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前世の記憶
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真鶸には、幼い頃から所謂前世の記憶というものがあった。
とはいっても"それ"は明確にあるという訳ではなく、ふっとした時に(あれ、そういえば~した事があったな)と思い出した事が、しかし幼い自身が経験したとはとても思えない思い出だったりするのだ。
自分がこの世界で経験した筈の無い記憶がある。
まだ幼い頃は、ただそれを思うままに話したりしてしまってよく周りに怪訝な反応をされたものだ。しかしそんな周りの反応見て、次第に自分にそういった記憶がある事は他の人間にとっては理解の出来ない事なのだと察し、記憶に関して口にするのは止めるようになった。
何となく真鶸の中にある記憶は本当に曖昧なもので、前世の自分の名前だとか両親の名前とかは思い出せなかった。けれど前世でも自分の性別は男だったこと、自分が特筆した何かを持っていた訳ではない普通の人間だったことは覚えている。
そんな曖昧にある記憶の中で、一つだけ強く印象に残っているものがあった。
それが、恐らく己が転生してしまったと思われるゲームに関する記憶だ。
自分が今生きている世界がかつて己がプレイしていたゲームの世界とまるまるそっくりであるということに気が付く前から、真鶸は記憶を通してゲームの内容をよく知っていた。己がそのゲームの中で誰を好きだったかも、なぜそのゲームを始めたのかまでしっかりと。
真鶸が転生したと思われるかのゲームは、かつて真鶸が生きていた世界で空前絶後の特大ブームを巻き起こした超新型ノベルゲームだった。
所謂BLゲームに分類されるソレは、しかしゲーム内のやり込み要素の多さ、バリエーションの豊富さから多くのオタク達を魅了した。
まず目を惹く要素の一つにバリエーションの多さがある。これまでの、所謂BLゲームと分類されてきたゲームの殆どはシナリオにそったノベルゲーム風に作られており、予めキャラクターの男役と女役が決められていた。
が、しかし例のゲームはなんと、それぞれの攻略キャラと接する上での交流の仕方、選択肢によってプレイヤーが操作する主人公が、攻略するキャラクターの男役になるか女役になるかを操作出来たのである。
しかもプレイヤーが主人公を育成することで主人公の性格もいくつかあるパターンのどれかに変化させる事が出来るという神仕様。主人公の性格分岐パターンは素直になるのが苦手なツンツンデレっ子からぶりっ子美少年まで多様に用意されていて、これが多くのBLを愛するオタクたちにめちゃくちゃウケた。
次にゲームのやり込み要素の多さ。魔法を扱う世界を舞台としているため、ゲーム性だけで見ても充分に面白いと思える内容があった。シナリオメインでゲームを進めたいプレイヤーの為に途中途中の発生イベントなんかもきちんと用意されていたし、それに加え、あくまでも異性愛だけでなく同性愛も当たり前になっている世界という設定からある一定の条件をクリアすればスピンオフとして脇役でちょこっと登場したキャラ達のGLルートやNLルートなんかも見ることができた。この使用によって普段はあまりBLに触れることのない層のオタクたちにもゲームウケがとても良かった。
他にもこのゲームの魅了は沢山あったように思うが、自分の記憶している限りではだいたいこういった所が好評だったように思う。
そしてBLゲームをしていたという記憶があるんだから前世の真鶸もBLが好きだったのだと思われるかもしれないが、実は別にそういう訳ではなかった。
ではなぜ前世の己はこのゲームをプレイしていたのか?
