、このモンスターは魔神では無くトロルキングですね。しかも変な角をつけて、趣味の悪い衣装を着たアホ顔のトロルキングです。どうなってんでしょうか?」
「ねえ、レミちゃん。これ私、思ったんだけど、別に私の確認いらなくない?」
「えっ、でもなんででしょうか?」
現状、時の女神メルティナと守護天使の筆頭であるレミが、神界のある部屋にある色々なモノを監視又は確認する為のモニターの前に立ち、今回召喚されたであろう魔神と現在の下界様子が映し出された映像をみながら、2人は資料と照らし合わせ確認していた。
そこに映し出された映像と資料には、事細かく今回召喚される筈の魔神の情報と、現在召喚された魔神?らしき映像があり、その両方はあきらかに違った存在で、簡単に言えば未来予見の確定していた未来が、完全に違う未来になっていたのである。
「レミちゃん!これってさぁ。確定していた未来予見が、外れちゃったて事なのかな?」
「えっ、でもですねメルティナ様。召喚が発生する時の計測された魔力は、ただ事ではない量でしたよ。あれは別次元の物を召喚してもおかしくないほどでした」
確かに神界で確認した召喚時に発生する魔力は、別次元から魔神かそれ以上の存在を召喚するだけの魔力を感知していた。しかし実際には、魔神はどころか下級に位置する魔獣が召喚されていたのである。
「そうよね。この資料とそこのモニターに映し出されてる魔力量は・・・ん?これ、おかしくない。召喚される寸前に魔力が、反転して地中に放出されてない、これ・・・」
「えっ、そんな事は・・・あれ、ホントですね。メルティナ様、これはどう言う事でしょうか?それに確定していた未来予見が変わる事もですが、あれだけの魔力数値がありながらそれを反転させて、まったく違う魔物が出現する等は、ここ数年聞いた事がありませんけど?」
守護天使であるレミが時の女神メルティナに色々と尋ねていると、1人の守護天使がこの場所に慌てて飛び込んできて、声をあげたのである。
「申し上げます。先程まで出ていました未来予見なのですが、全て白紙になりました。それにより、以前備え付けた最新の予見観測システムの装置が全てダウンしてしまい、煙を吹いて動かなくなりました。現状なにが正解の未来予見なのか全てが解らなくなりました。至急旧式の起動を行なって良いでしょうか?・・・メルティナ様、レミ様!」
慌てて飛び込んで来た守護天使の子は、未来予見を行なう為の、最新設備であるシステムが煙を吹き壊れてしまった事を知らせに来たのであった。
「えっ、どう言うこと・・・つまり、最悪な未来予見事態が無くなったってこと?」
「いえ、メルティナ様。それが先程までの起こっていた事は、既に違う未来予見に変わっていますが、まだ、その先で起こる未来は変わって下りません。というよりメリウェルの街に関しての未来が全て真っ白になりました。この後はどうなるか解りません。それに他の未来予見が解る前に、最新のシステムが全て煙を吹きました。今はどういう状態か全然、解らない状態です。どうしましょうか?」
結局この時点で既にメリウェルの街には、魔神が出現する未来が無くなってしまったのである。それに今迄確定した未来予見も真っ白になってしまったようなのである。
だだ、それはあくまで確定の未来が無くなった訳で、未来事態が変わった訳ではなかった。それを確認しようにも最新のシステムは煙を吹いて壊れてしまったのであった。
それで旧式の未来予見をするシステムの起動を、守護天使の筆頭であるレミにお願いしに来たのである。
この時点でメリウェルにあった、もう一つの召喚の為の魔法陣にジャイアントマッスルが召喚されたのである。
ただしこちらの魔力量は、先程に比べると半分の量も無かったのであった。
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これでメリウェルの街には、魔神が召喚される事は完全に無くなっていたのだが、ユウマが戻った中央都市リフィーラでは、この後の現状どうなるのかが解らない状態になっていたのであった。
