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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-27 隠密行動のその後に?
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まあ、この際だからその事に関しては、後日にでも今回の件に関わった冒険者達にシルク様から問い詰めて貰おう。それでまた続きを見ているとかなり状況が変化していたのであった。
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まず街へ入れないグループは中に入るのを早々に諦め、半数以上の冒険者が正門の入口付近の近くに身を潜め待機した状態で、25人程が街の外周を移動し始めた。実際正門に残ったのは10人だけである。
「あの方達・・・外壁を移動し始めましたけど、どこか抜け道があるのですか?ユウマ様。確かあの街は6箇所程出入り口がありますが、どうなんでしょう?」
「そうですよね。それに確か宮殿の裏側にも森へと続く出口がありましたよね?シャナちゃん?」
「はい、エリー!確かにありますね。でも、あちら側は正門と同じ様に広い筈です。ユウマ様!その辺はどうなってますの?」
「えっと、空か地中なら多分・・・進入は可能と思いますけど?多分無理でしょうね。そこまで考え付く奴がいますかね?」
シャナ姫とエリーゼ姫から質問されたが、俺自身が街の周囲に張った障壁は、あくまで街にある外壁を沿うように展開しているだけで、高さ的にも3メートルあるか無いかぐらいだ。
それに地中の方まで補うような事はしてない。実際そこまで頭に入れて障壁を張った訳ではない・・・まあ、穴を掘ってまで通ろうと考え付く者がいるかだけど、多分いないだろうな。第一そんな考えを思いつけるなら障壁に阻まれる事も無いと思うからだ。
そんな事を俺がシャナ姫達と話している間にも、シルク様は呆れてそれ以上何も言わなくなってしまった。流石にヒミコさん達の時はテンション上げ上げ状態だったのが、その後に続くはずだった30名以上の冒険者達の行動が、余りにも最悪で不甲斐なさ過ぎるようで、既に急に意気消沈してポカンと気の抜けた顔になっている。
ただシルク様の内心はひどい事になっているようだ。現状表情には出していないが怒りに満ちているオーラを握りしめている両手より感じるのだ。
うっへぇぇ、これに突っ込んで追及したら・・・恐らく俺に矛先が向きそうなので、今は無視しておこう。
この状態で下手に声をかけるのは、はっきり言って無謀なのでシルク様はそのまま放置する事にした。
そんな事を俺達が暗黒の森の中心部にあるログハウスの中で行なっている間に、少し時間をさかのぼり冒険者達の行動の方は・・・。
鬼人の街の正門付近で、数人の隠密行動が出来る者が先陣をきって進入を試みていた。
「それじゃ、隠密行動が出来る者で街の隅々までと、今回の目標である鬼人達の調査だ!どうもここまでにくる途中で情報を仕入れた話じゃ、どうやら影で操っている邪悪な存在がいるらしい」
「おうおう!ヒミコさんよ。そんなまどろっこしい事をしないで、さっさと鬼人達を葬っていこうぜ!」
「いや、現状感じる雰囲気からしてこの街にいる鬼人達は、我々の3倍以上いるようだ!どうやら中にはエルフが協力しているようだな」
ヒミコと冒険者軍団のまとめ役の男が話している。実際にその話をしている場所は鬼人の街の正門付近で、数人が身を潜め話をしている。
その数人は各グループのリーダーであるらしく、最終的にはヒミコが提案した隠密で1度街の中を調査する事になった。
それでまず先行してヒミコのパーティーが堂々と正門から姿を消しながら入っていった。
「やはりすごいな、ヒミコ達はあそこまで完璧に姿を消せるとはな。よし我々も続くぞ・・・」
「へっ、あんなのは俺達でも出来るぜ!見とけ・・・あれ?中に入れねぇ」
