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第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない
3-11 厄介ごとからのやりすぎ・・?
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ほとんど一方敵な戦闘で、ユウマとしては親切心で行った行動なのだがゴロツキたちにとっては、災難でしかなかったなぜなら。
まず最初に、7人いる内のゴロツキの1人仮にAがユウマに襲い掛かってきたので横にかわし擦れ違いざまに、首の付近に手刀を《トン》と当て気絶させた。
ユウマとしては、ちょっとテレビなどで見た事を試してみたのだが、まさか上手くいくとは思わなかった。
そう思ったのは、この行為は素人がやると非常に危険である等を何かの本で読んだ事があったからだ、でも相手の動きが遅く擦れ違ったときに、首筋がよく見えこのくらいの力ならと、そっと《トン》と当てたら上手い具合にゴロツキAが白めを向いて気絶したので、上手くいってよかったと思い若干《ほっ》としていた。
その後、ゴロツキBとCがナイフを出し、DとEとFが各々の武器を構えた、そして少年達に威圧していたリーダー格なのだろうかその男が喋りだし。
「なっ!てめー!何者だ、その動き只者じゃねーな?」
《えっ?ただ避けて手刀を浴びせて気絶させただけなのに、何いってんのこいつ・・・》とユウマは思ったがリーダー格の男の質問に対して簡単に
「まあー、冒険者をやってるけど?そんなに驚くことか?」
ユウマは、冒険者だけど普通なはずだがと顎を指でかきながら答えた。
「あー!なに余裕こいてんだテメー、1人倒したぐれーでいい気に成るなよ」
余裕とは思ってもないし、いい気にもなってないのだがとユウマは思っていたが、ゴロツキBとCはナイフを構え2人がかりで、ユウマに切りかかって来たので応戦しようとしたが、余りにも遅い動きで攻撃をしてくるので少し困惑しながら、ゴロツキBのナイフを持つ手にワンパンチ食らわし、ゴロツキCには足払いをかまして転ばさせた。
すると痛みでナイフを落とした、ゴロツキBは手を押さえながら
「いってー!ゆっ、指がっ、指がー」
いてーと叫んび、のたうち回って五月蝿かったので、顔面に軽く一発蹴りをかましてやったら勢いよく後ろの壁の方に吹っ飛んでいって、そこに合った木箱を破壊した。
「えっ!そんな強く蹴ってないのに大げさな?」
などを思っていると先程転ばしたゴロツキCがユウマの足につかまり
「へへへ、捕まえたぜ!てめーは、もうごっ・・・」
ゴロツキCが何かを言う前に鳩尾付近に軽く蹴りを入れたらさっきのゴロツキBと同じ様に勢い良く飛んでった。
《何で?人間ってこんなに簡単に飛んだってけ?それとも俺がおかしいのかな》
なんて事をユウマが、考えていると
「テメー!何てことしやがる。もーゆるさねー、おめーら全員でかかれ殺してもかまわねー」
リーダー格の男が、我慢ならねえみたいな事を喋って全員で一斉にかかってきた、さすがにユウマもこの人数相手では勝てないと思ったし、殺されてはたまらないと思いつい【超加速】のスキルを使い、【能力向上】の無属性魔法を唱えた。
だが、しかしこの二つを使う必要も無かったと後で思った、なぜならゴロツキDの1人目を倒した時点で、残りのゴロツキEとFの奴らはユウマの動きに驚き、お互いの顔を見て動きを止めてしまい、それから明らかに素人ですみたいな攻撃しかして来ない。
また魔法も使えないのか武器でしか攻撃してこない、しかも武器の扱いがわからないのか?使い方がめちゃくちゃだった。
たとえばゴロツキEが使用している槍なんか、こんな狭い場所で振り回したら意味が無いだろうと思っていたら、案の定壁に刺さり穂先が折れて使い物にならなくなり、大金槌を持っているゴロツキFは肩にのせ構えているがどうも担いでいるだけで、攻撃する時の動作が重さに任せて打ってくるだけだ、すごく避けやすいのである。
なのでユウマは、ゴロツキEが槍を駄目にした時点で、腹に軽くパンチを放ちふっ飛ばし、大金槌を持つゴロツキFの攻撃をかわして態勢を崩したFの首に軽く《トン》と手刀を当て気絶させた。
ユウマは、こいつらは馬鹿なのですかと思っていたが、まあリーダー格の男はそれなりに戦闘の経験があるのか動きはよかったが、ユウマの敵ではなかった。
取り合えず剣で攻撃してきたので冗談半分で真剣白羽取りをしてみたが、手を合掌したらその時点でリーダー格の持っていた剣が折れてしまった。
周りから見たら面白半分でもそんな事するなよと言いたいところなのだがユウマからしたら【超加速】と【能力向上】を使っているので攻撃自体が鈍く見えていて《あっ!これ白羽取りできるんじゃねー》と思って実行したに過ぎない。
そして、ゴロツキのリーダー格の男が折れた剣とユウマの顔を見てから
「あっ!あっ、ああ、あなた様は、何もので?」
などと震えながら再度聞いてきたのでユウマは考えてこう答えた。
「うーん、ただの冒険者ですけど、何か?」
そう言ってからリーダー格のおでこにデコピンをしたら白目をむいて気絶した。
そのユウマの戦闘を見ていた少年少女たちも、ユウマの動きと戦闘を見て口をあけて驚いて何もいえない状態になっていた。