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実はユウマが、魔人族の召喚を邪魔してトロルキングが召喚されていた頃に、神界では不思議な事と大変な事が、色々と起きていたのであった。
その一連の事が起こりだしたのは、ちょうどユウマ達を時の女神であるメルティナが過去へと送り届けた後から始まっていたのである。そう守護天使のレミにメルティナが、魔神の出現の確認を頼まれた後からそれらの事が起こりだしたのだ。
それはまず、ユウマが去り際に妹である時の女神メルティナにお願いをして返事も聞かず、女神であるフィーナの側にある卵の確認をお願いされたので、仕方なくフィーナの部屋にブツブツと文句を言いながら向かって行っていた。
「・・・ん、もう、お兄ちゃんは私の返事も聞かないで行っちゃたよ。妹だけど女神様を何だと思ってるのよ。えっと、フィーナちゃんの部屋に卵はっと、うん、あるわね。あれ、お兄ちゃんが持ってた時・・・あんなに大きかったかしら?それになに・・・物凄い力を感じるんだけど・・・なんでフィーナちゃん、卵を抱いた状態で幸せそうな表情してるの?まあ、いいけど」
時の女神であるメルティナが確認したように、フィーナの部屋にあった聖竜の卵は間違いなく、ここ神界に来てから間違いなく大きくなっていたのである。しかもフィーナはその聖竜の卵を大切そうに抱いて幸せそうな表情で寝ていたのだった。
事実、この時の聖竜の卵は、この神界にユウマ達が持ち込んだ時には、バスケットボール(直径25cm)ぐらいの大きさの卵だった。しかし、今フィーナが抱きかかえている卵はちょうど倍程の大きさであった。
それは神界にある神秘な力により、著しく成長が早くなっていたのである。ただしそれは直接卵自身が吸収しているのではなく、何故か幸せそうに抱き付いているフィーナの身体を介してその神秘で聖なる力を吸収していたのであった。
何故なのかというと、卵なのに意思を持ち動き回る聖竜の卵は、最初ユウマについて来たのだが、ユウマが何故か付いてきた卵をフィーナの側に置いた。するとその途端にフィーナが、その聖竜の卵を抱き付いて離さなかったのである。それでそれ以上行動が出来なくなっていたのである。
しかし、今迄はユウマ達側での力を与えて貰っていたが、ここに来て同じ感じがするフィーナの側でも問題ないと思い、これ以上ユウマに強引について行くと迷惑になると考え、フィーナの側を離れずその様な行動をとっていたのである。
そのような事になっていたとは、メルティナも気付かず卵が大きくなっているのは、気のせいと思いそのまま守護天使のレミの元に向かっていった。まあ、現状は実害はないので、この後も別に問題はなかった・・・ただ、成長が以上に早くなっただけであった。
それでその卵の事を確認した時の女神メルティナは、急いで守護天使であるレミの元に向かっていた。それは現在召喚されてしまった魔神の確認と、これから起きる事の確認である。
ホントなら時の女神であるメルティナが行なう事ではなく、このアーストリアを管理する3柱の女神がする事なのだが、その女神達は現状使い物にならない状態であった。特に女神フィーナ以外の2柱の女神は、精神が壊れた状態になっていたので、ユウマの強力な力と状態回復により、深い眠りを与えられていたのである。
それにより現在は、かなり回復はしているけど、まだ目覚めるまでの回復はしてなかったのであった。
それで仕方なく現在このアーストリアの神界に居る中で、上位に位置する時の女神であるメルティナが、代わりに状況と資料をみて魔神を確認して指示を出すしかなかったからである。 何故なら魔神等の神に近い存在の災害級には、守護天使にはどうする事も出来ないからであった。
それでその資料と召喚された魔神を見て、不思議に思っていたのである。
「ねえ、レミちゃん・・・これに記載してある魔神なんだけど・・・ねえ、これ、あきらかに今出現しているのと違うわよね?」
