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アトラス、雄、自警団団長
しおりを挟む運命というものを信じるようなタチではない。が、状況を認識して初めに抱いた感想は「ラッキー」だった。
セックスの相手に性別や種族のこだわりは無い。酒場で気が合えば雌でも雄でも引っ掛ける。しかし縄張り意識の強い俺は、自らの家に他人を入れたことだけは今まで一度としてなかった。
そもそも気配に敏感な狼の俺が腹の上に乗られて気付かず寝こけているなど常ならあり得ないことだ。
最初は妙に腹が暖かいと思った。次に感じたのは匂いだ。嗅いだことのないような甘美な香り。微かなその匂いに誘われてゆっくりと目を開く。そこで漸く己の腹の上に知らない奴が乗っているのに気付いたのだ。
どこにでもいるような焦げ茶の短髪に飴色の瞳。眠たげな垂れ目、その際にある泣きぼくろ。ふっくらとした唇。
正直に言う。ドタイプだった。
状況はよくわからんがめちゃめちゃ好みの顔の男が自身の身体の上に乗っかっている。
そりゃもう、喰うだろ。
途中からどうも迷い込んだニンゲンらしいと気付いたが、揉みしだいた尻たぶの柔さにそんなことは直ぐにどうでも良くなった。
ニンゲンは必死に何か言い募っていたが、少し掠れた落ち着いた声もタイプだなとしか思わなかった。
しかしぴっちりと閉じられた淡い色のケツ穴を目の当たりにして我に返った。オイオイこりゃ処女じゃねェか?まじか。これはここで衝動的にヤるよりゆっくり開いていく方が開発のしがいがあるってもんだ。
俺は突っ込んでめちゃめちゃにしてやりたい衝動を何とか堪えて、太腿の間にバキバキにいきり勃った陰茎を捩じ込んだ。
ニンゲン、名前をキサキと言うらしい。キサキはとにかく俺の好みの顔で「あれはなに」「これはなに」と沢山の事を聞いてくる。俺はそんなキサキを前にすると全ての衝動が我慢出来なくなる。有り体に言えば理性が飛ぶ。
そうして気付いた時には真っ赤な顔でグズグズになったキサキを抱き潰している。最初の二ヶ月はその繰り返しだった。
さすがにヤバすぎると仕事終わりに娼館に足を運び暴走気味の性欲を発散させようとしたのだが、何と全く勃たなかった。猫種の雌が何とか勃たせようと様々な手練手管を繰り出したが、俺の息子は死んだのかと思うほど何の反応も返さない。きっとヤり過ぎて臨終したのだ。まあそのうち復活するだろ。前向きに考えればやっと落ち着いたとも言える。これでゆっくりキサキと会話が出来る。
結局俺はその日何もしないまま娼館を後にし帰宅したのだが、何と窓辺で煙草を咥えてるキサキを目にしただけでめちゃくちゃ興奮してバキバキに勃起してしまったのだった。
どうしたんだ俺は。
家に入るなりキサキの煙草を奪い取りぽってりとした柔らかい唇にむしゃぶりつく。キサキは「なに」「苦しいって」と最初は抵抗していたが舌を突っ込んで歯列をなぞり上顎を撫で舌を吸う頃には抵抗しなくなっていた。そうだ、キサキは口では拒絶するくせに身体は全く抗う様子を見せないのだ。
今も乳首にしゃぶりつく俺の首に手を回して「嫌ぁ……」と善がっている。煽ってンのか。
こっちに来た当初は慎ましく存在の薄かったキサキの乳首は今や赤く色付き指で摘んで捏ね回せる程に育っている。作・俺。
そんなエロ乳首を吸い出すようにジュっと音を立てて舐めしゃぶってやればキサキは喜ぶように鈴口を濡らしカウパーを零す。それどころかあやす様に指で後口を擽っていた俺の腕を掴み「も、挿れろよ」とオネダリまでする。はっきり言ってクソエロい。誰がこんな身体にした。作、俺。
