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第一部:心の学び舎 - 人間と仲間
第四話:優しい嘘
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「で、結局、おしゃべりな郵便ポストの正体は、孤独なおじいさんのイタズラだった、と。……解散!」
カフェ・アルカナのテーブル席で、健太が大げさな身振りでそう宣言すると、
大輝はすかさず「最初からその可能性が98.7%だと言いました」と、温度のない声で付け加えた。
健太が「う、うるさい!」と顔を真っ赤にして反論し、いつものドタバタが再開される。
その光景を、雄斗は少しだけ穏やかな気持ちで眺めていた。
結局、あの後サークルで「おしゃべりな郵便ポスト」の謎を調査することが、半ば強制的に決定されたのだ。
健太は「見よ、我がサークルの科学力の結晶! 霊界通信機『黄泉がえり三号』だ!」と、どう見てもただの改造ポケットラジオにしか見えないガラクタを掲げ、
大輝は「そんなオカルト装置のノイズを拾わないように、最新の指向性マイクと周波数スペクトル分析アプリを用意しました」と、タブレット端末で対抗する。
雄斗は、そのどちらにもついていけず、ただただ遠い目をしていた。
一行が向かったのは、町の外れ、今はもう使われていない旧道沿いにぽつんと立つ、一本の錆びついた郵便ポストだった。
周囲には雑草が生い茂り、傾きかけたポストの赤い色は、夕暮れの光を浴びて、乾いた血のように不気味に浮かび上がっていた。
「ふむ、この怨念に満ちた気配……間違いない、ここは異界との接続点だ!」
健太が黄泉がえり三号をポストにかざし、意味不明な周波数にダイヤルを合わせている。
その横で、大輝はヘッドフォンを装着し、マイクをポストに向けて、眉間に皺を寄せていた。
「……特に異常な音波は観測されませんね。健太さんの心臓の音が高鳴っていること以外は」
「これは武者震いだ!」
二人がいつも通りの不毛な争いを繰り広げる中、ソラはただ、じっとその赤い鉄の箱を見つめていた。
そして、おもむろに二人を通り過ぎ、ポストの前まで歩いていく。
彼女は、その投函口に、ほんの少しだけ顔を近づけた。
そして、ごく自然に、そこに「誰か」がいるかのように、話しかけた。
「こんにちは」
その、あまりにもシンプルで、純粋なアプローチに、健太と大輝の動きが止まる。
シーン、と静まり返る空間。
聞こえるのは、風の音と、遠くで鳴くひぐらしの声だけ。
やはり、何も起こらないか。
雄斗がそう思った、その時だった。
『……あー……こ、こんにちは……』
くぐもった、そして、ひどく寂しさが滲み出ているような、老人の声が、ポストの中から微かに聞こえてきたのだ。
真相は、あまりにも切なく、そして、あまりにも人間的だった。
ポストの投函口の裏側には、小さなトランシーバーが、無骨なガムテープで貼り付けられていた。
犯人は、近くの集落にたった一人で暮らす、腰の曲がった老人だった。
都会に出ていった一人息子には、もう何年も会えていない。
唯一の楽しみは、小学生の孫と電話で話すことだった。
しかし、その孫も中学生になり、部活や友達付き合いが忙しくなって、次第に電話をくれる回数が減っていった。
寂しくて、寂しくて、たまらなかった。
誰でもいい、誰かと話がしたかった。
そんな「孤独」という名の、どうしようもない苦しみが、彼をこんな奇妙なイタズラへと駆り立てたのだ。
老人は、サークルのメンバーを、久しぶりに話ができた「若者」として、嬉しそうに家に招き入れ、冷たい麦茶までご馳走してくれた。
その屈託のない笑顔を見ていると、誰も彼を責める気にはなれなかった。
遠くから、こちらへ向かってくる車の音が聞こえるまでは。
だが、そんな穏やかな時間は、突然終わりを告げた。
「こんばんは。この辺りで不審な電波が観測されたとの通報がありましてね」
感情の乗らない事務的な声と共に現れたのは、制服に身を包んだ一人の警察官だった。
胸の名札には「須藤」と書かれている。
彼は、老人がトランシーバーを使っているのを見ると、厳しい口調で問い詰め始めた。
公共物への工作、電波法違反の可能性。
法律という、揺るぎない物差しが、老人のささやかな悪戯を、冷徹に裁こうとしていた。
俯き、警察官の言葉に小さく震える老人の姿を見た瞬間、雄斗の身体が、考えるより先に動いていた。
「すみません! それ、俺たちのサークルの実験なんです!」
突然の大声に、須藤は眉をひそめ、サークルのメンバーはあんぐりと口を開けて雄斗を凝視した。
「じ、実験? 君たち、一体……」
「はい! このポスト周辺の特殊な地場が、音声の反響に与える影響を調べてまして! このトランシーバーは、そのための発信機なんです!」
我ながら、むちゃくちゃな言い訳だ。