「何をアホな事をやっとるんだ。お前達は!・・・どう言う事だ?」
冒険者で隠密行動の出来る人員の半数が、勢いよく正門や外壁にの上部に飛び乗ろうとするが、その全ての冒険者が元の場所に振り返って戻ってくると奇妙な現象が起きていた。
「なっ!なんだこれは?街に入れない?どう言う事だ・・・」
「なに面白い事してるんですか?隠密行動できるみんなで動いた方が早いのに、なんでみんな回れ右してるんですか!」
冒険者軍団のまとめ役の男に、巫女服の女の子が代表して声をかけた。他にも元から隠密を持っていない支援や回復系の冒険者は、半分以上その隠密行動が出来ると息巻いていた者の行動を見て笑いを我慢している状態だ。
それでまとめ役の男が代表して説明するが、他の冒険者が信じずその正門を潜り中に入っていく、もちろん街の中にいる鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達には見つからない様に行なっていた。
それで結局は、隠密行動の出来ない冒険者の3分の2の者は、何の事はなく街の中に進入でき周辺を一応調べて戻って来たのだ。
正門の入口付近に待機していた(街に入ること事態が出来ない)冒険者達が呆気にとられ不思議がっていた。最終的には街に入ることが出来ないので、大人しく先行して行った者を待つ事と今後について話し合う事にした。
そんな事を鬼人の街にいる冒険者が行なっている間、ユウマ達の見ている神器モニターの一つには、冒険者達が鬼人の街の中を移動している様子が映し出された。
「それでも結局は街に入れたのって、15人程度みたいだね?グループ数で言ったら4つなのかな?」
「そうだね。シルク様が言ってたヒミコさん達6人のグループと5人グループの人達1つと、2人組みが2つの計4つみたいだね。でも、ヒミコさん達みたいに隠密は上手くないみたい」
まあ現状は街に侵入した冒険者は15人なのだが、基本的モニターで動きが解っているのは、モニターに直接映ってるヒミコ達の存在以外では、中央広場の前の建物の影で警戒している5人のグループだけで、他の2人組みの冒険者の2つに関しては所在だけが解っているだけだ。
何故人数と所在が詳しく解るかというと・・・。
実は3つあるモニターのうちの1つで確認出来るのだ。まあ、メインである正規の神器モニターには、シルク様のお願いであるヒミコさん達の行動を常に映し出しているのだが、俺がコピーした劣化版の2つの神器モニターは、1つはモニターを四分割して街の入口付近と地下の様子、それと宮殿内と中心部にある広場を映し出す様にしている。
そして、最後のもう1台は上空からの街の全体を映しだしているのだ。しかも敵味方の表示と詳細が吹き出しで表示する優れものだ。
ただ、その街全体を映しだされているモニターには、何故かヒミコ達の所在が映ってない状態になっている。という事はかなり隠密行動が優秀すぎるのか、俺のコピーした劣化版神器モニターには映らないようだ。
本物の神器モニターにはちゃんと映しだされて、常に行動を追跡している。
その神器モニターで追跡されているヒミコ達は、街の様子を調べながら不思議に思っていた。
「ねえ、これっておかしくないですか?確か鬼人って結構温厚な人とかもっと身体が小さかったような?」
「ええ、確かに・・・でも、この街にいる鬼人は、オーガみたいな感じね。それにエルフもいるみたいだけど、何あれホントにエルフ?」
まず最初に不思議に思ったのはシズカであり、納得するようにヒミコが答えた。
ヒミコ達は今回の件で色々と不可解な点がある事に気付き、独自に調査していたのである。それは話にあった襲われた村や町での情報と、襲われ助かっていた人達の話の内容に出てきた鬼人達と同じ様な感じではある。それに情報の方にはエルフの存在があったが、この場でヒミコ達が確認する限りでは以前あった事のある鬼人やエルフとは似てもいない感じの者達である事に気付いた。