それからは「何が欲しいって?」とキサキがぐずぐずになって俺のチンコが欲しいと泣くまで言葉攻めにしてやるのがお決まりのコースだ。
そんな俺の暴走が止まったのはキサキと暮らし始めて二ヶ月を半分過ぎてから。何とヤり過ぎてキサキが股関節を痛めたのだ。反省である。キサキにも十分小言を貰い三ヶ月経った今も禁欲生活継続中だ。
継続と言っても全くヤらないわけではない。そんなん俺無理だしな。本当は毎日朝までヤりたいのを理性を総動員させて一日置き、二回戦までに抑えている。正直、全然足りん。が、これもキサキのためだ。
キサキは明日も仕事だから、とよく口にするが俺からしたらもう仕事なんか辞めてほしいくらいだ。まあ俺が紹介したんだが。なるべく若い奴のいない枯れたジジイばっかの工場の更に人がいねェ防磁プレートの作業場に捩じ込んだがそれでも心配過ぎる。ジジイだって雄だ。つーか振り分け作業させようと思って紹介したのにキサキは鉄を削り出しプレートの作成まで担当しているらしい。有能過ぎだろ。ジジイ共は何勝手に引退してんだ。話が逸れた。
兎に角、こんなにエロかわいいんだ、職場だけじゃなくその行き帰りも心配だ。本当は送迎もしたいが如何せん俺のが出勤時間が早い上に退勤時間が遅い。クソクソクソ。
どうにかしてキサキを俺だけのモンに出来ないだろうか。勝手に家族登録はしたが家族じゃなくてもっと特別な存在にしたい。
そんな中事件は起きた。
封筒に『超重要!!!』と書かれたアホみたいな書類を家に忘れて出勤したのがことの始まり。勿論、超重要!!!何てアホ丸出しの文言を書いたのは俺ではなくて俺の部下だが。まあ会議に使用する書類ではあるが無くても問題ない、そんな程度のもんだ。俺にとっては。しかしそんなアホ書類をよっぽど重要なものなのだと素直に受け取ったキサキ(天使か?)が何と俺の職場までわざわざ届けに来てくれたのだ。
当然職場はザワついた。何しろ俺はニンゲンを拾ったとだけ上に報告してそれ以上の事は誰にも話してなかったからである。
自警団の狼アトラスと暮らしてるニンゲン。職場のアホ連中にとっては興味の対象で格好のネタである。
まあンなこたどうでもいい。我慢ならなかったのはキサキを俺以外の雄に見られることだ。
「えー!!君がアトラス団長と暮らしてるニンゲンなの?!」
「あの、アトラスは……」
「名前なんてえの?歳は?」
早速キサキをナンパしようとしているアホな部下共を背後から蹴り付けて唸り声を上げる。イライラして仕方がない。キサキを邪な目で見ている連中の目を全員潰してやろうか。
獣人族、その中でもとくに狼は嫉妬深い。勿論俺も例外ではない。
「キサキ、テメー何でここに来た」
「何でって、お前が大事そうなもん家に置いてったから」
「余計なことすんな。帰るぞ」
「!……悪かったな余計なことして。手ェ離せ、一人で帰れる」
「あ?何言ってんだ。いいから早く出るぞ」
俺はこれ以上キサキが他の雄の目に触れるのが我慢ならず自らのジャケットを脱ぎ、隠す様にしてキサキをその場から連れ出した。が、二人になった途端にキサキは俺の腕を振り払った。
「戻れって。本当に一人で帰れる」
「何切れてんだよ。大体こんなとこに来るなんて何考えてやがる」
「……俺、次の休みに役所行って住居の申請するわ。お前には随分世話になった。なるべく早く出て行く」
「あ?何言ってんだ」
「俺に使った分の金も働いてちゃんと返す」
俺は本当にキサキが何を言っているかわからなかった。家を出るだと?何言ってんだ?
