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チャプター3 虹橋萌火
15項 萌火、再跳 ~公開セックス
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ちょっとした(?)アクシデントがあったものの、競技プログラムはその後も進行して100mハードル走と1000m走も行われたのだけど、これはワタシが完敗してしまい、結局3本勝負は2敗1分という結果に終わった。
せめてひとつくらいは勝ちたかったという思いはあるけど、全力を出し切っての結果なので悔いは無かった。
そして前回であればここでワタシの役目は終了となるのだけど、今回はワタシにもセックスアイドルとしての仕事が与えられているのだ。
ありがたいことに、前回のイベントへの感想コメントに、ワタシとのHを求める声が散見されたらしく、この度その仕事を頂戴したというワケだ。
でも、その前に大事なプログラムがある。
萌火センパイの走り高跳びだ。
「プロデューサーさん、小松崎さんは?」
インターバルの時間中、ベンチで休憩を摂っていたワタシはプロデューサーさんに訊ねると、彼は静かにかぶりを振った。
「競技場の監視カメラなどで確認したのですが、どうやらまだ現れていないようです」
「そうですか……」
その返答を聞いて、ワタシは思わずため息をもらす。
センパイは、来ても来なくても自分自身のケジメはつける、と言っていたけど、やっぱり彼女のコーチだった小松崎さんには彼女が精一杯頑張っている姿を見届けて欲しかったという思いがある。
『他人の気持ちなんて第三者がどれほど騒いだところでどうにかなるものではない』
そうプロデューサーさんが言っていたとおり、ワタシにはただことの成り行きを見守ることしかできないのだった。
「まだ時間は残ってます。最後まで信じてみましょう」
プロデューサーさんはそう言って立ち上がり、
「それでは俺は最後の機材調整をしてきます」
最後にそう言い残してその場を去って行った。
──そうだ、まだ終わったワケじゃないんだ。
ワタシは自身にそう言い聞かせ、気持ちを奮い立たせるのだった。
そして30分のインターバルが終了し、いよいよ萌火センパイのエキシビション──走り高跳びの時間を迎えた。
目標はもちろん、1m 98cm ──
彼女自身がずっと目指し続けていた乗り超えたい過去──それは何度見ても高く、まさしく壁のように彼女の前に立ちはだかっていた。
観客たちも固唾を呑んでそれを見守り、周囲は緊張と静寂に包まれる。
ゆっくり時間をかけて呼吸を整えると、萌火センパイは猛然と駆け出す。
大きな弧を描きながらゆったりと侵入し、バーが近づくにつれてその速度は増してゆく。
そしてバーの手前で右脚を力強く蹴り上げて跳躍する。
陽光を浴びて赤い髪がキラキラと燃え上がり、彼女のしなやかな体が宙高く舞い上がる。
背中を反らせながら頭から体にかけてバーを飛び越えてゆく。
──いけるッ!
そう思った瞬間、お尻がバーにかかってしまい、彼女の体はバーと共にマットの上に落下する。
観客席から一斉に落胆の声がもれる。
二回目の挑戦も、同じように体の一部がバーに接触したために失敗に終わってしまう。
素人目ではあるけれど、跳躍の高さは充分なはずだった。
後はクリアリングと呼ばれる、体がバーを跳び越えるまでの動作のちょっとした修正だけなのだと思う。
だけどワタシには何をどうすれば良いのかわからないし、周囲には誰もアドバイスできる人間がいなかった。
──あとちょっとなのに……。
とても歯痒かった。
見守ることしかできないことがこんなにもツライなんて思いもよらなかった。
彼女に残されたチャンスはあと1回。
何としてでも跳んで欲しい──
ワタシは祈るような気持ちでセンパイの背中を見つめていた。
と、その時だった──
「萌火ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
緊張と静寂を切り裂くように、観客席の一画から大きな声で呼びかける人物がいた。
「あ、あれは!?」
こちらからは遠くてハッキリとは見えないけれど、観客席の最前列に作業服姿の男性が──小松崎と思しき人物の姿があった。
「もっとアゴを下げて自分のヘソを見るんだ! キミならきっと跳べるッ! 俺はここから見ているぞッッ!!」
彼は声を張り上げて彼女にアドバイスと激励を送った。
萌火センパイは感激のあまり涙を流していたけどすぐに笑顔で大きくうなずき、再びバーの方へと向き直る。
かつてのコーチからの言葉を受け、彼の視線を背中に浴びながら、彼女は最後の跳躍へと駆け出した。
キレイな流線形を描きながらバーの前で大きく踏みこみ、彼女は高々と舞い上がる。
高さは充分バーを越えていた。
後はクリアリングだけ。
頭がバーを越え、彼女は先ほどのアドバイスどおり大きくアゴを引いて自分のおへそに視線を向ける。
すると、まるで虹を架けるに全身は弧を描き、バーをゆっくりと越えてゆく。
しかし、最後の最後でシューズの一部がバーに触れてしまう。
マットの上に着地したセンパイはすぐに立ち止まり、上を見上げる。
バーはぐらぐらと揺らいでいた。
──お願いッ!!
