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チャプター4 彩金キアラ
7項 キアラ、回想 ~オナニー&処女喪失
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『ヤダよぉ、ママぁ! 死んじゃヤダよおぉぉぉぉぉッッ!!』
少女は死を間近に迎えた母親の体にすがりつき、いつまでも泣いていた。
『ごめんね、キアラ。パパのこと、よろしくお願いね……』
それが母親が今際の際で少女に残した最後の言葉であった──
そして母親が死んでから少女以上に父親の失意は相当のもので、仕事にも行かず一日中母親の位牌の側に座りこむ日々が続いていた。
不幸は重なるもので、父親が出社して来ないのをいいことに彼が社長を努める貿易会社は信頼していた部下によって乗っ取られ、父親は会社から完全に追放されてしまったのだった。
さらには貯蓄も尽きて父親は邸宅が売り払い、2人はこれまでとは打って変わって小さなアパートでの貧しい生活を余儀なくされた。
それでも大好きな父親と一緒であればどんなことだって耐えられる、そう少女はおもっていた。
しかし彼はその日を境に酒に溺れ、パチンコ屋に入り浸るようになり、最愛の娘である少女にも冷たくあたるようになった。
少女は失望しながらも、それでもなお彼を信じていた。
『いつかまた、カッコ良かったころのパパに戻ってくれる』、と。
そして少女は自慰行為にふけった。
愛する父親を想って。
──パパ……パパぁ!
自室のベッドの上で、今日も少女は自らの秘部に指を這わせ、自らを慰める。
じゅぷじゅぷ
膣内に指を挿入し、それを静かに動かす。
まだ未経験のために少女は第二関節部分までしか指を埋めることができず、その近辺の肉壁をひたすら愛撫する。
しかし、少女は父親に抱かれている自分の姿を想像するだけでも気持ちが高揚し、膣口はすぐに分泌液に満たされてゆくのだった。
──パパ、お願い。私を抱いて……。パパのおチ○ポをここに挿れて。
他人には決して言えない淫らな妄想──
それは、母親がまだ存命のころからずっと続いていた秘め事。
くちゅくちゅ
膣内は完全に湿潤となり、淫靡な水音と少女の荒い吐息が部屋に響き渡る。
──ああ、パパぁ、私、もうイキそうだよぉ……。
目の前に置いた写真立て──1番幸せだったころの家族写真に写る父親の姿を愛おしそうに見つめながら、少女は指を限界まで沈める。
──イックうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!!
そして少女はオーガズムに達した。
「はぁはぁ……」
自分の指にまとわりつく分泌液を見つめながら、荒く乱れた呼吸を整える。
少女は快楽の余韻に浸りながらも、どうしようもない虚無感に襲われていた。
──パパ……。
少女は体を起こすとタオルで手と股間を拭き取り、写真を再び見つめる。
大好きな父親──
少女がそれを意識したのはいつごろかは定かではない。
ただ普通と父親と触れ合い、よく遊び、中学生になっても一緒に入浴していた。
少女はそれが普通のことだと思っており、同級生が自分の父親についてよく漏らしていた愚痴を不思議そうに聞いていたものだった。
しかし少女の父親は今、よく同級生が話していたとおりのだらしなくて下品な父親像そのものと化してしまったのだ。
少女はため息を吐き出し、入浴するために風呂場へと向かった。
──こんな小さな浴槽じゃあ、パパと一緒にお風呂に入れないなぁ……。
湯船の中で膝を折り曲げながら、少女はそんなことを思った。
そして、体を洗おうと浴槽から出たその時だった──
ガラガラッ!
浴室の扉が勢いよく開け放たれると、そこには全裸になった父親が──ペニスを勃起させた父親が突然乱入してきたのだった。
「え?」
少女はあまりにも突然のことに頭の整理がつかないまま呆けていると、父親は彼女をその場に押し倒し、華奢な裸体の上にのしかかる。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
少女の悲鳴が浴室にこだまする。
父親は片手で少女の両腕が抑えつけると、大きく成長し続けている乳房に舌を這わせ、先ほど絶頂に達したばかりの秘部に指をねじ込んだ。
「ヤダ! パパ、やめてよ、お願いッ!!」
少女は懇願の叫びを発する。
その時、少女の体にポツポツと雫が滴る。
それは男の涙だった。
彼はしとどに涙を流しながら、
「サナエ……サナエぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」
亡き妻の名を連呼しながらその娘の体を貪るのだった。
「パパ……」
少女は父親の悲愴な姿を目の当たりにして抵抗するのをやめた。
もしも自分を抱くことで男が満足するのなら──母親の身代わりでもいいから男を支えられるのならそれで良いと思った。
「いいよ、パパ。私を抱いて……」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!!!」
男は哀愁を帯びた獣の咆哮を上げると、その大きなペニスを実の娘の膣口にあてがい、一気に挿入した。
ずちゅッ!
「うぁッ!?」
破瓜の痛みに少女は唇を噛み締める。
しかし、元々膣内が湿潤していたためにペニスそのものはすんなりと奥まで到達し、痛みも最初に感じた一瞬だけにとどまっていた。
「サナエ、サナエ、サナエぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!」
パン! パン! パンッッ!!
