巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第10章 女神の修行・・・。

10-2 ついにやっちゃた!?

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 それはこの迷宮ダンジョンに入って40階層を超えた辺りから・・・。



 最初に違和感を感じたのは、30階層を過ぎた頃である。実を言うと俺は、ここの迷宮ダンジョンに入って2日目に、一度死に掛けていたのである。

 正確に言うと状態異常に完全耐性のある俺が・・・何故か高熱を出すと言う、とんでもない奇病の発生させる病原菌のガスを浴びてしまい、その結果、未知の奇病を発症させてしまったのであった。
 まあ、その病原菌のガスは色々な病原菌が混ぜられた、あらゆる奇病を与える罠であった。だが、不思議と何故だか状態異常の耐性を持ってしても、回避できなかった変な奇病に掛かってしまったのである。

 それで俺が受けたその奇病は、対象者の体温を徐々に上げていき、最後に思考能力を低下させてしまい。最終的には体内の水分を全て蒸発させて干乾びさせてしまい最終的には死に至らしてしまう病気の一種らしい。

 ただ、それだけでなく、回復させる事はできるが・・・その続きがあり、その奇病に耐える事が出来るか、治療に成功し治ったとしても、今度は身体の体温が徐々に下り続け、最終的に冷えきって行き氷のように固まってしまい、最後は砕けてしまう病気に掛かってしまった。普段なら火炎病と氷菓病と言う、病気なのだがそれが組み合わさり、とんでもない奇病に変化して掛かってしまったのだった。

 どうやらこの火炎氷菓病は、1つ1つだったら、ただの病気と言ってもいい病だったのだ。それに普通なら状態異常耐性を持っていれば防げた病気でもある。
 だが・・・どうやら病原菌のガスの中に特別な複数の奇病があったらしいく、それで恐らく状態異常耐性を解除させる能力のある病原菌がその中にあり、それらが混ざり合いそのような奇病に変異し、それにユウマが掛かったようであった。

 それにユウマがこれを肩代りに受けなかったら・・・女神であるフィーナは神死病で即死して、リンカは永久氷結病で氷漬けにされ、シルフィーは眠り病で生きたまま永遠の眠りついていた。
 何故その様な事が解ったかと言うと、フィーナが最初の予見で、その未来予見していたからである。ちなみにユウマは何故かフィーナと同じ病に掛かるが即死ではなかった。

 それでフィーナ様は、未来視を使用して自分自身が罠を解除する事で、それら全てを解決できる光景を見て罠の解除に挑戦したのである。

 その結果・・・病原菌の詰ったガスの罠を、フィーナ様が自身で罠を解除中に、何故か違う未来の光景が見え、そのうえ最初に見た未来予見と違う予見を見た為に途中で罠解除をやめた為、罠解除を失敗した・・・というより、罠が勝手に発動してしまったのである。
 それを俺が庇って、すべてのガスを俺自身が取り込みその奇病が発症したのであった。

 それでその時はいろいろあり、目覚めた時に・・・・。
「ホントに大変だったんだからね。ユウ君が全てのガスを受け止め自身の周りに結界を張って、さらに効力がなくなるまで耐えて、出て来たらそのままぶっ倒れるし、それでフィーナちゃんは大泣きして泣き崩れるし・・・」
「そうですよユウマ様、フィーナ様に色々聞かされて驚きました。まあ、それでも私達が一緒だったから、よかったのですけど・・・」
 シルフィーが何かを思い出したように、顔を紅くして俯いて小声で何かを語っていたが、まったく聞き取れなかった。
 ??・・・いったい、何を言ってたんだろうか?
 再度、聞き返してみたが、こちらに視線を向けてくれないどころか、無視されてしなった。

 それにリンカが言う様に、どうやら一番心配していたのはフィーナ様だったようで、実際フィーナ様が罠を解除中に見た未来視では、どうやら俺だけが死んでしまう未来だったらしいのだが、結局その未来視が完璧でなかった為に、そういう結果になったようだ。
 それで問い詰めたところ、最初の予見ではフィーナ様は1つだけ隠し黙っていたが、その時はフィーナ様自身が俺の変わりに、そうなるはずだったようである。

 フィーナ様はその事を白状すると、すぐに泣き崩れていたらしいが、リンカとシルフィーの励ましにより、すぐに俺の状態を調べてくれたらしい。
 その結果、火炎氷菓病だという事が発覚したらしい。事実これを回復させるには、まず第一段階に発症する火炎病を治す為にある条件をクリアした後に、発症者自身の力と体力のみで耐えうる事が出来たあと、乙女の雫と神の雫、それに・・・。

 それで結局のところ、その奇病である火炎氷菓病は俺だから耐える事が出来、それにフィーナ様はもちろんシルフィーとリンカがいたおかげというより、この3人だったから死ぬ事はななかった。それでも1日半以上は、死にはしないが、死の淵をさ迷っていたのであった。
 しかも、普通なら1週間以上はその病に苦しむ筈課が、1日半で回復したのであった。

 結局のところ俺が全てを受ける事で、最善の未来になったみたいだったようだ。それに俺の死を回避する為にフィーナ様とリンカ、それにシルフィーの力が必要だったらしいのであった。
 実際のところこの3人でなかったら確実的に死んでいたみたいだったが、その治療方法は・・・結局最後まで教えてくれる事はなかった。シルフィー曰くご想像にお任せしますと、頬を染めて視線を絶対にあわせてくれなかった。

