8 / 26
8話
しおりを挟む
それからは、ずっと避けてきた。
先生からいくつもメールが届いたり、電話が掛かってきても無視してた。
今回に関しては全部僕が悪い。だって本当のことを聞くことを恐れているから。もしかしたら何もないかもしれんない。でも僕は仮に、先生があの人と付き合うようになったらやっていけない。だって先生だけ・・・先生だけが僕のずっと味方で居てくれた。1度は誰のことも信じない、1人で生きてく。そう思ってたけど先生のおかげで少し身の回りが変わった気がした。勇気をくれた。
そんな先生にもし裏切られたら・・・そう考えるとどうしても聞く勇気がない。
でも、このままずっと避け続けるのも嫌だ。例え僕を捨てて、あの人を選んでも仕方ない。
だって僕は男。あの人は女。そりゃ先生だって女が好きだろうし。その時はその事実を受け止めて、祝福するしか僕にはできない。
先生のことをずっと考えていたら、涙が出てきた。僕のスマホに思い出として残してる日曜の出来事。先生とのツーショット写真を何度も見返して、仕舞いには先生の「大好き」「葵」、って呼ぶ声や、ずっと僕のことを抱きしめていること、美味しい料理を食べさせてくれること、たまに甘えてくること。そんな全ての事が頭をよぎりひたすら泣くことしか出来なかった。
僕はいじめられたことによって少しは気が強くなった気がしてた。でも先生のことになるとやっぱりマイナスなことしか頭に浮かばない。答えに繋がらない。
でも、このまま嫌な空気になりたくない。よし明日思いきって先生に聞こう。その時はその時に考えればいい。泣きながらもスッキリした。
~その頃の先生~先生視点
最近、葵の様子がおかしい。あんなにお昼休憩を楽しみにしていた葵はここ2日どちらも来てない。 授業中だって全然目を合してくれないし、すれ違っても下向いて通り過ぎてく、メール、電話はガン無視。
急にどうしたんだろう?何故俺を避ける。どうしてメールも返してくれない。そんな苛立ちな気持ちでたくさんだ。
俺は、葵を誰よりも大切にしているつもりだ。
多少、甘やかすところはあるが勉強はきちんと教えてくる、ご飯も作ってるし、好きって気持ちを行動で表している。
なのに、どうして?なんで?そう複雑な気持ちのまま、日が過ぎるのもやだな。よし明日学校で必ず理由を聞こう。 何故避けるのか。そして俺は葵に振られる覚悟で決意をしたのだ。
先生からいくつもメールが届いたり、電話が掛かってきても無視してた。
今回に関しては全部僕が悪い。だって本当のことを聞くことを恐れているから。もしかしたら何もないかもしれんない。でも僕は仮に、先生があの人と付き合うようになったらやっていけない。だって先生だけ・・・先生だけが僕のずっと味方で居てくれた。1度は誰のことも信じない、1人で生きてく。そう思ってたけど先生のおかげで少し身の回りが変わった気がした。勇気をくれた。
そんな先生にもし裏切られたら・・・そう考えるとどうしても聞く勇気がない。
でも、このままずっと避け続けるのも嫌だ。例え僕を捨てて、あの人を選んでも仕方ない。
だって僕は男。あの人は女。そりゃ先生だって女が好きだろうし。その時はその事実を受け止めて、祝福するしか僕にはできない。
先生のことをずっと考えていたら、涙が出てきた。僕のスマホに思い出として残してる日曜の出来事。先生とのツーショット写真を何度も見返して、仕舞いには先生の「大好き」「葵」、って呼ぶ声や、ずっと僕のことを抱きしめていること、美味しい料理を食べさせてくれること、たまに甘えてくること。そんな全ての事が頭をよぎりひたすら泣くことしか出来なかった。
僕はいじめられたことによって少しは気が強くなった気がしてた。でも先生のことになるとやっぱりマイナスなことしか頭に浮かばない。答えに繋がらない。
でも、このまま嫌な空気になりたくない。よし明日思いきって先生に聞こう。その時はその時に考えればいい。泣きながらもスッキリした。
~その頃の先生~先生視点
最近、葵の様子がおかしい。あんなにお昼休憩を楽しみにしていた葵はここ2日どちらも来てない。 授業中だって全然目を合してくれないし、すれ違っても下向いて通り過ぎてく、メール、電話はガン無視。
急にどうしたんだろう?何故俺を避ける。どうしてメールも返してくれない。そんな苛立ちな気持ちでたくさんだ。
俺は、葵を誰よりも大切にしているつもりだ。
多少、甘やかすところはあるが勉強はきちんと教えてくる、ご飯も作ってるし、好きって気持ちを行動で表している。
なのに、どうして?なんで?そう複雑な気持ちのまま、日が過ぎるのもやだな。よし明日学校で必ず理由を聞こう。 何故避けるのか。そして俺は葵に振られる覚悟で決意をしたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
龍の無垢、狼の執心~跡取り美少年は侠客の愛を知らない〜
中岡 始
BL
「辰巳会の次期跡取りは、俺の息子――辰巳悠真や」
大阪を拠点とする巨大極道組織・辰巳会。その跡取りとして名を告げられたのは、一見するとただの天然ボンボンにしか見えない、超絶美貌の若き御曹司だった。
しかも、現役大学生である。
「え、あの子で大丈夫なんか……?」
幹部たちの不安をよそに、悠真は「ふわふわ天然」な言動を繰り返しながらも、確実に辰巳会を掌握していく。
――誰もが気づかないうちに。
専属護衛として選ばれたのは、寡黙な武闘派No.1・久我陣。
「命に代えても、お守りします」
そう誓った陣だったが、悠真の"ただの跡取り"とは思えない鋭さに次第に気づき始める。
そして辰巳会の跡目争いが激化する中、敵対組織・六波羅会が悠真の命を狙い、抗争の火種が燻り始める――
「僕、舐められるの得意やねん」
敵の思惑をすべて見透かし、逆に追い詰める悠真の冷徹な手腕。
その圧倒的な"跡取り"としての覚醒を、誰よりも近くで見届けた陣は、次第に自分の心が揺れ動くのを感じていた。
それは忠誠か、それとも――
そして、悠真自身もまた「陣の存在が自分にとって何なのか」を考え始める。
「僕、陣さんおらんと困る。それって、好きってことちゃう?」
最強の天然跡取り × 一途な忠誠心を貫く武闘派護衛。
極道の世界で交差する、戦いと策謀、そして"特別"な感情。
これは、跡取りが"覚醒"し、そして"恋を知る"物語。
人気アイドルグループのリーダーは、気苦労が絶えない
タタミ
BL
大人気5人組アイドルグループ・JETのリーダーである矢代頼は、気苦労が絶えない。
対メンバー、対事務所、対仕事の全てにおいて潤滑剤役を果たす日々を送る最中、矢代は人気2トップの御厨と立花が『仲が良い』では片付けられない距離感になっていることが気にかかり──
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる