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第2章
お屋敷の中庭には友人が生えてくる(後編)
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モチコはメイド館を出ると、掃除用具を持って本館の2階へと向かった。
2階への階段を上ったところで、いったん立ち止まる。
そこには、お屋敷の奥様と旦那様を描いた大きな肖像画が飾ってあった。
「いつ見ても、立派な肖像画だなあ」
グランシュタイン家は『土属性の魔法』によって、地位を築いた貴族だ。
政治的な仕事では旦那様が表に立っているが、奥様を領主として慕う市民も多い。
魔女である奥様は、優秀な土魔法の研究者としても知られていた。
土魔法は建設や土木工事をするのに使われる。
北の王都を守る巨大な城壁を築いたのも、グランシュタイン家だという。
魔法の属性は血によって遺伝するので、グランシュタイン家は代々この国の建設、土木業を取りまとめてきた。
その功績が認められ、今では伯爵家として揺るぎない地位を築いている。
モチコは肖像画の前を離れ、今日の担当場所である2階の廊下にやってきた。
モップや雑巾を使って、廊下の端から掃除をしていく。
モチコの午前中の担当は、だいたいどこかの掃除だった。
奥様や旦那様と直接関わる仕事は、ベテランのメイドが担当する。
広い屋敷なので、モチコは旦那様と奥様に直接お会いしたことも無かった。
来客者への対応も、美人でキラキラしたメイドさんが担当するので、地味なモチコには出番が無い。
とはいえ、掃除は嫌いではないので、モチコは楽しく働いていた。
廊下の床を磨き終わったので、次は窓をやろうと思い、廊下の窓を外に向かって開く。
窓から海風が入ってきて、かすかに潮の香りがした。
「あー、風が気持ちいいね」
窓の向こうには、遠くに小さく海が見える。
海から来た風が、モチコの前髪と、頭の上のヘッドドレスをぴこぴこと揺らして、いい感じだ。
ふと、その穏やかな風のなかに、話し声が混じっていることに気づく。
どうやら、庭を手入れしているメイド達の雑談が、風に乗ってきたらしい。
「ここ最近は、仕事が落ち着いていて助かるよねぇ」
「そうだね。今はお子さま2人とも、お屋敷に居ないもんねー」
「お兄様も妹様も、留学中なんだっけぇ?」
「そうそう、北の王都のほうに。貴族としての修行ってやつらしいよー」
「ほぇー。名のある貴族様ともなると大変だねぇ」
雑談の内容は、グランシュタイン家に2人いる、お子さまについての話だった。
モチコが働き始めたときには、2人ともすでにお屋敷にはいなかったので、会ったことは無い。
貴族の子供はある程度の年齢になると、後継ぎとしての勉強や交友関係を広げるために、外へ修行に出されることが多いそうだ。
有力な貴族の子供ともなれば、北の王都にいる偉い人の元で、しばらく丁稚奉公するのが一般的らしい。
そんな雑談を聞いているうちに窓も磨き終わったので、モチコは窓を閉めて掃除用具を片付けた。
午前中の仕事はこれで終わったので、一旦メイド館へ戻ることにする。
帰り道をショートカットしようと中庭を通って、紫陽花がたくさん植えてある茂みのあいだを歩く。
すると紫陽花の中から、突然声がした。
「うぇーぃ、モチコぉ!」
「うひょあ!?」
紫陽花の茂みからニョキリと生えてきた人間の頭に驚いて、モチコは変な声で叫んでしまった。
「モチコぉ、今日もモッチモチですねぇ。ほっぺ触っても、良き?」
突然生えてきたその人間は、金髪でピンク色の大きな瞳をした魔女だった。
肌は少し日に焼けたような色をしている。
「許可してないのに触っとるやんけ」
その魔女はモチコが返事をする前に、モチコのほっぺたを両手でぷにぷにと揉み始めたので、正当な抗議をする。
「ぃやぁー、この『ぷにみ』は人類の宝。ランラン氏にも共有すべき! 独占反対ぃ!」
「はいはい。っていうか、ここで何してんの?」
「んぁー? まぁ、広ぃ意味でぃぇば、ぉ仕事かな?」
「仕事してるようには見えん。サボりだろ」
「ランラン氏は、生まれてから一度もサボったことなんてなぃですょ?」
「うそじゃん」
この金髪の魔女ランランは、モチコの魔法学校時代における唯一の友人だ。
ひとことで言うと、変人。
明るくて、ノリも良くて、基本的にはいいやつなのだが、しょっちゅう奇行に走る。
