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5章 中年は王都で目立つ
第44話 とりあえずダンジョンに行ってみるって話
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誤字訂正、ご意見ご感想などのコメントもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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翌日、不動産屋の店主が私の元を訪ねてきた。
さっそく以前見て回った空き地に是非魔道具のお店を出してほしいとのことらしい。
よっぽど魔道キッチンや魔道トイレが気になったらしい。
そこで、魔道キッチンや魔道トイレは当面販売しないことを告げ、
魔道ライターや魔道水筒、魔道ペンなどを見せた。
当面は、魔道具やではなく雑貨屋として経営しようと考えていることを伝えた。
ユーリナ、ミューリ、シュレームをそれぞれ紹介し、
当面はシュレームに雑貨屋の運営を任せることまでを告げて、土地を購入した。
金貨2000枚とかなり高価だったが、私はそれほど気にならなかった。
店舗の2階から上には、自宅と同じようにいくつかの部屋を貸し出そうと伝えると、
是非10部屋ほど作ってほしいとのことであったため、店舗は4階建てで作ることを伝えた。
1階は店舗、2階から4階は住宅を4戸作成することを約束した。
自宅の2階には4戸の住宅を作成しているが、そこの貴族が嫌な顔をしないよう、
建てる前に根回しをしてもらうことを約束した。
早速、購入した土地に行って、土魔法で店舗を構築した。
2階から4階もとりあえず形だけは作った。
店舗と自宅を異空間でつなげ、自宅からこっそり店舗に通えるようにした。
土地を購入して4日経った頃、すべての住居に魔道具の設置を行い、内覧会を実施した。
少し多く作りすぎたかと思ったが、前回の評判があったらしく内覧には多くの執事やメイドが参加した。
不動産屋と相談し、この住居に関しては毎月金貨9枚の家賃で貸し出すことを決め募集した。
全ての部屋が埋まった。もちろん空間拡張の依頼も来たので、後日、それぞれの部屋に合わせて拡張を行った。
『貴族ってどんだけ金持ってんだよ!』と心の中でひそかなツッコミを入れながらも
9枚×12戸+8枚×4戸で、金貨140枚が毎月の収入として入ってくることになった。
金貨20枚程度で1年生活できる庶民と比べれば、かなりの収入になる。
店舗側には私が作成した魔道具の小物と、他の雑貨屋で仕入れた小物を置いてみた。
スクロールや武器防具の買い取りなども行う為、ユーリナ、ミューリ、シュレームに鑑定眼を習得させた。
とりあえず開店の段取りはシュレームに任せて、
私はダンジョンに向かうことにした。
それは、魔道キッチンや魔道トイレにはまだまだ欠陥があるためである。
その欠陥を直すため、私はダンジョンに行く必要があった。
◆
王都近くの初級ダンジョン。
私は一人でそこに来ていた。
一応冒険者ランクFでも入れるダンジョンである。
そのダンジョンの1階層にいるスライムが今回の目的である。
実は、魔道キッチンやトイレは廃棄物を異空間に放り込んでいるだけである。
もちろん容量は広げることができるが、それでも有限であることに変わりはないし、
いわゆる廃棄物のたまり場に私は入りたいとは思わない。
そこでどうしても廃棄物処理班としてスライムを隷属化する必要があった。
今でも一部の貴族の家の地下には大きな空洞を作り廃棄物処理用のスライムを飼う仕組みはある。
それを異空間で1か所にまとめてしまおうというのが今回の目的である。
2、3匹テイムできれば上等である。
隷属魔法は人間種にも応用可能だが、もともとは魔獣をテイムすることを目的として生み出された魔法である。
以前は牛の魔物に農耕をやらせたり、空を飛ぶ魔物を乗り物として使った記録が、図書館にあったが、
今では廃れてしまったロストテクノロジーというやつである。
それからダンジョンの1階を散策し、3匹のスライムを隷属化することに成功した。
今ではステータスが上がりすぎてしまい、スライムを1撃で倒してしまうため、力加減が非常に大変だった。
早速、汚物処理空間にスライムを解き放つ。
そこに今作っている魔道キッチンや魔道トイレ、魔道バスなどの排水溝などを接続する。
汚物処理空間の高さは絶対にスライムが上がってこないように20メートルほどとした。
ある程度スライムが増えた場合を考慮して、15メートルより上にスライムが来た場合は
焼却するように魔法陣も仕込んだ。
折角来たのだからと、初級ダンジョンを下に下に進んでいくと何故か踏破できてしまった。
まぁはっきり言ってレベル差がひどく、全く手ごたえを感じることすらなかった。
一応、ダンジョンコアの破壊は禁止されているため、そのまま地上まで歩いて戻ったが、
最下層にいるミノタウロスの角を踏破証明としてギルドに提出する必要があるということで、
一応取ってきた。
しかし、私はギルドカードを壊してしまっているので、今更Dランクに上がることさえできない。
仮にDランクにあげようとギルドに行けば、本当のステータスがバレて大騒ぎになってしまうかもしれない。
最悪、中級ダンジョンや上級ダンジョンの入り口は入り口の衛兵から隠れて侵入すればできないことはない。
今のところ、いくつかの未踏破の上級ダンジョンは存在するが、スタンピートなどの危険性はないと思われている。
ダンジョンの探索を終え、異空間を通って帰宅した。