「それよりさぁ、今更なんだけどさぁなんでシルク様は鬼人の知り合いがいるのに、今回の討伐に賛成出したんだろうね?いつもだったら慎重に事を進めるか、私達に直接調べるようにお願いするのに、今回はこの件の要請に二つ返事でOKを出してたもんね」
「確かにそうだけど、それも仕方ないんじゃない。鬼人達の襲撃して来た時って、確か私達がシルク様について神々の塔に行ってた時だし、あの時は確か仮面の騎士様が襲われた街を救って解決したみたいだけど・・・」
「そうそう、私はその仮面の騎士に会ってみたいなぁって、密かに思ってるんだ!」
今回の件の内容で少し不思議に思うカレンであったが、サヤとヒカゲは仮面の人について興味深々のなか、ナズナだけは大人しく周辺の様子を調べて、ヒミコ達の元に戻ってきて報告をしていた。
「ヒミコ様?ヒカゲとサヤはどうしたんですか?なんだか遠くを見てるような・・・」
「まあ、2人の事はほっときましょう。それよりもホントなの?普通の鬼人とエルフがいないどころか女性や子供、それに老人がいないのは・・・」
「うん、間違いないよ。それどころかこの周囲に物凄い物が仕掛けられてるよ。あと、多分ヒミコ様達も感じてると思うけど・・・ここにいる鬼人とエルフ達ってモンスターと同じ様な瘴気を出してるよ」
ナズナは少しの間、ヒミコ達から離れて周囲の状況を調べ、ユウマが事前に仕掛けていた聖碑に気付いただけでなく、この鬼人の街にいる生命体がもしかしたら魔獣の類ではないだろうかと薄々感づき、それも踏まえてヒミコに伝えていたのである。
その話を聞いたヒミコもどうやら確信に近付いた様で、みんなに重要な事を伝えた。
「やはりそうですか・・・。私もですがヒカゲもその点を重視して確認して貰いましたが、あれは全て擬態したモンスターですね。それにシズカとカレンにも調べて貰いましたが、どうやら街の周囲にも変わった障壁が展開されてるらしいわ」
「ヒミコ様!馬鹿チン達が勝手に変な行動に出てるよ。このままじゃせっかくの調査も意味無いまま作戦も立てられなくなり乱戦になりますよ。戦力差で3倍もあるのに、どうしますか?」
周囲にいる鬼人やエルフの動きだけでなく、冒険者達の動きも気にしていたサヤがヒミコにどうするか声をかけた。
「そっ、そうね!なら、一旦正門の方に戻ってみんなに状況を伝えましょう。それから連携を取って行動に移しましょう」
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ヒミコ達は正門にいる冒険者達に報告に向かう為に、一旦その場所に戻る様にしたのであった。
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「あの方達・・・外壁を移動し始めましたけど、どこか抜け道があるのですか?ユウマ様。確かあの街は6箇所程出入り口がありますが、どうなんでしょう?」
「そうですよね。それに確か宮殿の裏側にも森へと続く出口がありましたよね?シャナちゃん?」
「はい、エリー!確かにありますね。でも、あちら側は正門と同じ様に広い筈です。ユウマ様!その辺はどうなってますの?」
「えっと、空か地中なら多分・・・進入は可能と思いますけど?多分無理でしょうね。そこまで考え付く奴がいますかね?」
シャナ姫とエリーゼ姫から質問されたが、俺自身が街の周囲に張った障壁は、あくまで街にある外壁を沿うように展開しているだけで、高さ的にも3メートルあるか無いかぐらいだ。
それに地中の方まで補うような事はしてない。実際そこまで頭に入れて障壁を張った訳ではない・・・まあ、穴を掘ってまで通ろうと考え付く者がいるかだけど、多分いないだろうな。第一そんな考えを思いつけるなら障壁に阻まれる事も無いと思うからだ。
そんな事を俺がシャナ姫達と話している間にも、シルク様は呆れてそれ以上何も言わなくなってしまった。流石にヒミコさん達の時はテンション上げ上げ状態だったのが、その後に続くはずだった30名以上の冒険者達の行動が、余りにも最悪で不甲斐なさ過ぎるようで、既に急に意気消沈してポカンと気の抜けた顔になっている。