「俺のこと知られんの、そんなに嫌だったんだな。悪かったな気付けなくて」
「?嫌に決まってんだろ。つーか何の話だ」
「ッ、一言言ってくれれば良かっただろ!」
キサキの茶色の瞳が涙で盛り上がり今にも決壊しそうだった。クソ可愛……じゃねェ!そこで漸く気がついた。何か行き違いがあると。
「お前俺と三ヶ月も暮らしてまだ分かってねェのか」
「何、」
「お前を他人に見せたくねェ?ンなもん当たり前だろうが」
「ッ……だから、」
「いいか?ここはな、肉食種の雄の集まりなんだよ。俺みたいにお前に惚れて追い回す奴が現れたらどうする?お前一人誰にもバレない様に抱えて個室に連れ込む事なんて簡単に出来るんだぞ?!手足拘束されて口塞がれてケツが壊れるまで犯されて剰え監禁なんてことになったら」
「ちょ、ちょっと待て!」
「ンだよ。怖くなったか?だがな、お前は獣人の執着ってもんをもっと知るべきで」
「そうじゃなくて、お前……俺が恥ずかしいんじゃないのか?」
「あ?何の話だ」
「っ、えと、てか、え?アトラスは俺に惚れて、?」
「ああ?!」
「や、やっぱ今のなし、」
「惚れてるどころじゃ収まらねェよ。つーかもうお前以外じゃチンコも勃たねェし」
「へ、」
いつもテンションの低いキサキの様子が何だかおかしい。急に切れたり泣きそうになったりしたかと思えば今度は顔を真っ赤にして狼狽えている。クソ……意味わかんねーくらい、可愛い。おかげで会議前なのにチンコがバキバキだ。
「オイ、」
「悪い、帰る」
こんだけ言ってんのにまだひとりで帰ろうとするのはわざとなのか。仕方ないからヨッセと肩に担ぎ上げて、出口に続く廊下とは反対方向へ歩き出す。
「バカ降ろせって!お前仕事戻れよ!!」
「チンコ痛くて無理。今すぐ責任とれ」
「は?!」
廊下の突き当たり、誰もいない仮眠室に連れ込んだと同時にベッドの上へ降ろし、そのまま後頭部を鷲掴み強引に口付ける。
さてどうしてくれようかこの小悪魔。しかしいつもなら無駄な抵抗して拒むふりをするキサキが今日は大人しい。先程から赤くなっていた顔を更に赤くして、瞳は今にも涙が零れ落ちそうなほどうるうると濡れている。……おいおいエロ過ぎだろ。何だその反応。
「オイ顔隠すな見せろ」
「ッ、見んな」
「可愛い」
「なッ」
両手で頬を包み込んで再び唇を重ね、奥で縮こまったキサキの舌を絡めとればもう止まることは不可能だった。
「ッ、会議は」
「お前が悪い」
「ンむ、何、で」
「可愛いから」
「ーーーーー!!!」
知らなかった。キサキはどうやらストレートな言葉に弱いらしい。というか獣人はスキンシップ、つまり身体的接触でお互いの気持ちを通わせ合うがニンゲンはちゃんと言葉にしないと相手に何も伝わらないらしい。反省。これは俺が悪いな。今度から思ったことは全部口に出すことにする。
「キサキ、愛してる」
陳腐だと思っていた愛の言葉も口に出してみると案外気分がいい。
作業着のジッパー下ろして下着に手突っ込んだらキサキのチンコはカウパーでびしょ濡れになっていた。えろえろだなこいつ。
「触、ンなって」
「何でだよ、こんな濡れてんのに」
「ッ、すぐイきそ」
「お前……」
どこまで俺のツボをつく気なんだ。勃起し過ぎてチンコが痛ェよ。
俺はキサキの濡れ濡れのチンコを撫でながらヒクつく後ろの穴にゆっくりと指を一本侵入させた。
「んッ!ン~~……ッッ!!」
それだけでキサキはイッた。きゅんきゅん俺の指を締め付けながら腕の中で身悶えている。
「悪い。もう挿れる」
「だめ、変、おれェ…ッ…ァ、あ、」
「お前が可愛すぎて俺も変になりそうだっつのッ……!」
ボロい仮眠室のベッドは俺とキサキの体重でギギギと不穏な音を立てるがそんなもん無視だ。
キサキの着ている作業着を破りそうな勢いで剥ぎ取り、正常位の体勢で傷付けないようゆっくりと挿入する。腰を進める度にキサキの身体の震えは強くなり、全部挿入る頃には口の端から涎を垂らし腰をビクビクと戦慄かせていた。
「おい、大丈夫かよ」
「ァ、待っ、無理ッ…おかしくなりそ……」
「悪ィ我慢出来ねェ動く」
「ンあ!!いやっ、ァぁぁッ…」
律動の度にイっているのか、前は何も出てないのにナカはうねりながら俺のモノをキツく締め上げる。持ってかれそうだ。奥歯を噛み締め暴発させないよう堪えながら突き上げる。セックスを覚えたてのガキみたいに腰が止まらなかった。
が、ここは職場で昼からは会議。当然邪魔は入るもんで。
突如として打ち鳴らされた激しいノックの音に思わず舌打ち。
『団長!!何やってんすか会議始まりますけど?!!』
「うるせェ!!体調悪ィんだよ!欠席だ馬鹿!!」
『めっちゃ元気そうなんですけど?!』
「ん、ぅッ……く」
扉一枚隔てて突如登場した第三者の存在に、キサキは声を出さないよう手の甲で必死に口を抑えている。が、それと裏腹にナカはめちゃくちゃに蠕動して俺のものに絡み付いている。だからエッロ過ぎだろ……!!