ユウマがちっとやりすぎたかなと思っていると、笛を吹きながらこの街の衛兵らしき騎士の人達がやって来てゴロツキたちが連行されていった。
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ほとんど一方敵な戦闘で、ユウマとしては親切心で行った行動なのだがゴロツキたちにとっては、災難でしかなかったなぜなら。
まず最初に、7人いる内のゴロツキの1人仮にAがユウマに襲い掛かってきたので横にかわし擦れ違いざまに、首の付近に手刀を《トン》と当て気絶させた。
ユウマとしては、ちょっとテレビなどで見た事を試してみたのだが、まさか上手くいくとは思わなかった。
そう思ったのは、この行為は素人がやると非常に危険である等を何かの本で読んだ事があったからだ、でも相手の動きが遅く擦れ違ったときに、首筋がよく見えこのくらいの力ならと、そっと《トン》と当てたら上手い具合にゴロツキAが白めを向いて気絶したので、上手くいってよかったと思い若干《ほっ》としていた。
その後、ゴロツキBとCがナイフを出し、DとEとFが各々の武器を構えた、そして少年達に威圧していたリーダー格なのだろうかその男が喋りだし。
「なっ!てめー!何者だ、その動き只者じゃねーな?」
《えっ?ただ避けて手刀を浴びせて気絶させただけなのに、何いってんのこいつ・・・》とユウマは思ったがリーダー格の男の質問に対して簡単に
「まあー、冒険者をやってるけど?そんなに驚くことか?」
ユウマは、冒険者だけど普通なはずだがと顎を指でかきながら答えた。
「あー!なに余裕こいてんだテメー、1人倒したぐれーでいい気に成るなよ」
余裕とは思ってもないし、いい気にもなってないのだがとユウマは思っていたが、ゴロツキBとCはナイフを構え2人がかりで、ユウマに切りかかって来たので応戦しようとしたが、余りにも遅い動きで攻撃をしてくるので少し困惑しながら、ゴロツキBのナイフを持つ手にワンパンチ食らわし、ゴロツキCには足払いをかまして転ばさせた。
すると痛みでナイフを落とした、ゴロツキBは手を押さえながら
「いってー!ゆっ、指がっ、指がー」
いてーと叫んび、のたうち回って五月蝿かったので、顔面に軽く一発蹴りをかましてやったら勢いよく後ろの壁の方に吹っ飛んでいって、そこに合った木箱を破壊した。
「えっ!そんな強く蹴ってないのに大げさな?」
などを思っていると先程転ばしたゴロツキCがユウマの足につかまり
「へへへ、捕まえたぜ!てめーは、もうごっ・・・」
ゴロツキCが何かを言う前に鳩尾付近に軽く蹴りを入れたらさっきのゴロツキBと同じ様に勢い良く飛んでった。
《何で?人間ってこんなに簡単に飛んだってけ?それとも俺がおかしいのかな》
なんて事をユウマが、考えていると
「テメー!何てことしやがる。もーゆるさねー、おめーら全員でかかれ殺してもかまわねー」
リーダー格の男が、我慢ならねえみたいな事を喋って全員で一斉にかかってきた、さすがにユウマもこの人数相手では勝てないと思ったし、殺されてはたまらないと思いつい【超加速】のスキルを使い、【能力向上】の無属性魔法を唱えた。
だが、しかしこの二つを使う必要も無かったと後で思った、なぜならゴロツキDの1人目を倒した時点で、残りのゴロツキEとFの奴らはユウマの動きに驚き、お互いの顔を見て動きを止めてしまい、それから明らかに素人ですみたいな攻撃しかして来ない。
また魔法も使えないのか武器でしか攻撃してこない、しかも武器の扱いがわからないのか?使い方がめちゃくちゃだった。
たとえばゴロツキEが使用している槍なんか、こんな狭い場所で振り回したら意味が無いだろうと思っていたら、案の定壁に刺さり穂先が折れて使い物にならなくなり、大金槌を持っているゴロツキFは肩にのせ構えているがどうも担いでいるだけで、攻撃する時の動作が重さに任せて打ってくるだけだ、すごく避けやすいのである。
なのでユウマは、ゴロツキEが槍を駄目にした時点で、腹に軽くパンチを放ちふっ飛ばし、大金槌を持つゴロツキFの攻撃をかわして態勢を崩したFの首に軽く《トン》と手刀を当て気絶させた。
ユウマは、こいつらは馬鹿なのですかと思っていたが、まあリーダー格の男はそれなりに戦闘の経験があるのか動きはよかったが、ユウマの敵ではなかった。
取り合えず剣で攻撃してきたので冗談半分で真剣白羽取りをしてみたが、手を合掌したらその時点でリーダー格の持っていた剣が折れてしまった。
周りから見たら面白半分でもそんな事するなよと言いたいところなのだがユウマからしたら【超加速】と【能力向上】を使っているので攻撃自体が鈍く見えていて《あっ!これ白羽取りできるんじゃねー》と思って実行したに過ぎない。
そして、ゴロツキのリーダー格の男が折れた剣とユウマの顔を見てから
「あっ!あっ、ああ、あなた様は、何もので?」
などと震えながら再度聞いてきたのでユウマは考えてこう答えた。
「うーん、ただの冒険者ですけど、何か?」
そう言ってからリーダー格のおでこにデコピンをしたら白目をむいて気絶した。
そのユウマの戦闘を見ていた少年少女たちも、ユウマの動きと戦闘を見て口をあけて驚いて何もいえない状態になっていた。
ユウマがちっとやりすぎたかなと思っていると、笛を吹きながらこの街の衛兵らしき騎士の人達がやって来てゴロツキたちが連行されていった。
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