魔法学校時代には、授業中に突然なにか叫んで立ち上がったと思ったら、空も飛べないのに走って窓から飛び出していき、2階から落ちて普通に大けがをしていた。
とにかくサボることに情熱を燃やしており、あの手この手で苦労してサボろうとする。勤勉なサボり手だ。
ランランはメイドとしてこの屋敷に勤めている訳ではなく、魔女として雇われている。
モチコが魔法学校の卒業後に就職先が決まらず路頭に迷っていた時に、ランランがこの職場にモチコを紹介してくれた。
それがモチコがここで働くきっかけだった。
ありがとうランラン氏。恩にきるぜ。
あまり長話をしているとモチコもサボっていると思われるので、タワーでの出来事などを手短に話して、ランランと別れた。
メイド館に帰り、お昼休みにお弁当を食べたあと、午後からは図書館へ向かう。
本館から少し離れたところに、そこそこ大きい建物が見えてきた。
ここが図書館だ。
「よいしょ……っと!」
モチコは重い鉄製の扉を、肩で押しながら中に入った。
図書館の中は、紙とカビのにおいが混じった、大量の古い本の香りで満ちている。
天井のすりガラスから若干の光は入っているが、本が日に焼けるのを防ぐためか、壁には窓がなく全体的に薄暗い。
モチコは入口近くにあった魔導ランプの明かりをつけた。
入口を入ってすぐのロビーは、本で囲まれている部屋だ。
四方の壁が天井近くまで本棚になっていて、部屋の中央には机や椅子がいくつか置いてある。
このロビーの他にも、本を読みながらお茶を飲むことができる『ティールーム』と、『魔窟』と呼ばれる巨大な書庫がある。
モチコの午後の仕事はいつもこの図書館の担当で、掃除と、本の管理が主なミッションだった。
今日はロビーの掃除をする日だ。
ひととおり掃除をして、午後の業務も終了した。
仕事が終わると、私服に着替え、魔導トロッコに乗って自宅へ帰る。
帰りのトロッコの窓から、夕日にきらきらと輝く海が見えた。
海の上には灯台も光っている。
夕日がタワーの後ろに沈んでいくのを見ながら、数日前のことを思い出した。
あの台風の日の帰り道、どうしても空を飛ぶ魔女を見たいと思った。
このトロッコを途中の駅で降りて、小走りで砂浜に向かったのだった。
なんだかつい先日のことなのに、もう懐かしい気もする。
明日はタワーへの初出勤だ。
ミライア先輩にもまた会えるな、と思いながら、モチコは海辺を走るトロッコに揺られていた。
2階への階段を上ったところで、いったん立ち止まる。
そこには、お屋敷の奥様と旦那様を描いた大きな肖像画が飾ってあった。
「いつ見ても、立派な肖像画だなあ」
グランシュタイン家は『土属性の魔法』によって、地位を築いた貴族だ。
政治的な仕事では旦那様が表に立っているが、奥様を領主として慕う市民も多い。
魔女である奥様は、優秀な土魔法の研究者としても知られていた。
土魔法は建設や土木工事をするのに使われる。
北の王都を守る巨大な城壁を築いたのも、グランシュタイン家だという。
魔法の属性は血によって遺伝するので、グランシュタイン家は代々この国の建設、土木業を取りまとめてきた。
その功績が認められ、今では伯爵家として揺るぎない地位を築いている。
モチコは肖像画の前を離れ、今日の担当場所である2階の廊下にやってきた。
モップや雑巾を使って、廊下の端から掃除をしていく。
モチコの午前中の担当は、だいたいどこかの掃除だった。
奥様や旦那様と直接関わる仕事は、ベテランのメイドが担当する。
広い屋敷なので、モチコは旦那様と奥様に直接お会いしたことも無かった。
来客者への対応も、美人でキラキラしたメイドさんが担当するので、地味なモチコには出番が無い。
とはいえ、掃除は嫌いではないので、モチコは楽しく働いていた。
廊下の床を磨き終わったので、次は窓をやろうと思い、廊下の窓を外に向かって開く。
窓から海風が入ってきて、かすかに潮の香りがした。
「あー、風が気持ちいいね」
窓の向こうには、遠くに小さく海が見える。
海から来た風が、モチコの前髪と、頭の上のヘッドドレスをぴこぴこと揺らして、いい感じだ。
ふと、その穏やかな風のなかに、話し声が混じっていることに気づく。
どうやら、庭を手入れしているメイド達の雑談が、風に乗ってきたらしい。
「ここ最近は、仕事が落ち着いていて助かるよねぇ」
「そうだね。今はお子さま2人とも、お屋敷に居ないもんねー」