それこそが、真鶸が今でも前世の記憶としてこのゲームのことを強く覚えていた原因であった。
前世の真鶸は初めこのゲームに対し、某SNSで多くの人間がしょっちゅう騒いでファンアートや二次創作を描いている様子がよく流れてくるので知っている、程度の認知であった。あんまりにも騒がれているものだから好奇心から一度始めてみようとした時もあったが、その内容の面白さに比例してPCゲームの中でもなかなかの容量の多さに戦き、好きな絵師たちが書くファンアートを見るだけに留めようとゲームをプレイする事は諦めた。 そしてそうやって何となくで見てたタイムラインに流れてくるファンアートの1つで、真鶸は彼女の存在に出会った。
彼女は、初め見た時から真鶸の関心を惹いた。ビジュアルがかなり好みだった事もある。彼女は全体的に柔らかそうな雰囲気の見た目なのに、目元だけは強気な印象があった。公式で描かれる立ち絵は微笑みが本当にとても似合っていて、どの公式絵でも柔く微笑むその姿があんまりにも刺さったものだから彼女の存在を知って大慌てで彼女について色々と情報をかき集めた。
白雲桜
それが彼女の名前だった。主人公である白雲朝陽の姉らしく、主人公のメインビジュアルは確かに彼女とどこか雰囲気が似ていた。主に主人公のサポート役やアドバイザー、家族と主人公のいざこざなどが起きた時の間役なんかで登場するキャラらしく彼女はプレイヤーにとっても好印象を持てる立ち位置であるらしかった。そんな役回りを担っている為、登場する回数も脇役にしてはそこそこあるらしく、彼女のことを密かに愛するオタクたちもちらほら見られた。
真鶸は彼女のことを知れば知るほど惹かれていって、気が付けば今までの推したちの誰よりも強く彼女を愛していた。
彼女に会うために、一度容量の多さにプレイするのを諦めたのはなんだったのかというくらいあっさりとゲームを購入、ダウンロードして、ネットにも上がっていない彼女が登場するストーリーまでもを取り逃さないぞという意気込みで徹底的にそのゲームをやり込んだ。
そういった訳で、真鶸は生まれ変わってもそのゲームの事だけははっきりと覚えていたのである。どんだけ好きだったんだよ、とちょっと過去の己に引いたりもしていたのだが、実際に彼女とリアルで対面した時にその気持ちはすぐさま深い共感へと変わった。
真鶸は前世の記憶を持っていることは自覚していたが、まさか自分が一番記憶に残っている前世でやっていたゲームの世界に転生したなんて夢にも思っていなかった。まぁなんか似ている部分が多いな、とは思っていたけど舞台設定自体は前世のファンタジーものではよくあるものだったしまさかドンピシャで例のゲームの世界に生まれ変わっているのだとは思ってもいなかった。
そのまさかが起こっているかもしれないという事に気が付いたのは、小学校に上がって朝陽と友達になった時だった。生まれて始めて学校というものに入学し、多くの同じ歳の子達と生活の多くを共にするようになった中で一番に仲良くなった奴が朝陽だった。彼の苗字が白雲である事と、彼の身分が男爵であると知った時、例のゲームの主人公とあまりにも全てが一致して真鶸は慌てて彼に姉がいるかどうかの確認をしたのだった。
朝陽に紹介してもらって初めて桜花に会った時に、真鶸はそれまで記憶の中で情報でしかなかった感情を身に感じて理解した。
ロマンスの神様も腹を抱えて笑うくらいに呆気なく一目惚れをした。
そのくらい、実際に対面した彼女は真鶸にとって魅力的な人だった。前世で好きだった人だからとかそんなの関係なく、真鶸の目で見て感じて彼女の全てが好きになった。初恋だった。
初恋は叶わないと言うがそんなの関係ないねと、真鶸は彼女に出会ってから機会がある事に猛アタックした。好きで好きで堪らないんだって、言葉で、行動で全力で伝えた。そんな真鶸の気持ちを彼女は面白おかしそうにくすくす笑いながらありがとうと言っていつも受け止めてくれた。きっと彼女にとっては弟と同じ歳の可愛い男の子が自分に凄く懐いてくれている程度の認識だったのだろう。子供にとっての2つ差はあまりにも大きくて、真鶸はその歳の差を酷く悔しがったりもした。それでも、彼女が真鶸や朝陽が通っていた小学校を卒業し中学へと上がる頃。魅力的な彼女が自分の知らない所へ行ってしまい他の誰かのものになってしまうのではと不安になった真鶸は、朝陽の協力も得て一世一代の全身全霊の真面目な告白を彼女にした。彼女は、いつになく真剣な真鶸の言葉に少し驚いた後、いつもと同じようにはにかみながら真鶸が中学に上がる時、それでもまだ自身のことを好きでいてくれたのなら答えてもいいと、そう言った。真鶸は絶対に中学に入学した時にまた告白しますと断言し、その言葉通り二年後、彼女と同じ中学に入学する時にまた同じ告白をした。彼女はその告白を受け入れてくれて、そうやってついに真鶸は彼女の恋人の座を勝ち取ったのである。
