60 / 97
同棲編
あきらめない
しおりを挟む
琉架は俺が言うよりも先に瑠那の元へと向かっていた。
そして日中は手を繋いでお散歩に行ったり新しい発見を見つけたりといろいろ教えていた。
尊い……。 可愛いな。
「琉架は優しい子に育ってる」
と事務所の窓から琉架と瑠那の姿を見ながら呟いたら
「はいはい、良かったですね」
「りんちゃん冷たい」
事務所のソファーでアイスを頬張っていたりんちゃんからは冷たい言葉を向けられてしまった。
「だって俺の琉架だよ、ああ、健気可愛いすぎる」
「そうですね(本当に要って琉架一筋だよな)で、セックスは毎日してるの?」
「なっ!!!」
「そんな驚くこと?」
「いや……そうじゃないけど、でもりんちゃんから聞かれるとは思ってなかったし」
「なにそれ……」
「まぁ琉架がOKな時はしてるかな、しがみついてくるとことがもう萌えなんだけどね」
「うわぁー引くーーー」
りんちゃんも窓の外を見に来た。
「でも琉架、頑張ってるよね、ここに来て1年はたつけどΩたちの世話だったり瑠那さんのお世話だったり琉架がいないと寂しいって感じる時あるもん」
「うん、はっ!! 琉架をとるなんて考えるなよ?」
「へー俺も恋していいんだ」
「ダメだってば!!」
そう琉架が来てもう1年はたった。
あの辛く苦しい時から1年たつ。
きっとまだ琉架の心にはあの恐怖な思い出が残ってるだろう。
俺が取り除いてあげることができればいいんだけど。
でもきっと琉架は無理しちゃう子だからなぁ……。
「要、琉架の誕生日どうするの?」
「え?」
「だって1年たったてことは琉架の誕生日いつの間にかにすぎてるってことでしょ?」
「あー確かに……、琉架誕生日いつだ??」
「知らない」
「密かに聞いてみてよ」
「……分かった」
---
その夜
俺は琉架を部屋に連れて行った。
「りんちゃんどうしたの?」
「琉架さ、唐突に聞くけど誕生日いつ?」
「誕生日?? えっとあまり詳しくは知らないんだ、多分6月くらい」
「? 待って今まで俺たちにはケーキ予約してくれたりプレゼントも用意してくれてたのに琉架自分の誕生日祝われたくないの?」
「……祝われたくないって言ったら嘘になるけどでも僕はみんなとここに入れるのが今一番の幸せで欲しいものになってるかな」
ちょっ……要、琉架は大人すぎだよ、、、。
でもえへへな顔これ絶対に嘘じゃん。
俺は無理をしている琉架に覆い被さった。
「え? りんちゃん??」
「じゃぁ俺が決める、6月15日が琉架の誕生日」
「うん、分かった、ありがとう」
自分がΩだってこと忘れそう。
琉架を独り占めにしたいっていう要の気持ち少し分かる。
壊れてしまいそうな心と無理を当たり前としてる顔、引き寄せてずっとヨシヨシとしてあげたくなる。
キスして抱きしめて俺のものにしたいって今思った。
「りんちゃん??」
不思議そうな顔で見つめてくる。
俺は力を抜き琉架の体に倒れた。
普通に抱ける。
「だ、大丈夫??」
「うん、ちょっとこのままでいさせて」
「うん」
そして日中は手を繋いでお散歩に行ったり新しい発見を見つけたりといろいろ教えていた。
尊い……。 可愛いな。
「琉架は優しい子に育ってる」
と事務所の窓から琉架と瑠那の姿を見ながら呟いたら
「はいはい、良かったですね」
「りんちゃん冷たい」
事務所のソファーでアイスを頬張っていたりんちゃんからは冷たい言葉を向けられてしまった。
「だって俺の琉架だよ、ああ、健気可愛いすぎる」
「そうですね(本当に要って琉架一筋だよな)で、セックスは毎日してるの?」
「なっ!!!」
「そんな驚くこと?」
「いや……そうじゃないけど、でもりんちゃんから聞かれるとは思ってなかったし」
「なにそれ……」
「まぁ琉架がOKな時はしてるかな、しがみついてくるとことがもう萌えなんだけどね」
「うわぁー引くーーー」
りんちゃんも窓の外を見に来た。
「でも琉架、頑張ってるよね、ここに来て1年はたつけどΩたちの世話だったり瑠那さんのお世話だったり琉架がいないと寂しいって感じる時あるもん」
「うん、はっ!! 琉架をとるなんて考えるなよ?」
「へー俺も恋していいんだ」
「ダメだってば!!」
そう琉架が来てもう1年はたった。
あの辛く苦しい時から1年たつ。
きっとまだ琉架の心にはあの恐怖な思い出が残ってるだろう。
俺が取り除いてあげることができればいいんだけど。
でもきっと琉架は無理しちゃう子だからなぁ……。
「要、琉架の誕生日どうするの?」
「え?」
「だって1年たったてことは琉架の誕生日いつの間にかにすぎてるってことでしょ?」
「あー確かに……、琉架誕生日いつだ??」
「知らない」
「密かに聞いてみてよ」
「……分かった」
---
その夜
俺は琉架を部屋に連れて行った。
「りんちゃんどうしたの?」
「琉架さ、唐突に聞くけど誕生日いつ?」
「誕生日?? えっとあまり詳しくは知らないんだ、多分6月くらい」
「? 待って今まで俺たちにはケーキ予約してくれたりプレゼントも用意してくれてたのに琉架自分の誕生日祝われたくないの?」
「……祝われたくないって言ったら嘘になるけどでも僕はみんなとここに入れるのが今一番の幸せで欲しいものになってるかな」
ちょっ……要、琉架は大人すぎだよ、、、。
でもえへへな顔これ絶対に嘘じゃん。
俺は無理をしている琉架に覆い被さった。
「え? りんちゃん??」
「じゃぁ俺が決める、6月15日が琉架の誕生日」
「うん、分かった、ありがとう」
自分がΩだってこと忘れそう。
琉架を独り占めにしたいっていう要の気持ち少し分かる。
壊れてしまいそうな心と無理を当たり前としてる顔、引き寄せてずっとヨシヨシとしてあげたくなる。
キスして抱きしめて俺のものにしたいって今思った。
「りんちゃん??」
不思議そうな顔で見つめてくる。
俺は力を抜き琉架の体に倒れた。
普通に抱ける。
「だ、大丈夫??」
「うん、ちょっとこのままでいさせて」
「うん」
50
あなたにおすすめの小説
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる