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5章 中年は王都で目立つ
第43話 自称魔道具技師って話
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誤字訂正、ご意見ご感想などのコメントもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------------------
「これはどこで売ってるんですか?」
不動産屋の店主は魔道キッチンや魔道トイレに興味深々である。
「今はまだ個人的にご依頼頂いた方に作らせて頂いてます。」
「おいくらくらいで作ってもらえるようなものでしょうか?」
「そうですね~~。大体、1つ金貨400枚といったところでしょうか。」
「おぉ、確かにそれくらいはするでしょうなぁ。というか安いくらいですな。」
店主がもみてになっている。
まぁ家具家電付き住宅なんていう発想もないところにシステムキッチン付き住宅みたいな感じなワケだから、不動産屋さんから見れば、懇意にしておきたいのだろう。
「とりあえず近々、魔道具販売もオープンしたいので、この前見た2番目の土地も近々、買わせていただきますね。」
「おぉそれはいいですな。王都広しと言えどもこれほどの魔道具は見かけませんから、売れる事間違いなしです。」
「ありがとうございます。まずはこの家の入居者をよろしくお願いしますね。」
「はい!早速、心当たりに伺いをたててみますね!」
店主は大急ぎで戻っていった。
魔道具店をやるなら是非作りたいものがある。
魔道ライター、魔道水筒、魔道ペンである。
魔道灯は既に作っているが、民生用に簡易版を作成するのもいい。
実はこれらの道具の肝となる、魔石から魔力を抽出回路はほぼその内容を異空間に留めている。これによって私意外は、これらの魔道具をほぼマネする事は出来ない。
ライターもペンも水筒も魔石自体を異空間に隠し、使い捨てにした方が商売になるだろう。
早速作業室にこもって150セットづつほど作ったところで魔力切れを起こして一度休んだ。
魔力切れを2周くらいしたところで不動産屋の店主が、いかにも執事やメイド風の人達を10人ほど連れてきたので、魔道具の簡単な説明を行って、必要なら別料金で、空間魔法師に依頼して部屋数を追加する事も可能と伝えたところ、10人とも目をギラギラ輝かせ始めた。
実は王都には王立学院がいくつかある。
上位の貴族は領地を与えられているため、その息子や娘は学院の寮に入ることが多い。
しかし、自由が効かないのも事実で、手頃な賃貸はきっと借り手があると踏んだ。
案の定、4件ともこの国ではかなり上位の貴族が借りることが決まり、4件とも空間拡張の申し出があった。
こうして我が家の2階には貴族の子供様達がお住まいになられる事になった。
実際には、貴族の当主自身の部屋も用意する家があったため、王都の別宅扱いなのだろう。
最終的には賃料が1軒、1か月につき金貨8枚になった。さすがに貴族様はお金持ちだ。
まぁそもそも私はお金を作れてしまうので稼ぐ必要はない。
周りの目を気にして、とりあえず『家賃収入で生活してる人』を演じられればいいのだが、毎月金貨32枚が入るとなればかなりの高給取りである。
図書館生活の時に調べてみたが、金貨を製造する行為自体は違法ではない。何故なら硬貨にする金や白金があるなら、ネックレスや指輪にして売った方が価値が上がるかららしい。
じゃあ混ぜモンでもして硬貨にし直せば、、、まぁそこまでする技術があるなら真っ当に稼げるのだろう。
ちなみに、金貨を溶かしてネックレスなどにする事も犯罪にはならないらしいが、そういったお店は変な噂が立つのを恐れてしないのかもしれない。まぁ推測でしかないけど。。。
隷属魔法については使える人が少ないのか、奴隷の扱いに関する決まりはあるらしいが、そもそも人攫いすら取り漏らす世界でどれほどの意味があるかすら疑問だと思う。
魔道具販売に関しては、先程の小物のみで魔道キッチンや魔道トイレを販売する気はない。
設置されている家を貸し出す私にとって、折角のアドバンテージを潰す必要がないから。
とりあえず、安定的な収入も確保できた事は嬉しい。
入居者からの拡張依頼をさっさと終わらせて、私は王都の雑貨屋さんを目指した。
もちろん狙いはスクロールである。
魔法に関しては正直、今使えるもので事足りているが、スキルについてはまだまだ。
鑑定眼と気配探知以外もどんどん積極的に覚えて行こうと考えている。
希少なスキルを求めて、オークションの情報も仕入れたい。
「いらっしゃいませ~。」
(おぉ、そういえば自分で買い物に来たのは久しぶりだ。)
「スクロールを探しているのですが、、」
「スクロールはあちらのコーナーにございます。」
店員は丁寧な感じでスクロール売り場を教えてくれた。
スクロール売り場に着いて、ひとつひとつに鑑定眼をかけて見る。
まぁスクロールは安い買い物ではないので、鑑定していてもお店側からは特に注意などされる雰囲気はない。
とりあえずめぼしいスクロールを1枚づつ購入する。
剣術、槍術、弓術、格闘術、暗殺術、隠密、罠解除
どれも、よくあるスキル。
1つが金貨120枚と少し高価だったが、どれもあったらうれしいスキルだったので購入した。
