ゲイ向け風俗落ちを回避したΩ、異世界転移して妖怪αの番に指名されてしまいました

鶴機 亀輔

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発情期2※

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 慎重に解かれ、両肩の肩紐を二の腕のところまでずらされる。

「この身体はおまえのもんであり、オレのもんでもあるって、自覚してもらわねえとな」

 シャワーのお湯が流れる床にベビードールが落ち、上半身を隠すものがなくなると、唇をついばまれた。

 砂糖菓子のように甘い口づけを受け、彼の首へ手を回す。

 角度を変えて唇をはまれているうちに息が持たず、口を開いた。

 肉厚で温かい天さん舌が触れる。驚いて舌を奥へ縮こまらせる前に絡めとられ、丁寧にめられた。

 全身がゾクゾクして、紐パンの中が窮屈になり、後孔がれた。

 くぐもった声が漏れて力が抜けていく。

 唇が解放され、酸素を求めて胸を上下させていたら――「なあ、これも店のやつにやられたのか? それともヤクザ?」

 噛み跡の残る赤くれた突起を指先で軽く弾かれた。

「お店の人です。歯を立てられた後に洗濯バサミを……」

 話しているうちに、研修の内容がありありとよみがえり、歯がガチガチ鳴る。

 プラチナ色の頭を乱暴にいた天さんが「すまねえ、嫌なことを思い出させたな」とバツの悪い顔をした。「おまえが他の男に触られて焼いてる。マジでガキだな」

「……いえ、大丈夫です。もし天さんの服に口紅やファンデーションがついていたり、ほかのオメガのフェロモンやキスマークがついていたら、同じような態度をとったと思います。でも、よかった」

「何が?」

「天さんが初めての人で。あなた以外のアルファに処女を奪われて何人もの男に抱かれたり、うなじを噛まれずに済みました」

 すると彼は頬を赤らめ、唇をとがらせながらシャワーヘッドを手にした。

「バカ言ってんじゃねえよ」

 ぶっきらぼうな口調で悪態をつき、温かいお湯を肩にかけられる。

 天さんは拾ってきた子猫や子犬を相手するみたいに、僕の全身を手速く洗った。

 これで終わり?

 くすぶる身体を持て余していると、突然彼が身をかがめ、ふわふわした頭が胸元に来る。

「……ひあっ!」

 乳首を舐められ、裏返った声が出る。

 左の乳首を軽く何度も吸われ、右の乳首はいたわるように指の腹で転がされる。

 目の前にある手触りのいい髪をで、彼のピクピク動く耳に指をわせたら、尻尾がピンと立った。

「次、こっちな」

 低くかすれた声がすると今度は右の乳首を口に含まれ、左のえきがついた乳首を指先で摘まれ、撫でられる。

 背を反らしながら息を吐き、うちまたを擦り合わせた。

「下着のとこから顔出してんぞ」

 楽し気な様子で喉をくつくつ鳴らす。

 羞恥しゅうちを感じて、切っ先から透明な先走り液が、こぼれ落ちる。

「だって……天さんが気持ちいいことをするから。我慢できなくて」

 オメガの男性器は小ぶりで、大人になっても子どものときと大して変わらない。だからといって女性用の面積が少ない下着を履かされれば、はみ出しそうになる。

 ましてや発情状態で魂の番に触れられたら言わずもがなだ。

 紐を解かれ、彼の顔がさらに下がり、首をかしげる。

「……やだ、ああっ!?」

 固くなった自身を舐められ、重くなったこうがんをやわくまれる。

 マネージャーにやられたときは、ゲエゲエ吐くかと思った。

 心も、身体もどんどん冷たくなってよどんだ水の中に沈んでいく感覚がした。

 相手が天さんだと心臓が壊れそうなくらい大きな音を立て、全身を火で焼かれているみたいに熱くなる。

 オメガの子宮がアルファを受け入れるため、アナルを収縮させた。次から次へと出てくる粘り気のある液体がでんを伝い、滴《したた》り落ちていく。

 だけど、容姿の整った上級アルファ、それも運命の人に普段用を足している場所へ口づけられるのは、ひどく抵抗感があった。

「ダメです、やめて。汚いから!」

 頭を押しのけようとするが、天さんは僕の小さな性器を離さず、唇や舌、手のあいを続ける。

「やあ……! そこ……ん、あ……あっ、」

 彼のなれた手つきや舌遣いから過去の女性関係やオメガの男の影が見え隠れして、ドス黒い気持ちが顔を覗かせる。

「気持ちよくねえか?」

「そ、れは……あうっ! そうじゃ、なくてぇ……」

 腰がくねり、天を向いているものが震え、鈴口から大量の涙を流す。

 これ見よがしに天さんの赤い舌が押しつけられ、じれったいほどのスピードで我慢汁を舐め取られる。不規則に軽く吸われる度に腰が跳ねた。

 悲しくないのに両目から涙が出て、「律の泣き虫」と笑われる。

「んんぅ、ん……やあ! だって、」

「『だって』じゃねえ」

 とう全体や裏筋をじっくりねぶられ、体勢を保てなくなる。温かなお湯を背に感じながら、快感を逃すため、かぶりを振った。

 お腹の筋肉をけいれんさせ、足を大きく開いたまま、犬のマウンティングみたいに腰をヘコヘコさせる。

 ぶざまな姿をさらし、嫌われないかと怖くなる。

「やあ……! やめて……死んじゃう……よすぎて死んじゃうからぁ!」

 僕のペニス越しに天さんが満足気な顔をする。

「なら、よかった。おまえと会えない間、ネットや本でオメガの男をイかせるテクを勉強して、ケツに突っ込まねえのにディルドを買ってしゃぶったがあったわ」
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