冒険者達に淫愛あれ

シュンコウ

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ルア編

VS邪神 三

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 吸っても吸ってもなくならない。精嚢は邪神に奪われた分を補充しようと、懸命に精液を造り出していた。まるで生命の泉。なれば遠慮は不要、とどこまでも吸い続ける。


「──ッ、~~ッ!」


 急激な精液の消失から逃れようというのか、ルアの体が抵抗を始めた。手足を突っぱね、邪神を押し除けようとする。しかし弛緩した四肢を封じこめるのはたやすい。解かれたばかりと比べ、今の邪神の力は漲っている。
 ルアの片足を肩に引っかけた。尿道に差しこんだ舌はそのまま、股を大きく開かされた裸体を股間に近づけさせる。そこには力を取り戻すにつれて膨れ、熱した鉄のように熱い芯を備えた肉棒が天を仰いでいた。
 ぴたりと押し当てる先は、慎ましやかな小さな孔である。だが鈴口同様、大きさには何の意味がない。
 先端から極細の煙と化し、やすやすとルアの体内へ入っていく。指では届かない奥へ。普通の人間ですら届かない奥へ。
 その先は孔以上に入ってはならない場所だ。入口以上に硬く閉ざされ、いかなるモノの侵入も拒む。
 開くには、相応の快感、解錠のための努力が必要なはずだった。しかし煙と化した肉棒にはなんの障壁にもならない。
 わずかな隙間を通り抜けてしまった。そして、そこでようやく肉棒の侵入は止まった。
 それで終わりなはずがなかった。煙が少しずつ嵩を増やしていく。徐々に本来の姿を取り戻し、狭い肉襞を、粘膜を、閉ざされたままの入口までをも強引に押し広げていく。


「ぃ、ぎ、ぃあっ!!!」


 苦痛の声。本来の用途のためにではない、無理矢理こじ開けられていく痛みがルアを襲っていた。
 さすがに身に余る激痛だったのだろう。ルアの両目が勢いをもって開かれた。ようやく意識を取り戻したのだ。しかし、目覚めるには遅すぎた。


「あが、ぁ、な、っ」


 肉棒はすでに本来の形を取り戻していた。狭い内部など隙間を残さず己でみっちりと埋め尽くし、それでも足りないとばかりに襞に喰いこんでいる。
 太さも、硬さも、長さも。すべてが桁違いだ。そして。
 最奥に埋めこまれた先端から、ビュル、と。人間とは異なり、それそのものが精巣の役割を果たす肉棒から邪神の精液が迸る。
 ルアは目を剥いた。邪悪な子種に満ちた体液は、氷のように冷たかった。しかし粘膜に降りかかった瞬間、カッと高熱を発しながらルアの体内に染みこんでいく。


「ぅあ、あ……、ああ、あ」


 ドクン。下腹部のあたりが脈動した。邪神がせせら嗤う。


『一度で『淫呪』が定着するとはな。我と汝の相性が最高にいいことを誇るがいい、人の子よ』


 ルアの下腹部には、禍々しい刻印が赤く浮かび上がっていた。


「な……、何を、した……!」


 中に得体の知れない液体を注がれた。その瞬間から、体を蝕んでいた身を裂くような痛みが、甘く疼く熱に変わりだす。
 奥歯を噛みしめたルアは、己をいやらしい目で見下ろす異形の男を睨みつけた。


『ククク。我の封印を解いた褒美を与えたまでのことよ』

「ぃあっ、……封印、だと……っ!?」


 異形が言葉を発すると、連動して舌が動く。ペニスの奥、決して触れることができないはずの場所に鋭い快楽を感じて、そこで初めて己の性器に邪神の舌が入っていることに気がついた。
 どういう原理なのかは知らないが、肉厚な舌が尿道に入りこんでいる。太いままで丸ごと押しこめられているわけではないようだが、ルアに怖気と恐怖をもたらすには十分だった。


「ぐ、くそっ、抜け……っ!」


 煙と化している邪神の腕から逃れようともがくが、相当な力で掴まれているようでピクリとも動かない。
 しかも体を捻ったことで気づいたが、尻の中まで邪神に占領されている。よりにもよって性器で、だ。急激な覚醒を促したのは、これだったのだ。
 魔の手の内であがくルアの無様を、邪神は愉快げに嗤っている。本来の力がないルアの抵抗など無駄なあがきで、痛くも痒くもないと馬鹿にしているのだ。


『そう急くな。我は久方ぶりの自由で機嫌がいいのだ。汝をよがり狂わせてやるくらいの気概はある』

「ふ、ざける、な!」


 冗談じゃない! ルアは怒鳴った。
 気を失っている間に勝手に服を剥かれ、思うがままに体を貪られている現状にすら腹立たしいというのに。
 くそっ、くそっ。悪態が口をついて出る。せめて体に力が入れば。その汚らしい舌や逸物など、とうに斬り捨てているというのに。


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