ちなみに、オークションは月1回開催されているとのこと。
次のオークションは1週間後であると教えてもらった。
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「これはどこで売ってるんですか?」
不動産屋の店主は魔道キッチンや魔道トイレに興味深々である。
「今はまだ個人的にご依頼頂いた方に作らせて頂いてます。」
「おいくらくらいで作ってもらえるようなものでしょうか?」
「そうですね~~。大体、1つ金貨400枚といったところでしょうか。」
「おぉ、確かにそれくらいはするでしょうなぁ。というか安いくらいですな。」
店主がもみてになっている。
まぁ家具家電付き住宅なんていう発想もないところにシステムキッチン付き住宅みたいな感じなワケだから、不動産屋さんから見れば、懇意にしておきたいのだろう。
「とりあえず近々、魔道具販売もオープンしたいので、この前見た2番目の土地も近々、買わせていただきますね。」
「おぉそれはいいですな。王都広しと言えどもこれほどの魔道具は見かけませんから、売れる事間違いなしです。」
「ありがとうございます。まずはこの家の入居者をよろしくお願いしますね。」
「はい!早速、心当たりに伺いをたててみますね!」
店主は大急ぎで戻っていった。
魔道具店をやるなら是非作りたいものがある。
魔道ライター、魔道水筒、魔道ペンである。
魔道灯は既に作っているが、民生用に簡易版を作成するのもいい。
実はこれらの道具の肝となる、魔石から魔力を抽出回路はほぼその内容を異空間に留めている。これによって私意外は、これらの魔道具をほぼマネする事は出来ない。
ライターもペンも水筒も魔石自体を異空間に隠し、使い捨てにした方が商売になるだろう。
早速作業室にこもって150セットづつほど作ったところで魔力切れを起こして一度休んだ。
魔力切れを2周くらいしたところで不動産屋の店主が、いかにも執事やメイド風の人達を10人ほど連れてきたので、魔道具の簡単な説明を行って、必要なら別料金で、空間魔法師に依頼して部屋数を追加する事も可能と伝えたところ、10人とも目をギラギラ輝かせ始めた。
実は王都には王立学院がいくつかある。
上位の貴族は領地を与えられているため、その息子や娘は学院の寮に入ることが多い。
しかし、自由が効かないのも事実で、手頃な賃貸はきっと借り手があると踏んだ。
案の定、4件ともこの国ではかなり上位の貴族が借りることが決まり、4件とも空間拡張の申し出があった。
こうして我が家の2階には貴族の子供様達がお住まいになられる事になった。
実際には、貴族の当主自身の部屋も用意する家があったため、王都の別宅扱いなのだろう。
最終的には賃料が1軒、1か月につき金貨8枚になった。さすがに貴族様はお金持ちだ。
まぁそもそも私はお金を作れてしまうので稼ぐ必要はない。
周りの目を気にして、とりあえず『家賃収入で生活してる人』を演じられればいいのだが、毎月金貨32枚が入るとなればかなりの高給取りである。
図書館生活の時に調べてみたが、金貨を製造する行為自体は違法ではない。何故なら硬貨にする金や白金があるなら、ネックレスや指輪にして売った方が価値が上がるかららしい。
じゃあ混ぜモンでもして硬貨にし直せば、、、まぁそこまでする技術があるなら真っ当に稼げるのだろう。
ちなみに、金貨を溶かしてネックレスなどにする事も犯罪にはならないらしいが、そういったお店は変な噂が立つのを恐れてしないのかもしれない。まぁ推測でしかないけど。。。
隷属魔法については使える人が少ないのか、奴隷の扱いに関する決まりはあるらしいが、そもそも人攫いすら取り漏らす世界でどれほどの意味があるかすら疑問だと思う。
魔道具販売に関しては、先程の小物のみで魔道キッチンや魔道トイレを販売する気はない。
設置されている家を貸し出す私にとって、折角のアドバンテージを潰す必要がないから。
とりあえず、安定的な収入も確保できた事は嬉しい。
入居者からの拡張依頼をさっさと終わらせて、私は王都の雑貨屋さんを目指した。
もちろん狙いはスクロールである。
魔法に関しては正直、今使えるもので事足りているが、スキルについてはまだまだ。
鑑定眼と気配探知以外もどんどん積極的に覚えて行こうと考えている。
希少なスキルを求めて、オークションの情報も仕入れたい。
「いらっしゃいませ~。」
(おぉ、そういえば自分で買い物に来たのは久しぶりだ。)
「スクロールを探しているのですが、、」
「スクロールはあちらのコーナーにございます。」
店員は丁寧な感じでスクロール売り場を教えてくれた。
スクロール売り場に着いて、ひとつひとつに鑑定眼をかけて見る。
まぁスクロールは安い買い物ではないので、鑑定していてもお店側からは特に注意などされる雰囲気はない。
とりあえずめぼしいスクロールを1枚づつ購入する。
剣術、槍術、弓術、格闘術、暗殺術、隠密、罠解除
どれも、よくあるスキル。
1つが金貨120枚と少し高価だったが、どれもあったらうれしいスキルだったので購入した。
ちなみに、オークションは月1回開催されているとのこと。
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