残念ハイスペ女子なんて 言うな

あたまんなか

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しらね。

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「おはようー」

「おはよー」

だいたいいつもこの場所で花凜ちゃんと一緒になる
とくに待ち合わせしてる訳じゃないけどきっと二人とも同じような朝のペースなんだろうな

「昨日は本条くんと会えた?」

花凜ちゃんが昨日のこと聞いてきた

「うん 会えたー 花凜ちゃんが行った後すこししたら本条くん出てきた」

「話し聞けた? ほら昨日言ってたやつ」

「うん まぁ少し てかさ、本条くんひどいんよ? 自分が帰る道のとこで話しの途中でも帰っちゃってさ…」

「ほんと? ひどいね ネオンちゃん待ってたのにね」

「でしょ? ほんとびっくりした ほら、調度そこの三叉路のとこ…」

って指をさしておどろいた
その先に本条くんがいたから…
向こうはこっちに気づいてないのか三叉路を学校の方へ曲がって行った もちろん一人で

「あれ 本条くんじゃ?」

花凜ちゃんもわたしの指した方を見て本条くんを見つけてたみたいだった

「だよね ちょっと追いつこっか」

わたしが小走りになると花凜ちゃんもついてきた

「おはよ!」

わたしは後ろから近づいて本条くんに少し大きめの声で挨拶をした

「え あ おはよ」

少しも驚いたそぶりも見せない本条くん…
リアクション薄っ!!!
反応悪いなーってかノリ悪いのか

「おはよう」花凜ちゃんもわたしに隠れて挨拶する

「おはよ」 とりあえず本条くんも挨拶は返すようだ

「昨日はありがとね ちょっと中途半端なっちゃったけど」

3人並んで歩きながらわたしは本条くんに話しかける

「え あぁ 別に中途半端じゃないだろ」

「あれ以上話すことなんかあった?」

え?なに?この態度?? わたしなんかした?
昨日もう少しフレンドリーに感じたんだけど

ー どんっ ー

「あ ごめん」

本条くんの反応に思わずその場で立ち止まってた
わたしが突然立ち止まったことで後ろについてた花凜ちゃんがわたしにぶつかってしまった

「わたしの方こそごめん! 花凜ちゃん大丈夫?」

身体の大きなわたしに華奢な花凜ちゃんがぶつかる方が心配だった

「どしたの?ネオンちゃん いこ?」

「う、うん」

本条くんの態度に少しイラっとしたけど そのまま彼の背中を見ながらわたしたちは学校まで歩いた

教室に入ってとりあえず今日の授業の準備をする

(もういいや あんなやつのこと考えんようにしよ)

わたしはいつも通り友だちたちと話す
キャッキャ言って話してるとやっぱJKだよなぁって我ながら感じたりしながら…チラッと本条くんの方を見る 窓の外ボーっと見てる 周りには誰もいない
いないってか寄せ付けない感じってのが妥当か

「どうした? ネオン? 急にだまって」

わたしがよそ見してるの気づいた友だちが話しかけてくる

「ん? なんでもないよ! それよか昨日見たネットのあれがさー・・・」

「えー!? マジ!? それ絶対みるっ!!」

「みてみて! 見て感想おせーて!!」

朝から盛り上がれる友だちとの会話 
楽しむってこういうことだろ
わたしはそう思いながら本条くんを見る
相変わらず窓の外見てる

『………しらね』

そう心の中で呟いてわたしは彼から視線を逸らした




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