ただシルク様の内心はひどい事になっているようだ。現状表情には出していないが怒りに満ちているオーラを握りしめている両手より感じるのだ。
うっへぇぇ、これに突っ込んで追及したら・・・恐らく俺に矛先が向きそうなので、今は無視しておこう。
この状態で下手に声をかけるのは、はっきり言って無謀なのでシルク様はそのまま放置する事にした。
そんな事を俺達が暗黒の森の中心部にあるログハウスの中で行なっている間に、少し時間をさかのぼり冒険者達の行動の方は・・・。
鬼人の街の正門付近で、数人の隠密行動が出来る者が先陣をきって進入を試みていた。
「それじゃ、隠密行動が出来る者で街の隅々までと、今回の目標である鬼人達の調査だ!どうもここまでにくる途中で情報を仕入れた話じゃ、どうやら影で操っている邪悪な存在がいるらしい」
「おうおう!ヒミコさんよ。そんなまどろっこしい事をしないで、さっさと鬼人達を葬っていこうぜ!」
「いや、現状感じる雰囲気からしてこの街にいる鬼人達は、我々の3倍以上いるようだ!どうやら中にはエルフが協力しているようだな」
ヒミコと冒険者軍団のまとめ役の男が話している。実際にその話をしている場所は鬼人の街の正門付近で、数人が身を潜め話をしている。
その数人は各グループのリーダーであるらしく、最終的にはヒミコが提案した隠密で1度街の中を調査する事になった。
それでまず先行してヒミコのパーティーが堂々と正門から姿を消しながら入っていった。
「やはりすごいな、ヒミコ達はあそこまで完璧に姿を消せるとはな。よし我々も続くぞ・・・」
「へっ、あんなのは俺達でも出来るぜ!見とけ・・・あれ?中に入れねぇ」
「何をアホな事をやっとるんだ。お前達は!・・・どう言う事だ?」
冒険者で隠密行動の出来る人員の半数が、勢いよく正門や外壁にの上部に飛び乗ろうとするが、その全ての冒険者が元の場所に振り返って戻ってくると奇妙な現象が起きていた。
「なっ!なんだこれは?街に入れない?どう言う事だ・・・」
「なに面白い事してるんですか?隠密行動できるみんなで動いた方が早いのに、なんでみんな回れ右してるんですか!」
冒険者軍団のまとめ役の男に、巫女服の女の子が代表して声をかけた。他にも元から隠密を持っていない支援や回復系の冒険者は、半分以上その隠密行動が出来ると息巻いていた者の行動を見て笑いを我慢している状態だ。
それでまとめ役の男が代表して説明するが、他の冒険者が信じずその正門を潜り中に入っていく、もちろん街の中にいる鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達には見つからない様に行なっていた。
それで結局は、隠密行動の出来ない冒険者の3分の2の者は、何の事はなく街の中に進入でき周辺を一応調べて戻って来たのだ。
正門の入口付近に待機していた(街に入ること事態が出来ない)冒険者達が呆気にとられ不思議がっていた。最終的には街に入ることが出来ないので、大人しく先行して行った者を待つ事と今後について話し合う事にした。
そんな事を鬼人の街にいる冒険者が行なっている間、ユウマ達の見ている神器モニターの一つには、冒険者達が鬼人の街の中を移動している様子が映し出された。
「それでも結局は街に入れたのって、15人程度みたいだね?グループ数で言ったら4つなのかな?」
「そうだね。シルク様が言ってたヒミコさん達6人のグループと5人グループの人達1つと、2人組みが2つの計4つみたいだね。でも、ヒミコさん達みたいに隠密は上手くないみたい」
まあ現状は街に侵入した冒険者は15人なのだが、基本的モニターで動きが解っているのは、モニターに直接映ってるヒミコ達の存在以外では、中央広場の前の建物の影で警戒している5人のグループだけで、他の2人組みの冒険者の2つに関しては所在だけが解っているだけだ。
何故人数と所在が詳しく解るかというと・・・。
