16 / 557
第2章 旅立ち、いえ迷子かもしれない。
2-9 騒動の犯人捕縛からの姫様のお願い
しおりを挟む
・
・
・
そのユウマの行動の少し前、戦闘の一部始終を見ていた姫様一行は、彼の戦闘センスの凄まじさにみんな言葉を詰らせてたが。
「ふー、どうやら彼が勝ったようですね。我々は、助かりましたよ姫様」
レーネが、ユウマが一旦はやられたと思ったがすぐに何でもない様に戦闘を再開して勝利したので、自分たちが助かったとシルフィーに話しかけた。
するとシルフィーは、レーネの言葉に、《はっ》としてから。
「彼に御礼をそして早く負傷している騎士たちの様子を見なくては」
ユウマに礼を言わなくてはと言う考えを口にだし、また怪我をしている騎士たちも心配して速く見なくてはと動ける者皆に、指示を出してた。
「皆は、負傷者を、私は彼に御礼を言いますから」
比較的軽傷の動ける騎士達から
「「はっ直ちに」」
「了解しました」
騎士達から返事と敬礼がかえってきて負傷者の場所へ散っていった。
「レーネ貴方も負傷者を、彼の相手は、私が」
「はい、わかりました姫様、私も負傷者を見てきますゆえ姫様は、彼をよろしくお願いします」
レーネは、シルフィーに彼の方を頼みますと言って、動ける者たちと負傷者たちの元へと、走っていった。
「あと、速く彼に御礼を言いたいのですが、彼は?」
キョロキョロと先ほど戦闘を行っていた辺りを見回したが、ユウマの姿が見えないので、肩に座って欠伸をしていた妖精フレイの方を見て聞いてみた。
『うーん、彼、ユウマなら、あっちに逃げってた人を追いかて行ったよ』
森の方に、指を差し現在いるところを教えてくれた。
「えっ、逃げていった人とは、どう言うことです?」
『うーん、恐らく今回の襲撃の犯人じゃない、さっき時々邪魔してたもの』
フレイは、今回の魔獣の襲撃には、人族が関わっていたと、新事実をもらした。
そして、動ける騎士たちが負傷した騎士全員を、姫たちがいるところに集め終わるころ、森の方から、気絶した男を引きずりながらこちらに、ユウマがやって来てから。
「あのー、すいません。こいつを縛るものありますか?」
気絶した黒ずくめの男を地面に置き縛るものがないかをたずねて、ロープを貰い縛った。
「あっ、すいませんまだ名乗っていませんでしたね。俺は、冒険者をやってます、ユウマです、よろしく」
軽く自己紹介をおこなった。
「あっ、はい、私は、シルフォード公国の第二王女シルフィー・リュ・シルフォードと、申します、先ほどは、助けていただきありがとうございます、ユウマ様」
「えっ、お姫様ですか?えっと、すみません、馴れ馴れしくして、御無礼ですよね」
ユウマは、シルフィーが姫様だと聞いて礼儀が解らないまでも片膝をついて頭を下げようとしたら。
「いえ、そんなにかしこまらないでください、姫と言っても私には、何も国を統治する力は、ありませんしそれにユウマ様には気がねなくシルフィーと呼んでもらいたいので」
「えっ、でも姫さ・・・」
「シルフィーと呼んでください」
「はい、シルフィーさん」
「うーん、まあいいでしょう」
シルフィーとユウマは、お互いに自己紹介をして色々とたわいのない話をしていた。
そして、騎士の1人がユウマとシルフィーに近づいてきて
「ユウマ殿、この男は?」
他の騎士と少し違う鎧を着た騎士が尋ねてきた。
「えっと」
「あっ、失礼した私は姫様の護衛騎士隊の隊長をしている、レオン・フルートと申します。気兼ねなくレオンとよんでくれ」
「あっ、ありがとうございます。レオンさんえっとですね。この男は、先ほどの戦闘の最中何度か、邪魔をしてきて魔獣を使役していたみたいですね。全部倒されたら逃げ出したので捕まえてきました」
ユウマが名前を教えてくれたレオンに礼をいい、男がなにをしていたか、かいつまんで説明した。
するとレオンが
「おい、手の空いてる者この男をしらべろ」
動ける騎士に命令を出した。
比較的軽傷の騎士の1人が、男の身柄を調べだした。
「たっ、隊長殿、この者、闇ギルド・暗闇の猫の者ですね」
「なに、ほんとかモード」
「はい、ここに刺青があります」
レオンさんと男を調べていた騎士のモードさんが、お互いに話をして男の腕の刺青を見て、闇ギルド・暗闇の猫の者だと判明したようだ、どうやら悪人で間違いないようだ。
「ユウマ殿、こいつは極悪人の集まる、暗闇の猫という闇ギルドの手のものです。此度の襲撃の首謀者で間違いないと思います。なにからなにまで御助力感謝いたします。」
