40 / 90
ドゥーラ王国
憧れのルイス様
しおりを挟む
その夜
アルゴと風呂場に行き水の魔法に襲われた。
「うぐっうっ」
複数の生徒が水の魔法により囚われの身になってしまった。
さすがにここで大技を使うとまずいので
簡単な魔法で水切りをするが魔法は壊れない。
「おい転入生、お前優秀なんだからどうにかしろよ」
「てか早く近衛騎士団呼んで来い」
「アルゴ様が」
風呂場に集まる人々、確かに俺の任務はアルゴを守ること
仕方ない
「蒸発魔法」
と唱えると杖に赤い炎と黄緑色の水が宿り、杖をアルゴを捕えている水玉に刺すと蒸発していった。
数人が
「おお!」
といいアルゴは無事に回収できたが意識がないようだ。
連続して魔法を使うことが学生には難しいといわれているが回復魔法が備わった首飾りをアルゴにかけ他の人を助けた。
近衛騎士団がつきアルゴの元に駆け寄り意識があることを確認した。
魔法を長時間使うことはなれているがここはなれていない風に立ち回らないといけないと思うとものすごくめんどくさいと感じた。
脱衣所で数人が横たわる、俺も服を着てアルゴの元に駆け寄ると
「あなたがアルゴ様を助けていただいたのですか?」
と近衛騎士団が来た。
「はい」と答えると
「私、アルゴ様の従者、兼近衛騎士団の団長を務めておりますシフォンと申します。この度はアルゴ様を救って頂きありがとうございました」
「いえ」
「失礼ながら名前を聞いても?」
「はい、アルゴ様の友人シルヴィーと申します」
「やはり、君が」
君が? 俺の正体を知っている人間か? とも思ったが
「あの魔法国の学生なのですね」
とキラキラした目で言ってきた。
「は……い」
答えに戸惑いながらシフォンという男は嬉しそうに質問してきた。
「私、魔法国のトップクラス2位のルイス様に憧れています」
「そ……そうなんですね」
目の前にいるんだけどな……。
「シルヴィーはルイス様のこと憧れではないのですか?」
癪だがここはばれないように
「俺はクラウス様にとてもアコガレテイマス」
と棒読みで答えた。
「トップクラス5位のクラウス様に!! ガタイがよくて優しくて学生には人気高いとお伺いしてます」
「そ……そうなんですね、ちなみにルイス様は?」
「ルイス様は……言葉にできないほどの愛があります」
「うっ……それはどういう意味?」
と意味を聞こうとしたが横からアルゴが
「シフォン!!! ルイス様のことは俺からシルヴィーに伝えたいの」
と言ってきた。
「はい、お目覚めになられたのですね……安心いたしました。では私はこれにて……」
とシフォンは騎士団に戻っていった。
「で、アルゴ大丈夫なのか?」
「うん、もう大丈夫だよ」
「よかった」
「これシルヴィーの?」
と首飾りを俺に渡した。
「ありがとう、大事な物なんだ」
アルゴと風呂場に行き水の魔法に襲われた。
「うぐっうっ」
複数の生徒が水の魔法により囚われの身になってしまった。
さすがにここで大技を使うとまずいので
簡単な魔法で水切りをするが魔法は壊れない。
「おい転入生、お前優秀なんだからどうにかしろよ」
「てか早く近衛騎士団呼んで来い」
「アルゴ様が」
風呂場に集まる人々、確かに俺の任務はアルゴを守ること
仕方ない
「蒸発魔法」
と唱えると杖に赤い炎と黄緑色の水が宿り、杖をアルゴを捕えている水玉に刺すと蒸発していった。
数人が
「おお!」
といいアルゴは無事に回収できたが意識がないようだ。
連続して魔法を使うことが学生には難しいといわれているが回復魔法が備わった首飾りをアルゴにかけ他の人を助けた。
近衛騎士団がつきアルゴの元に駆け寄り意識があることを確認した。
魔法を長時間使うことはなれているがここはなれていない風に立ち回らないといけないと思うとものすごくめんどくさいと感じた。
脱衣所で数人が横たわる、俺も服を着てアルゴの元に駆け寄ると
「あなたがアルゴ様を助けていただいたのですか?」
と近衛騎士団が来た。
「はい」と答えると
「私、アルゴ様の従者、兼近衛騎士団の団長を務めておりますシフォンと申します。この度はアルゴ様を救って頂きありがとうございました」
「いえ」
「失礼ながら名前を聞いても?」
「はい、アルゴ様の友人シルヴィーと申します」
「やはり、君が」
君が? 俺の正体を知っている人間か? とも思ったが
「あの魔法国の学生なのですね」
とキラキラした目で言ってきた。
「は……い」
答えに戸惑いながらシフォンという男は嬉しそうに質問してきた。
「私、魔法国のトップクラス2位のルイス様に憧れています」
「そ……そうなんですね」
目の前にいるんだけどな……。
「シルヴィーはルイス様のこと憧れではないのですか?」
癪だがここはばれないように
「俺はクラウス様にとてもアコガレテイマス」
と棒読みで答えた。
「トップクラス5位のクラウス様に!! ガタイがよくて優しくて学生には人気高いとお伺いしてます」
「そ……そうなんですね、ちなみにルイス様は?」
「ルイス様は……言葉にできないほどの愛があります」
「うっ……それはどういう意味?」
と意味を聞こうとしたが横からアルゴが
「シフォン!!! ルイス様のことは俺からシルヴィーに伝えたいの」
と言ってきた。
「はい、お目覚めになられたのですね……安心いたしました。では私はこれにて……」
とシフォンは騎士団に戻っていった。
「で、アルゴ大丈夫なのか?」
「うん、もう大丈夫だよ」
「よかった」
「これシルヴィーの?」
と首飾りを俺に渡した。
「ありがとう、大事な物なんだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
R・P・G ~女神に不死の身体にされたけど、使命が最低最悪なので全力で拒否して俺が天下統一します~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の現地調査のために訪れた山の中で異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた凛人。しかしその世界は、欲と争いにまみれた戦乱の世だった。
凛人はその惑星の化身となり、星の防人として、人間から不死の絶対的な存在へとクラスチェンジを果たす。
だが、不死となった代償として女神から与えられた使命はとんでもないものであった……
同じく地球から勇者として転生した異国の者たちも巻き込み、女神の使命を「絶対拒否」し続ける凛人の人生は、果たして!?
一見頼りない、ただのおっさんだった男が織りなす最強一味の異世界治世ドラマ、ここに開幕!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。@田中子樹
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる