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15さい
72話 発情期①※
「リツ!!……リツ……バセスから今日1日、食事も十分に取らずにずっと部屋に閉じこもってたって聞いた……ねぇリツ、僕に顔を見せて?」
ラディはベッドの端に腰掛け、布団に包まる俺に優しい声音で話しかける。
「今日ずっと僕の帰りを待っててくれたんだって?遅くなって本当にごめんね……もう大丈夫だから、僕がいるから……何も心配しなくていいんだよ」
布団越しにポンポンと宥めるように撫でるその大きな手は、俺の大好きなその手で……ほっと息を吐いた俺は、ゆっくりと布団から顔を出す。
「うぇぇ……らでぃ…らでぃ……」
涙で顔を濡らした俺は、ラディの顔を見てもっと涙を流す。
「リツ……!!うん、大丈夫…大丈夫……ゆっくりでいいから僕に話して?」
ギュッと抱きしめて背中を撫でてくれるラディに安心して、俺もラディの首に腕を回す。
「うぅ、らでぃ……なんか身体おかしい……おれ、怖い……」
「身体が?どんな風におかしいのか分かる?」
「ふぇ……わ、わか…ない……熱いの…身体、触られるだけで……変なかんじ……なるぅ……」
はふはふと熱い息を繰り返す俺は、ラディの胸に擦り寄り大好きなその匂いをいっぱいに吸い込む。
「ふわ……もっと、もっと…らでぃの匂いほしぃ……」
トロンとした瞳でラディを見つめると、何かに勘づいた様に窓の外に視線を向けた。
「……そうか、今日は満月か……」
ボソッと呟いたラディは、俺を安心させるように優しく微笑んで俺の唇に軽いキスを一つ落とす。
「リツ、一緒にお風呂入ろうか」
。。。。。。
「はっ……んゃ…やだぁ……な、んかぁ……へん」
「リツ…大丈夫……リツの身体洗うだけだから、僕に身体預けて……」
ボディーソープを泡立てた手で俺の身体を優しく洗って、温かいお湯をゆっくりかけていくラディ。
どこもかしこも敏感に反応してしまう身体は、ラディが少し触るだけでも熱を持ち、苦しいのにもっと触って欲しいと縋ってしまいそうになる。
ラディの膝上で横抱きに座り身体を預ける。
最近は殆ど一緒に入っていなかったから、ラディの裸を見る機会は無かったけど……17歳になったラディの身体には、日々の稽古の厳しさを体現したかのような逞しい筋肉がついていた。
俺が体重をかけてもビクともしないその身体を見ると……何故か身体がゾクゾクと反応する。
……この人が、欲しい。
「はぁ、らでぃ……あ、つい……こわいよぉ……」
トロンとした瞳からポロポロと涙を流す俺にラディは深く口付けをする。
「大丈夫……怖くないよ。僕が直ぐにリツの熱を鎮めてあげるから……一緒に頑張ろうね?お利口さんなリツなら頑張れるよね?」
濡れた俺の前髪をかき分けると、そのまま額にキスを落とす。額から唇が離れ……目が合うとラディは優しく笑った。
その笑顔を見ると凄く安心して、ラディに身を委ねたら……きっと全ての不安から助け出してくれると感じるのだ。
俺はラディの手を取りペロリと舐めると、涙の溜まる瞳で見つめ頷く。
「んぅ……が、ばる……はぅ…ラディお願い……早く!……あついのとってぇ!!ーーーーん!むぁ……はんっ…ん!」
俺のその縋る様な声と共に唇が重なる。
深い口付けは角度を変えて交わり、くちゅくちゅと卑猥な音を響かせながらお互いの唾液をゴクリと飲み込んだ。
「はぁ……もう、リツは……可愛すぎて僕の理性がーーーーーーねぇ、リツ……触ってもいい?」
「……っっ!ぁんっ!……あ…あ……な、にこれ……」
ラディの大きな手が俺の胸をやわやをと揉み、乳輪をなぞって……乳首をキュッと摘んだーーー瞬間、身体中に電撃が走った様な感覚に襲われ肩が跳ねる。
初めての感覚……気持ちいい……怖い……もっと触って欲しい……離して欲しい……。
様々な思いが俺の脳を駆け巡る。
それが無性に怖くて身体を震わす。
「ん、リツ怖くないよ……気持ち良くなるだけ……ほら、リツのここも僕に触って欲しいって言ってるね」
「ふぇ……ひゃぁ!!あ、らでぃだめぇ!!はぅっ……んぁ……へ、んに……なる……」
ラディが俺の太ももをするりと撫で、そのまま流れる様に、俺の精通していない小ぶりな性器に触れる。
「リツ……変になってもいいよ、ここには今…僕とリツだけなんだから。ね?いい子だから僕だけ見て……リツ」
「う、あゃぁ……ん……ふぅ……あ、あっ……」
ラディが俺の性器を大きな手で優しく握るとゆっくりと上下に動かす。
「あぁ……らでぃ、らでぃ……はぁ……ど、しよ……きもちいよぅ……はぁ」
「ん、気持ちいねリツ……ねぇリツ…キスして」
「…んぅ……した、い……むっ……んはっ……ちゅ」
ピクピクと小刻みに揺れる細く白い腕を力一杯動かしラディの首に巻き付ける。
すると嬉しそうに笑みを浮かべたラディは唇を合わせ舌を絡める。
意識を口付けの方に持って行かされそうになると、今度は上下に動かす手を早めたり、皮を剥かれて先端をトントンしたりクルクル撫でられるから、気持ち良すぎて訳が分からなくなる。
くちゅくちゅと響くこの音は、もう口付けの音なのか、先走りの音なのか……分からなかった。
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