冒険者達に淫愛あれ

シュンコウ

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キオン編

後悔は前にあらず、 三

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 力が入りすぎてきつい中。指を動かすのは一苦労だが、だからといってめげるつもりは微塵もない。きついのはエッチに慣れていない証拠。キオン君は処女だから、俺の指で乱れてもおかしくはない。
 くにくにと襞を押し返し、時折指を爪先近くまで抜いては差しこみながら、キオン君の弱点を探す。この辺にあると思うのだが……。


「ひぅんっ!?」


 ぷっくりとした部分を爪で引っかいた瞬間、キオン君の体が不自然に跳ね上がった。見つけた。ここがキオン君の淫乱スイッチか。


「あっ、やっ! やめっそこばっか、りは! ぁう、ぃやあっ! やっやっおかひく、なるぅっ」


 解れてきた分指を増やし、しこりを重点的に攻めた。ぷりぷりこりこりとした手触りが楽しい。キオン君もここを気に入ったようで、おちんちんからぴゅっぴゅと精液が溢れ出ている。
 キオン君の顔を見れば頬や耳が真っ赤で、唇の端から大量に唾液をこぼれさせていた。喘ぐのに必死で、次々と湧いてくるそれを飲みこむ余裕はないらしい。
 せっかくだからと空いている方の手で玩具を掴み、たっぷりと唾液をなすりつけてまとわせた。この玩具はちんこみたいな形をしている、大人の玩具の中で一番人気が高い一品だ。
 大きさは俺よりも一回り小さめ。指三本くらいの太さ。指で慣らすには長さ的に足りない所もあるので、これでしっかり奥まで解す。
 指を入口近くまで抜き、くぱ、と左右に孔を広げた。塗りこめた精液が、赤い粘膜の壁の間でねちょりと糸を引いている。エロい。
 早く、と急かすように中がはくはくとうごめいている。今、玩具をしゃぶらせてあげるからね。


「ぁ、……っ?」


 ぴとりと孔に玩具の先端をあてがうと、キオン君の喘ぎ声が止まった。


「ぇ……、ま……っ」


 ズル……。ゆっくりと玩具を差しこむ。先端からじわじわと取り入れる様子は圧巻だ。


「ぁ、あ、いや、やあっ、入れ、ないでっ! おちんちん、やらあっ!」


 うん? 玩具をちんこと勘違いしたのか? かわいいなぁ、ちんこと玩具じゃ全然違うっていうのに。
 根元まで入れた玩具をゆっくりと抜く。先端が見えかけたら、また押し入れる。二、三度繰り返すと途端に滑りが悪くなった。キオン君の中はとても熱かったから、唾液ではすぐに蒸発してしまうようだ。
 俺はベルトを緩めてパンツを脱いだ。ぼろんと勢いよく飛び出るちんこ。キオン君の痴態に、戦闘態勢はバッチリだ。
 抜いた玩具にちんこの先をすりすりと擦りつける。先走りが玩具を濡らしていい潤滑剤となった。
 ぬめりを得た玩具はまたつるんとキオン君の中に呑みこまれる。はぁ、はぁ。息が上がった。
 さっきまでとは違い、俺の我慢汁がついた玩具がキオン君の中に入っている。徐々に俺の物を受け入れる作りに変わりつつあるお腹の中で、俺の分泌液が取りこまれたのだ。
 我慢汁でも妊娠は可能だと噂で聞いた事がある。それが本当なら、今、キオン君の中には、玩具を介して俺の赤ちゃんの素が送りこまれて泳ごうとしているのだ。
 そんな想像をするだけでもう限界だった。数回出し入れしただけの玩具でぐりっと輪を描き、引き抜く。これだけ広げたんだから、もう挿入るよな?
 お待たせ、キオン君。やっと、やっと君が望んだ俺のちんこを君の中に挿れる事が出来るよ。ちんこを奥の奥まで呑みこませて、精子をびゅーってたっぷりかけて。俺の子を孕むの、楽しみだろう?
 先走りでびしょびしょに濡れたペニスを孔にあてがった。さぁ、キオン君、いくよ……。


「ひっ、やらぁ……! たす……け、ヒ……、スさ……」


…………は?
 その瞬間、キオン君が知らない名前を口にした。深く繋がり合う時間の始まりを挫かれて、怒りが俺の心を支配する。
 誰だ、そいつは。キオン君が好きなのは、俺だろう? 俺以外の奴の名前を口にしていいと思っているのか?
 ハジメテは優しく甘やかしてやろうと思っていたのに、その気が失せた。どこの誰かもわからない男を呼ぶ淫売には、キツ~イお仕置きをして誰のモノかわからせてあげないと、なぁ?
 キオン君の腰を鷲掴み、ちんこを挿入しようと力を入れた。──つもり、だった。


「やっと助けを呼んだね、キオン君。……遅すぎるけど」


 背後から放たれた第三者の声。いつの間に。いや、それより、どうやってこの場所を知った?
 不穏な気配の正体を知るべく振り返る。……前に、俺の首に冷たさと熱さの両極端な感覚が走った。
 それが魔物の肉さえ骨ごとたやすく断つ刃の一閃であると、身を伏せたわけでもないのに勝手に床に迫っていく赤い視界の中で知った。


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