巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。

13-16 救出に成功?だけど?

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 まあ詳しい事はどうでもいいので、今は神聖な気を放つ捕らえられた神聖なエルフ達を、早急に助け出す事に集中する事にした。



 何故かは解らないが、神聖な気を持つエルフ達が捕らえられてる檻の側には、人っ子一人として誰もいなくなっている。
 見張りをする気は無いのか?それとも爆発の騒ぎの方が気になるのかは解らないが、俺にとっては幸いだし、檻の周りに誰もいないのは好都合の状態だ。しかも殆どの奴等が先程の爆発が起きた方に行き、檻からかなり離れてしまっているので、俺が何かをしても気付く事は無い。

「・・・おっとっと、ラッキー!周囲には幸い誰もいないなっ、これなら・・・」
 上空からスーッと自由落下で高度を下げて、何とか地上に降り立った。それで周囲を見渡し現状の状況を理解した。普通ではありえない事なのだが、未だ土埃は晴れない状況なのである。

 それでも周囲に気を配り、まず意識を集中して土埃の中を進み、神聖な気を放ってる4人が入れられてる檻の方に近付いた。それで直ぐ近くに檻がある事を確認して、捕らわれていた檻の入口を開放しようとした。
「これなら檻を開けて・・・ん?あっ、あれ、これどうなってんだ?」

 扉を開け様としたのだが、その檻にはある物が存在しない事に気付いたのである。流石に土埃で見えないだろうと思うだろうが、それでも檻のある場所はある程度土埃が晴れて視界が開けてきている。それである程度確認出来るのだが、絶対に無いとおかしい場所が見当たらないのだ。

「おいおい、これって扉とかが無いじゃないか?どう言うこと?それにどうやって中に入れたんだ?」
 そう普通なら檻には人をやモノを、入れる為の入り口があるはずなのだが、この檻にはそれらしきものが見当たらない?それどころか繋ぎ目自体が存在しない頑丈な檻だという事が解った。普通なら考えられないモノなのだが・・・まあ、それはいいとして、この檻の材質自体が、またとんでもないモノである事も、目の前に来て確認出来た。

「えっ!何この檻の材質?この木目状の浅黒く波打った感じってダマスカス鋼?でもあれって刀身とかじゃなかったけか・・・まあいいやこの際どうでも・・・。でも、これはどうすればいいの?」
 現状神聖な気の持ち主であるエルフ達を助け出そうと思ったのだが、このままでは檻から出してやる事が出来ない。それに今は土埃で周囲からは見えないが、徐々に視界が晴れてきているので、ダークエルフ風のい奴に感ずかれるのも時間の問題になってくる。

「どうしたらいいのだろうかな?これじゃ俺の計画した救出作戦が・・・」
 本来なら檻の扉を開放して、4人を助け出すつもりでいたのだが、このままでは誰一人として助け出すことが出来ない。

 そんな事を檻の前で、行動を一時停止の状態でこの先どうしようかと俺が考えていると、檻の中にいた1人の少女、そう先程まで気絶していた神聖な気を持つエルフの少女が檻の中で俺がいる方にへと近付いてきた。実は意識のあった殺気を振りまいていた2人のエルフは、突然現れた俺の事を警戒して檻の端へと俺から離れるように逃げていたのだ。

「フェルタ、イドルタメル・・・・?」
 俺が檻の前で考え事をしているのが不思議だったのか、首を傾げて話し掛けてきたのだが、はっきり言って何を言ってるのかが解らない。

 それでとりあえずは、俺もその娘に話し掛けてみる事にした。
「えっと、今から君達を助けたいけど・・・俺の言葉も解らないよな?」

 俺の目の前にやって来た少女のエルフに話かけてみたが、どうもやはり言葉は通じてないみたいなのは、直ぐに解ったが、この場で長話をしてもしょうが無いので、簡単にジェスチャをして確認してみたが先程と変わらない反応だった。

 とりあえず強引に檻を開こうとして、両手で持つと・・・。
「おりょ?これってもしかして・・・」

 実はこの時点で、俺の力関係がおかしい事に気付いた。実は先程も上空にジャンプした時も、少しおかしいなとは思っていたが、その点はやはり気のせいではなかった。



 その事が判明したので、この際だから檻ごと持ってこの場からさっさと逃げ出して行ったのであった。


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