 ただ、俺が目覚めた時に、真っ裸の俺がベッドで寝かされていた。もちろん3人も同じ様に裸だったのが良く解らなかった。

 だがリンカ曰く俺が寒がってたらしいし、治療に必要な事だったらしいのだが・・・。
「う~ん、それはね。ユウ君が急に寒がり出してねぇ・・・。それに私達の・・・いやいや、これ以上は・・・・。えーと、ん~、こればっかりわねぇぇ、私はいいんだけど、すでにユウ君と関係は持ってるから、でもねぇぇ・・・」
 それ以上はリンカは答えてくれなかったし、視線をシルフィーとフィーナ様に向けるだけだった。

 それにシルフィーは頬を染めてそっぽを向いたまま目を合わせてくれないし、フィーナ様にかんしては・・・。
『ユウマさん、意識朦朧の割には激しかったわ。まさか、私にあそこまでさせるなんて・・・』と訳の解らない事を言ってそのまま寝てしまっていた。

 結局肝心のところは3人共、何も教えてくれなかった?まあ、それでも俺はすごくすっきりしたし、すこぶる調子がよくなっていた。

 その後は結局、治療方法は教えて貰えず、その他でリンカからこそっと聞かされていたのだが、どうやらユウマはついに今迄我慢をしていたのに、シルフィーに手を出したうえフィーナ様にも手を出していた事が判明したのだった。

 はぁっ、まあ、リンカとはここに来て何度か・・・いやいや、その事はとりあえずどうでもよく・・・は、無いが、ついにシルフィーともやっちゃたか、しかも・・・何故女神であるフィーナ様とも・・・ハァ、ついにやっちゃったか俺・・・どうなるんだろう。

 ただ、リンカには『あんな形じゃなく、ちゃんと愛し合って相手をしてやらないと・・・まあ、私はユウ君に色々として貰ってるからいいけど、シルフィーちゃんとフィーナちゃんの2人は可哀想だよ。ちゃんとしてやらないと・・・』と言われ、その日の夜に正式に・・・とりあえず、この話しはここまでで、という事で・・・。

 それでその後から何故かフィーナ様の未来視はかなりの確立で制度が増し、予見に関してもかなりの精度が上がっていたのである。
「でも、すごいよ!私もここまではっきりと解る様になるなんて、これはすごい事だよ。まあ、残念なのは私達の幸せな未来を見ようとすると、ぼやけるんだけどね」
 フィーナ様は、何故かその部分をすごく残念がっていた。

 それにシルフィーも、魔力と色々な能力が向上していたのである。
「すごいですよ。ユウマ様!私の魔力が、力が・・・フレイがいなくても当たり前の様に使えるんですよ。ほら!」
 実際に敵を前にして、フレイと融合しないと使えない技と、魔法を使ってみせてくれた。

 まあ、他にも色々と使えたり出来るようになったそうだ、まあ、これに関してはリンカは知っていたらしく、自分もこの世界に来た後に、俺とある事をやった後に同じ様に物凄い力を得たそうだ。・・・俺は、そこまですごい影響を彼女達に与えてるのか?

 そんでもって、ついでに俺の能力も、すごい事になってしまったのであった。どうやらファル達聖霊と契約した時と似たような感じで能力の共用が発生していて、俺のある部分の能力が彼女達も使えるようになっている。

 その代わり俺も彼女達の、能力の一部が使える様になっていたのである。

 それが何故か40階層を超えた辺りから俺の中の、何かが変わったような感じがしたが、この時点ではさっぱり解らなかった。だが、50階層のボス戦の時にその力の正体が解った様な感じがしたし、どうやら俺にもフィーナ様と同じ未来視が使える様になり、少し先のであるがその未来が見えるようになっていたのである。

 それでその50階層のボスが嫌な事を起す可能性が見えたので、しかたなく俺が手を出したのであった。

 まあ、実際その50階層のボスがやろうとしたのは、石化の呪いと女性だけ発動する退化の呪いであった。まあ、実際フィーナ様もその呪いは未来視で確認していたのだが、その前に必ず倒せる筈だったのだが・・・ちょっとした手違いがあって、その呪いをフィーナ様達が受ける未来を俺が見たのであった。

 ・・・で、その50階層のボスを・・・もう一つ手に入れた新しい力で俺が消滅させた。実はこれはフィーナ様の神核の力と、リンカの聖魂の力、それにシルフィーの聖霊の力が混ざり合い取得した力であったのだが・・・これが、また強力すぎたうえに、俺がその加減を知らなかったので、物凄い事になったのは・・・言うまでもなかった。

 まあ、それからは結局のところ一切戦わせて貰えてない。まあ、元々フィーナ様の為の修行だからいいのだけど、すでに目標は達成しているので、ティナのお願いの確認だけであったのである。



 それで50階層で約半日休憩した後は、すぐに51階層に下りて戦闘を行なって次々と階層を下りていたのだが、結局のところ50階層の件から俺が手を出す事はなく大人しく後を付いて行く事になったであった。
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