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幕間:本編とは別の物語みたいな?
幕間:4 少女たち冒険者ギルドへ行くからのトラブル?
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この話は主人公のユウマが一人だけ、別の場所に飛ばされ旅をしている時に、あった少女達サイドのお話その3です。
◇◇◇◇◇
・
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メグミたち5人は、ギルドへ向かうためリンカを先頭に毛玉ウサギのラビーに道案内をさせていた。
徒歩で向かうなか大通りに行き交う人々は、多種多様で色んな獣人や鳥人、エルフからドワーフなどが行き来している。
「ふわー、色んな種族がいるよねー」
「ホントだ!猫耳の子可愛いー、あの子エルフかなすっごい美人だー」
ミナとユアのこの言葉をかわきりにあの子可愛いーなど、あの人すっごい筋肉だーとか何あれとか見回しそしてあっちこっち動き回っていた。
「あのね、ミナちゃん、ユアちゃん、ユイちゃんそんなに動き回ったら迷子になるよ」
メグミがそう言って3人を呼び止めたが、既に1人この場にいない事にやっと気が付いた。
「えっ!リンちゃん、あれリンちゃんは何処に行ったの、ねえっみんな?」
「ほへっ、あれホントだ、リン姉ぇいないね?」
「あれれ、今度はリン姉が迷子?」
「でも、リン姉さまがラビーさんと一緒でしたから?私達が迷子なのでは?」
4人でリンカがいない事に気が付き声を出し、リンカが迷子になったと思っていたが、ユイカの一言で確かにラビーの案内で移動していた。
それにラビーを抱えていたのはリンカであって、先頭を歩いていたのもリンカだったのを思い出しみんなで。
「「「あっ!迷子なのは、私達だ!」」」
思わず声に出していた、その光景を目にした大勢の歩いている人々が、何を騒いでるんだこの娘達はと、奇妙なものを見るように少女達を一目見て通りすぎていた。
そうこうしている間に、向こうから何処かで見た事のあるような毛玉が、ふわふわと飛んで来てメグミたちの前に下りてから。
「ここにいましたか?みな様大変です早くこちらに一緒に来てください。リンカ様が・・・」
毛玉ウサギのラビーが慌ててみんなに、どうも今いないリンカが大変な事になっているらしいと語ってきた。
「えっ!リンちゃんがどうかしたの?」
「はい!かくがくしかじか・・・で女の子を助けようとし男達に囲まれているのです」
リンカは女の子を助ける為にそこの路地裏の広場にいた男たちに突っ込んで言ったとラビーが簡単に語った。
そして話しは少し時間を戻し。
みんなと歩いている内にメグミたちが一旦止まっているのに気が付かず、先にかなり進んでいたリンカが、話し掛けようと振り返った時に。
「ありゃま!ユアちゃんたち、何してるの?うろうろして」
「さあ、物珍しくて見て回っているのでは?」
リンカとラビーがそんな話しをしていると。
「きゃー!近づかないで、だれか?もごもご」
「いやーっ!誰かっ・・・」
女の子の悲鳴が聞こえたのでそちらを覗いた、そしたら直ぐ横の道がありその奥の方の広場で、女の子が男に押さえられているのが見えたので、慌ててリンカがそちらに向かい女の子を押さえつけていた男に向かって。
「なにしてんのよ!この腐れ外道がっ・・・・!」
なんとも女の子が語るような言葉でない言葉を、吐き捨てるように向かっていき飛び蹴りをかました。
《どかっ》と言う音と共に男は吹き飛んでいった。
そして女の子を助け起こし、もう1人女の子が近くで違う男に捕まっていたので、その男に近づき有無を言わせず、回し蹴りを喰らわして吹き飛ばし女の子2人を助けだした。
そして回りを良く見ると襲っていた男たちの他に広場の奥の方も男達が20人いた、それから「どうしたどうした」と言いながら近づいて来て退路を防がれてしまった。
しょうが無いのでリンカは女の子いや、少女2人を背中に庇いながら男達と戦う決心をした。
流石に、リンカ1人でさも少女を守りながら悪漢たち20以上を、相手にするのも大変だとラビーが思いリンカに。
「みな様を、お呼びしてきますので少しの間、お1人で大丈夫ですか?」
「お願い、ラビー!」
「それでは行ってきます。リンカ様も頑張ってください」
ラビーは、みんなを呼びにいきますと言って急いで空を飛んで行き、リンカはラビーに向けてお願いと言って構えた。
そして、襲い掛かる前に悪漢たちはそれぞれ言葉を漏らしていた。
「なんだ嬢ちゃん、お前も犯されに来たのか、へっへへ」