男は腰のピストン運動を加速させ、何度も少女の膣をノックする。
「ああン、スゴいよぉッ! パパのおチ○ポが挿入ってるぅ!! 私、パパと繋がってるよぉぉぉッッ!!」
少女の叫びはすでに矯正へと変貌し、初めて感じる快感に酔い痴れてゆく。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
男は獣の咆哮を上げて限界まで律動を早め、ペニスを膣内から引き抜く。
どぴゅぴゅぴゅぴゅッッ!!
その刹那、ペニスから精液が射出され、少女の髪を、顔を、胸を、体全体を白く汚してゆく。
「はぁン、スゴい……パパのザーメンがこんなにたくさん……」
少女は恍惚とした面持ちで全身にまとわりつく白濁の液を見つめる。
幸い破瓜による出血は無かったものの、予期せぬ処女喪失は少女に複雑な心情をもたらした。
「お、オレは……。オレは何てことをぉぉぉぉぉぉ!!」
刹那、ようやく冷静さを取り戻した男は、実の娘の痛々しい姿を目の当たりにして己がしでかしたことの重大さを思い知り、頭を抱えて再び泣き叫んだ。
「パパ……」
それでも少女は男を責めることなくその頭をそっと撫でる。
愛する父親との背徳の性行──
たしかに少女はそれを夢想し、心のどこかで願っていた。
しかし、現実に行われたそれは彼女が想像していたよりも遥かに生々しく、どうしようもないくらいの虚無感をもたらすのだった。
♢
立ち直って欲しいという少女の願いも虚しく、父親は変わらず酒とパチンコに狂う日々を繰り返していた。
そして彼女は生活費を稼ぐために、中学を卒業すると同時にアルバイトを始めた。
朝は新聞配達。昼はコンビニ。夕方は清掃。
今まで苦労を知らずお嬢様暮らしをしていた少女にとって労働はとても過酷ではあったが、同時にこれまで家族を養うためにずっと働き詰めだった父親への感謝の気持ちが芽生え、今度は自分が父親を支えるのだという強い思いをいだくのだった。
しかし、そんな少女の思いとは裏腹に父親の方は1年経っても2年経ってもまったく変わる気配を見せないどころか、少女が汗水垂らして稼いだ金に手をつけてさらに酒とパチンコに溺れるようになってしまったのだった。
届かぬ思い。
伝わらぬ気持ち。
そんな生活が3年も続いたころには少女は身も心も疲弊しきってしまい、そして、ついに我慢の限界を超えた彼女は父親を見捨てて家を出たのだ。
そして夜の街を行くあてもなく彷徨い続けた彼女が行き着いた場所は、世界の暗部──闇社会だった。
少女は死を間近に迎えた母親の体にすがりつき、いつまでも泣いていた。
『ごめんね、キアラ。パパのこと、よろしくお願いね……』
それが母親が今際の際で少女に残した最後の言葉であった──
そして母親が死んでから少女以上に父親の失意は相当のもので、仕事にも行かず一日中母親の位牌の側に座りこむ日々が続いていた。
不幸は重なるもので、父親が出社して来ないのをいいことに彼が社長を努める貿易会社は信頼していた部下によって乗っ取られ、父親は会社から完全に追放されてしまったのだった。
さらには貯蓄も尽きて父親は邸宅が売り払い、2人はこれまでとは打って変わって小さなアパートでの貧しい生活を余儀なくされた。
それでも大好きな父親と一緒であればどんなことだって耐えられる、そう少女はおもっていた。
しかし彼はその日を境に酒に溺れ、パチンコ屋に入り浸るようになり、最愛の娘である少女にも冷たくあたるようになった。
少女は失望しながらも、それでもなお彼を信じていた。
『いつかまた、カッコ良かったころのパパに戻ってくれる』、と。
そして少女は自慰行為にふけった。
愛する父親を想って。
──パパ……パパぁ!
自室のベッドの上で、今日も少女は自らの秘部に指を這わせ、自らを慰める。
じゅぷじゅぷ
膣内に指を挿入し、それを静かに動かす。
まだ未経験のために少女は第二関節部分までしか指を埋めることができず、その近辺の肉壁をひたすら愛撫する。
しかし、少女は父親に抱かれている自分の姿を想像するだけでも気持ちが高揚し、膣口はすぐに分泌液に満たされてゆくのだった。
──パパ、お願い。私を抱いて……。パパのおチ○ポをここに挿れて。
他人には決して言えない淫らな妄想──
それは、母親がまだ存命のころからずっと続いていた秘め事。
くちゅくちゅ
膣内は完全に湿潤となり、淫靡な水音と少女の荒い吐息が部屋に響き渡る。
──ああ、パパぁ、私、もうイキそうだよぉ……。
目の前に置いた写真立て──1番幸せだったころの家族写真に写る父親の姿を愛おしそうに見つめながら、少女は指を限界まで沈める。
──イックうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!!