「お兄様も妹様も、留学中なんだっけぇ?」
「そうそう、北の王都のほうに。貴族としての修行ってやつらしいよー」
「ほぇー。名のある貴族様ともなると大変だねぇ」
雑談の内容は、グランシュタイン家に2人いる、お子さまについての話だった。
モチコが働き始めたときには、2人ともすでにお屋敷にはいなかったので、会ったことは無い。
貴族の子供はある程度の年齢になると、後継ぎとしての勉強や交友関係を広げるために、外へ修行に出されることが多いそうだ。
有力な貴族の子供ともなれば、北の王都にいる偉い人の元で、しばらく丁稚奉公するのが一般的らしい。
そんな雑談を聞いているうちに窓も磨き終わったので、モチコは窓を閉めて掃除用具を片付けた。
午前中の仕事はこれで終わったので、一旦メイド館へ戻ることにする。
帰り道をショートカットしようと中庭を通って、紫陽花がたくさん植えてある茂みのあいだを歩く。
すると紫陽花の中から、突然声がした。
「うぇーぃ、モチコぉ!」
「うひょあ!?」
紫陽花の茂みからニョキリと生えてきた人間の頭に驚いて、モチコは変な声で叫んでしまった。
「モチコぉ、今日もモッチモチですねぇ。ほっぺ触っても、良き?」
突然生えてきたその人間は、金髪でピンク色の大きな瞳をした魔女だった。
肌は少し日に焼けたような色をしている。
「許可してないのに触っとるやんけ」
その魔女はモチコが返事をする前に、モチコのほっぺたを両手でぷにぷにと揉み始めたので、正当な抗議をする。
「ぃやぁー、この『ぷにみ』は人類の宝。ランラン氏にも共有すべき! 独占反対ぃ!」
「はいはい。っていうか、ここで何してんの?」
「んぁー? まぁ、広ぃ意味でぃぇば、ぉ仕事かな?」
「仕事してるようには見えん。サボりだろ」
「ランラン氏は、生まれてから一度もサボったことなんてなぃですょ?」
「うそじゃん」
この金髪の魔女ランランは、モチコの魔法学校時代における唯一の友人だ。
ひとことで言うと、変人。
明るくて、ノリも良くて、基本的にはいいやつなのだが、しょっちゅう奇行に走る。
魔法学校時代には、授業中に突然なにか叫んで立ち上がったと思ったら、空も飛べないのに走って窓から飛び出していき、2階から落ちて普通に大けがをしていた。
とにかくサボることに情熱を燃やしており、あの手この手で苦労してサボろうとする。勤勉なサボり手だ。
ランランはメイドとしてこの屋敷に勤めている訳ではなく、魔女として雇われている。
モチコが魔法学校の卒業後に就職先が決まらず路頭に迷っていた時に、ランランがこの職場にモチコを紹介してくれた。
それがモチコがここで働くきっかけだった。
ありがとうランラン氏。恩にきるぜ。
あまり長話をしているとモチコもサボっていると思われるので、タワーでの出来事などを手短に話して、ランランと別れた。
メイド館に帰り、お昼休みにお弁当を食べたあと、午後からは図書館へ向かう。
本館から少し離れたところに、そこそこ大きい建物が見えてきた。
ここが図書館だ。
「よいしょ……っと!」
モチコは重い鉄製の扉を、肩で押しながら中に入った。
図書館の中は、紙とカビのにおいが混じった、大量の古い本の香りで満ちている。
天井のすりガラスから若干の光は入っているが、本が日に焼けるのを防ぐためか、壁には窓がなく全体的に薄暗い。
モチコは入口近くにあった魔導ランプの明かりをつけた。
入口を入ってすぐのロビーは、本で囲まれている部屋だ。
四方の壁が天井近くまで本棚になっていて、部屋の中央には机や椅子がいくつか置いてある。
このロビーの他にも、本を読みながらお茶を飲むことができる『ティールーム』と、『魔窟』と呼ばれる巨大な書庫がある。
モチコの午後の仕事はいつもこの図書館の担当で、掃除と、本の管理が主なミッションだった。
今日はロビーの掃除をする日だ。
ひととおり掃除をして、午後の業務も終了した。
仕事が終わると、私服に着替え、魔導トロッコに乗って自宅へ帰る。
帰りのトロッコの窓から、夕日にきらきらと輝く海が見えた。
海の上には灯台も光っている。
夕日がタワーの後ろに沈んでいくのを見ながら、数日前のことを思い出した。
あの台風の日の帰り道、どうしても空を飛ぶ魔女を見たいと思った。
このトロッコを途中の駅で降りて、小走りで砂浜に向かったのだった。
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