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5話

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先生「よーし、今日はー中間テストに具えて単元復習テストをやるぞー」

僕は、このことを予め先生に聞いていたからきちんと勉強をしてきた。

よし、がんばろう。問題を見て一つ一つ真面目に解いていった。出来栄えはいつも通りでまあ、ひどい点数ではないだろう。そう思っていた。

その今日というのは金曜で、月曜に返却される。

でも、僕は日曜には毎週先生の家へと行くのだ。
だから、そのついでとして結果を教えてもらおう。そう思ってた。

土曜日には、朝の9時00から来るか?とメールが送られてきたのだ。

僕は、そのメールに対し行く!!と返信をしたのだ。

すると、楽しみに待ってるね。と送られてきて
僕は、たったこんなささいなことでもドキドキしたり嬉しくなったりする。

学校ではさすがに抱きついたりできないからこうして日曜で補充している。

先生の身体は暖かく温もりがすごく感じられる。
座ってた僕を後ろから包み込むように抱き寄せてくる。
そんな先生にいつまで経っても慣れていないのだ。 先生はそのまま僕にキスをして、大好き。そう耳元で囁く。僕はこの声に弱くてもうそうされたあとは嫌でもYESと答えてしまうのだ。

先生は、一言で言ってカッコイイ。この言葉が先生には似合う。

髪をセットしず前髪を下ろしている先生も魅力的で僕はどっちの先生も好きだけどやっぱり普段より恋人として過ごす日曜の先生の方が好きなんだ。

この、髪型もこの甘え癖もこの声も全て僕しか知らないと思うとものすごく新鮮で自信がつくんだ。

先生「お腹空いたか?なんか作るよ。」

僕「お腹すいたぁ。おねがい裕翔さん」

先生「よく出来ました。 ん。りょうかい今から作るからね」

僕「ありがとう~」

20分後くらいに料理ができたのだ。昼だからガツガツは行かず、シンプルにそぼろご飯。
具にはシャケフレーク、玉子、お肉の3種類。
ご飯はそこからよそってと、炊飯器を机の上に置いた裕翔さん。

裕翔 僕「いただきます。」と挨拶して食べ始めたのだ。

僕は、あまり裕翔さんが料理をしない人だと思ってたから、予想以上のおいしさにビックリをした。

僕「おいしいよ!」

そう言うと

先生「それはよかった。」と優しく微笑み僕の頭を撫でてくれたのだ。

これが、ものすごく心地がよく安心する。

大好きな先生。あの日勇気出して告白してよかったなぁと改めて感じた。
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