ワタシは両手を合わせて息を呑んだ。
そして、バーはやがて静止し、落下することは無かった。
「ったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
喜びの咆哮を天に放ち、彼女はマットの上に横たわる。
「センパイッッ!!」
ワタシはすぐさま駆け寄り、彼女に飛びつく。
「さくらちゃん、わたしやったよ!」
センパイはワタシを強く抱きしめ、喜びを分かち合った。
拍手喝采が会場中に湧き起こり、みんなが萌火センパイを祝福してくれていた。
そして、これからセックスアイドルとしての仕事が始まる。
「みんな、いっぱいいっぱい気持ちよくしてあげるからね!」
グラウンドの中央部に敷かれたマットの上で、センパイはイベントのVIP当選者をもろ手を上げて迎え入れる。
男たちは極上のエサに群がる獣のようにすぐさま彼女の周囲に群がり、その体を貪り始めた。
「あの、さくらちゃん。よろしくお願いします」
今回ワタシが担当するVIP当選者の人たちがやって来る。
「あ、はい。よろしくお願いします!」
萌火センパイのイベントなのに、わざわざワタシを選んでくれた奇特な──もとい、特別な人たちだ。
「んむ……じゅぽじゅぽ……」
ワタシは目の前に差し出されたペニスを口に含み、丁寧に愛撫する。
しゅこしゅこッ!
さらに左右からもペニスが差し出され、ワタシはそれを両手でしごく。
「ん! んんッ!!」
3本のペニスを相手している隙に、ワタシは別の男性にユニフォームブラをたくし上げられて胸を揉まれ、もうひとりの男性から片方の乳首を吸われる。
じゅぷじゅぷッ!
さらにユニフォームパンツも脱がされたワタシは、あらわになった局部とお尻をまた別の男性たちに愛撫される。
──スゴい……。ワタシ、こんなたくさんのヒトが見ている中で、こんなたくさんのヒトに犯されてるんだ……。
そして、ワタシの行為をカメラに収めているのはプロデューサーさんだ。
ワタシはプロデューサーさんの目の前で犯されて、その様子は大型ビジョンに表示されて1000人もの大観衆に見られている。
そう思うとワタシは今まで感じたことのないくらいの高揚感に包まれ、言いようの無いくらいの快楽が全身を駆け巡るのだった。
──ヤバい……。ワタシ、変態になっちゃう?
横目をやると、そこでは萌火センパイが持ち前の変態を全力解放して悦楽の波間を漂っている。
──そうだ、変態になっちゃえ!
ワタシはこの抑えようの無い悦楽の波に身を任せ、さらに律動を加速させる。
「うおッ! イクうぅぅぅぅぅッッ!!」
フェラチオと手コキをしていたペニスが耐えきれずに絶頂を迎え、大量の白濁液をワタシの口と顔に射精する。
「こんなにたくさん……汚されちゃった」
ワタシは最後に射精を終えた3本のペニスを掃除するように舐めとると四つん這いになり、今度は下半身を愛撫していた男性のペニスを膣とアナルの両方に受け入れる。
ズブブブブッッ!!
「ああッ! 2本いっぺんに入ってくるうぅぅぅぅッッ!!」
ワタシの秘部はすでに湿潤していて、すんなりと彼らの大きなモノを奥深くまで受け入れられた。
パチン! パチン! パチンッ!!