実は3つあるモニターのうちの1つで確認出来るのだ。まあ、メインである正規の神器モニターには、シルク様のお願いであるヒミコさん達の行動を常に映し出しているのだが、俺がコピーした劣化版の2つの神器モニターは、1つはモニターを四分割して街の入口付近と地下の様子、それと宮殿内と中心部にある広場を映し出す様にしている。
そして、最後のもう1台は上空からの街の全体を映しだしているのだ。しかも敵味方の表示と詳細が吹き出しで表示する優れものだ。
ただ、その街全体を映しだされているモニターには、何故かヒミコ達の所在が映ってない状態になっている。という事はかなり隠密行動が優秀すぎるのか、俺のコピーした劣化版神器モニターには映らないようだ。
本物の神器モニターにはちゃんと映しだされて、常に行動を追跡している。
その神器モニターで追跡されているヒミコ達は、街の様子を調べながら不思議に思っていた。
「ねえ、これっておかしくないですか?確か鬼人って結構温厚な人とかもっと身体が小さかったような?」
「ええ、確かに・・・でも、この街にいる鬼人は、オーガみたいな感じね。それにエルフもいるみたいだけど、何あれホントにエルフ?」
まず最初に不思議に思ったのはシズカであり、納得するようにヒミコが答えた。
ヒミコ達は今回の件で色々と不可解な点がある事に気付き、独自に調査していたのである。それは話にあった襲われた村や町での情報と、襲われ助かっていた人達の話の内容に出てきた鬼人達と同じ様な感じではある。それに情報の方にはエルフの存在があったが、この場でヒミコ達が確認する限りでは以前あった事のある鬼人やエルフとは似てもいない感じの者達である事に気付いた。
「それよりさぁ、今更なんだけどさぁなんでシルク様は鬼人の知り合いがいるのに、今回の討伐に賛成出したんだろうね?いつもだったら慎重に事を進めるか、私達に直接調べるようにお願いするのに、今回はこの件の要請に二つ返事でOKを出してたもんね」
「確かにそうだけど、それも仕方ないんじゃない。鬼人達の襲撃して来た時って、確か私達がシルク様について神々の塔に行ってた時だし、あの時は確か仮面の騎士様が襲われた街を救って解決したみたいだけど・・・」
「そうそう、私はその仮面の騎士に会ってみたいなぁって、密かに思ってるんだ!」
今回の件の内容で少し不思議に思うカレンであったが、サヤとヒカゲは仮面の人について興味深々のなか、ナズナだけは大人しく周辺の様子を調べて、ヒミコ達の元に戻ってきて報告をしていた。
「ヒミコ様?ヒカゲとサヤはどうしたんですか?なんだか遠くを見てるような・・・」
「まあ、2人の事はほっときましょう。それよりもホントなの?普通の鬼人とエルフがいないどころか女性や子供、それに老人がいないのは・・・」
「うん、間違いないよ。それどころかこの周囲に物凄い物が仕掛けられてるよ。あと、多分ヒミコ様達も感じてると思うけど・・・ここにいる鬼人とエルフ達ってモンスターと同じ様な瘴気を出してるよ」
ナズナは少しの間、ヒミコ達から離れて周囲の状況を調べ、ユウマが事前に仕掛けていた聖碑に気付いただけでなく、この鬼人の街にいる生命体がもしかしたら魔獣の類ではないだろうかと薄々感づき、それも踏まえてヒミコに伝えていたのである。
その話を聞いたヒミコもどうやら確信に近付いた様で、みんなに重要な事を伝えた。
「やはりそうですか・・・。私もですがヒカゲもその点を重視して確認して貰いましたが、あれは全て擬態したモンスターですね。それにシズカとカレンにも調べて貰いましたが、どうやら街の周囲にも変わった障壁が展開されてるらしいわ」
「ヒミコ様!馬鹿チン達が勝手に変な行動に出てるよ。このままじゃせっかくの調査も意味無いまま作戦も立てられなくなり乱戦になりますよ。戦力差で3倍もあるのに、どうしますか?」
周囲にいる鬼人やエルフの動きだけでなく、冒険者達の動きも気にしていたサヤがヒミコにどうするか声をかけた。
「そっ、そうね!なら、一旦正門の方に戻ってみんなに状況を伝えましょう。それから連携を取って行動に移しましょう」
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