暗部特殊部隊

枝浬菰文庫

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小野寺拓巳の物語

ウィル様の護衛任務

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羽田空港 国際ターミナル
カロン州から日本へ


「日本きたー!!」と声を発したのは21歳の青年だった。
金髪で瞳が青くスーツを着ていた。
その横には護衛人として数人が囲んでいた。
端から見ればどこぞの金持ちお坊ちゃんの護衛にしか見えない。


はぁーなんで俺がこんなことしないといけないんだ。
目の前にきた金持ちお坊ちゃん。

「初めまして、私小野寺拓巳おのでらたくみです、東京観光の護衛として任命されました」
「ウィルです、よろしくお願いします!」
「ウィル様よろしくお願いいたします」


「今日は秘密で来てるのでウィルでいいですよ」
「ではウィルさんとお呼びします」

「うん、小野寺くんよろしくね」

空港で護衛の人と別れた。

どうしてこんな任務を俺がすることになったかというと
朝、出社し警視総監に呼ばれると大嫌いなあいつもいた。

「おはよう、小野寺」
と声をかけられ仕方なく返事をした。

「おはようございます、花咲さん」

そして警視総監の父
「拓巳、お前に花咲隊長から任務の依頼だ」


「なんでしょうか」
「本日カロン州からウィル様が日本を訪れる、すでにカロン州からの護衛はついているが東京観光への案内は小野寺、君に任せる」
「了解です、2点よろしいでしょうか?」

「なんだ?」

「この護衛任務についてですがカロン州の護衛の方と行うのでしょうか」
「いや、小野寺1人に任せる」

「はっ。もう1点ですが観光地は決まっておられますか?」
「いや、決まっていない、ウィル様の行きたい場所にお連れすることになる、そして19時のパーティーには間に合うように、場所は東京駅直結のカントリーツリーホテルだ」

「了解しました」

「あと、なにか質問は?」
「ありません」


「そうか、小野寺頼んだぞ」
「了解です」


ビシっと敬礼して警視総監の部屋を出た。
花咲さんと父はまだ話しがあるようで残っていた。


場所の確認をすると10時半に羽田空港国際ターミナルと書いてあったので急いで支度し向かった。


そして現在。

さっそく車で移動する。
「んー夏ぶりだな」
「夏ぶりなんですね、その時も観光にですか?」
※今は春

「いや、あの時は澤田のパートナーを見たくて叔父さんに同行したって感じかな」
「澤田のパートナー……」

「あ、小野寺くんは翔太さんの部下じゃないんでしたよね?」

翔太さん??
あ、花咲さんのことか

「はい、私は花咲さんの部下ではありません」
「ふーん、まずはあの高いタワーに登りたいな!!」

「あれは……スカイツリーですね」
「うん!」
といい向かったのだった。



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