魔剣使いの俺と、聖剣使いの彼女との学園生活

成瀬俊

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夏休み編

解呪

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 上にはキララがいた。
「お前も久しぶりだな、キララ。どうしてここがわかった結界を張ってたんだけどな」

「簡単なことよ。結界の魔力を探知するにはそんなに難しくないわ。それに加えて十二天星レベルが本気で殺気を出したら誰でもわかるわ」

「なるほどな。そこは誤算だった」
仁の質問に答えるとキララは俺らの方に来た。
「リーゼル。少しの間食い止められる?」

「できなくわないけどそう長くはもたないわよ。もって1分くらい」

「それぐらいもてば十分よ。湊はこっちに来て」

「あぁ」
何をするつもりなんだキララは?
そうするとキララは、
「あなたには本気を出してもらうは湊」

「どう言う意味だ?今の俺じゃあいつに勝てるほどの力は」

「禁忌 記憶操作(メモリーアブレクション)」
俺に禁忌を使ってきた。
それを見たリーゼルは、
「キララ何をやっている!」
その隙を見て仁は、
「よそ見とは余裕だな!」
リーゼルを殴ろうとした仁の拳を俺は受け止めた。
仁とリーゼルは、絶句した。それを見て仁は、
「まさかキララお前こいつの呪いを解いたのか!」

「イイェ。私にもあの呪いは完全には解けないわ。でも少しの間なら禁忌を使えば解呪できるわ」

「なるほどな。さすがといえば流石だ」
そして俺は話し終わりを見て仁を殴り飛ばした。
リーゼルは、驚きのあまり腰が抜けている。
「大丈夫か。リーゼル」

「それよりその力が湊本来の力なの?」

「あぁ。キララによると五分も、もたないらしい。だから今からは、本気でいくからリーゼルは、少し休憩していて」
そう言いリーゼルをキララのところまで連れて行った。
そして、
「さてじゃそろそろ蹴りをつけようぜ仁!」

「嬉しいぜ。お前と本気で殺し合って見てえとずっとおもてたんだ。禁忌に加えて力の半分近くを封印されていてこの望みは叶わないと思っていたが、まさかお前の本気と戦えるとな!」

「御託は言い。始めるぞ。
血と死の亡霊よ。世を混沌に落としえる力となりて我が身に宿れダーインスレイフ。
そして禁忌 魂喰い(ソウルイーター)
俺は完全魔装した。そして禁忌も発動した。
そしたら仁も、
「太陽と光の精霊よ。全てを照らす力となりて我が身に宿れ、カヴァーチャー!!!」
カヴァーチャーは、インド神話に出てくる無敵の鎧。

仁は、
「とっとと蹴りをつけようぜ、禁号(きんごう)でな!!!」
禁号とは、禁忌の奥義。その力は絶大で都市を一撃で崩壊させる並みの力がある。ただし禁号は全ての魔力を使うため使った後戦闘不能になる。
「いくぜ湊!!禁号 バルカン!」

「こっちもいくぞ!禁号 テンペスト!」
俺は剣を思いっきり振り、仁は右腕に全ての力を込めていた。



決着がついた。勝ったのは俺だ。
俺が剣を振った方は木がなくなり平地になっていた。
そこには死にかけの仁がいた。
「さすがだな湊。解呪しただけでここまで強いとはな」

「そっちこそ、禁号をくらって意識があるなんて化け物すぎんだよ」
俺らが話しているとリーゼルがきた。
今にも倒れそうな俺を見てリーゼルは、
「湊、大丈夫!」

「あぁ、なんとか生きてる。だけど魔力が尽きて、身体もボロボロだから立ってるのもやっとだけどな」
俺をリーゼルが心配して近づいてきた。
その瞬間空から黒い槍が降ってきた。
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