しかし、一度吐いた嘘は、もう取り消せない。
雄斗が冷や汗をだらだら流していると、その背中を、二つの頼もしい(?)声が支えた。
「そ、そうだ! このポストは、時空の歪みと共鳴しやすい、特殊な霊的エネルギーを帯びている! 俺の黄泉がえり三号が、それを証明している!」
健太が、胸を張ってガラクタを須藤の前に突き出す。
「……正確に言うと、この地域の地盤に含まれる微量な磁鉄鉱が、特定の周波数帯に干渉する可能性を検証していました。これが、そのデータです」
大輝が、タブレットに表示させた、それっぽい波形のグラフを須藤に見せつける。
ロマンとロジック。
普段は水と油の二人が、この瞬間、雄斗の「嘘」を真実に変えるため、完璧な、そして最高に支離滅裂な連携を見せたのだ。
須藤は、あまりにも突拍子もない、しかし妙な説得力を持つ若者たちの勢いに完全に気圧され、「……まあ、紛らわしいことはやめるように」とだけ言い残し、首を捻りながらパトカーへと戻っていった。
帰り道。
夕闇に染まる田舎道を、サークルのメンバーは、奇妙な達成感に包まれながら、黙って歩いていた。
その沈黙を破ったのは、ソラだった。
彼女は、隣を歩く雄斗の服の袖を、小さく引いた。
「雄斗」
「ん?」
「なぜ、事実ではないことを言ったのですか?」
その問いは、どこまでも純粋で、核心を突いていた。
「嘘は、正しくない。論理的では、ありません」
雄斗は、すぐには答えられなかった。
自分のしたことが、本当に正しかったのか。
彼自身にも、確信はなかったからだ。
彼はしばらく夜空を見上げてから、ぽつり、ぽつりと、言葉を探すように話し始めた。
「……そうだな。嘘は、基本的には、悪いことだ。でもな、ソラ」
雄斗は、ソラの目を見て、続けた。
「世の中には、時々……本当のことを言うより、ずっと大事なことがあるんだよ」
「大事なこと?」
「ああ。……『思いやり』、かな。本当のことを言って、あのおじいさんを警察に突き出して、心を傷つけるより……優しい嘘をついて、あのおじいさんの孤独な心を守ってあげる方が、俺は、ずっと大事なことだと思ったんだ」
『思いやり』
ソラは、その言葉を、心の中でゆっくりと反芻した。
論理や事実を超えた、何か。
誰かを守るための、不合理で、しかし、どうしようもなく温かい、人間の行動原理。
彼女の論理回路に、エラーのような温かい感情が流れ込む。
「真実」よりも優先されることがあるという、複雑で、美しく、そして少しだけ哀しい概念が、静かに、しかし深く、彼女の中に刻み込まれた。
それは、彼女が「人間」を理解するための、大きな、大きな一歩だった。
カフェ・アルカナのテーブル席で、健太が大げさな身振りでそう宣言すると、
大輝はすかさず「最初からその可能性が98.7%だと言いました」と、温度のない声で付け加えた。
健太が「う、うるさい!」と顔を真っ赤にして反論し、いつものドタバタが再開される。
その光景を、雄斗は少しだけ穏やかな気持ちで眺めていた。
結局、あの後サークルで「おしゃべりな郵便ポスト」の謎を調査することが、半ば強制的に決定されたのだ。
健太は「見よ、我がサークルの科学力の結晶! 霊界通信機『黄泉がえり三号』だ!」と、どう見てもただの改造ポケットラジオにしか見えないガラクタを掲げ、
大輝は「そんなオカルト装置のノイズを拾わないように、最新の指向性マイクと周波数スペクトル分析アプリを用意しました」と、タブレット端末で対抗する。
雄斗は、そのどちらにもついていけず、ただただ遠い目をしていた。
一行が向かったのは、町の外れ、今はもう使われていない旧道沿いにぽつんと立つ、一本の錆びついた郵便ポストだった。
周囲には雑草が生い茂り、傾きかけたポストの赤い色は、夕暮れの光を浴びて、乾いた血のように不気味に浮かび上がっていた。
「ふむ、この怨念に満ちた気配……間違いない、ここは異界との接続点だ!」
健太が黄泉がえり三号をポストにかざし、意味不明な周波数にダイヤルを合わせている。
その横で、大輝はヘッドフォンを装着し、マイクをポストに向けて、眉間に皺を寄せていた。
「……特に異常な音波は観測されませんね。健太さんの心臓の音が高鳴っていること以外は」
「これは武者震いだ!」
二人がいつも通りの不毛な争いを繰り広げる中、ソラはただ、じっとその赤い鉄の箱を見つめていた。
そして、おもむろに二人を通り過ぎ、ポストの前まで歩いていく。
彼女は、その投函口に、ほんの少しだけ顔を近づけた。
そして、ごく自然に、そこに「誰か」がいるかのように、話しかけた。
「こんにちは」
その、あまりにもシンプルで、純粋なアプローチに、健太と大輝の動きが止まる。
シーン、と静まり返る空間。
聞こえるのは、風の音と、遠くで鳴くひぐらしの声だけ。
やはり、何も起こらないか。
雄斗がそう思った、その時だった。
『……あー……こ、こんにちは……』