シュレームは『明日にでもオープンできます。』と張り切っていた。
明日は私がオークションに向かうため、新規入居者の案内をユーリナ、ミューリ、シュレームに任せ、
雑貨屋のオープンは明後日とした。
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翌日、不動産屋の店主が私の元を訪ねてきた。
さっそく以前見て回った空き地に是非魔道具のお店を出してほしいとのことらしい。
よっぽど魔道キッチンや魔道トイレが気になったらしい。
そこで、魔道キッチンや魔道トイレは当面販売しないことを告げ、
魔道ライターや魔道水筒、魔道ペンなどを見せた。
当面は、魔道具やではなく雑貨屋として経営しようと考えていることを伝えた。
ユーリナ、ミューリ、シュレームをそれぞれ紹介し、
当面はシュレームに雑貨屋の運営を任せることまでを告げて、土地を購入した。
金貨2000枚とかなり高価だったが、私はそれほど気にならなかった。
店舗の2階から上には、自宅と同じようにいくつかの部屋を貸し出そうと伝えると、
是非10部屋ほど作ってほしいとのことであったため、店舗は4階建てで作ることを伝えた。
1階は店舗、2階から4階は住宅を4戸作成することを約束した。
自宅の2階には4戸の住宅を作成しているが、そこの貴族が嫌な顔をしないよう、
建てる前に根回しをしてもらうことを約束した。
早速、購入した土地に行って、土魔法で店舗を構築した。
2階から4階もとりあえず形だけは作った。
店舗と自宅を異空間でつなげ、自宅からこっそり店舗に通えるようにした。
土地を購入して4日経った頃、すべての住居に魔道具の設置を行い、内覧会を実施した。
少し多く作りすぎたかと思ったが、前回の評判があったらしく内覧には多くの執事やメイドが参加した。
不動産屋と相談し、この住居に関しては毎月金貨9枚の家賃で貸し出すことを決め募集した。
全ての部屋が埋まった。もちろん空間拡張の依頼も来たので、後日、それぞれの部屋に合わせて拡張を行った。
『貴族ってどんだけ金持ってんだよ!』と心の中でひそかなツッコミを入れながらも
9枚×12戸+8枚×4戸で、金貨140枚が毎月の収入として入ってくることになった。
金貨20枚程度で1年生活できる庶民と比べれば、かなりの収入になる。
店舗側には私が作成した魔道具の小物と、他の雑貨屋で仕入れた小物を置いてみた。
スクロールや武器防具の買い取りなども行う為、ユーリナ、ミューリ、シュレームに鑑定眼を習得させた。
とりあえず開店の段取りはシュレームに任せて、
私はダンジョンに向かうことにした。
それは、魔道キッチンや魔道トイレにはまだまだ欠陥があるためである。
その欠陥を直すため、私はダンジョンに行く必要があった。
◆
王都近くの初級ダンジョン。
私は一人でそこに来ていた。
一応冒険者ランクFでも入れるダンジョンである。
そのダンジョンの1階層にいるスライムが今回の目的である。
実は、魔道キッチンやトイレは廃棄物を異空間に放り込んでいるだけである。
もちろん容量は広げることができるが、それでも有限であることに変わりはないし、
いわゆる廃棄物のたまり場に私は入りたいとは思わない。
そこでどうしても廃棄物処理班としてスライムを隷属化する必要があった。
今でも一部の貴族の家の地下には大きな空洞を作り廃棄物処理用のスライムを飼う仕組みはある。
それを異空間で1か所にまとめてしまおうというのが今回の目的である。
2、3匹テイムできれば上等である。
隷属魔法は人間種にも応用可能だが、もともとは魔獣をテイムすることを目的として生み出された魔法である。
以前は牛の魔物に農耕をやらせたり、空を飛ぶ魔物を乗り物として使った記録が、図書館にあったが、
今では廃れてしまったロストテクノロジーというやつである。
それからダンジョンの1階を散策し、3匹のスライムを隷属化することに成功した。
今ではステータスが上がりすぎてしまい、スライムを1撃で倒してしまうため、力加減が非常に大変だった。
早速、汚物処理空間にスライムを解き放つ。
そこに今作っている魔道キッチンや魔道トイレ、魔道バスなどの排水溝などを接続する。
汚物処理空間の高さは絶対にスライムが上がってこないように20メートルほどとした。
ある程度スライムが増えた場合を考慮して、15メートルより上にスライムが来た場合は
焼却するように魔法陣も仕込んだ。
折角来たのだからと、初級ダンジョンを下に下に進んでいくと何故か踏破できてしまった。
まぁはっきり言ってレベル差がひどく、全く手ごたえを感じることすらなかった。
一応、ダンジョンコアの破壊は禁止されているため、そのまま地上まで歩いて戻ったが、
最下層にいるミノタウロスの角を踏破証明としてギルドに提出する必要があるということで、
一応取ってきた。
しかし、私はギルドカードを壊してしまっているので、今更Dランクに上がることさえできない。
仮にDランクにあげようとギルドに行けば、本当のステータスがバレて大騒ぎになってしまうかもしれない。
最悪、中級ダンジョンや上級ダンジョンの入り口は入り口の衛兵から隠れて侵入すればできないことはない。
今のところ、いくつかの未踏破の上級ダンジョンは存在するが、スタンピートなどの危険性はないと思われている。
ダンジョンの探索を終え、異空間を通って帰宅した。
シュレームは『明日にでもオープンできます。』と張り切っていた。
明日は私がオークションに向かうため、新規入居者の案内をユーリナ、ミューリ、シュレームに任せ、
雑貨屋のオープンは明後日とした。
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