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8章 中年は平和を望んでみる
第85話 待ち人は待たずに探すって話
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お気に入り設定ありがとうございます。
誤字訂正、ご意見ご感想などもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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なんか以前もこんなことあったな。
そんな既視感にも駆られながらキジュの話に耳を傾ける。
こちらの時間的には1か月前くらいに、もう一人の私がサーシャとサンジェルマン伯爵から
ダン・ブランディング伯の捜索を頼まれ、結果的に『多分死亡したとみて間違いない。』との結論になったことを思い出す。
<『桜花』も高位の冒険者なのだから、危なくなっていればきちんと退却しているだろう。>
そんなことを考えながらも、キジュとしても心配で仕方がないといったところだろう。
私としては、魔道学校の件がまだ何も始まっていないので、
魔道トイレや魔道バスの普及をソシアやセシアと打ち合わせする毎日を送っている。
『桜花』を探索に行くのはやぶさかではない。
そこでキジュに2つだけお願いをした。
1つは探索前に準備をするので開始は2日後。
もう一つは、私が探索に入っても10日以上かかる。
そこで、『桜花』が探索を開始してから30日経過するまでは冒険者ギルドを通じた連絡を待ってほしい。
というお願いをしたのである。
その条件に関してはキジュにも納得してもらい、私は普通にソロでダンジョンに向かうことを約束した。
「俺からも一つだけ条件がある。見つかっても見つからなくても、今から15日後までには必ず戻ってきてくれ!」
そういったキジュの目はいつもよりも真剣だった。
それから私は家に戻りまずは準備するものを考えた。
食料と雑貨。あとレベルももう少しあげておきたい。
それとダンジョン探索をするのならどうしても欲しいスキルがあるのでそれを探す必要がある。
夕方になりニテを迎えに行く。
ニテにキジュから頼まれた探索に出ることを伝えると。
「シュウさんなら大丈夫!行ってらっしゃい。」
と笑顔で許してもらえた。
ニテが寝静まった後、さっそく探索の準備に入る。
まずはレベル上げと若返りを同時に行う。
異空間で若返りの魔法陣を使い3歳ほど若返る。
変装の意味も兼ねているが、単純にレベルアップにそれだけの時間がかかったから。
合わせてレベルアップを行う。現在は300なので、
一気に500くらいまで上げれば十分だろうと思う。
できればこれらの力は使わずにいたかったが、
もう一人の自分と同じ程度のステータスになるためにはレベル400くらいでは不安だった。
一番大きな理由としては、『何としてもランバダ達を見つける!』という目的意識があったから、
使うことにした。
今回、探索の準備に必要なお金は魔力で作り出した。
しかし、自分の中での取り決めとして、探索後に同額のお金を必ず魔力に戻すと決めていた。
今回の探索のせいで、インフレが起こってもしょうがないからである。
翌日、いつも通りニテを教会に送る。
流石にニテは少し若返ったことに気づいたようだが、他の人では分からないだろう。
それからルマンの街に転移した。雑貨屋にはお目当てのものはなかった。
次に王都に転移した。そこで求めていたスキルスクロールを入手する。
『罠探知』のスクロール。
これは前回のダンジョン探索時に一番役にたったスキルだったから。
私は基本遠距離攻撃を得意とするので、できるだけ接近する前に罠に位置が知りたい。
そうでなければ、『即死性の罠にはまって終わり』なんてことにもなりかねない。
『隠密』と『気配探知』があれば気づかずに先制を喰らうことはまぁないだろうと思う。
あとたまたま見つけた『地図化』というスキルのスクロールも購入しておいた。
これが想定通りのスキルなら、きっとダンジョン探索に有効だろうと考えたからだった。
チェスターに戻り食材の買い足しなどを行い、準備が完了する。
しめて金貨204枚。これが今回の探索の素材で必ず稼がなきゃいけない金額。
より下の階層の魔物の素材であれば十分稼げるだろうと思っている。
その日の夕方もニテを迎えに行って二人で家に戻る。
二人で晩御飯を食べる時間が一番楽しかったりするので、
これから少しの間会えなくなるのが少しだけ寂しかった。
-------------------------------------------------------------
翌日、ニテを教会の前まで送って『行ってきます!』と伝えた。
教会に入ろうとするニテが『いってらっしゃい。』と優しく笑ってくれた。
その足でキジュの家を目指し、キジュの家の門番に『ダンジョンに向かう』という伝言だけをお願いして、