『ちょちょちょアンタまさかヤって、?!!』
「今すぐどっか行け。声聞いたらブッ殺す」
『なんっっも聞こえてません聞いてません!!他の連中には仮眠室でオキニのニンゲンとセックスして忙しいので会議欠席しますって伝えときますんで命だけは!!』
「テメェ遺書書いて待ってろ」
あー畜生、もう保たねェ。キサキのあまりの締め付けに扉の向こうの気配が遠ざかったのを確認してスパート掛けながら最奥にブチ撒ける。いつもなら外に出すがここは言わば雄の巣窟だ。しっかり俺のモンだってマーキングしておかねェとな。
「ッッ……!!!」
これ以上誰にもキサキの可愛い声を聞かせたくなかったので、果てる瞬間に口で塞いでいた唇を解放してやる。
……完全にトんでんな。虚ろな目で脱力しているキサキを仮眠室にあった毛布で包んで、そのまま抱え上げる。
「やっっっと出て来た!!今ならまだ会議に間に合、ってセックスの気配が濃厚過ぎる!!まじで何してんすか!あそこ共用の仮眠室なんすけど?!!」
「後で清掃入れりゃいんだろ。一々うるせェな」
「暴君!職権濫用!!オーイオイ!何帰ろうとしてんすか!!」
「ちょっと帰って風呂入れて部屋に寝かしてくるわ」
「やりたい放題!!頼むからクビになって下さい!!」
「おー、上等だ」
飛んで来たブーイングに中指立ててさっさとこの場を後にする。明日の業務はクレーム処理(俺の)で決まりだな。クソッタレ。
「……おれも仕事戻んねーと、」
いつの間に正気に戻ったのか腕の中でキサキが身動ぎをする。何だこいつも仕事抜けて来てたのか。あーだから作業着着てたんだな。スペルマ飛んで酷ェことになってるけどな。
「残念ながら早退だな。お前は今から俺と風呂に入って飯食ってその後昼寝すんだよ」
「……、クビんなるかも」
「そりゃいいな。お前が働かなくても余裕で暮らしてける甲斐性くらいある。あんな男ばっかの職場やめちまえ」
「ふは、アトラスが紹介してくれたんじゃん」
「俺ァ嫉妬深いからな。もうお前を俺以外の誰にも見せたくなくなったんだよ悪ィか」
「……わるくない」
キサキは普段から垂れてる目尻を更に蕩けさせ、肩に手を置き伸び上がったかと思うとそのままフッと俺の耳に息を吹き掛けた。……ッこいつは!!
「お前な、そんなことしたら家帰った瞬間めちゃくちゃに抱くぞ。一週間は起き上がれねェくらいにな!それが嫌なら大人しく、」
「いい」
「あ゛?!」
「誘ってんだよ。ダメか?」
セックスを目当てに全力疾走したのは生まれて初めてのことだった。
つーか俺もクビになるかもしれねェな。小さく呟けば「俺の為にも転職活動頑張れよ」と返ってきた。クソ、どこまでも俺の好みを極めてやがる。
余談だが、許しを得たので俺の気の済むまで抱き潰してやったら、やり過ぎてキサキが熱を出して寝込んだので一週間の接触禁止令が出た。反省である。
「今度役所に行って配偶者の欄にお前の名前書いてもいいか」
「……それはどういう意味で」
「?お前の事が好きで仕方なくて誰にも取られたくねェし俺だけの特別にしたいからだが?」
「ッ、そ、そーかよ。べ、別にい、いいけど?」
「何どもってんだよ変な奴だな」
そっぽ向いて顔は見えなかったが、真っ赤に染まった耳朶だけは正直だった。
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