そりゃあ、浮かれたさ。もうすっごい、浮かれに浮かれまくった。
だって前世から大大大好きだった人と恋人になれたんだぜ?そりゃあ浮かれるだろ。嬉しくって嬉しくて毎日が超絶ハッピーで。彼女と過ごす時間は本当に幸せで、朝陽からも呆れられるくらいに浮かれきってて。明日はどんな事を一緒にしようかとか、彼女との将来を考えてみたりなんかして
そうやって浮かれて自分の事しか見えなくなって
ちゃんと彼女の変化に気が付くことができなくて
この恋は最悪な終わり方をしたのだけれど
とはいっても"それ"は明確にあるという訳ではなく、ふっとした時に(あれ、そういえば~した事があったな)と思い出した事が、しかし幼い自身が経験したとはとても思えない思い出だったりするのだ。
自分がこの世界で経験した筈の無い記憶がある。
まだ幼い頃は、ただそれを思うままに話したりしてしまってよく周りに怪訝な反応をされたものだ。しかしそんな周りの反応見て、次第に自分にそういった記憶がある事は他の人間にとっては理解の出来ない事なのだと察し、記憶に関して口にするのは止めるようになった。
何となく真鶸の中にある記憶は本当に曖昧なもので、前世の自分の名前だとか両親の名前とかは思い出せなかった。けれど前世でも自分の性別は男だったこと、自分が特筆した何かを持っていた訳ではない普通の人間だったことは覚えている。
そんな曖昧にある記憶の中で、一つだけ強く印象に残っているものがあった。
それが、恐らく己が転生してしまったと思われるゲームに関する記憶だ。
自分が今生きている世界がかつて己がプレイしていたゲームの世界とまるまるそっくりであるということに気が付く前から、真鶸は記憶を通してゲームの内容をよく知っていた。己がそのゲームの中で誰を好きだったかも、なぜそのゲームを始めたのかまでしっかりと。
真鶸が転生したと思われるかのゲームは、かつて真鶸が生きていた世界で空前絶後の特大ブームを巻き起こした超新型ノベルゲームだった。
所謂BLゲームに分類されるソレは、しかしゲーム内のやり込み要素の多さ、バリエーションの豊富さから多くのオタク達を魅了した。
まず目を惹く要素の一つにバリエーションの多さがある。これまでの、所謂BLゲームと分類されてきたゲームの殆どはシナリオにそったノベルゲーム風に作られており、予めキャラクターの男役と女役が決められていた。
が、しかし例のゲームはなんと、それぞれの攻略キャラと接する上での交流の仕方、選択肢によってプレイヤーが操作する主人公が、攻略するキャラクターの男役になるか女役になるかを操作出来たのである。
しかもプレイヤーが主人公を育成することで主人公の性格もいくつかあるパターンのどれかに変化させる事が出来るという神仕様。主人公の性格分岐パターンは素直になるのが苦手なツンツンデレっ子からぶりっ子美少年まで多様に用意されていて、これが多くのBLを愛するオタクたちにめちゃくちゃウケた。
次にゲームのやり込み要素の多さ。魔法を扱う世界を舞台としているため、ゲーム性だけで見ても充分に面白いと思える内容があった。シナリオメインでゲームを進めたいプレイヤーの為に途中途中の発生イベントなんかもきちんと用意されていたし、それに加え、あくまでも異性愛だけでなく同性愛も当たり前になっている世界という設定からある一定の条件をクリアすればスピンオフとして脇役でちょこっと登場したキャラ達のGLルートやNLルートなんかも見ることができた。この使用によって普段はあまりBLに触れることのない層のオタクたちにもゲームウケがとても良かった。
他にもこのゲームの魅了は沢山あったように思うが、自分の記憶している限りではだいたいこういった所が好評だったように思う。
そしてBLゲームをしていたという記憶があるんだから前世の真鶸もBLが好きだったのだと思われるかもしれないが、実は別にそういう訳ではなかった。
ではなぜ前世の己はこのゲームをプレイしていたのか?