チェスターのダンジョンへと向かった。
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これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
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なんか以前もこんなことあったな。
そんな既視感にも駆られながらキジュの話に耳を傾ける。
こちらの時間的には1か月前くらいに、もう一人の私がサーシャとサンジェルマン伯爵から
ダン・ブランディング伯の捜索を頼まれ、結果的に『多分死亡したとみて間違いない。』との結論になったことを思い出す。
<『桜花』も高位の冒険者なのだから、危なくなっていればきちんと退却しているだろう。>
そんなことを考えながらも、キジュとしても心配で仕方がないといったところだろう。
私としては、魔道学校の件がまだ何も始まっていないので、
魔道トイレや魔道バスの普及をソシアやセシアと打ち合わせする毎日を送っている。
『桜花』を探索に行くのはやぶさかではない。
そこでキジュに2つだけお願いをした。
1つは探索前に準備をするので開始は2日後。
もう一つは、私が探索に入っても10日以上かかる。
そこで、『桜花』が探索を開始してから30日経過するまでは冒険者ギルドを通じた連絡を待ってほしい。
というお願いをしたのである。
その条件に関してはキジュにも納得してもらい、私は普通にソロでダンジョンに向かうことを約束した。
「俺からも一つだけ条件がある。見つかっても見つからなくても、今から15日後までには必ず戻ってきてくれ!」
そういったキジュの目はいつもよりも真剣だった。
それから私は家に戻りまずは準備するものを考えた。
食料と雑貨。あとレベルももう少しあげておきたい。
それとダンジョン探索をするのならどうしても欲しいスキルがあるのでそれを探す必要がある。
夕方になりニテを迎えに行く。
ニテにキジュから頼まれた探索に出ることを伝えると。
「シュウさんなら大丈夫!行ってらっしゃい。」
と笑顔で許してもらえた。
ニテが寝静まった後、さっそく探索の準備に入る。
まずはレベル上げと若返りを同時に行う。
異空間で若返りの魔法陣を使い3歳ほど若返る。
変装の意味も兼ねているが、単純にレベルアップにそれだけの時間がかかったから。
合わせてレベルアップを行う。現在は300なので、
一気に500くらいまで上げれば十分だろうと思う。
できればこれらの力は使わずにいたかったが、
もう一人の自分と同じ程度のステータスになるためにはレベル400くらいでは不安だった。
一番大きな理由としては、『何としてもランバダ達を見つける!』という目的意識があったから、
使うことにした。
今回、探索の準備に必要なお金は魔力で作り出した。
しかし、自分の中での取り決めとして、探索後に同額のお金を必ず魔力に戻すと決めていた。
今回の探索のせいで、インフレが起こってもしょうがないからである。
翌日、いつも通りニテを教会に送る。
流石にニテは少し若返ったことに気づいたようだが、他の人では分からないだろう。
それからルマンの街に転移した。雑貨屋にはお目当てのものはなかった。
次に王都に転移した。そこで求めていたスキルスクロールを入手する。
『罠探知』のスクロール。
これは前回のダンジョン探索時に一番役にたったスキルだったから。
私は基本遠距離攻撃を得意とするので、できるだけ接近する前に罠に位置が知りたい。
そうでなければ、『即死性の罠にはまって終わり』なんてことにもなりかねない。
『隠密』と『気配探知』があれば気づかずに先制を喰らうことはまぁないだろうと思う。
あとたまたま見つけた『地図化』というスキルのスクロールも購入しておいた。
これが想定通りのスキルなら、きっとダンジョン探索に有効だろうと考えたからだった。
チェスターに戻り食材の買い足しなどを行い、準備が完了する。
しめて金貨204枚。これが今回の探索の素材で必ず稼がなきゃいけない金額。
より下の階層の魔物の素材であれば十分稼げるだろうと思っている。
その日の夕方もニテを迎えに行って二人で家に戻る。
二人で晩御飯を食べる時間が一番楽しかったりするので、
これから少しの間会えなくなるのが少しだけ寂しかった。
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翌日、ニテを教会の前まで送って『行ってきます!』と伝えた。
教会に入ろうとするニテが『いってらっしゃい。』と優しく笑ってくれた。
その足でキジュの家を目指し、キジュの家の門番に『ダンジョンに向かう』という伝言だけをお願いして、
チェスターのダンジョンへと向かった。
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