そして少女はオーガズムに達した。
「はぁはぁ……」
自分の指にまとわりつく分泌液を見つめながら、荒く乱れた呼吸を整える。
少女は快楽の余韻に浸りながらも、どうしようもない虚無感に襲われていた。
──パパ……。
少女は体を起こすとタオルで手と股間を拭き取り、写真を再び見つめる。
大好きな父親──
少女がそれを意識したのはいつごろかは定かではない。
ただ普通と父親と触れ合い、よく遊び、中学生になっても一緒に入浴していた。
少女はそれが普通のことだと思っており、同級生が自分の父親についてよく漏らしていた愚痴を不思議そうに聞いていたものだった。
しかし少女の父親は今、よく同級生が話していたとおりのだらしなくて下品な父親像そのものと化してしまったのだ。
少女はため息を吐き出し、入浴するために風呂場へと向かった。
──こんな小さな浴槽じゃあ、パパと一緒にお風呂に入れないなぁ……。
湯船の中で膝を折り曲げながら、少女はそんなことを思った。
そして、体を洗おうと浴槽から出たその時だった──
ガラガラッ!
浴室の扉が勢いよく開け放たれると、そこには全裸になった父親が──ペニスを勃起させた父親が突然乱入してきたのだった。
「え?」
少女はあまりにも突然のことに頭の整理がつかないまま呆けていると、父親は彼女をその場に押し倒し、華奢な裸体の上にのしかかる。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
少女の悲鳴が浴室にこだまする。
父親は片手で少女の両腕が抑えつけると、大きく成長し続けている乳房に舌を這わせ、先ほど絶頂に達したばかりの秘部に指をねじ込んだ。
「ヤダ! パパ、やめてよ、お願いッ!!」
少女は懇願の叫びを発する。
その時、少女の体にポツポツと雫が滴る。
それは男の涙だった。
彼はしとどに涙を流しながら、
「サナエ……サナエぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」
亡き妻の名を連呼しながらその娘の体を貪るのだった。
「パパ……」
少女は父親の悲愴な姿を目の当たりにして抵抗するのをやめた。
もしも自分を抱くことで男が満足するのなら──母親の身代わりでもいいから男を支えられるのならそれで良いと思った。
「いいよ、パパ。私を抱いて……」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!!!」
男は哀愁を帯びた獣の咆哮を上げると、その大きなペニスを実の娘の膣口にあてがい、一気に挿入した。
ずちゅッ!
「うぁッ!?」
破瓜の痛みに少女は唇を噛み締める。
しかし、元々膣内が湿潤していたためにペニスそのものはすんなりと奥まで到達し、痛みも最初に感じた一瞬だけにとどまっていた。
「サナエ、サナエ、サナエぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!」
パン! パン! パンッッ!!
男は腰のピストン運動を加速させ、何度も少女の膣をノックする。
「ああン、スゴいよぉッ! パパのおチ○ポが挿入ってるぅ!! 私、パパと繋がってるよぉぉぉッッ!!」
少女の叫びはすでに矯正へと変貌し、初めて感じる快感に酔い痴れてゆく。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
男は獣の咆哮を上げて限界まで律動を早め、ペニスを膣内から引き抜く。
どぴゅぴゅぴゅぴゅッッ!!
その刹那、ペニスから精液が射出され、少女の髪を、顔を、胸を、体全体を白く汚してゆく。
「はぁン、スゴい……パパのザーメンがこんなにたくさん……」
少女は恍惚とした面持ちで全身にまとわりつく白濁の液を見つめる。
幸い破瓜による出血は無かったものの、予期せぬ処女喪失は少女に複雑な心情をもたらした。
「お、オレは……。オレは何てことをぉぉぉぉぉぉ!!」
刹那、ようやく冷静さを取り戻した男は、実の娘の痛々しい姿を目の当たりにして己がしでかしたことの重大さを思い知り、頭を抱えて再び泣き叫んだ。
「パパ……」
それでも少女は男を責めることなくその頭をそっと撫でる。
愛する父親との背徳の性行──
たしかに少女はそれを夢想し、心のどこかで願っていた。
しかし、現実に行われたそれは彼女が想像していたよりも遥かに生々しく、どうしようもないくらいの虚無感をもたらすのだった。
♢
立ち直って欲しいという少女の願いも虚しく、父親は変わらず酒とパチンコに狂う日々を繰り返していた。
そして彼女は生活費を稼ぐために、中学を卒業すると同時にアルバイトを始めた。
朝は新聞配達。昼はコンビニ。夕方は清掃。
今まで苦労を知らずお嬢様暮らしをしていた少女にとって労働はとても過酷ではあったが、同時にこれまで家族を養うためにずっと働き詰めだった父親への感謝の気持ちが芽生え、今度は自分が父親を支えるのだという強い思いをいだくのだった。
しかし、そんな少女の思いとは裏腹に父親の方は1年経っても2年経ってもまったく変わる気配を見せないどころか、少女が汗水垂らして稼いだ金に手をつけてさらに酒とパチンコに溺れるようになってしまったのだった。
届かぬ思い。
伝わらぬ気持ち。
そんな生活が3年も続いたころには少女は身も心も疲弊しきってしまい、そして、ついに我慢の限界を超えた彼女は父親を見捨てて家を出たのだ。
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