彼らは下と後ろから激しく腰を打ちつける。
さらにはワタシのバストを愛撫していた2人もペニスをワタシの乳首に擦りつけ、欲望のままにワタシの体を犯し尽くす。
「イイッ! 気持ちイイッッ!! ワタシ、人前で犯されてスゴく感じちゃってるのぉぉぉッッ!!」
ワタシは心の箍を解き放ち、欲望の赴くままに腰を律動させる。
スパンッ! スパンッ! スパンッッ!!
ペニスを挿入しているヒトたちもそれに応えるようにピストン運動を加速させる。
──スゴい……。大勢のヒトの前で犯されるのがこんなに気持ちイイなんて……。
きっと観客たちはワタシよりも、社長さんがカメラ撮影している萌火センパイの映像の方に夢中になっているのだと思う。
だけど、それでもワタシはただただこのめくるめく快楽の渦に身を任せて楽しもうと、全力でこの淫靡で退廃的な行為に没頭するのだった。
「ああ、さくらちゃん、もうイキそうだ!」
「こっちも、もう限界!」
やがて彼らは切なそうに訴えかける。
「ワタシも……ああンッ! もうすぐ……イキそうなのぉ」
じゅぶッ! じゅぶッ! じゅぶッッ!!
ワタシと彼らは残りの力を振り絞るように最後の律動を繰り返し、
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
みんな一斉にワタシに性を解き放った。
どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅッッッ!!!!
大量の白濁液がワタシの身体を、膣内を、アナルを満たしてゆく。
「ああ……イっクうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
少し遅れてワタシも絶頂を迎え、尿道から大量の潮が噴出する。
ペニスが引き抜かれると、秘部からどくどくと白い液体があふれ出す。
「こんなにいっぱいザーメン浴びたの、初めて……」
ワタシはまだ夢の中で微睡んでいるかのような恍惚に溺れながら、先ほど射精したヒトたちのペニスを口と舌でキレイに舐め取る。
「ありがとう、さくらちゃん。スゴく気持ち良かったよ!」
「さくらちゃん、これからも応援してるよ!」
彼らはみんな笑顔を浮かべてそう言ってくれた。
「みなさん、ありがとうございましたッ!!」
ワタシは立ち上がり、相手をしてくれたヒトたちに、そして見てくれた観客たちに向けて一礼する。
拍手が──
割れんばかりの拍手喝采が湧き起こり、ワタシへと向けられる。
それを一身に浴びたワタシは、言いようの無い幸福感と達成感を得て、しばらくの間惚けてしまうのだった。
せめてひとつくらいは勝ちたかったという思いはあるけど、全力を出し切っての結果なので悔いは無かった。
そして前回であればここでワタシの役目は終了となるのだけど、今回はワタシにもセックスアイドルとしての仕事が与えられているのだ。
ありがたいことに、前回のイベントへの感想コメントに、ワタシとのHを求める声が散見されたらしく、この度その仕事を頂戴したというワケだ。
でも、その前に大事なプログラムがある。
萌火センパイの走り高跳びだ。
「プロデューサーさん、小松崎さんは?」
インターバルの時間中、ベンチで休憩を摂っていたワタシはプロデューサーさんに訊ねると、彼は静かにかぶりを振った。
「競技場の監視カメラなどで確認したのですが、どうやらまだ現れていないようです」
「そうですか……」
その返答を聞いて、ワタシは思わずため息をもらす。
センパイは、来ても来なくても自分自身のケジメはつける、と言っていたけど、やっぱり彼女のコーチだった小松崎さんには彼女が精一杯頑張っている姿を見届けて欲しかったという思いがある。
『他人の気持ちなんて第三者がどれほど騒いだところでどうにかなるものではない』
そうプロデューサーさんが言っていたとおり、ワタシにはただことの成り行きを見守ることしかできないのだった。
「まだ時間は残ってます。最後まで信じてみましょう」
プロデューサーさんはそう言って立ち上がり、
「それでは俺は最後の機材調整をしてきます」
最後にそう言い残してその場を去って行った。
──そうだ、まだ終わったワケじゃないんだ。
ワタシは自身にそう言い聞かせ、気持ちを奮い立たせるのだった。
そして30分のインターバルが終了し、いよいよ萌火センパイのエキシビション──走り高跳びの時間を迎えた。
目標はもちろん、1m 98cm ──
彼女自身がずっと目指し続けていた乗り超えたい過去──それは何度見ても高く、まさしく壁のように彼女の前に立ちはだかっていた。
観客たちも固唾を呑んでそれを見守り、周囲は緊張と静寂に包まれる。
ゆっくり時間をかけて呼吸を整えると、萌火センパイは猛然と駆け出す。
大きな弧を描きながらゆったりと侵入し、バーが近づくにつれてその速度は増してゆく。
そしてバーの手前で右脚を力強く蹴り上げて跳躍する。
陽光を浴びて赤い髪がキラキラと燃え上がり、彼女のしなやかな体が宙高く舞い上がる。
背中を反らせながら頭から体にかけてバーを飛び越えてゆく。
──いけるッ!
