25 / 40
双子
しおりを挟む
なにを言い出すんだ……。
このオーナーが柚月の元彼氏でこんな酷いことをしているなんて考えられない。
でもこの男はなんのためらいもなく柚月をここで働かせている……。
「白菊、柚をここに」
「御意」
白菊は1人会場の下に降りていった。
いまだ柚月は祐という元彼氏を呼び続けていた。
悲しんでいるにも関わらず男達はなんのためらいもなく柚月を襲っていた。
だが白菊が行くと群がっていた男たちは避けそのまま2階に上がってきた。
裸で鎖が首に巻かれていた。
「祐……祐どうして?」
ひたひたと素足でオーナーの元に行くが鎖を引かれ白菊にもたれかかった。
そしてそのままぐぽっと白菊に挿入された。
「あ///」
腰を掴まれ激しく抱かれている姿を横で見ていると
「柚……俺の顔覚えてたの?」
「あんっ……うん」
こくこくと頷いていた。
「そっか偉いね」
撫でると嬉しいのか
「すごいね、きゅうきゅうしまってるよ」
「柚、変態だね」
「あ///」
口元を撫でられ涎を拭うとキスをしていた。
柚月もなんだか嬉しそうな顔をしていた。
チクっと痛かった。
篠田祐という男から早く柚月を取り返したい、でも柚月はきっと私よりも目の前にいる祐を選ぶだろう。
ガリッと柚月の唇から血が垂れた。
「いっ」
裕は柚月の髪の毛を掴むと
「アハハハハ」と笑い出した。
そして
「バーカ!! 俺が祐なわけないだろ!!」
そういった。
「え?」
なにがどうなってるんだ?
「はぁー最高だわ、まさか本当に信じるなんてさ、バッカじゃないの、だってお前の祐は目の前で俺に殺されてるのにさ」
雨の音が聞こえる。
そう、あの日は激しい雨で強く手を握って組織から逃げる祐と僕。
傘も差さずに必死に逃げて、でも逃げ切れないからって祐は僕の手を離した。
足がもつれて転んで僕のことを見ている男の人、もやっとしていたけどどこか祐に似ていた。
男の手には拳銃が握られていて僕が横を向いた瞬間 バン!! と大きな音がして祐は僕の前からいなくなった。
そしてその男に車に乗せられてこの店にやってきた。
僕に目隠しをして激しく中を抉られ、これなら稼げるだろうって言っていた。
ぐじゅりと根元まで挿入されその反動で精液を祐に飛ばした。
「あーあ管理ができてないな」
性器に触れ激しく扱われる。
「あっあっ///」
後ろからも激しく抱かれまたパタパタと精液を飛ばした。
「うっ///」
足がガクガクとしていて裕ではないって分かっていても信じたかった。
祐は生きているということを。
ぐらっと倒れそうになると白菊が椅子に座り僕は上に跨がるようにして座る。
そして目の前には先輩がいた。
「先輩……」
今一番見られたくない姿を先輩に見られる。
「すんごい締め付け、意識しちゃったのかなぁ?」
「はぁはぁ……」
お腹の中いろんな男にぐちゃぐちゃにされてこんなのもう好きな人となんてできない。
汚い僕に手を差し伸べるなんてきっと誰もいない。
「はぁーまぁな、んーどうしよっかね」
「私は今すぐにでも殴り飛ばしたいよ」
「だろうね」
1歩前に出てきたのは小野寺だった。
「じゃぁお前の正体は誰なんだ? 篠田祐ではないのだろ?」
「あー俺はね、篠田祐の双子の弟、祐介だよ」
「へ? かはっ//」
ぐじゅりと壁奥を抉られてしまった。
また精液を飛ばしてしまうと
「祐は双子の兄で、まぁ顔もうり二つって言われてたし、驚くよね、あと、もう一つ面白いのは組織を裏切ったのは俺であって祐じゃない、だが残念なことに誰かがこういった。組織の情報を流していたのは祐の恋人、柚月ではないのかと。
