Rotstufen!!─何もしなくても異世界魔王になれて、勇者に討伐されかけたので日本に帰ってきました─

甘都生てうる@なにまお!!

文字の大きさ
98 / 173
第4章 (元)魔王と勇者の憩場に

21話5Part 三界等立②

しおりを挟む
「......私は、大天使聖サリエルです。アズラエルさんとラファエルさんの下について、死を司る天使、天界の司令官として働いています」


 そしてその後、数秒の間をおいて天使......こと天仕サリエルは答えた。ほわほわした感じがなく、どこか凛とした瞳で聖火崎の方を真っ直ぐ見据えている。


「ふーん......でもやっぱり、あなたの名前は大天使一覧表本に載ってないわよ」

「ふ、ふええ~......」


 しかしそれも束の間、聖火崎のどこか適当に流している感じのある言葉と、その後に続いてきた"大天使一覧表本に大天使である自分の名前が載っていない"という事実に、再びゆるゆるとしたほわほわガールに戻ってしまった。


「あー、サリエルか......ねえ、サリエルって、僕の記憶が正しければ死者の魂を狩ったり、堕天の審判してたりするんだよね?」

「はい。ですが......魂を狩るというよりかは、アズラエルさんの元に届けるのが仕事です~。どうしてもこの世に未練があって体や物から離れない、そんな魂が居た時には鎌で斬り取ったりはしますが......物騒なイメージを持たれるのは、私としてはなんとも遺憾です~」
  

 聖火崎の後ろで話を聞いていた瑠凪の質問に、理沙はすらすらと答える。ペンが走る音が響く室内は、夜になり輝きだした、月のような星の光にふわりと照らされている。


「でもまあ、物騒ちゃ物騒だし......」

「そうよねー、大鎌振るって死者の魂バッサバサってる奴なんて、天使とは思えないわよねー......」

「な、ひ、酷いです~!」

「「え、でも本当のことなんでしょ......?」」

「それはそうですけど~!!」


 天仕が答えてから数秒後に、突如始まった堕天使と勇者による"大天使いじり"。瑠凪と聖火崎の言葉に、天仕は唇とアホ毛をわなわなと震えさせ、目にはいつ決壊してもおかしくないぐらいには涙を溜めている。


「ま、マモンさんもなんとか言ってくださいよ~!この2人、今から何言っても無駄ってくらいには弄れてます~!」


 そしてマモンに、頬に一筋涙を流しながら助けを求めるも、


「いや、正直に言うと吾輩も、汝の役職説明を聞いて13日の金曜日しか出てこなかった」


 と、仮面をつけた、ベッドごと人をし折るチェーンソー男呼ばわりされてしまった。


「み、みなさん酷いです~!」

「......ふむ、もしかして、その"死者の魂を狩る"という物騒なイメージを持たれやすい役職柄、"大天使"より"堕天使"として扱われることが多かったんじゃないのかい?」

「ベルフェゴールさん~......!そうです、そうなんです。恐らく堕天使として近年まで扱われていたせいで、一覧表本にも載ってないんだと思います~」


 や、やっと理解者が現れた......!と顔を上げてあからさまに喜ぶ天仕に若干の慈悲と引きの視線を向けつつも、的李は矢継ぎ早にこう答えた。


「まあそういう勘違いは世の中に結構溢れているものなのだよ。この間も、ニュースで冤罪で起訴された人が無罪を勝ち取って、家族と肩を抱き合って涙する光景を見たばかりだし。だからあまり気にすることはないのだよ」

「はい......!そ、そうですよね!それに私、堕天使扱いされることよりも心外なことがあるんですよ~!」


 急に頬を膨らませて怒りだした天仕の様子は、ぷんすか、ぷりぷり、という表現が妙にしっくりくる。ほわほわしている彼女の事だ、恐らく本気で怒ってもそう感じられるのだろう......と、一同は大天使の事を少しだけ憐れに思った。