くぐもった、そして、ひどく寂しさが滲み出ているような、老人の声が、ポストの中から微かに聞こえてきたのだ。
真相は、あまりにも切なく、そして、あまりにも人間的だった。
ポストの投函口の裏側には、小さなトランシーバーが、無骨なガムテープで貼り付けられていた。
犯人は、近くの集落にたった一人で暮らす、腰の曲がった老人だった。
都会に出ていった一人息子には、もう何年も会えていない。
唯一の楽しみは、小学生の孫と電話で話すことだった。
しかし、その孫も中学生になり、部活や友達付き合いが忙しくなって、次第に電話をくれる回数が減っていった。
寂しくて、寂しくて、たまらなかった。
誰でもいい、誰かと話がしたかった。
そんな「孤独」という名の、どうしようもない苦しみが、彼をこんな奇妙なイタズラへと駆り立てたのだ。
老人は、サークルのメンバーを、久しぶりに話ができた「若者」として、嬉しそうに家に招き入れ、冷たい麦茶までご馳走してくれた。
その屈託のない笑顔を見ていると、誰も彼を責める気にはなれなかった。
遠くから、こちらへ向かってくる車の音が聞こえるまでは。
だが、そんな穏やかな時間は、突然終わりを告げた。
「こんばんは。この辺りで不審な電波が観測されたとの通報がありましてね」
感情の乗らない事務的な声と共に現れたのは、制服に身を包んだ一人の警察官だった。
胸の名札には「須藤」と書かれている。
彼は、老人がトランシーバーを使っているのを見ると、厳しい口調で問い詰め始めた。
公共物への工作、電波法違反の可能性。
法律という、揺るぎない物差しが、老人のささやかな悪戯を、冷徹に裁こうとしていた。
俯き、警察官の言葉に小さく震える老人の姿を見た瞬間、雄斗の身体が、考えるより先に動いていた。
「すみません! それ、俺たちのサークルの実験なんです!」
突然の大声に、須藤は眉をひそめ、サークルのメンバーはあんぐりと口を開けて雄斗を凝視した。
「じ、実験? 君たち、一体……」
「はい! このポスト周辺の特殊な地場が、音声の反響に与える影響を調べてまして! このトランシーバーは、そのための発信機なんです!」
我ながら、むちゃくちゃな言い訳だ。
しかし、一度吐いた嘘は、もう取り消せない。
雄斗が冷や汗をだらだら流していると、その背中を、二つの頼もしい(?)声が支えた。
「そ、そうだ! このポストは、時空の歪みと共鳴しやすい、特殊な霊的エネルギーを帯びている! 俺の黄泉がえり三号が、それを証明している!」
健太が、胸を張ってガラクタを須藤の前に突き出す。
「……正確に言うと、この地域の地盤に含まれる微量な磁鉄鉱が、特定の周波数帯に干渉する可能性を検証していました。これが、そのデータです」
大輝が、タブレットに表示させた、それっぽい波形のグラフを須藤に見せつける。
ロマンとロジック。
普段は水と油の二人が、この瞬間、雄斗の「嘘」を真実に変えるため、完璧な、そして最高に支離滅裂な連携を見せたのだ。
須藤は、あまりにも突拍子もない、しかし妙な説得力を持つ若者たちの勢いに完全に気圧され、「……まあ、紛らわしいことはやめるように」とだけ言い残し、首を捻りながらパトカーへと戻っていった。
帰り道。
夕闇に染まる田舎道を、サークルのメンバーは、奇妙な達成感に包まれながら、黙って歩いていた。
その沈黙を破ったのは、ソラだった。
彼女は、隣を歩く雄斗の服の袖を、小さく引いた。
「雄斗」
「ん?」
「なぜ、事実ではないことを言ったのですか?」
その問いは、どこまでも純粋で、核心を突いていた。
「嘘は、正しくない。論理的では、ありません」
雄斗は、すぐには答えられなかった。
自分のしたことが、本当に正しかったのか。
彼自身にも、確信はなかったからだ。
彼はしばらく夜空を見上げてから、ぽつり、ぽつりと、言葉を探すように話し始めた。
「……そうだな。嘘は、基本的には、悪いことだ。でもな、ソラ」
雄斗は、ソラの目を見て、続けた。
「世の中には、時々……本当のことを言うより、ずっと大事なことがあるんだよ」
「大事なこと?」
「ああ。……『思いやり』、かな。本当のことを言って、あのおじいさんを警察に突き出して、心を傷つけるより……優しい嘘をついて、あのおじいさんの孤独な心を守ってあげる方が、俺は、ずっと大事なことだと思ったんだ」
『思いやり』
ソラは、その言葉を、心の中でゆっくりと反芻した。
論理や事実を超えた、何か。
誰かを守るための、不合理で、しかし、どうしようもなく温かい、人間の行動原理。
彼女の論理回路に、エラーのような温かい感情が流れ込む。
「真実」よりも優先されることがあるという、複雑で、美しく、そして少しだけ哀しい概念が、静かに、しかし深く、彼女の中に刻み込まれた。
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