そう思った瞬間、お尻がバーにかかってしまい、彼女の体はバーと共にマットの上に落下する。
観客席から一斉に落胆の声がもれる。
二回目の挑戦も、同じように体の一部がバーに接触したために失敗に終わってしまう。
素人目ではあるけれど、跳躍の高さは充分なはずだった。
後はクリアリングと呼ばれる、体がバーを跳び越えるまでの動作のちょっとした修正だけなのだと思う。
だけどワタシには何をどうすれば良いのかわからないし、周囲には誰もアドバイスできる人間がいなかった。
──あとちょっとなのに……。
とても歯痒かった。
見守ることしかできないことがこんなにもツライなんて思いもよらなかった。
彼女に残されたチャンスはあと1回。
何としてでも跳んで欲しい──
ワタシは祈るような気持ちでセンパイの背中を見つめていた。
と、その時だった──
「萌火ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
緊張と静寂を切り裂くように、観客席の一画から大きな声で呼びかける人物がいた。
「あ、あれは!?」
こちらからは遠くてハッキリとは見えないけれど、観客席の最前列に作業服姿の男性が──小松崎と思しき人物の姿があった。
「もっとアゴを下げて自分のヘソを見るんだ! キミならきっと跳べるッ! 俺はここから見ているぞッッ!!」
彼は声を張り上げて彼女にアドバイスと激励を送った。
萌火センパイは感激のあまり涙を流していたけどすぐに笑顔で大きくうなずき、再びバーの方へと向き直る。
かつてのコーチからの言葉を受け、彼の視線を背中に浴びながら、彼女は最後の跳躍へと駆け出した。
キレイな流線形を描きながらバーの前で大きく踏みこみ、彼女は高々と舞い上がる。
高さは充分バーを越えていた。
後はクリアリングだけ。
頭がバーを越え、彼女は先ほどのアドバイスどおり大きくアゴを引いて自分のおへそに視線を向ける。
すると、まるで虹を架けるに全身は弧を描き、バーをゆっくりと越えてゆく。
しかし、最後の最後でシューズの一部がバーに触れてしまう。
マットの上に着地したセンパイはすぐに立ち止まり、上を見上げる。
バーはぐらぐらと揺らいでいた。
──お願いッ!!
ワタシは両手を合わせて息を呑んだ。
そして、バーはやがて静止し、落下することは無かった。
「ったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
喜びの咆哮を天に放ち、彼女はマットの上に横たわる。
「センパイッッ!!」
ワタシはすぐさま駆け寄り、彼女に飛びつく。
「さくらちゃん、わたしやったよ!」
センパイはワタシを強く抱きしめ、喜びを分かち合った。
拍手喝采が会場中に湧き起こり、みんなが萌火センパイを祝福してくれていた。
そして、これからセックスアイドルとしての仕事が始まる。
「みんな、いっぱいいっぱい気持ちよくしてあげるからね!」
グラウンドの中央部に敷かれたマットの上で、センパイはイベントのVIP当選者をもろ手を上げて迎え入れる。
男たちは極上のエサに群がる獣のようにすぐさま彼女の周囲に群がり、その体を貪り始めた。
「あの、さくらちゃん。よろしくお願いします」
今回ワタシが担当するVIP当選者の人たちがやって来る。
「あ、はい。よろしくお願いします!」
萌火センパイのイベントなのに、わざわざワタシを選んでくれた奇特な──もとい、特別な人たちだ。
「んむ……じゅぽじゅぽ……」
ワタシは目の前に差し出されたペニスを口に含み、丁寧に愛撫する。
しゅこしゅこッ!
さらに左右からもペニスが差し出され、ワタシはそれを両手でしごく。
「ん! んんッ!!」
3本のペニスを相手している隙に、ワタシは別の男性にユニフォームブラをたくし上げられて胸を揉まれ、もうひとりの男性から片方の乳首を吸われる。
じゅぷじゅぷッ!
さらにユニフォームパンツも脱がされたワタシは、あらわになった局部とお尻をまた別の男性たちに愛撫される。
──スゴい……。ワタシ、こんなたくさんのヒトが見ている中で、こんなたくさんのヒトに犯されてるんだ……。
そして、ワタシの行為をカメラに収めているのはプロデューサーさんだ。
ワタシはプロデューサーさんの目の前で犯されて、その様子は大型ビジョンに表示されて1000人もの大観衆に見られている。
そう思うとワタシは今まで感じたことのないくらいの高揚感に包まれ、言いようの無いくらいの快楽が全身を駆け巡るのだった。
──ヤバい……。ワタシ、変態になっちゃう?
横目をやると、そこでは萌火センパイが持ち前の変態を全力解放して悦楽の波間を漂っている。
──そうだ、変態になっちゃえ!
ワタシはこの抑えようの無い悦楽の波に身を任せ、さらに律動を加速させる。
「うおッ! イクうぅぅぅぅぅッッ!!」
フェラチオと手コキをしていたペニスが耐えきれずに絶頂を迎え、大量の白濁液をワタシの口と顔に射精する。
「こんなにたくさん……汚されちゃった」
ワタシは最後に射精を終えた3本のペニスを掃除するように舐めとると四つん這いになり、今度は下半身を愛撫していた男性のペニスを膣とアナルの両方に受け入れる。
ズブブブブッッ!!
「ああッ! 2本いっぺんに入ってくるうぅぅぅぅッッ!!」
ワタシの秘部はすでに湿潤していて、すんなりと彼らの大きなモノを奥深くまで受け入れられた。
パチン! パチン! パチンッ!!
彼らは下と後ろから激しく腰を打ちつける。
さらにはワタシのバストを愛撫していた2人もペニスをワタシの乳首に擦りつけ、欲望のままにワタシの体を犯し尽くす。
「イイッ! 気持ちイイッッ!! ワタシ、人前で犯されてスゴく感じちゃってるのぉぉぉッッ!!」
ワタシは心の箍を解き放ち、欲望の赴くままに腰を律動させる。
スパンッ! スパンッ! スパンッッ!!
ペニスを挿入しているヒトたちもそれに応えるようにピストン運動を加速させる。
──スゴい……。大勢のヒトの前で犯されるのがこんなに気持ちイイなんて……。
きっと観客たちはワタシよりも、社長さんがカメラ撮影している萌火センパイの映像の方に夢中になっているのだと思う。
だけど、それでもワタシはただただこのめくるめく快楽の渦に身を任せて楽しもうと、全力でこの淫靡で退廃的な行為に没頭するのだった。
「ああ、さくらちゃん、もうイキそうだ!」
「こっちも、もう限界!」
やがて彼らは切なそうに訴えかける。
「ワタシも……ああンッ! もうすぐ……イキそうなのぉ」
じゅぶッ! じゅぶッ! じゅぶッッ!!
ワタシと彼らは残りの力を振り絞るように最後の律動を繰り返し、
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
みんな一斉にワタシに性を解き放った。
どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅッッッ!!!!
大量の白濁液がワタシの身体を、膣内を、アナルを満たしてゆく。
「ああ……イっクうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
少し遅れてワタシも絶頂を迎え、尿道から大量の潮が噴出する。
ペニスが引き抜かれると、秘部からどくどくと白い液体があふれ出す。
「こんなにいっぱいザーメン浴びたの、初めて……」
ワタシはまだ夢の中で微睡んでいるかのような恍惚に溺れながら、先ほど射精したヒトたちのペニスを口と舌でキレイに舐め取る。
「ありがとう、さくらちゃん。スゴく気持ち良かったよ!」
「さくらちゃん、これからも応援してるよ!」
彼らはみんな笑顔を浮かべてそう言ってくれた。
「みなさん、ありがとうございましたッ!!」
ワタシは立ち上がり、相手をしてくれたヒトたちに、そして見てくれた観客たちに向けて一礼する。
拍手が──
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