そこら辺からさなーんかおかしくなっちゃったてさ、最終的に祐が殺されたんだよね」
「そんな…… じゃぁ僕はなんで生きて……」
「あーそれはさ祐は邪魔だったけどお前は体売って働かせられるだろ? 上に相談したらOKってなったんだよ、いい話だろ?」
ビクッ
祐介が乳首を強く摘まむ。
「いっ//」
「見ろよ、こうしただけでこんなべっぴんさんな顔になるんだ、祐だけにはもったいないだろ?」
「ちょっと待て、今の話から推測すると元々この子には借金などないのか?」
「あーー本当に花咲の部下は勘がいいね。 そうだよ」
「私は花咲隊長の部下ではないです」
「あっそ」
「なら早く柚月を返してくれ」
「うーんそういう話なんだけど、でもさこのまま返してもつまらないじゃん?」
というと白菊が口になにかを含みそれを柚月に飲ませた。
「んっ」
ごくりと飲み込んだ液体はすぐに効果が発揮されたのか
柚月は自ら腰を動かし始めた。
「あっ// あっはぁはぁ……」
「うわぁーエロ」
ビンビンに膨れた乳首を触りながら言葉にすると
小野寺はその行為を止めた。
「まぁこれ以上関与されないっていう約束であれば連れて帰りな」
白菊の上にいた柚月は福田の元に来て息が荒い中急いでこの場を後にした。
---------------------------------------------------------
「蒼真どうだった? 思い通りになったんだろ?」
蒼真は椅子に固定されていた。
すでに腹から血を流して呼吸も荒く頭につけられた黒い塊は蒼真を殺すには十分なものだった。
「ふぅーふぅー」
ギラついた目で祐介を睨んだ。
「あの世で祐に挨拶でもしてこい、あとこれでは殺さないよ、今回のことでお前の仲間がいることは分かったからね、ここで苦しんでればいいよ、ばいばい」
重たい扉を閉め祐介は後にした。
その後篠田家が仕切るこの店は特殊暗部隊の介入により全員逮捕と解放へと事を進めた。
このオーナーが柚月の元彼氏でこんな酷いことをしているなんて考えられない。
でもこの男はなんのためらいもなく柚月をここで働かせている……。
「白菊、柚をここに」
「御意」
白菊は1人会場の下に降りていった。
いまだ柚月は祐という元彼氏を呼び続けていた。
悲しんでいるにも関わらず男達はなんのためらいもなく柚月を襲っていた。
だが白菊が行くと群がっていた男たちは避けそのまま2階に上がってきた。
裸で鎖が首に巻かれていた。
「祐……祐どうして?」
ひたひたと素足でオーナーの元に行くが鎖を引かれ白菊にもたれかかった。
そしてそのままぐぽっと白菊に挿入された。
「あ///」
腰を掴まれ激しく抱かれている姿を横で見ていると
「柚……俺の顔覚えてたの?」
「あんっ……うん」
こくこくと頷いていた。
「そっか偉いね」
撫でると嬉しいのか
「すごいね、きゅうきゅうしまってるよ」
「柚、変態だね」
「あ///」
口元を撫でられ涎を拭うとキスをしていた。
柚月もなんだか嬉しそうな顔をしていた。
チクっと痛かった。
篠田祐という男から早く柚月を取り返したい、でも柚月はきっと私よりも目の前にいる祐を選ぶだろう。
ガリッと柚月の唇から血が垂れた。
「いっ」
裕は柚月の髪の毛を掴むと
「アハハハハ」と笑い出した。
そして
「バーカ!! 俺が祐なわけないだろ!!」
そういった。
「え?」
なにがどうなってるんだ?