レオンさんが、ユウマに向けて感謝して頭を下げて礼を述べた。
「ユウマ殿差し支えがなければ、この男の身柄をこちらで預からせて貰えないでしょうか」
レオンが、ユウマに男の身柄を渡してほしいとお願いした。
「えっ、もちろん、いいですよ、そちらにお任せします」
ユウマは、男の身柄をレオンさんに任せた。
騎士隊長レオンとユウマのやり取りを見ていたシルフィーは、ユウマたちの話が終わった後に、レオンと話をしてからユウマの方にやってきて。
「あの、ユウマ様、少しお話を、よろしいでしょうか?」
「はい、何でしょうか?」
シルフィーさんが、ユウマに話しかけてきたのでユウマが答えたら。
「あの、ユウマ様もし、よろしければ私たちと共にシルフォードまで、護衛を兼ねて御一緒に行動をして頂けないでしょうか?」
シルフィーが、ユウマに自分と一緒に行動をして欲しいのを依頼してきたので了承しようとする前にシルフィーさんが
「あっ、もちろんそれ、相応のお礼はいたします」
「えっと、お礼は、いいのですが、俺みたいな素性の解らない者が一緒でいいのですか、もちろん一緒に行くのは、いいのですが、俺も目的地は、シルフォードですから?」
ユウマが、自分の目的地もシルフォードであると告げたうえで、素性のわからない自分が一緒でもいいのかと質問もした。
「はい、問題ございません、あなたがいいのです」
目をキラキラさせ、ユウマの手をとって顔を近づけてきた。
そして、少し離れた位置で、気絶していた女性騎士を抱え上たレオンさんが
「ユウマ殿、私からもお願いしたい、今の騎士隊の状態では、まともに動ける者が少ない、君なら信用できる何せ見ず知らずの我々を救ってくれたからな」
ユウマに、現状の状況とお願いをして女性騎士を抱えて負傷者たち一箇所に集めるため離れていった。
そして、期待に満ちたシルフィーの可愛い笑顔と目のキラキラに負けて
「はっ、はい、わかりました。護衛をやらせていただきます」
少しユウマは、引き気味で了承した。
・
・
・
・
・
そのユウマの行動の少し前、戦闘の一部始終を見ていた姫様一行は、彼の戦闘センスの凄まじさにみんな言葉を詰らせてたが。
「ふー、どうやら彼が勝ったようですね。我々は、助かりましたよ姫様」
レーネが、ユウマが一旦はやられたと思ったがすぐに何でもない様に戦闘を再開して勝利したので、自分たちが助かったとシルフィーに話しかけた。
するとシルフィーは、レーネの言葉に、《はっ》としてから。
「彼に御礼をそして早く負傷している騎士たちの様子を見なくては」
ユウマに礼を言わなくてはと言う考えを口にだし、また怪我をしている騎士たちも心配して速く見なくてはと動ける者皆に、指示を出してた。
「皆は、負傷者を、私は彼に御礼を言いますから」
比較的軽傷の動ける騎士達から
「「はっ直ちに」」
「了解しました」
騎士達から返事と敬礼がかえってきて負傷者の場所へ散っていった。
「レーネ貴方も負傷者を、彼の相手は、私が」
「はい、わかりました姫様、私も負傷者を見てきますゆえ姫様は、彼をよろしくお願いします」
レーネは、シルフィーに彼の方を頼みますと言って、動ける者たちと負傷者たちの元へと、走っていった。
「あと、速く彼に御礼を言いたいのですが、彼は?」
キョロキョロと先ほど戦闘を行っていた辺りを見回したが、ユウマの姿が見えないので、肩に座って欠伸をしていた妖精フレイの方を見て聞いてみた。
『うーん、彼、ユウマなら、あっちに逃げってた人を追いかて行ったよ』
森の方に、指を差し現在いるところを教えてくれた。
「えっ、逃げていった人とは、どう言うことです?」
『うーん、恐らく今回の襲撃の犯人じゃない、さっき時々邪魔してたもの』
フレイは、今回の魔獣の襲撃には、人族が関わっていたと、新事実をもらした。
そして、動ける騎士たちが負傷した騎士全員を、姫たちがいるところに集め終わるころ、森の方から、気絶した男を引きずりながらこちらに、ユウマがやって来てから。
「あのー、すいません。こいつを縛るものありますか?」
気絶した黒ずくめの男を地面に置き縛るものがないかをたずねて、ロープを貰い縛った。
「あっ、すいませんまだ名乗っていませんでしたね。俺は、冒険者をやってます、ユウマです、よろしく」
軽く自己紹介をおこなった。
「あっ、はい、私は、シルフォード公国の第二王女シルフィー・リュ・シルフォードと、申します、先ほどは、助けていただきありがとうございます、ユウマ様」
「えっ、お姫様ですか?えっと、すみません、馴れ馴れしくして、御無礼ですよね」
ユウマは、シルフィーが姫様だと聞いて礼儀が解らないまでも片膝をついて頭を下げようとしたら。
「いえ、そんなにかしこまらないでください、姫と言っても私には、何も国を統治する力は、ありませんしそれにユウマ様には気がねなくシルフィーと呼んでもらいたいので」
「えっ、でも姫さ・・・」
「シルフィーと呼んでください」
「はい、シルフィーさん」
「うーん、まあいいでしょう」
シルフィーとユウマは、お互いに自己紹介をして色々とたわいのない話をしていた。
そして、騎士の1人がユウマとシルフィーに近づいてきて
「ユウマ殿、この男は?」
他の騎士と少し違う鎧を着た騎士が尋ねてきた。
「えっと」
「あっ、失礼した私は姫様の護衛騎士隊の隊長をしている、レオン・フルートと申します。気兼ねなくレオンとよんでくれ」
「あっ、ありがとうございます。レオンさんえっとですね。この男は、先ほどの戦闘の最中何度か、邪魔をしてきて魔獣を使役していたみたいですね。全部倒されたら逃げ出したので捕まえてきました」
ユウマが名前を教えてくれたレオンに礼をいい、男がなにをしていたか、かいつまんで説明した。
するとレオンが
「おい、手の空いてる者この男をしらべろ」
動ける騎士に命令を出した。
比較的軽傷の騎士の1人が、男の身柄を調べだした。
「たっ、隊長殿、この者、闇ギルド・暗闇の猫の者ですね」
「なに、ほんとかモード」
「はい、ここに刺青があります」
レオンさんと男を調べていた騎士のモードさんが、お互いに話をして男の腕の刺青を見て、闇ギルド・暗闇の猫の者だと判明したようだ、どうやら悪人で間違いないようだ。
「ユウマ殿、こいつは極悪人の集まる、暗闇の猫という闇ギルドの手のものです。此度の襲撃の首謀者で間違いないと思います。なにからなにまで御助力感謝いたします。」
レオンさんが、ユウマに向けて感謝して頭を下げて礼を述べた。
「ユウマ殿差し支えがなければ、この男の身柄をこちらで預からせて貰えないでしょうか」
レオンが、ユウマに男の身柄を渡してほしいとお願いした。
「えっ、もちろん、いいですよ、そちらにお任せします」
ユウマは、男の身柄をレオンさんに任せた。
騎士隊長レオンとユウマのやり取りを見ていたシルフィーは、ユウマたちの話が終わった後に、レオンと話をしてからユウマの方にやってきて。
「あの、ユウマ様、少しお話を、よろしいでしょうか?」
「はい、何でしょうか?」
シルフィーさんが、ユウマに話しかけてきたのでユウマが答えたら。
「あの、ユウマ様もし、よろしければ私たちと共にシルフォードまで、護衛を兼ねて御一緒に行動をして頂けないでしょうか?」
シルフィーが、ユウマに自分と一緒に行動をして欲しいのを依頼してきたので了承しようとする前にシルフィーさんが
「あっ、もちろんそれ、相応のお礼はいたします」
「えっと、お礼は、いいのですが、俺みたいな素性の解らない者が一緒でいいのですか、もちろん一緒に行くのは、いいのですが、俺も目的地は、シルフォードですから?」
ユウマが、自分の目的地もシルフォードであると告げたうえで、素性のわからない自分が一緒でもいいのかと質問もした。
「はい、問題ございません、あなたがいいのです」
目をキラキラさせ、ユウマの手をとって顔を近づけてきた。
そして、少し離れた位置で、気絶していた女性騎士を抱え上たレオンさんが
「ユウマ殿、私からもお願いしたい、今の騎士隊の状態では、まともに動ける者が少ない、君なら信用できる何せ見ず知らずの我々を救ってくれたからな」
ユウマに、現状の状況とお願いをして女性騎士を抱えて負傷者たち一箇所に集めるため離れていった。
そして、期待に満ちたシルフィーの可愛い笑顔と目のキラキラに負けて
「はっ、はい、わかりました。護衛をやらせていただきます」
少しユウマは、引き気味で了承した。
・
・
・
5
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
姉妹差別の末路
京佳
ファンタジー
粗末に扱われる姉と蝶よ花よと大切に愛される妹。同じ親から産まれたのにまるで真逆の姉妹。見捨てられた姉はひとり静かに家を出た。妹が不治の病?私がドナーに適応?喜んでお断り致します!
妹嫌悪。ゆるゆる設定
※初期に書いた物を手直し再投稿&その後も追記済
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる