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炎と氷を司る弟子
アハーレ国の魔物討伐①
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魔物が住む領域には魔物特有の魔力が宿っている。
アハーレ国の住み着く魔物は暗黒世界の地中深くに住み着いていたと思われる【レブンス】だろうな。
硬い甲羅と硬い皮膚、そして吐く息は相手を眠りの娯楽まで連れて行く。
そして2年間レブンスはアハーレに住み着き居心地の良いように地形も変わっているはずだ。
いつかは討伐しないといけない魔物だが。
その後に人間が住み着くことはできるのか。
「おーい、なに考えてるんだ?」
「ああ、ちょっとな」
アルゴが覗き込んできた。
「……アルゴ」
「なんだ?」
「今持てる魔力はどのくらいになった?」
「ん? こんくらい」といい握手した。
ルイスは握手することで相手の魔力質を見ることができる。
「……俺がいなくなった後ちゃんと鍛えていたか?」
「…ごめん、正直崖を登る余裕はなかった、ってことは落ちてるってことか?」
「ああ、落ちてる……持続をさせる魔法の開発も進めた方がいいかもしれないな」
「それってつまり最強ってことか?」
「最強にはならない、暴発してしまうだろうしな」
「なるほど」
「とりあえず、氷樺には氷のアクセサリーがいいだろうな」
掌を雪の上に置き魔方陣ができて一瞬で近くの雪がなくなった。
「ここは湖の上だったのか」
「みたいだな、沈まないか?」
「まぁ大丈夫だろ」
氷樺の前に氷のアクセサリーをぶらさげた。
「すごい、綺麗な結晶ですね」
「これを首からさげていれば近くにいる者も眠り耐性がつくだろ」
「ありがとうございます」
とはいえ、レブンスにはこのアクセサリーだけじゃ意味ないだろうな。
「魔物退治には俺とあまいろだけで挑む」
「え、それっていいのかよ」
「さっき近くを通ったが俺以外だと消滅するか永遠と悪夢の世界から出られないような気がしてな」
「……そっか、魔法国トップクラスが言うんだから俺たちは言うこと聞かないとな」
「ありがとう」
「それよりも移住の民のことも話し合おう、弟子たちに街灯の件はお願いしていても問題ないのだろ?」
「ああ、そのつもりなんだが」
ルイスは後ろを向き弟子の様子を見た。とてもじゃないけどこれから魔法の運用をしていくのは厳しそうに見えた。
「あちゃー結構へばってるね」
「昨日は魔法の新開発に専念してもらっていたからな」
「……じゃぁどうするんだ?」
「俺がやるよ」
「うわぁールイスそれ大変じゃないか?」
「大丈夫だ、会議が終わったら作業する、あまいろ2人を頼むな」
【ギャウ】
「相変わらずドラゴンは凜々しいね」
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いつかは討伐しないといけない魔物だが。
その後に人間が住み着くことはできるのか。
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「なるほど」
「とりあえず、氷樺には氷のアクセサリーがいいだろうな」
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「まぁ大丈夫だろ」
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「ありがとうございます」
とはいえ、レブンスにはこのアクセサリーだけじゃ意味ないだろうな。
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「……そっか、魔法国トップクラスが言うんだから俺たちは言うこと聞かないとな」
「ありがとう」
「それよりも移住の民のことも話し合おう、弟子たちに街灯の件はお願いしていても問題ないのだろ?」
「ああ、そのつもりなんだが」
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「昨日は魔法の新開発に専念してもらっていたからな」
「……じゃぁどうするんだ?」
「俺がやるよ」
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「大丈夫だ、会議が終わったら作業する、あまいろ2人を頼むな」
【ギャウ】
「相変わらずドラゴンは凜々しいね」
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