「私、ウリエルさんと同一視されるのが嫌で嫌でたまらなくって~!!」

「ぶふっ」


 天仕のカミングアウトに、瑠凪は飲んでいたコーヒーを思い切り吹き出した。


「え、あいつそんなに嫌われてんの!?ww」

「え、だって普通に嫌じゃないですか~!!」

「あっはははははwww」


 本心から嫌なのか、イヤイヤと首を横に振る天仕。その様子を見て、瑠凪は腹を抱えて笑っている。


「ま、まあとにかく!!ジャンヌさんが私から天界の話を聞きたいなら、お話します~!皆さんの前で、全てを包み隠さず話して差し上げます~!!」


 天仕は流石に笑いすぎだと軽く諌める意味も込めて声を上げた。それと同時に、情報開示を行うと堂々公言した。


「あら、随分と神に対する忠誠心が薄いのね?」

「っ......ええ、まあ......」


 聖火崎からの意地悪ながら当然気になる部分に対する問いかけに、天仕はきまりが悪そうに目を逸らした。数秒もごもごと1人何かを呟いた後、ぼそっとこう答えた。


「......今の天界は、昔の天界よりもますます堅く、界全体が1つの"軍隊"として完成しようとしています。それ自体は別に悪いことではないのですが~......」

「......?」


 分からない、といったふうに小首を傾げている聖火崎の方を、天仕はどぎまぎしながらも見やる。


「......ただ、他界を飲み込むのはどうかと思います~。私自身、唯一神様のことは信頼も、尊敬もしています~。もちろん従うべき相手だということも、弁えています。でも、最近のあの人は、どうもやっていいことといけないことの区別が着いていないように私には思えてしまって~......なので、お灸を据える意味も込めて、私の独断と偏見であなた方に話しても大丈夫なことを決めて、その部分をきちんとお話します~」

「......自分の信念を貫くところは、僕的には良いと思うよ」

「昔、あなたに言われたこと、忘れてないですから~」


 天仕はゆっくり息を吸って、吐いた。


「......聖人も、長く生きればいつか必ず悪い方に傾く。その"悪い方に傾く"時期が、ちょうど今だったみたいです~。天界の未来の、軌道修正する為に話すんですよ~!」

「......そう、分かったわ」


 天仕からの心境の告白に、聖火崎と瑠凪、そして周りで聞いている的李やマモンらも何も言わずに頷いた。


「......8000年前、人間界や魔界があるエールデで、世界大戦が起こったのはご存じですか~?」

「......いえ、初耳よ。ていうか、エールデって星に住んでたのね」

「はい。ここはエールデ、望桜さんが元々住んでいた星はアース......ですよね~?」

「えっ、ああ、うん。アースであってるぞ」


 天仕からいきなり話を振られて、カメラで撮影を行っていた望桜は、相槌をうちつつ少し崩れてしまった体制を整えた。


「天界についてお話するならば、約8000年......いえ、16000年は遡らなくてはなりません。でも、あまり話しすぎると私も立場と命が危ういので、エールデについて少し、お話しますね~」


 そう言って、天仕は約8000年前の、大戦についてをあらく話してくれた。

 ......ウィズオート皇国こと人間界大陸や魔界大陸のある星、エールデ。1つの大きな恒星の周りを公転しており、"モント"という衛星を持っている。そういった所は地球とかなり酷似した星と言える。

 だが、人間界大陸ウィズオート皇国の大気中は神気や一部は魔力、魔界大陸の大気中は濃い魔力が満たしている。そして、空は赤い雲が年中覆っており、晴れや雨、曇り等の天候によって日光の強さにそこまで差がない。昼夜も同様で、そこが大きな違いだ。

 そしてそうなった理由......天仕も当時のことは詳しく知らないそうだが、当時まだ熾天使であった瑠凪から、天仕のいた神殿に"地上界が大変な事になっている"と通達が来た事がきっかけで、天界の天使達は大戦が起こり、事を知ったという。

 ......天界の陸の端から覗き込んだら、遥か下にあり、普段はただ真っ黒にしか見えない地上界が、まるで大量の赤いペンキを流し込まれたかのように赤に染まってしまっていた。

 そして確認のために下級の天使を何人か送り込んだのだが、いずれも帰ってこなかった。そのことから、大気中を天使すら殺すほど有害な何かが充ちている、と考えた上層階級の天使達7大天使は、それを何らかの手段を使って無害化するか、自然に薄まるまで地上界に行くのは控えるように、と取り決めたのだった。

 そしてそれと同時に天界で処刑される予定だった、天空牢獄·ユーサイネジアに投獄されている囚人達に心拍数計測装置を付けさせて地上界に向けて落とすという手段を用いて、地上界を満たしている有害物質の濃さを定期的に測る事も開始した。

 地上界の地面からの高度を参考に、地上0mの所で亡くなれば有害物質が薄まっているということであり、逆に地上0mではない所で亡くなれば、まだ有害物質が大気中を満たしているということになる。

 その方法を用いて有害物質を測り続けているうちに、有害物質は自然によるものか人工的なのかは分からないが、薄まった。

 そこで、地上界に降りてみたのだ。調査団、と称して地上に降り立った天仕や天使達が見たものは、

 ......今まであった建物の跡形すら残っておらず、山や川は大きく抉れて形が変わってしまっていた。海は赤とも黄色とも取れる色で汚れ、"青"という色が星からごっそりと持っていかれてしまっていた。

 息を呑む事も、膝をガックリと落とすこともできなかった。ただただその場に立ち尽くした。様々な"朱"に染まってしまった地上界の地で。

 それから、再び繁栄した"人間"と、突如降って湧いたかのようにぶわーっと繁栄し始めた"悪魔"が、8000年間互いを敵とみなして度重なる戦を行っているのだ。

 そう語った天仕は、うろ覚えですけどね~、と後から付け足した。


「まあとにかく、先程話したような感じの出来事がおおよそ8000年前に起こったわけなんですよ~。あ、大事な話だからって、そこまで気を張らなくても大丈夫ですよ~」


 話が始まってから徐々にガチガチに堅くなり始めた一同に、優しく笑いかけながら声をかける天仕。そのかけ声を聞いて、執務室に居るメンバー内の一部がふうっと息を吐いた。


「とりあえず、私からお話できることはこれだけですね~」

「......ふう、」


 天仕もふっと息を着いた後、執務室奥の机の方から、歳若い少女の息を着く音も聞こえてきた。と同時に、尚も部屋に響き続けていたペンの走る音が、ピタリと止んだ。


「す、すみません、聖火崎さん。聖火崎が望桜さんや瑠凪さん達だけと一緒に聞きたかったお話に、き、急に私も参加したいってお願いしちゃって......」

「んーん、いいのよ帝亜羅ちゃん。私もできれば帝亜羅にも聞いておいて欲しかった話だったから」


 その歳若い少女は、聖火崎に軽く頭を下げながら筆記用具を片付けている。

 ......奈津生帝亜羅、日本の女子高生であり、異世界である"下界"や"天界"に興味を持つ、ちょっと変わり者な天然おっとりチキンガールである。

 そんな彼女は聖火崎からの返事を聞くなりほわほわとした笑みを浮かべ、何かの通知が入った自身のスマホを取り出し、起動した。


「......あ、沙流川さるがわさんからです。今から、ごーさん連れてそっち行くよ~って......」

「沙流川?」

「あー、そういえば、東京から帰ってきた後ぐらいからずっと見てなかったな。どっか行ってたのか?」


 帝亜羅の元に届いたメッセージの送り主·沙流川 太鳳さるがわ たお。ほぼ1ヶ月間は耳にしなかったその名前に、聖火崎と望桜は顔を見合わせて、2人仲良く頭上に疑問符を浮かべている。


「あ、あいつはちょっとした用事があって日本を離れていた所です。説明不足でしたね、すみません。にしても、もう終わったんでしょうか?」

「っぽいね。あと精霊族ヒンメルガイストどーのこーのって言ってたから、こっち下界の用事だよ」


 そしてそんな2人に、事情を知る或斗と瑠凪が声をかけた。


「ふーん......精霊ね......」

「......まあとにかく、話し合いはここで打ち切りじゃから、夕食でも摂るかの。天仕殿も、特に用事等がないならば着いて参れ」

「は、はあ~」


 瑠凪の言葉に何故か意味深に深く頷いている聖火崎を他所に、マモンが手を叩きながら皆を扉の方に誘導している。......気づけば時計の針は午後7時を指している。


「......あ、望桜殿」

「ん、何だ?」


 ぞろぞろと皆が廊下に出て行く中で、マモンが望桜を引き留めた。


晴瑠陽はるひ殿と雨弥うみ殿は数日うちで預かろう。テストをいくつか行って、問題なければそちらにゲートで送り届ける。多分大丈夫だと思うがな、一応だ。あとは......少し便利な機能、というか、奴らが元々持っておった機能を着けておこう」

「元々持ってた機能?」

「まあ、お楽しみというやつじゃ」

「んー。とりまさんきゅーな!」


 マモンからの諸連絡を聞いて、望桜は笑顔で軽く頭を下げて礼を言った後、出ていった各々に着いて部屋を後にした。


「それと、鐘音殿に1つー......あー、やっぱりいい。というか、聞こえてないな」


 ぼそり、と誰かに宛てて呟いた言葉は、赤風にいとも容易く流されていった。



                                                ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「へー!そんなことがあったんだ~!!あ、ご飯おかわり~!!」

「分かったなら良かった。ってか、食いすぎだっつーの!何杯目だよそれ!!」


 葵雲は動画を見終わったと同時に、お茶碗に残っていたご飯を一気に口にかき込んだ。

 そして再び白飯を求めるのだから、約1ヶ月程だけだが貧乏生活を送った望桜と的李は、葵雲の事を至極恨めしそうな目で見つめている。1度だけだがティッシュすら頬張った2人だからこそ、米の大切さが身に染みてわかっているのだ。


「まーまー、いいじゃんか!減るもんじゃないんだしっ!!」

「「減るわボケっ!!」」

「望桜達さ、静かにご飯食べられないわけ......?」

「右に同じ。あ、我厘あがりお茶取って」


 葵雲に近所迷惑を無視して大声でつっ込んだ望桜と的李に、我厘と鐘音はしらーっとした視線を向けた。


「はいどーぞ」

「「え、我厘いつ来たんだよっ!?(だいっ!?)」」

「今さっき」


 そしてまたも近所中に響き渡る大声を上げて驚いた2人に冷ややかな視線を向けながら、我厘は一纏めにした髪を心底鬱陶しそうに思いながら、残りの味噌汁を白飯と一緒に一気に仰いだ。



 ──────────────To Be Continued───────────────


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...