それこそが、真鶸が今でも前世の記憶としてこのゲームのことを強く覚えていた原因であった。
前世の真鶸は初めこのゲームに対し、某SNSで多くの人間がしょっちゅう騒いでファンアートや二次創作を描いている様子がよく流れてくるので知っている、程度の認知であった。あんまりにも騒がれているものだから好奇心から一度始めてみようとした時もあったが、その内容の面白さに比例してPCゲームの中でもなかなかの容量の多さに戦き、好きな絵師たちが書くファンアートを見るだけに留めようとゲームをプレイする事は諦めた。 そしてそうやって何となくで見てたタイムラインに流れてくるファンアートの1つで、真鶸は彼女の存在に出会った。
彼女は、初め見た時から真鶸の関心を惹いた。ビジュアルがかなり好みだった事もある。彼女は全体的に柔らかそうな雰囲気の見た目なのに、目元だけは強気な印象があった。公式で描かれる立ち絵は微笑みが本当にとても似合っていて、どの公式絵でも柔く微笑むその姿があんまりにも刺さったものだから彼女の存在を知って大慌てで彼女について色々と情報をかき集めた。
白雲桜
それが彼女の名前だった。主人公である白雲朝陽の姉らしく、主人公のメインビジュアルは確かに彼女とどこか雰囲気が似ていた。主に主人公のサポート役やアドバイザー、家族と主人公のいざこざなどが起きた時の間役なんかで登場するキャラらしく彼女はプレイヤーにとっても好印象を持てる立ち位置であるらしかった。そんな役回りを担っている為、登場する回数も脇役にしてはそこそこあるらしく、彼女のことを密かに愛するオタクたちもちらほら見られた。
真鶸は彼女のことを知れば知るほど惹かれていって、気が付けば今までの推したちの誰よりも強く彼女を愛していた。
彼女に会うために、一度容量の多さにプレイするのを諦めたのはなんだったのかというくらいあっさりとゲームを購入、ダウンロードして、ネットにも上がっていない彼女が登場するストーリーまでもを取り逃さないぞという意気込みで徹底的にそのゲームをやり込んだ。
そういった訳で、真鶸は生まれ変わってもそのゲームの事だけははっきりと覚えていたのである。どんだけ好きだったんだよ、とちょっと過去の己に引いたりもしていたのだが、実際に彼女とリアルで対面した時にその気持ちはすぐさま深い共感へと変わった。
真鶸は前世の記憶を持っていることは自覚していたが、まさか自分が一番記憶に残っている前世でやっていたゲームの世界に転生したなんて夢にも思っていなかった。まぁなんか似ている部分が多いな、とは思っていたけど舞台設定自体は前世のファンタジーものではよくあるものだったしまさかドンピシャで例のゲームの世界に生まれ変わっているのだとは思ってもいなかった。
そのまさかが起こっているかもしれないという事に気が付いたのは、小学校に上がって朝陽と友達になった時だった。生まれて始めて学校というものに入学し、多くの同じ歳の子達と生活の多くを共にするようになった中で一番に仲良くなった奴が朝陽だった。彼の苗字が白雲である事と、彼の身分が男爵であると知った時、例のゲームの主人公とあまりにも全てが一致して真鶸は慌てて彼に姉がいるかどうかの確認をしたのだった。
朝陽に紹介してもらって初めて桜花に会った時に、真鶸はそれまで記憶の中で情報でしかなかった感情を身に感じて理解した。
ロマンスの神様も腹を抱えて笑うくらいに呆気なく一目惚れをした。
そのくらい、実際に対面した彼女は真鶸にとって魅力的な人だった。前世で好きだった人だからとかそんなの関係なく、真鶸の目で見て感じて彼女の全てが好きになった。初恋だった。
初恋は叶わないと言うがそんなの関係ないねと、真鶸は彼女に出会ってから機会がある事に猛アタックした。好きで好きで堪らないんだって、言葉で、行動で全力で伝えた。そんな真鶸の気持ちを彼女は面白おかしそうにくすくす笑いながらありがとうと言っていつも受け止めてくれた。きっと彼女にとっては弟と同じ歳の可愛い男の子が自分に凄く懐いてくれている程度の認識だったのだろう。子供にとっての2つ差はあまりにも大きくて、真鶸はその歳の差を酷く悔しがったりもした。それでも、彼女が真鶸や朝陽が通っていた小学校を卒業し中学へと上がる頃。魅力的な彼女が自分の知らない所へ行ってしまい他の誰かのものになってしまうのではと不安になった真鶸は、朝陽の協力も得て一世一代の全身全霊の真面目な告白を彼女にした。彼女は、いつになく真剣な真鶸の言葉に少し驚いた後、いつもと同じようにはにかみながら真鶸が中学に上がる時、それでもまだ自身のことを好きでいてくれたのなら答えてもいいと、そう言った。真鶸は絶対に中学に入学した時にまた告白しますと断言し、その言葉通り二年後、彼女と同じ中学に入学する時にまた同じ告白をした。彼女はその告白を受け入れてくれて、そうやってついに真鶸は彼女の恋人の座を勝ち取ったのである。
そりゃあ、浮かれたさ。もうすっごい、浮かれに浮かれまくった。
だって前世から大大大好きだった人と恋人になれたんだぜ?そりゃあ浮かれるだろ。嬉しくって嬉しくて毎日が超絶ハッピーで。彼女と過ごす時間は本当に幸せで、朝陽からも呆れられるくらいに浮かれきってて。明日はどんな事を一緒にしようかとか、彼女との将来を考えてみたりなんかして
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