「はぁー最高だわ、まさか本当に信じるなんてさ、バッカじゃないの、だってお前の祐は目の前で俺に殺されてるのにさ」
雨の音が聞こえる。
そう、あの日は激しい雨で強く手を握って組織から逃げる祐と僕。
傘も差さずに必死に逃げて、でも逃げ切れないからって祐は僕の手を離した。
足がもつれて転んで僕のことを見ている男の人、もやっとしていたけどどこか祐に似ていた。
男の手には拳銃が握られていて僕が横を向いた瞬間 バン!! と大きな音がして祐は僕の前からいなくなった。
そしてその男に車に乗せられてこの店にやってきた。
僕に目隠しをして激しく中を抉られ、これなら稼げるだろうって言っていた。
ぐじゅりと根元まで挿入されその反動で精液を祐に飛ばした。
「あーあ管理ができてないな」
性器に触れ激しく扱われる。
「あっあっ///」
後ろからも激しく抱かれまたパタパタと精液を飛ばした。
「うっ///」
足がガクガクとしていて裕ではないって分かっていても信じたかった。
祐は生きているということを。
ぐらっと倒れそうになると白菊が椅子に座り僕は上に跨がるようにして座る。
そして目の前には先輩がいた。
「先輩……」
今一番見られたくない姿を先輩に見られる。
「すんごい締め付け、意識しちゃったのかなぁ?」
「はぁはぁ……」
お腹の中いろんな男にぐちゃぐちゃにされてこんなのもう好きな人となんてできない。
汚い僕に手を差し伸べるなんてきっと誰もいない。
「はぁーまぁな、んーどうしよっかね」
「私は今すぐにでも殴り飛ばしたいよ」
「だろうね」
1歩前に出てきたのは小野寺だった。
「じゃぁお前の正体は誰なんだ? 篠田祐ではないのだろ?」
「あー俺はね、篠田祐の双子の弟、祐介だよ」
「へ? かはっ//」
ぐじゅりと壁奥を抉られてしまった。
また精液を飛ばしてしまうと
「祐は双子の兄で、まぁ顔もうり二つって言われてたし、驚くよね、あと、もう一つ面白いのは組織を裏切ったのは俺であって祐じゃない、だが残念なことに誰かがこういった。組織の情報を流していたのは祐の恋人、柚月ではないのかと。
そこら辺からさなーんかおかしくなっちゃったてさ、最終的に祐が殺されたんだよね」
「そんな…… じゃぁ僕はなんで生きて……」
「あーそれはさ祐は邪魔だったけどお前は体売って働かせられるだろ? 上に相談したらOKってなったんだよ、いい話だろ?」
ビクッ
祐介が乳首を強く摘まむ。
「いっ//」
「見ろよ、こうしただけでこんなべっぴんさんな顔になるんだ、祐だけにはもったいないだろ?」
「ちょっと待て、今の話から推測すると元々この子には借金などないのか?」
「あーー本当に花咲の部下は勘がいいね。 そうだよ」
「私は花咲隊長の部下ではないです」
「あっそ」
「なら早く柚月を返してくれ」
「うーんそういう話なんだけど、でもさこのまま返してもつまらないじゃん?」
というと白菊が口になにかを含みそれを柚月に飲ませた。
「んっ」
ごくりと飲み込んだ液体はすぐに効果が発揮されたのか
柚月は自ら腰を動かし始めた。
「あっ// あっはぁはぁ……」
「うわぁーエロ」
ビンビンに膨れた乳首を触りながら言葉にすると
小野寺はその行為を止めた。
「まぁこれ以上関与されないっていう約束であれば連れて帰りな」
白菊の上にいた柚月は福田の元に来て息が荒い中急いでこの場を後にした。
---------------------------------------------------------
「蒼真どうだった? 思い通りになったんだろ?」
蒼真は椅子に固定されていた。
すでに腹から血を流して呼吸も荒く頭につけられた黒い塊は蒼真を殺すには十分なものだった。
「ふぅーふぅー」
ギラついた目で祐介を睨んだ。
「あの世で祐に挨拶でもしてこい、あとこれでは殺さないよ、今回のことでお前の仲間がいることは分かったからね、ここで苦しんでればいいよ、ばいばい」
重たい扉を閉め祐介は後にした。
その後篠田家が仕切るこの店は特殊暗部隊の介入により全員逮捕と解放へと事を進めた。
20
あなたにおすすめの小説
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
どうしょういむ
田原摩耶
BL
苦手な性格正反対の難あり双子の幼馴染と一週間ひとつ屋根の下で過ごす羽目になる受けの話。
穏やか優男風過保護双子の兄+粗暴口悪サディスト遊び人双子の弟×内弁慶いじめられっ子体質の卑屈平凡受け←親友攻め
学生/執着攻め/三角関係/幼馴染/親友攻め/受けが可哀想な目に遭いがち
美甘遠(みかもとおい)
受け。幼い頃から双子たちに玩具にされてきたため、双子が嫌い。でも逆らえないので渋々言うこと聞いてる。内弁慶。
慈光宋都(じこうさんと)
双子の弟。いい加減で大雑把で自己中で乱暴者。美甘のことは可愛がってるつもりだが雑。
慈光燕斗(じこうえんと)
双子の兄。優しくて穏やかだが性格が捩れてる。美甘に甘いようで甘くない。
君完(きみさだ)
通称サダ。同じ中学校。高校にあがってから美甘と仲良くなった親友。美甘に同情してる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる