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本編
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水で手を濡らし、それぞれ薔薇とラベンダーの香りの石鹸を手に取り、軽く手にこすりつけると、香りを放ちながら、見る見るうちにと泡が立っていく。
マジックバッグからハンカチを2枚出し、二人へと手渡した。
「何だろう…。泡がたつせいかな。面白いね」
「え…、手がすべすべだわ…。それに心做しか、もちもちしたような…」
「喜んでもらえて何よりです。ミルクを粉末にする製法とかわかれば、顔用のミルクと蜂蜜入りを作りたかったのですが…。その辺りは普通に売っていたので、作り方に疎くて……」
「顔用もあるの…?」
「刺激は少ないので、前の世界では使ってました。お酢でシャンプーして、蜂蜜を溶かしてリンスにしたり…」
私がそう言うと、「「シャンプー? リンス? 聞き慣れない言葉……」」とポカンとされてしまった。
「あ…、髪用の石鹸みたいなの? 髪用とか体用とか顔用とか、種類が分かれていたから…」
「そうなのね…いつか作って欲しかったわ……」
興味はあるけど作った事はない。なので作り方は詳しくない。
「パソコンがあって、前の世界のことを調べられたら色んなもの作れちゃいそうなのに……。残念」
考え込んで、ため息をつく。二人がいるのにまんまと口に出してた私って懲りない……。
「スマホとかデジカメ欲しい…」
「え? スマホはさっき聞いた気がするけど、デジカメ……?」
「んー、例えば私が「チーズ」って言って合図を送って、ボタン押すとその瞬間を切り取るようなものでしょうか」
「え……、そしたらそれがあったらチャムちゃんの可愛い仕草を切り取れるの?」
「多分そのデータが壊れたり、自ら消したりしないなら消えないですね……」
「可愛いレイの瞬間をいっぱい切り取りたい…!」
「欲しいわ~…」
「私もレイ…スの写真いつでも見られるのは、嬉しいので欲しいなぁ」
何やら熱い視線を感じるのでそちらを向くとお母様とティーファさんが、生暖かい視線を私達に送っていた。
「あらあら~」
少し悪い顔をして、冷やかすように言うお母様。
「天気が良いせいか、熱いですね、奥様」
なんて言い放つティーファさん。
当のレイス様は何やら顔を真っ赤にして、口をパクパクしながら、「何なの…、この可愛い生き物は……」と、呟いていたのは聞こえてこなかった。
もし聞こえていたら、私は更なるパニックに陥ってたと思う。絶対。
完成した石鹸2種をアイテムバッグに入れて、残りのいくつかを手渡す。
「もし良かったら、ティーファさんも使ってみてください」
「ありがとうございます!」
嬉しそうにするティーファさんを見ながら、残りの石鹸をどうすべきか考えるのだった。
マジックバッグからハンカチを2枚出し、二人へと手渡した。
「何だろう…。泡がたつせいかな。面白いね」
「え…、手がすべすべだわ…。それに心做しか、もちもちしたような…」
「喜んでもらえて何よりです。ミルクを粉末にする製法とかわかれば、顔用のミルクと蜂蜜入りを作りたかったのですが…。その辺りは普通に売っていたので、作り方に疎くて……」
「顔用もあるの…?」
「刺激は少ないので、前の世界では使ってました。お酢でシャンプーして、蜂蜜を溶かしてリンスにしたり…」
私がそう言うと、「「シャンプー? リンス? 聞き慣れない言葉……」」とポカンとされてしまった。
「あ…、髪用の石鹸みたいなの? 髪用とか体用とか顔用とか、種類が分かれていたから…」
「そうなのね…いつか作って欲しかったわ……」
興味はあるけど作った事はない。なので作り方は詳しくない。
「パソコンがあって、前の世界のことを調べられたら色んなもの作れちゃいそうなのに……。残念」
考え込んで、ため息をつく。二人がいるのにまんまと口に出してた私って懲りない……。
「スマホとかデジカメ欲しい…」
「え? スマホはさっき聞いた気がするけど、デジカメ……?」
「んー、例えば私が「チーズ」って言って合図を送って、ボタン押すとその瞬間を切り取るようなものでしょうか」
「え……、そしたらそれがあったらチャムちゃんの可愛い仕草を切り取れるの?」
「多分そのデータが壊れたり、自ら消したりしないなら消えないですね……」
「可愛いレイの瞬間をいっぱい切り取りたい…!」
「欲しいわ~…」
「私もレイ…スの写真いつでも見られるのは、嬉しいので欲しいなぁ」
何やら熱い視線を感じるのでそちらを向くとお母様とティーファさんが、生暖かい視線を私達に送っていた。
「あらあら~」
少し悪い顔をして、冷やかすように言うお母様。
「天気が良いせいか、熱いですね、奥様」
なんて言い放つティーファさん。
当のレイス様は何やら顔を真っ赤にして、口をパクパクしながら、「何なの…、この可愛い生き物は……」と、呟いていたのは聞こえてこなかった。
もし聞こえていたら、私は更なるパニックに陥ってたと思う。絶対。
完成した石鹸2種をアイテムバッグに入れて、残りのいくつかを手渡す。
「もし良かったら、ティーファさんも使ってみてください」
「ありがとうございます!」
嬉しそうにするティーファさんを見ながら、残りの石鹸をどうすべきか考えるのだった。
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