「「おうおう、また上玉が来たぞ」」・・・
など多種多様な言葉を吐く男共に囲まれてから。
「あんたら、恥ずかしくないの、こんな小さな女の子らに、よってたかって悪さしようなんて!」
「へへへっ、知るかよそんな事、お前も俺らの餌食だからな!ならまず俺から」
悪漢の一人、いかにも馬鹿!じゃない、いや頭の弱そうな小男が手を《わきわき》とさせながら近づいて来たので、有無を言わさずビンタを往復で《パンパン》と顔面に喰らわしたら、面白いようにふらふらと数歩後ろによろけて白めを向いて転倒した。
《あれ?私ただ単にビンタしただけなのにどういう事?》とそんなに力を入れたわけではないのに、この男も軟弱なんじゃないとリンカは思いながら、先程蹴り飛ばし倒した男達の方を見てみると、最初に飛び蹴りを喰らわした男はかなり遠くまで飛んでおり泡を吹いて倒れて、もう1人の蹴飛ばした男は、壁際に置いてあった木箱を壊して動かなくなっていた。
《えっ?どうなってんの私?》とリンカが思っていると悪漢の男達は、お互いを見渡しどうしたんだあいつと、ビンタを喰らった男を悪漢の男共のみんなで見てから。
「おいおいマジかよ!こいつ白目むいてション便漏らしてやんよ、情けねな弱いのに一丁前に先頭切っていきやがったのに、はははは・・・」
「おいおい、でもよ何でこいつ、いきなり倒れたんだ?」
「それになんだ、この顔面、頬の手形と滅茶苦茶腫れてないか?」
どうやら悪漢の男達には、リンカがビンタしたのが見えてなくて、何が起こったか解ってないようだった。
そして、悪漢の男共がリンカに向けて全員が一斉に言い放った。
「「「テメー、何かしやがったのか?このアマっ!」」」
「ひっ!」
「きゃっ!」
悪漢達の声にリンカの後ろで庇われていた少女2人が、リンカの外套の端を持って震えながら小さな悲鳴をあげた。
しかし、リンカの方は両手を見ながら色々と考えていた為、悪漢たちの声は、ほとんど聞いていなかった。
《もしかして私ってめっちゃ強くなってるの?でも流石にチートみたいな力があるとは思えないけど》と考えて、でもこの力があればこんな馬鹿共一掃できるのではと、思ったが後ろを見て。
《この子達がいるから、ちょっと無理っぽいかな・・たははっ》と思いながら苦笑いをしていた。
何人かの悪漢の男達をその場を動かず、そして二人の少女守りながら戦っていて、やっと悪漢たちが、この女おかしいぞ、変に強いぞなどを言い出し距離を取り、近くに有った木の棒や石などの武器を手に持ち出し、また奥の家にいたであろう悪漢男達の仲間がぞろぞろ出てきた。
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徒歩で向かうなか大通りに行き交う人々は、多種多様で色んな獣人や鳥人、エルフからドワーフなどが行き来している。
「ふわー、色んな種族がいるよねー」
「ホントだ!猫耳の子可愛いー、あの子エルフかなすっごい美人だー」
ミナとユアのこの言葉をかわきりにあの子可愛いーなど、あの人すっごい筋肉だーとか何あれとか見回しそしてあっちこっち動き回っていた。
「あのね、ミナちゃん、ユアちゃん、ユイちゃんそんなに動き回ったら迷子になるよ」
メグミがそう言って3人を呼び止めたが、既に1人この場にいない事にやっと気が付いた。
「えっ!リンちゃん、あれリンちゃんは何処に行ったの、ねえっみんな?」
「ほへっ、あれホントだ、リン姉ぇいないね?」
「あれれ、今度はリン姉が迷子?」
「でも、リン姉さまがラビーさんと一緒でしたから?私達が迷子なのでは?」
4人でリンカがいない事に気が付き声を出し、リンカが迷子になったと思っていたが、ユイカの一言で確かにラビーの案内で移動していた。
それにラビーを抱えていたのはリンカであって、先頭を歩いていたのもリンカだったのを思い出しみんなで。
「「「あっ!迷子なのは、私達だ!」」」
思わず声に出していた、その光景を目にした大勢の歩いている人々が、何を騒いでるんだこの娘達はと、奇妙なものを見るように少女達を一目見て通りすぎていた。
そうこうしている間に、向こうから何処かで見た事のあるような毛玉が、ふわふわと飛んで来てメグミたちの前に下りてから。
「ここにいましたか?みな様大変です早くこちらに一緒に来てください。リンカ様が・・・」
毛玉ウサギのラビーが慌ててみんなに、どうも今いないリンカが大変な事になっているらしいと語ってきた。
「えっ!リンちゃんがどうかしたの?」
「はい!かくがくしかじか・・・で女の子を助けようとし男達に囲まれているのです」
リンカは女の子を助ける為にそこの路地裏の広場にいた男たちに突っ込んで言ったとラビーが簡単に語った。