「はっ、はい、メルティナ様、私もそう思います。資料によりますと禍々しいオーラを放ち、強大な1本角を生やした見るからに恐ろしい形相をした鬼のような存在だと、記載に書いてあります。それにここに映っているのは、私の記憶と目がおかしくなければ、このモンスターは魔神では無くトロルキングですね。しかも変な角をつけて、趣味の悪い衣装を着たアホ顔のトロルキングです。どうなってんでしょうか?」
「ねえ、レミちゃん。これ私、思ったんだけど、別に私の確認いらなくない?」
「えっ、でもなんででしょうか?」
現状、時の女神メルティナと守護天使の筆頭であるレミが、神界のある部屋にある色々なモノを監視又は確認する為のモニターの前に立ち、今回召喚されたであろう魔神と現在の下界様子が映し出された映像をみながら、2人は資料と照らし合わせ確認していた。
そこに映し出された映像と資料には、事細かく今回召喚される筈の魔神の情報と、現在召喚された魔神?らしき映像があり、その両方はあきらかに違った存在で、簡単に言えば未来予見の確定していた未来が、完全に違う未来になっていたのである。
「レミちゃん!これってさぁ。確定していた未来予見が、外れちゃったて事なのかな?」
「えっ、でもですねメルティナ様。召喚が発生する時の計測された魔力は、ただ事ではない量でしたよ。あれは別次元の物を召喚してもおかしくないほどでした」
確かに神界で確認した召喚時に発生する魔力は、別次元から魔神かそれ以上の存在を召喚するだけの魔力を感知していた。しかし実際には、魔神はどころか下級に位置する魔獣が召喚されていたのである。
「そうよね。この資料とそこのモニターに映し出されてる魔力量は・・・ん?これ、おかしくない。召喚される寸前に魔力が、反転して地中に放出されてない、これ・・・」
「えっ、そんな事は・・・あれ、ホントですね。メルティナ様、これはどう言う事でしょうか?それに確定していた未来予見が変わる事もですが、あれだけの魔力数値がありながらそれを反転させて、まったく違う魔物が出現する等は、ここ数年聞いた事がありませんけど?」
守護天使であるレミが時の女神メルティナに色々と尋ねていると、1人の守護天使がこの場所に慌てて飛び込んできて、声をあげたのである。
「申し上げます。先程まで出ていました未来予見なのですが、全て白紙になりました。それにより、以前備え付けた最新の予見観測システムの装置が全てダウンしてしまい、煙を吹いて動かなくなりました。現状なにが正解の未来予見なのか全てが解らなくなりました。至急旧式の起動を行なって良いでしょうか?・・・メルティナ様、レミ様!」
慌てて飛び込んで来た守護天使の子は、未来予見を行なう為の、最新設備であるシステムが煙を吹き壊れてしまった事を知らせに来たのであった。
「えっ、どう言うこと・・・つまり、最悪な未来予見事態が無くなったってこと?」
「いえ、メルティナ様。それが先程までの起こっていた事は、既に違う未来予見に変わっていますが、まだ、その先で起こる未来は変わって下りません。というよりメリウェルの街に関しての未来が全て真っ白になりました。この後はどうなるか解りません。それに他の未来予見が解る前に、最新のシステムが全て煙を吹きました。今はどういう状態か全然、解らない状態です。どうしましょうか?」
結局この時点で既にメリウェルの街には、魔神が出現する未来が無くなってしまったのである。それに今迄確定した未来予見も真っ白になってしまったようなのである。
だだ、それはあくまで確定の未来が無くなった訳で、未来事態が変わった訳ではなかった。それを確認しようにも最新のシステムは煙を吹いて壊れてしまったのであった。
それで旧式の未来予見をするシステムの起動を、守護天使の筆頭であるレミにお願いしに来たのである。
この時点でメリウェルにあった、もう一つの召喚の為の魔法陣にジャイアントマッスルが召喚されたのである。
ただしこちらの魔力量は、先程に比べると半分の量も無かったのであった。
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