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6話

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お昼ご飯が食べ終わり、一緒に洗い物の手伝いをした。

そう言えば。と思い先生に金曜日にやった単元テストの結果を聞いた。

僕「裕翔さん、金曜にやった単元テストの結果ってどんな感じだった?」

先生「うーん。葵にしたらいつもより低い点数だったけどまあそれほど悪くなかったよーなきがした。ちょっと待ってね見てくる。」

僕「わかった。」
あれ?あれほど勉強したのに点数が低い?と心の中で少し不安になった

先生「うんとなー。葵は76点かな。どーしたんだ?今までは90点台キープしていたのに急に下がったりして。もしかして授業中俺の事でも考えて集中していなかったのか?」

なんて、先生は笑いながら言ってきた。

僕は「76点!?おかしいね。僕いつもよりたくさん勉強したんだけどな。まあ決して悪い点数ではないからいいよね。 」
「そりゃ、学校の中じゃ抑えなきゃいけないんだから、せっかく会える授業くらい裕翔さんのこと見とれてたっていいじゃん。」

そう僕は心を読まれたことと恥ずかしさで先生から目線をぷいっとそらした。

先生「そうなのか~。俺に見とれて集中できてないんだ。」

そう、何か企んでいるような口調で先生はそう言った。

僕「なに?こわいよ」

先生「授業中、俺に見とれてテストの点数落とされたら困るからなぁ。どうしよっか」

先生は、僕の肩に顎をのせながらニヤッと笑っている。

嫌な予感しかしない僕は少し不安になってきた。
でも、次に先生が言った言葉はとても嬉しいことだった。

先生「じゃあ、これからお昼休憩の30分は、空き教室に来い。俺はそこでご飯を食べているからな。たった30分だけやけどじゅうぶんに一緒に過ごせるだろう?」

そう言い、そーいえば僕はお昼の時間1人で弁当を食べて本読んだり勉強してたな。そう思い、先生の言うことに賛成した。

先生「空き教室は基本は誰も入ってこないし通らないところにあるから、くっつくことも出来るぞ。でも、その代わり授業はちゃんと集中してやるんだぞ?今年は受験生だし、もうすぐ中間テストもあるからな。」

僕「は~い。」 

先生の部屋で、一緒にゲームをして遊んだ。
いつの間にか寝てしまった僕は目が覚めると、先生のダブルベッドの上にいた。その横で僕をギュッと抱きしめている先生も寝てる。普段、僕からはしないけどその先生のほっぺたにチュッと口付けをしてまた眠りについた。

次気づいた頃には、隣に先生がいなかった。

何時だろ?そうスマホを見ると19時だった。

ベッドから起き上がり帰る支度をした。

おきたのに気づいた先生は「夕飯できてるよ。」ほら食ってけ。

そう言い机に並べた。

先生の美味しい料理を堪能した僕は急いで家へと帰った。

こうして、楽しい日曜日は終わったのだ。
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