予約がとれない男娼

枝浬菰

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王様

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福田家

蒼士そうじ様 ここもっと気持ちよくしてあげます」
ギシギシとベッドが軋む音が聞こえた。

口に含んだ蒼士のふぐりを優しく吸っている綺麗な美女がいた。

「蒼士様こっちも」といい乳首に舌を這わせている女。
2人の女と絡み合い今日を迎えた蒼士は女の胸を触り挿入をして楽しんでいた。

そして大学へ向かうと別の女に囲まれ教室まで移動する。

カフェテリアのほうを向くと同じ女に囲まれた男がいた。
そういえば去年、王子様が入学してきたと噂になっていたな、でもその男は1人の女性に向くとその席に座った。
そしてその子と喋っていた。

誰だ、私の知らない女がいるなんてそれに……。

その子はこちらを向き何気ない表情でこちらを見ていた。

でも王子が話しかけたのか笑っている表情に心が打たれた。
「かわいい」

「どうしたんですか?」
「いや、なんでもないよ」


昼食後は時間が空いていたので廊下を歩いていると言い争いが聞こえてきた。
なにやら1人の生徒にちょっかいをだしているようだ。

顔を確認すると朝見つけた可愛い子だ。
助けて手に入れるチャンス。

「やぁ」と声をかけて汚いゴミをどこかへ追いやった。
しかし近く見ると震えている姿は子猫のようで愛おしい。

このまま抱いてしまいたい。

手振り払われた、しかし私はこんな子を待っていたのかもしれない。
その手を掴み口元に引き寄せると少しごつごつした手でも受け入れ彼女をあやした。
理由を聞くと大好きな授業に遅れてしまったという
それは私が臨時で担当している授業で花が咲いたような笑顔になり名前を教えられた。

そのままどこかへは去って行ってしまったが欲しい。

「あ! 福田くんいた」
探しに来た女生徒、私の顔を見るなり後ずさりしていた。

「おい、お前いつも私に抱かれたがってたな」
「ひぃ!?」

そのまま空き教室に入りセック○をした。
もちろんこんな可愛くない顔じゃなくさっきの子のような花が咲いたような満面の笑顔がどんどん私に身を任せ抱かれていく様を

ぐちゅりと挿入すると女は喘いだ。
「あんあん// 大きいダメ」
目をつむり妄想して大きく腰を振った。

欲しい、あの子が、柚月と言ったか可愛らしい名前だ。

大学が終わり叔父の元に向かう、今日はなにやら予約のとれない女の元に向かうらしい。
車が到着して叔父の車に乗り込んだ。

「蒼士くん大きくなったね」
「ええ、久しぶりですからね」

「ああ、この前会った時は高校生の時だったかな」
「はい、たしか」

「兄から聞いたよ、最近は実業家にもなり好きな女の子と一緒に暮らしているとか」
「父はそんなことも話されてるんですか、お恥ずかしい話です」

「まぁでも遊べるのは今のうちだと思うからね、悔いの残らないようにしておきなさい」
「はい」

悔いの残らないようにと言われればあの子を抱きたい、それだけだ。
でも絶対に手に入れてやる。


車はとあるホテルに泊まった。
「ここが例の予約のとれない女の元なのですか?」
「うん、そうだよ、というかどこから聞き間違えたんだ??」
「なにがですか?」

「予約のとれないのは男娼だよ、女の子じゃない」
は??

「いえ、あの私は男は抱けません」

「いや、それが女みたいに美しいから安心しなさい」
……いやでも男だろ、男っていったらおっぱ○ないしち○こついてるしキモいだけだろ。

気持ちはすでにすーんという感じで帰りたい、帰って家で待ってる子猫たちを抱き潰してあげたい。

叔父さんはホテルに入り受付にいくと
「ええ??」
と驚いていた。

「予約したんだよ、半年も待ったのに今日の営業は無しってどういうことだ??」

「申し訳ありません、柚は本日昨日のお客様によって意識がありません、どうかお下がりをお願いしたいのですが」
「また予約は半年後か??」

「はい、今のところ空きがございませんので」

「ちっ俺がどんな思いで待ってたのか」
おいおい、意識ないなんてこの店大丈夫なのか?
それにそんなに予約いっぱいってどういうやつだよ。
はぁーきっとビッチなんだろうな。

私はビッチはあまり好きではない。


「お客様、上に確認したところ気絶したままの状態でもよければ構わないそうです、ですが全額頂戴しますが」

「……全額って…まぁ、ここから半年また待つのも嫌だからな、分かった」
「え、その子意識ないんですよね? それでも抱くってことですか?」

「蒼士は知らないんだ、彼の虜になれば誰でも思うはずだ」
と私の知らない叔父さんがこちらを見てきた。

猛獣だな。

スタッフから鍵を受け取りエレベーターに向かい部屋まで到着する。
後ろからついてきた黒服に

「今もまだ意識を覚まされておりません、体に負担をかけないような性行為でお願いします」

「分かってる」
いやいや、分かってたら普通受けないっしょ。

ドアを開け裸の姿で横たわっていた少年がいた。

「キスマすごいですね」
「ああ」
叔父はすぐに服を脱ぎ捨て体を密着していた。

まさか叔父がバイだったとは思わなかった。

「久しぶりだね、柚くん」
背中を舐め回していた。

私は部屋の椅子に腰掛けてその様子を見守ることにした。



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