そして話しは少し時間を戻し。
みんなと歩いている内にメグミたちが一旦止まっているのに気が付かず、先にかなり進んでいたリンカが、話し掛けようと振り返った時に。
「ありゃま!ユアちゃんたち、何してるの?うろうろして」
「さあ、物珍しくて見て回っているのでは?」
リンカとラビーがそんな話しをしていると。
「きゃー!近づかないで、だれか?もごもご」
「いやーっ!誰かっ・・・」
女の子の悲鳴が聞こえたのでそちらを覗いた、そしたら直ぐ横の道がありその奥の方の広場で、女の子が男に押さえられているのが見えたので、慌ててリンカがそちらに向かい女の子を押さえつけていた男に向かって。
「なにしてんのよ!この腐れ外道がっ・・・・!」
なんとも女の子が語るような言葉でない言葉を、吐き捨てるように向かっていき飛び蹴りをかました。
《どかっ》と言う音と共に男は吹き飛んでいった。
そして女の子を助け起こし、もう1人女の子が近くで違う男に捕まっていたので、その男に近づき有無を言わせず、回し蹴りを喰らわして吹き飛ばし女の子2人を助けだした。
そして回りを良く見ると襲っていた男たちの他に広場の奥の方も男達が20人いた、それから「どうしたどうした」と言いながら近づいて来て退路を防がれてしまった。
しょうが無いのでリンカは女の子いや、少女2人を背中に庇いながら男達と戦う決心をした。
流石に、リンカ1人でさも少女を守りながら悪漢たち20以上を、相手にするのも大変だとラビーが思いリンカに。
「みな様を、お呼びしてきますので少しの間、お1人で大丈夫ですか?」
「お願い、ラビー!」
「それでは行ってきます。リンカ様も頑張ってください」
ラビーは、みんなを呼びにいきますと言って急いで空を飛んで行き、リンカはラビーに向けてお願いと言って構えた。
そして、襲い掛かる前に悪漢たちはそれぞれ言葉を漏らしていた。
「なんだ嬢ちゃん、お前も犯されに来たのか、へっへへ」
「「おうおう、また上玉が来たぞ」」・・・
など多種多様な言葉を吐く男共に囲まれてから。
「あんたら、恥ずかしくないの、こんな小さな女の子らに、よってたかって悪さしようなんて!」
「へへへっ、知るかよそんな事、お前も俺らの餌食だからな!ならまず俺から」
悪漢の一人、いかにも馬鹿!じゃない、いや頭の弱そうな小男が手を《わきわき》とさせながら近づいて来たので、有無を言わさずビンタを往復で《パンパン》と顔面に喰らわしたら、面白いようにふらふらと数歩後ろによろけて白めを向いて転倒した。
《あれ?私ただ単にビンタしただけなのにどういう事?》とそんなに力を入れたわけではないのに、この男も軟弱なんじゃないとリンカは思いながら、先程蹴り飛ばし倒した男達の方を見てみると、最初に飛び蹴りを喰らわした男はかなり遠くまで飛んでおり泡を吹いて倒れて、もう1人の蹴飛ばした男は、壁際に置いてあった木箱を壊して動かなくなっていた。
《えっ?どうなってんの私?》とリンカが思っていると悪漢の男達は、お互いを見渡しどうしたんだあいつと、ビンタを喰らった男を悪漢の男共のみんなで見てから。
「おいおいマジかよ!こいつ白目むいてション便漏らしてやんよ、情けねな弱いのに一丁前に先頭切っていきやがったのに、はははは・・・」
「おいおい、でもよ何でこいつ、いきなり倒れたんだ?」
「それになんだ、この顔面、頬の手形と滅茶苦茶腫れてないか?」
どうやら悪漢の男達には、リンカがビンタしたのが見えてなくて、何が起こったか解ってないようだった。
そして、悪漢の男共がリンカに向けて全員が一斉に言い放った。
「「「テメー、何かしやがったのか?このアマっ!」」」
「ひっ!」
「きゃっ!」
悪漢達の声にリンカの後ろで庇われていた少女2人が、リンカの外套の端を持って震えながら小さな悲鳴をあげた。
しかし、リンカの方は両手を見ながら色々と考えていた為、悪漢たちの声は、ほとんど聞いていなかった。
《もしかして私ってめっちゃ強くなってるの?でも流石にチートみたいな力があるとは思えないけど》と考えて、でもこの力があればこんな馬鹿共一掃できるのではと、思ったが後ろを見て。
《この子達がいるから、ちょっと無理っぽいかな・・たははっ》と思いながら苦笑いをしていた。
何人かの悪漢の男達をその場を動かず、そして二人の少女守りながら戦っていて、やっと悪漢たちが、この女おかしいぞ、変に強いぞなどを言い出し距離を取り、近くに有った木の棒や石などの武器を手に持ち出し、また奥の家にいたであろう悪漢男達の仲間がぞろぞろ出てきた。
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